《2022年後期 ろうきん森の学校 森工塾 》
ククサづくり連続講座 ②12月24日 (土)
ナイフワーク基本編
道具:ストレートナイフ
ホワイトクリスマスとなった
ククサづくり連続講座の2回目。

大雪にも負けず集まってくださったみなさま
ありがとうございます。
朝からほんとにお疲れさまでした!
2回目の今回は
安全で効果的にナイフを使うための基本となる
13のナイフワークを身につけていただきます。
まずは斧で割ったヤマザクラで
様々なナイフワークを練習します。

グリーンウッドワークのみならず
ナイフを使うなら覚えておくと損はない!
使い方によっては斧と変わらないくらい
ガシガシ削れちゃいます。
ひととおりのナイフワークを練習したあとは
バターナイフを削ってもらいました。

削る場所に合わせて削り方を変えるのですが
やってみるとなんだっけ?
さっきやったばかりなのに???となります。
わたしもこれまで参加したみなさんもそうでした〜😆
習うより慣れるのがいちばん♪

はじめは覚えられなくても
やっているうちにだんだん身についてきますよ。
おやつタイムには恒例の「道具を味わう」
実際にバターナイフを使う時どうやっていたかな。
どんな形だと使いやすい?

暮らしの道具ってふだんはそんなに意識することなく
使っているのですが
観察してみるといろんな発見があります。

スプーンやターナー、おたま、しゃもじなど
暮らしの道具をつくる側になったとき
美しさだけでなく機能的な使いやすさが
わかっているって、とっても大切なのです。
次回のスプーンにむけて、ふだん家で使っている
使いやすいスプーンの観察を宿題にしました。
今回のヤマザクラはつるんと樹皮が剥けたので
おまけのプチワークショップとして
モーラ106ナイフのシースづくり。

グリーンウッドワークをやっていると
同じナイフの方が多いので
自分だけの鞘をつくるのも楽しいんです。
1日で完成しないので講座としてはやらないのですが
わたしや小野ちゃんが使っている
〇〇〇ナイフ(イワナイフ、バナナイフなど)の
木のナイフシースづくりもいつかやりたいですね。

1時間押しでのスタートでしたが
みなさんとても上手くナイフを使えていて
それぞれ普段使いのマイバターナイフと
素敵なヤマザクラのシースが完成しました。

感想は…
・実際に使って食べてつくっていくのが楽しかった。
・我が家初のバターナイフになりました。
・今日も楽しくつくらせてもらった。細かいところができない。
・できないところがわかってくる。
・楽しかったです。木を削って、はじめて一つの道具をつくった経験になった。
・この間よりナイフがうまくつかえた。
・やっと実用できるものができたのがうれしかった。

年内の森工塾の講座はこれで最後。
みなさん、良いお年をお迎えください。
(ばきちゃん)
- 2023/02/09(木) 06:25:40|
- ┗ ろうきん森の学校
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1月30日(月)
時折雪の舞い散るろうきんの森に、
岐阜県立森林文化アカデミー
クリエーター科1年の学生17名と教員2名が
「里山利活用実習」という授業で
訪れてくれました。
まずは暖かい薪ストーブのある管理棟の中で、
ろうきん森の学校など里山を活用した取り組みを紹介。
質疑応答では活発に意見が交わされて、
頼もしい後輩たちの姿に触れて嬉しくなりました。

その後、ろうきんの森のフィールドを案内しながら、
染めの材料を採取。
ソヨゴ、ササ、そしてメリケンカルカヤ!

さあ、このやっかいもの(?)の帰化植物
何色に染まるかな?
学生さんからは「赤!」だって
そして第3部は、ばきちゃんの草木染め講座

アシスタントの小野が草や木をハサミでチョキチョキ
20分煮立たせている間に、
草木染めの歴史と、なぜ今草木染めなのか!
ばきちゃんの熱い想いを真剣にメモする学生も。

さて、メリケンカルカヤは鮮やかな黄色を発色。
学生からは驚きの歓声が上がりました。

本日も一日限定森カフェがオープン
クロモジとクマザサ茶で心も体も温まってもらいました。

里山は宝の山
森から色をいただく
ハイヒールにロングスカートの女性を森へ
普段森に興味を持たない層にも足を運んでもらいたい!
そんな思いで草木染めに取り組んでいます。
3時間の間に私たちの伝えたいことを
ぎっしり詰め込んでお話しさせていただきました。
この授業はここ数年ずっと続けて講師の依頼をいただいていますが、
何が嬉しいって、私が学生時代にお世話になった、
柳沢先生と久津輪先生のご両名が受け持つ授業だということ。
本当に感謝の言葉しかありません。

このご恩に報いるよう、
これからも微力ながら、
里山の魅力をたくさんの人たちに
伝えていきたいと思います。
(おの)
- 2023/02/02(木) 06:24:15|
- ┗ ろうきん森の学校
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ろうきん森の学校の
福島地区のフィールドにようやく来られました!

私がグリーンウッドワーク協会の職員として働き始めたのが
2019年の12月末。
同時期に新型コロナウイルス感染症の
第1例目の感染者が中国の武漢市で報告され
わずか数カ月ほどの間に
パンデミックと言われる世界的な流行となりました。
当時は感染対策もわからないような状況で
宣言が出るたびにその都度何を大切にするのか
考え決断することの繰り返しでした。
当然各地区への訪問も実現することなく
今年4月の東京でのろうきん森の学校事務局会議まで
会議は常にオンライン&マスク。
いわきの森も写真では拝見していたものの
なかなかイメージがわかなかったので
やっとやっと初の現地でのろうきん森の学校中間事務局会議!
NPO法人いわきの森に親しむ会が拠点を置く
湯ノ岳山荘に労働金庫連合会の皆さんと、
ろうきん森の学校全国5地区の担当者が集結しました。

9月の広島地区訪問に続いて
2箇所目のろうきん森の学校のフィールドを
じっくり案内していただいて
その魅力をリアルに体験することができました。
大きな桜のツリーハウス(デッキ?)の下は
なんとビートルベットになっている!

太陽熱温水器の足湯があったり
いろんなエネルギーの発電システムや
トトロのトンネル、スカイウッドデッキに楓の小道。
素晴らしい展望のハンモック。
こんな場所でゆっくり過ごしたい〜。
ピザ釜や舞茸栽培、木工工房など設備もあって
やりたいことの妄想が膨らんじゃいました。
短時間では紹介しきれない!

場所をうつして里山エリアでは
岐阜の山とはぜんぜん違う明るさに驚き
そこに集うみなさんの居心地良さそうな雰囲気とか
自分たちの居場所として毎日のように手をかけ
丁寧につむいでいる暮らしの様子が
とっても素敵でした。

こんな素敵な場所
いわきの森のようちえんのみんな知ってるかなぁ。
つながってほしいなぁ。使ってほしいなぁ。
どなたかいわきの森のようちえん仲間を
ご存知ないでしょうか。
ご紹介したいのでつなげてもらえたら嬉しいです。

次いで白砂青松が広がる美しい海岸線へ。
いわき市の七浜を巡る
「復興サイクリングロードいわき七浜海道」

復旧・復興事業により整備された防潮堤に沿った
勿来の関公園から久之浜防災緑地までの
総延長約53kmのサイクリングルートです。
そのうち新舞子浜のわきにあるのが
次のフィールド。
ここでは津波で深刻な被害を受けた
海岸林の再生事業をしています。

いわきの海岸林は400年ほど前の
平藩の御殿様が整備したものです。
江戸時代から育まれてきた海岸林は、
2011年の津波の被害も軽減させ、
地域の人々の命や財産を守ってくれました。
この活動では津波の被害で枯れたマツを伐採し、
ヤブを刈り払いクロマツを植林して管理しています。

そして最後はいわき震災伝承みらい館へ。

途中の道は新しく整備されていましたが
時折震災当時の面影を残す建物があり
この海岸線で起こったことを想像させます。
震災伝承みらい館には紅白でも演奏された
奇跡のピアノが展示されていて
館長さんからの説明で
沿岸部が壊滅的な被害を受けたこと
津波が来ることがわかっていても
危機感が薄く避難せずに
亡くなる方が多かったことなど
当時の様子を聞くことができました。

震災と復興の現場をはじめて訪れたので
思うことがたくさんありました。
家に戻ったらまず
家族と共有したいと思います。
(ばきちゃん)
- 2023/02/01(水) 06:49:44|
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ろうきん森の学校
『冬の森のガイトハイクとクリスマスツリーづくり』
昨日のブログに引き続き、本日は小野がガイドハイクのご報告
ますばアイスブレイク
冬芽体操第一!
「はっぱっぱっぱ」

これは本当に楽しい。
私も木育プログラムの組み立ての参考にさせてもらってます!
福ちゃんとえいろくさんのダブル解説は、とっても贅沢!

ハキリバチに鹿、イノシシ、

リス

、、、そして粘菌も

森を歩くと沢山の生き物の痕跡が見つかりました
途中でえいろくさんが「これ何?」て呼び止めてくれた。

切り株にびっしり取り付いたキノコ
まるで森のタワーマンション
ナウシカの世界?
いや、ラピュタじゃない?

最後の絵本は
『はっぱきらきら』

今年は新兵器が登場
写真立てに挟んで透かしてみたよ!

普段は人と人との間のつい立てになっているアクリル板が、
人と自然を仲介する役目を果たしてくれたね❤️

今年はコロナの影響もあってか、
参加してくださる方がめっちゃ少なかったのだけれど、
こんな素敵なガイドハイクと、
めちゃくちゃ美味しいクリスマスランチと、
楽しいクリスマスツリーづくりをもっとたくさんの人たちに体験して欲しかったなあって、
本当に残念でした。

来年こそは!
と、スタッフみんなでまた新しいことをやりたいねって盛り上がってます。
お楽しみに!
Merry Xmas
おの(おしまい)
- 2023/01/30(月) 06:19:19|
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《ろうきん森の学校》森工塾
冬の森のガイドハイクと
クリスマスツリーづくり 森のランチ付き
11月26日 (土)
\
月曜日の朝ネイチャーガイドのふくちゃんと一緒に
ろうきんの森の下見をしてきました。
秋の森は見上げると
タカノツメの透き通った葉の重なりが美しく
雨の後にカラメルのような甘い香りが香っていました。

(画像はコシアブラの葉っぱ)
足元にも色とりどりの落ち葉があって
とても素敵だったので
落ち葉のステンドグラス用のフレームをつくって
ふくちゃんに託しました。
みんな喜んでくれるといいな。
そうして迎えた今日の講座。
ほっとあったまるクリスマスランチをご用意して
お待ちしていたのですが
直前のキャンセルが相次ぎ
なんと参加者が1組になってしまいまして
急遽身内に声をかけて
なんとか4名追加で参加してもらえたのでした。
コロナも増えていますが
体調を崩される方が多くなっていますね。
みなさん自愛くださいませ。
ふくちゃんのお話はなんといっても話し方と声が素敵。

聞き手がすーっとお話に入っていけるんです。
福ちゃんの話し方講座とかやってもらいたいなぁ。

出発前のシアターで
今日のお散歩で大切なことを確認したら
恒例の冬芽体操をして、さあ出発。

おっ、もう何か見つけたよ。
かわいい冬芽たちが笑っていました。

さてさて、私は今日もランチ担当なので
ガイドハイクのレポートは小野ちゃんに任せますね。
(明日のブログをお楽しみに!)
戻ってきた福ちゃんに宝箱を見せてもらいました。

子どもが拾ってきた宝ものもこんなふうにしたら
素敵なコレクションケースになりますね。
ランチのメニューは

ハッシュドポークと
マカロニラタトウイユ
ほうれん草のキッシュ
キャロットラペ
お豆腐の味噌漬け
古城山舞茸とブロッコリーの炒め物
チョコレートババロア
でした。
午後からはツリーづくり。

唯一の参加者さんは今年で6回目の参加。
去年の終わりがけに
うまくできかけたところで終わってたので
今年は最初からスムーズ!
これまででいちばんきれいにカールした
ボリュームのあるツリーになりました。

毎年毎年来てくれているから
お家にはきっと森のように
クリスマスツリーが並んでますね🌲🎄🌲🎄
年々できるようになっていて
今までで一番たくさん木っぽくなった気がすると
おっしゃっていました。
年に1回しかツリーはつくらないけど
一年たっても体が覚えていてすごいですね。
星☆づくりは大きなクッキー型のようなもので
ヒノキの板を抜いてつくります。

飾りつけも今日は好きなだけどうぞ。

台座にリボンをまいたり
綿の雪を積もらせたりと思い思いに飾りつけ。
ツリー以外のデコレーションも楽しいですね。

ツリーづくりもガイドハイクも
同じメンバー、同じところを歩くんだけど
毎年新しい発見がありますね♪

ばきちゃん(つづく)
- 2023/01/29(日) 06:03:51|
- ┗ ろうきん森の学校
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必要な道具がそろって、技術が身につく
\ククサづくり連続講座4期生/はじまりました。
この講座は斧の使い方やナイフワークを
ひとつずつ身につけ順番にスキルアップしながら
グリーンウッドワークの基本となる技術を学び
最終回にはキャンプブームで人気の
「ククサ(木のカップ)」をつくります。

初回に必要な道具が揃うので
家でどんどん作品をつくったり
講座終了後もグリーンウッドワークを
続けることができるおすすめの講座。
現在品薄で半年待っても手に入らない
グリーンウッドアックス420を
こちらの連続講座限定で取置きしていたり
ナイフシース(さや)づくりや塗装
研ぎとメンテナンスのミニ講座も受講できて
実はとってもお得なんです。

斧の使い方を学ぶ第1回目。
最初の難関はチョッピングブロックの穴あけです!
男の人でも手回しドリルで1箇所あけるのに
息切れしてしまいます。

ヘトヘトになりながら3箇所の穴あけ。
午後からは山桜やシラカシ、アラカシなど
5種類の枝から好きな枝を選んで脚を削ります。
3時のおやつの後はマレットづくり。

割り用とノミ用の大小2つをつくります。

ナイフワークは次回なのでほとんど一日中斧の作業。
「こんなはずじゃなかった。って方います?」
なんてイジワルな質問に
・一日やって腕が疲れたけど集中して楽しめた。
・やりはじめた時に無理!って思ったけど
カタチになってきてうれしかった。
・ドリルが思った以上に重労働。
手を動かしてだんだん形になるのは楽しい。
・電気がない時代の生活ってこんなに大変なんだな。
・2年前から念願の参加。
やっと小野ちゃんに教えてもらうことができて幸せ。
・凄く楽しかったです。
みなさんいい人でよかった。笑
明日は筋肉痛で大変だと思いますが
グリーンウッドワークはつくった数だけ
できるようになっていくので
5回目が終わるころには斧やナイフにも
慣れていると思います。
4期生のみなさんの成長が楽しみです😊

(ばきちゃん)
- 2023/01/28(土) 06:16:24|
- ┗ ろうきん森の学校
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森から色をいただく草木染ワークショップ
無事に終了しました。


当日まで楽しみにしていただきたくて
染めの実験は今日まで秘密にしていましたが
先週火曜日に小野ちゃんと下見をして
この季節どんな植物が旬なのかを確かめていました。

今回おすすめとしてセレクトしたのは
竹、ナンキンハゼ、ヤマハギ、メリケンカルカヤ、




ススキ、ソヨゴ、クスノキ、スギなど




五倍子やクサギなどもあったのですが
量的にきびしいので参考に見てもらうことに。




これを持ち帰って染め、時間経過や媒染による違いなど
何日か観察したうえで講座にのぞみました。

ろうきんの森の外にも旬の草木はたくさんありますが
ほんの1時間森を歩くだけでこんなに色が見つかる。

それを採れたての生々で染めていただく!
感覚はグリーンウッドワークと同じなんです。
同じ黄色に見える人もいると思いますが、
それぞれの色を森から持ち帰って生地に移していくのが
何とも言えない喜びなんです。

草木染めはシルクなら媒染30分、煮出すのに20分、
染めるのに10分といったところ。
必要な道具は1000円も有れば揃います。
スプーン一本彫るように、気になっている樹を染める。
こんなに楽しいことはない✨

どんな色に染まるか、染まりやすい植物は?
気になったら染めてみるのがいちばんです。
そんな思いもあって
家に帰ってからも再現できるように
お話させていただきました。

参加者さんから「下地処理や媒染っているの?」と質問があったので、
綿の生地で実験して実際に比べて見てもらいました。
植物がマイナス(−)の電荷のものだったので、生地を(+)の電荷をもつように下地処理したり金属のイオンと反応させる発色して繊維にもよく定着します。

写真は右から
⚫︎何も処理せずに染めたもの
⚫︎ミョウバンで媒染してから染めたもの
⚫︎カチオン(+)化の下地処理してから染めたもの
です。違いがよく分かります。
9月中旬と思えない猛暑の中
山歩きと植物採取からはじまる講座を
汗だくで参加してくださったみなさん

思いがあふれすぎて情報過多だったと思いますが
おつきあいくださりありがとうございました!

アシスタントをつとめてくれた小野ちゃんも
お疲れさまでした。ありがとうございました!

- 2022/09/15(木) 00:00:00|
- ┗ ろうきん森の学校
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グリーンウッドワークで
ククサづくり連続講座 三期生 7名
無事修了しました。
\

5月からはじまったククサづくり連続講座。
三期生は7名でスタートしました。

1回目はチョッピングブロックとマレットをつくり
斧の使い方をひたすら練習しました。

手回しドリルで穴をあけたり
丸太を斧で割ったりでびっくりされた方も。
2回目はストレートナイフでナイフワークの練習。
まっすぐ均一に削ることを目指してお箸をつくります。

丸太を割り、細い材にしたあとまっすぐ削って、
八角形にして、先細りにするのに1日かかりました。

機械だと一瞬でまっすぐに切れてしまうのですが、
斧で割ってさまざまなナイフワークで削ることで
気づかないことをいっぱい感じました。

ストレートナイフに慣れたらいよいよスプーンづくり。
3回目はフックナイフの使い方を学びます。

逆目と順目に悩まされました。
普段こんなに木目をじっくり見ることないよね。
4回目の我谷盆づくりでは彫る楽しさを感じながら
丸ノミの使い方を練習。
斧の使い方に慣れてきたのが見ていてよくわかります。

そして最終日5回目の今日は念願のククサづくり。
これまで練習してきたことの総集編です。



ククサを1日で完成するのは至難の業ですが、
斧とノコギリだけでほぼ形にしてしまったみなさん。
連続講座での積み重ねがあってこそです。



今回は九州連続講座にあわせてつくった新しい型と
これまで連続講座でつくってきた型の2種類をご用意。
新型は穴なしタイプでよりククサっぽいデザインです。


持ち手はアレンジ可能なので、
同じ型からつくったとは思えないくらい
バリエーション豊かなククサができました。

参加者のみなさんの感想は…
とりあえず形ができたのでうれしかった。ノコギリが意外と大変。これまでいろいろつくってきて、意外とできた。最後まで斧の力加減が難しかったので、これから斧と仲良くなっていきたい。
今日はどこをとっても形が難しかった。フックナイフが苦手。これがうまく行ったらと思う。食器だとこういうカーブか多いので、使えるようになりたい。こんなに木目をよく見たのはじめて。あっという間に終わってしまった。参加できてよかった。
今日のククサは、「ここをしっかりやらないと後あと大変になる」と言われていたことが、その通りだったので、全部裏目に出た。途中からナイフに切り替えたけど、やっぱり斧だった。時間が限られているので、焦った。全体としては怪我なく終わったのがよかった。いろんな道具を知った。講座を通して何ひとつ無駄なことがなくて勉強になった。
目標にしていたククサをつくった。斧やナイフに慣れてきた。今日は楽しくできた。時間に焦って、ほんとはもっと削りたかったけど、できなかった。これから自分でやるときはじっくりやりたい。最初本を買って自分でやろうと思った。参加はハードルが高くて悩んだけど、本だけじゃわからないことがわかって参加してよかった。1人なかなかやらない。みんなでやれたことがよかった。今後できるか不安だけど、なるべくやれるように時間作りたい。
彫っていくのに難儀したけど、なんとか彫って仕上げられた。途中から柄も細くして、バランスよくできた。全体を通して、技術を学びながらのプロセスがよかった。みなさんと楽しく過ごせた。
ククサが形になるか不安だったけど、なんとかできてよかった。作るものがかわると考えることもかわってくる。斧は慣れた気がする。ノミやフックナイフはどこに当たっているかわからず、自分の思うようにならなかったけど、練習してできるようになりたい。
完成には至らなかったけど、こだわりを持ってできた。自分の手を通してできるのは良い。なんとかくつかめたものがある気がする。道具はメンテナンスをしながら大事にしていきたい。

そしてそして、今回の参加者さんの主催で
来年のゴールデンウィークに長野県佐久市での
ゴッホの椅子づくり講座が決まりました。
ククサづくり連続講座参加者の方優先にはなりますが
佐久市では初のゴッホの椅子づくり。お楽しみに!
これまでに修了したみなさんは
講座のあとにLINEで進捗を報告しあったり
材料などをシェアしたりされています。
講座が終わってもつながりを大切に
ぜひぜひこれからもグリーンウッドワークを
続けていただけたらと思います。
三期生のみなさんお疲れさまでした。
次はぜひ椅子づくり講座でお会いしましょう。
- 2022/09/13(火) 11:57:52|
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ろうきん森の学校 森工塾
ククサづくり連続講座(2022年前期)
第4回・鑿の技術
開催しました。
\
ろうきん森の学校ククサづくり連続講座の4回目は、鑿(ノミ)の技術。
お盆休みだからというわけではありませんが、
この日は我谷盆(わがたぼん)づくりに挑戦。
一つ一つの工程を丁寧に積み重ねていかないと形にならない、上級者向けのアイテムです。

皆さん慣れない作業に手こずられていましたが、
最後の感想では口々に「面白かった!」の声が聞かれて、主催者としても一安心。


やっぱり木彫り楽しさって、はるか縄文の昔から続く、
日本人のDNAに刻み込まれたものなんだなって、そんな気がします。

いよいよ翌月10月は最終回「ククサづくり」です。
(おの)
- 2022/09/12(月) 08:30:22|
- ┗ ろうきん森の学校
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みの木工工房FUKUBEで
研ぎとメンテナンス講座を開催しました。
ククサづくり連続講座卒業生のリクエストで
昨年からやるやる詐欺になっていた
グリーンウッドワークの道具の研ぎや
お手入れについての特別授業。
研ぎ道具一式や、ナイフなどは
ご自身のものをお持ちいただき
すべての道具を研ぎながらポイントをお伝えしました。

光学倍率ズームが1000倍まで拡大できる
デジタル顕微鏡で見ると刃物の状態が一目瞭然。
細かい傷は講座終了後もククサやスプーンなどを作って
たくさん使い込んできたからこその名誉の傷です。



参加者のみなさん、研ぎに苦手意識があるなか
講師の小野ちゃんの指導で一つひとつ手入れしていき
しっかりと研ぎの技術を学んでいました。

:::::::::
みなさんの感想は…
道具が大事。道具がピカピカだとキブンも上がるし、また作ろうって思った。
道具のメンテナンスができるかどうかで出来が変わる。
今回参加できてよかった。
なんとなくだけど、研ぐ時の力加減やカエリが出たかがわかって良かった。
ククサ講座5回終わってから自分で研いだけど、これでいいのかわからなかった。
道具に負担をかけていたし、危なかった。参加できて良かった。
刃物とぎは修行!使う道具や研ぐ場所などよくわかった。
自分が持っている道具もたくさんあるので、大事にしたい。
道具によるメンテナンスの違いなど教えてもらって参考になった。
グリーンウッドワークを続けていくためにも、しっかりメンテナンスしたい。
切れない道具は怪我につながる。
自分で研げるようになりたくて参加した。
メンテナンスしてあると、いざ使うという時にさっと切れるのが気持ちいい。
刃物を研ぐのは今日初めてで不安だったけど、バリがわかったのがうれしかった。
研いでいない状態に慣れてしまっていたけど、といだあとにシュルシュル切れたのがうれしかった。
:::::::::
買ったばかりのよく切れる状態から、だんだん鈍ってきても、それに慣れるとつい研がずに使いがち。
研いだ後のよく切れる時の感覚が蘇る気持ちよさは、汗かいた後シャワー浴びるみたいにスッキリする感じの気持ちよさと似ている。
その気持ちよさが研ぎの醍醐味。(おのちゃん)
傷は浅いうちの方が治りが早い!
これまで研ぎが得意と公言できる人に出会ったことがないです。
みんな苦労しながらたくさん研いで上手くなっているので、いっしょに上達していきましょう。(ばきちゃん)
つばきゆかり
- 2022/09/05(月) 09:55:49|
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