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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

夏の草木染ワークショップを開催しました(8月9日) 

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
~涼しげな夏の藍を染めよう~
草木染めワークショップ

を開催しました。

外は炎天下の猛暑
この暑さを避けるため、
会場はみの木工工房FUKUBEで開催しました。
1教室

午前中は講師のばきちゃんが、
草木染の座学とタデアイの生葉染
2生葉染

午後からはインドアイの藍染
大物

生葉染に藍染を重ねてグラデーションを楽しむ方も。
ストール

絞りも工夫して、
様々な作品が出来上がりました。
絞り

詳しはウォーリーが報告してくださった、
ろうきん森の学校だよりをご覧ください。

↓こちらをクリック
ろうきん森の学校だより
「藍染から生まれる自然への愛」


(おの)
  1. 2023/09/08(金) 12:06:07|
  2. ┗ ろうきん森の学校

2年ぶりの親子キャンプ開催しました(7月29日、30日)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
ネイチャーガイドと一緒に
夏の親子キャンプと虫探し

昨年コロナのため中止となってしまった夏の親子キャンプ
2年ぶりの開催です。

はじめは毎年恒例のものづくり体験から。
以前は、竹で器をつくったり、
お箸をナイフで削ったりしましたが、
今回は「焚火」をテーマに設定。

まずは安全なナイフの使い方を学びます。
ナイフの説明

削ってもらったのは焚き付けになるフェザースティック。
子どもたちにはなかなかの難関ですが、
みんな真剣に取り組んでくれました。
かつて子どもだったお父さんも、ほらこの通り。
フェザースティック

次は火おこし体験。
4月にKIDS GO WILD主宰のやっしから教わった
火打ちガネを使った原始の火おこしに挑戦。
そのあと、現代の火おこしメタルマッチと比べてもらい、
みんな夢中になって火を起こしてくれました。
メタルマッチ

その火を使って、肉巻きソーセージを焼いたり、
焼きマシュマロでスモアをつくったり、
暑い夏もなんのその、みんな熱く楽しんでいました。
マシュマロ

いよいよ午後からはふくちゃんの虫探し。
ふくちゃん

仕掛けをつくって山にセットして、
夜の森へ出かけました。
夜の森

いました!
カブトのオスに出会えると気分は最高潮!
カブトムシ

こんな神秘の世界にも出会うことができました。
セミの羽化

お目当ての虫の出会えた子も出会えなかった子も
いい思い出になってくれると嬉しいです。

しかしこの夏は非常に暑い!
ろうきんの森の設備もこの9年間でずいぶん充実してきました。
シャワーミストで涼んだり、
森の家のシャワー室も大好評でした。
シャワー

デッキの上にもテントを広々と設置できました。
テント

そんなこんなで、二日目の朝には
昨日出会ったばかりの子どもたちが、
すっかり仲良しになっていました。
食事

今年もみんなの笑顔に出会えて、
素敵なキャンプとなりました。
草原

参加者の皆さん、
スタッフの皆さん、
ありがとうございました。
(おの)
  1. 2023/09/05(火) 16:02:50|
  2. ┗ ろうきん森の学校

キハダを使いつくした五日間

夏の始まった7月中旬
ONE TREE
〜キハダを使い尽くす〜
連続講座が急所開催の運びとなりました。

材料に使うキハダは、
奈良県山添村のキハダ農家さんが育てたもの。
漢方薬に原料となる黄檗(内皮)を採取した後に残った
木材の部分の有効利用を図ります。
キハダの利用

ちょうど前の週にラダーバックチェアづくり用に
山から運び出されたキハダの材を
主催者のマツトモサンから分けていただいて、
この講座の開催へとつながりました。
ラダーバックチェア

二週にまたぎ、計五日間でこのキハダを使いつくしました。
初日は木彫りの熊づくり
まずは丸太の切断からはじまります
丸太の切断

黄色の熊が出来上がりました!
お尻がかわいい

表情が豊か

今回このプログラムの考案者である福畑さんに無理を言って、
私たちの主催講座のアイテムとして使わせていただきました。
これまで私自身、まだ10体程度しかつくっていませんが、
本当に完成されたプログラムだなと感心します。
福畑さんに感謝です❗️

二日目はスプーン
スプーン

翌週(三日目)
二週目初日は我谷盆(わがたぼん)
「ノミが気持ち良く削れた!」
という、嬉しい感想いただきました。
我谷盆

四日目
昨日の我谷盆の仕上げ作業を終えたあと、
11時から新たな丸太を割ります。
二日間かけて、最終課題のククサづくりに取り組みます。
ククサづくり

ノミでカップの内側を彫り終えた後、
斧を使ってひたすら外側をはつり落とします。
外は灼熱の酷暑日でしたが、部屋の中はエアコンが効いて快適!
快適?
の筈が、斧を振り続ける身体に熱がこもって、みんなヘトヘト。
そして今日実感したこと。
グリーンウッドワークは急ぐものではなく、楽しくゆっくり削る時間を味わうもの。
ここに断言します!
ククサは一日にしてならず!
ククサ一日目

5日目 講座最終日
告知が開催直前だったにも関わらず、
5名の方にご参加いただき、無事に講座を終えることができました。
onetree.jpg

特に水野さんと平田さんは5日間全日程でのご参加、
本当にありがとうございました。
完成

ONE TREEといいながらも、実は何ヶ所かのキハダ農家さんの木を使わせていただき、
硬かったり柔らかかったり、黄色が鮮やかだったり、臭いが違ったりと、
個性というか個体差が案外あったなというのが実感でした。
そんな中でも、キハダの特長として椅子づくりの時にも感じましたが、
割裂性が良く、板にしやすい。
反面、粘りがあって、勢いでパキンと割れてしまう心配が少ない。
生の時は軟らかく、乾燥後は硬くなる。
黄色が鮮やか。
なかなか奥の深い子でした。

五日間、キハダと向かい合って、
苦楽を共にした参加者の皆さんと先程お別れして、寂しくもあり、
しかし充実した二週間でした。
セット
材をご提供くださったマツトモさん他、
黄檗採取の際お世話になった奈良の皆さんにも感謝申し上げます。

おの
  1. 2023/08/24(木) 18:32:40|
  2. 講座の実施報告

森の色えんぴつづくり教室

本日8/6(日)に下牧公民館のイベントである「森の色えんぴつづくり教室」が
みの木工工房「FUKUBE」で行われました。
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はじめに本日使う枝、エゴノキのお話を和傘を実際に見せながら
名和さんにお話をしてもらいました(^-^)/
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和傘に使われていることに参加者の方は興味深く聞いてくれていました。
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エゴノキのお話の後は実際に色えんぴつづくり!
最初に手回しドリルで枝に穴を開けていきます。
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開けた穴の中に好きな色のクーピーを入れていきます。
折れないように慎重に行なっていきます。

クーピーを入れたら、センという大きな道具を使って削っていきます。
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先が細く削れたらノコギリで最後に好きな長さに切っていきます。
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削るのが楽しくてほとんどの子が4本〜5本つくってくれていました。
中には7本つくってくれた子もいました。
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また、来年も参加したいと言っていただけて嬉しいです!
楽しんでもらえて私も一安心ヾ(o´∀`o)ノ
ご参加ありがとうございました〜
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(しめちゃん)

  1. 2023/08/06(日) 17:07:19|
  2. 講座の実施報告

山県市 inみやまの森 「動物づくり」1日目

山県市のみやまの森で「動物づくり」を実施しました。
暑い中、7名のお子さんが参加してくれました。
前回の家づくりに参加してくれた子が何人かいました!

使う枝は「ウリハダカエデ」
ウリハダカエデのお話をして講座が始まりました。
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まずは樹皮を削ります。
樹皮削りはシュルシュル削れ、子どもたちはあっという間にツルツルにしていました。
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樹皮が削れたら、動物の頭を削っていきます。
樹皮を削った時とは大違い!
生木でもウリハダカエデは少し硬かったですね。
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それでもみんな暑い中、かんばってくれました。

あたまができたら飾り付けです。
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どんな動物にしようかみんな想像しながら、
目、鼻、足をつけていきます。
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動物たちの完成です!
木の実や葉っぱなど森の恵みも使ってこんな素敵な動物が作れました\(^o^)/
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子どもたちから「楽しかった」「かたかった」「家づくりよりも難しかった」「次はクワガタを作りたい!」
などの感想をいただきました。ナイフが使えると作れるものがぐ〜んっと広がりますよ。

暑い中、ご参加ありがとうございました〜

(しめちゃん)

  1. 2023/08/03(木) 14:28:04|
  2. 講座の実施報告

カトラリーづくり連続講座《2023前期 ろうきん森の学校 森工塾 》@7/23ふたまたフォーク編

7/23(日)は、カトラリーづくり連続講座《2023前期 ろうきん森の学校 森工塾 》
3回目@ふたまたフォーク編 が行われました。
今回は、桜のの小径木からふたまたフォークを作りました🌱
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まずノコギリでサクラの小径木を切っていきます。
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斧の削り方の説明をし、午前中は斧で削る作業です。
初めて斧を使う方もいて最初は慣れず大変そうでしたが、何度も練習するうちにコツを掴んでいました。
何事も継続あるのみですね(^-^)/
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午後からはナイフを使用していきます。
フォークはさじ面をほらないのでナイフ1本で作れます。
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最後にはつくったフォークを使ってみなさんには使い心地を確かめてもらいました〜😊
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今回、はじめてグリーンウッドワークに参加してくださった方もおり、参加者の方からこんな感想をいただきました。
「使った道具が初めてでなかなかコツが掴めなかったが、やっているうちに楽しくなって、これからいろいろつくってみなくなった。」
「出来上がったフォークは使いやすい。やり切れて良かった。」
「ずっと作りたかったフォーク。今までで一番ナイフが上手く使えた。」
みなさん、素敵なフォークができて良かったです✨
ご参加ありがとうございました〜

次回は8/27(日)豆皿です!
まだ、参加募集していますのでご興味のある方はこちらから予約できます↓↓
カトラリー連続講座@豆皿編

(しめちゃん)
  1. 2023/07/25(火) 11:29:09|
  2. 講座の実施報告

木工のプロからナイフワークを学ぼうinあいち海上の森センター

7/22(土)はあいち海上の森で行われた
〜自然の中で子どもと楽しく過ごしたいための教育講座〜
木工のプロから学ぶナイフワークを開催しました。

講座の午前中は講義!

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・グリーンウッドワークとは?
・子どもにとっての木工とは?
・危険予知活動について
・ナイフワークの注意点
・道具選びについて
・刃物の研ぎ

などなど盛りだくさんの内容でしたが
みなさん真剣に聞いていました(^-^)/

子どもが安全に使えるのはどんなナイフ?
みなさん、いろんな種類のナイフに興味津々◎
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刃物に研ぎは必須!
今回はペーパーでの研ぎの紹介をしました。
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午後からは実際にナイフワークを体験してもらいました(*’U`*)
動物づくりです!海上の森にはどんな動物がいるかな?
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子どもたちにナイフの使い方を伝えるために何に気をつける必要があるのか。
午前中の講義の復習としてナイフワークの説明を行いました。
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材料は海上の森で取れた枝を使用しました。
タカノツメ・ツバキ・リョウブ・サカキの4種類。
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皮を削って、各々どんな動物を作るのか想像しながら削っていきます。
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次に胴体に足をつける穴を開けていきます。
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最後は、装飾付けです。耳やしっぽ、目をつけていきます。
中にはツノをつけている方もいらっしゃいました。
「これつけたらどうだろう?」「この枝かっこいいな」など
ビーズや細い枝、装飾物によっていろんな発想ができますね。
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みなさんが作った動物をジオラマの森の中に置いて完成です!
犬、シカ、イノシシ、クマなど素敵な動物ができました。中にはトリケラトプスまで(´∀`*)
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参加者の皆さんからは、
「動物づくりは夢中になれて楽しかった」
「実際にものづくりを体験できて楽しかった」
「自分が楽しく作ることと人に伝えるのでは違うのだと改めて感じた」
「危険予知活動が大事だということを再確認できたのがよかった」
などの感想をいただきました。

ご参加ありがとうございました。

(しめちゃん)
  1. 2023/07/25(火) 11:07:19|
  2. 講座の実施報告

キハダの椅子づくり2023 2週目終了しました(7月1日、2日)

山添村でキハダのラダーバックチェアづくり
2週目が始まりました。

3日目、4日目の二日間で背板以外のすべての材を仕上げます。
そして、今週のメインイベントが背板の木取と蒸し曲げ。
背板曲げ

飛び込みスタッフの矢木さん
普段はイタヤカエデをテープ状に薄く剥がして編む小原かごづくりや、
竹かごづくりなどにも精力的に取り組んでおられて、
この日は背板の材を薄くへいで木取を手伝ってくれました。
へぎ職人

こちらも一日スタッフの岩井さんは、昨年の椅子づくりの卒業生。
一年経った椅子を里帰りで連れて来てくれました。
木人さん

背板がうまく曲がってバンザイ!
曲がって万歳

次は9月、皆さんそれまでごきげんよう!
部材が完成
(おの)
  1. 2023/07/07(金) 08:41:28|
  2. ┗ 椅子づくり

キハダの椅子づくり2023始まりました(6月24日、25日)

毎年恒例
奈良県山添村で開催のキハダのラダーバックチェアづくり
始まりました。

講座に先だち、
今年も会場近くの今西さんのキハダ畑で
黄檗採取体験。
黄檗採取

ここから切り出した材の一部も、
ラダーバックチェアづくりの材料として
使わせていただきました。
材はラダーバック

主催のマツトモさん
この日までに、
たくさんのキハダ畑に通っては
材を集めてくださいました。
本当に頭の下がる思いです。
マツトモサン

この講座は、週末の土日を3回、計6日で完成させます。
日程の関係上、二日目には後ろ脚を曲げなければなりません。
後ろ脚曲げ

ということで、皆さん初日からフルスロットルで削りに削りました。
たくさん削った

今年の合言葉は
「削って!バンザイ‼」
削って万歳

合計30本の後ろ脚を削ってバンザイ!
一本も割れずに曲がってバンザイ‼
曲がった

今年も楽しい講座になりそうです。

来週につづく(おの)
  1. 2023/07/06(木) 08:26:17|
  2. ┗ 椅子づくり

斧とナイフの基礎講座 福畑さんのスプーンづくり(6月18日)開催しました

ろうきん森の学校 森工塾
斧とナイフの基礎講座
福畑さんの熊づくり&スプーンづくりワークショップ

二日目はスプーンづくり
満員御礼+αの参加者の中には、
この講座のためにはるばる北海道からお越しくださった方も。
いつもグリーンウッドワーク協会の講座に参加してくださる方からは、
「形はできても仕上がりに納得がいかないスプーンづくり。
今回はすごく勉強になりました!
練習を重ねて、もっと上手になりたい!」
というコメントもいただきました。
スプーン集合写真

そして初めての体験の方にも、手取り足取り個人レッスン。
みなさんそれぞれの熱い思いを受け止めて、経験に基づいた技術と、
巧みな話術で素敵なワークショップを組み立てて下さった講師の福畑さん、
本当にありがとうございました。

私自身、こうやって仲間のグリーンウッドワーカーの講座をじっくり拝見させていただくのは、
めちゃくちゃ刺激的な時間でした。
三人で

福畑さんにお会いするために差し入れを持参いただいた方、
最後まで片付けを手伝ってくださった方、
そしてこの講座に関わってくださったすべの方に感謝です。
充実の二日間をありがとうございました!
熊集合写真

(おの)
  1. 2023/07/05(水) 08:02:05|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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