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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

8/13 連続講座2022前期④~鑿の技術


ろうきん森の学校 森工塾
ククサづくり連続講座(2022年前期)
第4回・鑿の技術
開催しました。


ろうきん森の学校ククサづくり連続講座の4回目は、鑿(ノミ)の技術。
お盆休みだからというわけではありませんが、
この日は我谷盆(わがたぼん)づくりに挑戦。
一つ一つの工程を丁寧に積み重ねていかないと形にならない、上級者向けのアイテムです。
平鑿

皆さん慣れない作業に手こずられていましたが、
最後の感想では口々に「面白かった!」の声が聞かれて、主催者としても一安心。
丸のみ

彫刻刀

やっぱり木彫り楽しさって、はるか縄文の昔から続く、
日本人のDNAに刻み込まれたものなんだなって、そんな気がします。
完成

いよいよ翌月10月は最終回「ククサづくり」です。
(おの)
  1. 2022/09/12(月) 08:30:22|
  2. ┗ ろうきん森の学校

刃物のメンテナンス講座を開催しました(8月21日)

みの木工工房FUKUBEで
研ぎとメンテナンス講座を開催しました。

ククサづくり連続講座卒業生のリクエストで
昨年からやるやる詐欺になっていた
グリーンウッドワークの道具の研ぎや
お手入れについての特別授業。
研ぎ道具一式や、ナイフなどは
ご自身のものをお持ちいただき
すべての道具を研ぎながらポイントをお伝えしました。
皆が見てる

光学倍率ズームが1000倍まで拡大できる
デジタル顕微鏡で見ると刃物の状態が一目瞭然。
細かい傷は講座終了後もククサやスプーンなどを作って
たくさん使い込んできたからこその名誉の傷です。
使い込んだモーラナイフ

先端が研げてない

だいぶ研げてる

参加者のみなさん、研ぎに苦手意識があるなか
講師の小野ちゃんの指導で一つひとつ手入れしていき
しっかりと研ぎの技術を学んでいました。
ナイフの研ぎ
:::::::::
みなさんの感想は…

道具が大事。道具がピカピカだとキブンも上がるし、また作ろうって思った。
道具のメンテナンスができるかどうかで出来が変わる。
今回参加できてよかった。

なんとなくだけど、研ぐ時の力加減やカエリが出たかがわかって良かった。
ククサ講座5回終わってから自分で研いだけど、これでいいのかわからなかった。
道具に負担をかけていたし、危なかった。参加できて良かった。

刃物とぎは修行!使う道具や研ぐ場所などよくわかった。
自分が持っている道具もたくさんあるので、大事にしたい。

道具によるメンテナンスの違いなど教えてもらって参考になった。
グリーンウッドワークを続けていくためにも、しっかりメンテナンスしたい。

切れない道具は怪我につながる。
自分で研げるようになりたくて参加した。
メンテナンスしてあると、いざ使うという時にさっと切れるのが気持ちいい。

刃物を研ぐのは今日初めてで不安だったけど、バリがわかったのがうれしかった。
研いでいない状態に慣れてしまっていたけど、といだあとにシュルシュル切れたのがうれしかった。
:::::::::

買ったばかりのよく切れる状態から、だんだん鈍ってきても、それに慣れるとつい研がずに使いがち。
研いだ後のよく切れる時の感覚が蘇る気持ちよさは、汗かいた後シャワー浴びるみたいにスッキリする感じの気持ちよさと似ている。
その気持ちよさが研ぎの醍醐味。(おのちゃん)

傷は浅いうちの方が治りが早い!
これまで研ぎが得意と公言できる人に出会ったことがないです。
みんな苦労しながらたくさん研いで上手くなっているので、いっしょに上達していきましょう。(ばきちゃん)

つばきゆかり

  1. 2022/09/05(月) 09:55:49|
  2. ┗ ろうきん森の学校

7/6、13、20 竹ひごからつくる竹細工講座「六つ目編みの舟型バスケット」≪森工塾≫

7/6(水)、13(水)、20(水)の計3日間で、
竹ひごからつくる竹細工講座「六つ目編みの舟型バスケットづくり」を開催しました。

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まず、かご本体の編みに使用する竹ひご32本を2日間かけてつくります。
丸竹を割って、割って、割って、割って、剥いで、割って、剥いで、剥いで、、、
※剥ぐ(へぐ)=厚みを薄く割くこと。

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竹割り包丁という刃物を使っての作業で、コツが掴めるまではかなり苦戦しますが、
慣れてこれば、厚みや幅のコントロールもできるようになります。

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ある程度の幅と厚みにできたら、幅引きという道具で幅を揃えて、
切り出し小刀で厚みを整えていきます。

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ひごができあがり、2日目にかごの底編みまでできました。
編みはじめると、「楽しい楽しい!」という声がそこここから聞こえてきました。

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3日目は胴を編んで、縁と持ち手をつけます。
「六つ目編み」という編み方で、ひとつひとつの六角形の編み目を整えていくことで
全体がきれいな形に整います。
編んでいると、竹ひごの張りの強弱がとても気になり、ここでひごの厚みのバラつきに気づかされます。

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縁と持ち手を真鍮釘を使って取り付け、籐を巻いて固定していきます。
今回、竹ひごからつくる竹細工講座でははじめてのアイテムでしたが、みなさま無事完成しました。

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<参加者の感想>
・竹の性質(繊維が通っている、曲げてもしなやかなど)がよくわかった。
・完成品を見ただけではわからないことがわかった。ひとつひとつの作業に時間がかかり難しかった。
・ひごづくりが大変だったが楽しかった。
・編むまでの下準備(ひごづくり)が大事だと体験してみてわかった。ひごづくり嫌いじゃない。
・竹細工がずっとやってみたくてYouTubeなど見ていたが、YouTubeだけではわからないことがたくさん知れた。
・クラフトテープを使ったカゴ編みをやっていたので、竹でもやってみたくて参加したが、ひごづくりがとても大変だった。
・ひごづくりが大変だったが、編みは楽しかった。

次回、竹ひごからつくる竹細工講座は、
10月29日(土)、30(日)、11月3日(木・祝)の3日間で、今回と同じ「六つ目編みの舟型バスケット」をつくります。
土日祝開催となりますので、7月は平日開催で参加できなかったという方はぜひ!
申込みは2ヶ月前の8/29~開催日1週間前までです。

<文責:安藤>
  1. 2022/08/22(月) 15:12:58|
  2. ┗ ろうきん森の学校

4/29、30 竹ひごからつくる竹細工講座「六つ目編みの盛りかご」≪森工塾≫

4月29日(金・祝)30(土)の2日間で竹ひごからつくる竹細工講座「六つ目編みの盛りかご」+竹林整備を開催しました。

真竹を丸竹の状態から割って竹ひごを作っていきます。
まず半分に割りますが、節のところで堪えるので結構力が要ります。

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半分に割ったら、さらに半分に、さらに細く割っていきます。

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必要な幅に割れたら、次は厚みを薄く剥いでいきます。
厚みが均一になるように、慎重に、慎重に。
剥ぐときに、皮側と身側を曲げる力加減で厚みをコントロールすることができます。(基本は同じ力加減で。)

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計18本を0.7~0.8mmの厚さに剥ぎます。
この黙々タイムが結構好きです。
この後は、幅を揃えたり、厚みを切り出し小刀で仕上げて面取りをしたりと先は長く、
竹ひごづくりと編みにかかる時間は7:3くらい。

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ひごができたら、今度は編み。
↓写真のお二人はご夫婦で参加してくださいました。

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底が編めたら、縁の波部分を編んできます。
揃って同じ方向を向いて見本を見ながら編んでいきます。

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形が見えてくると、ワクワクしてきますね。
放射状に出ているひごをしまい込んで形を整えると完成です!

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今回は竹林整備もプログラムのひとつ。
およそ1年半ほど前から整備に入り出した竹林で、
間伐してあるゾーンと放置ゾーンを見比べてもらったり、
竹細工に使用する竹をどのように選定するのかなどのお話をしたりした後、
間伐作業も体験していただきました。

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≪参加者の感想≫
・かごが作れて嬉しい。忘れないうちにもう一度やってみたい。竹林での作業はエラかった。
・道具がいろいろと欲しくなった。竹林整備は達成感があって楽しかった。
・手づくりのものができる過程を知りたいしやってみたいと思って参加した。体験して竹細工の価値が高まった。
・竹細工が楽しかったので今後もやってみたい。

≪文責:安藤≫
  1. 2022/05/22(日) 16:02:26|
  2. ┗ ろうきん森の学校

5/16 2022前期連続講座①~斧の技術


ろうきん森の学校 森工塾
ククサづくり連続講座(2022年前期)
第1回・斧の使い方とチョッピングブロック
開催しました。


本格的なグリーンウッドワークの道具が毎回1つずつ揃う連続講座
第3期生の5ヶ月間の取組みが始まりました。
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第一回目は斧の技術を学びます。
斧を使うために必要な道具がチョッピングブロック
脚を挿し込むためのほぞ穴あけは、もちろん手回しドリルです。
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二人一組になって協力し合いながらの作業。
これがちょっとしたアイスブレイクになりました。

脚の制作はヒノキの丸太を斧で割るところから始まります。
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安全な削り方の基本を学びながら、削るための道具づくり。
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一石二鳥ですね!

伐採したてのヤマザクラも用意しました。
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この木は会場であるみの木工工房FUKUBEと同じ建物内にある「下牧こども園」の園長先生の所有する山から伐採したものをいただきました。
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その他、ちょっと乾いたリョウブやケヤキなど、いろいろな樹種や乾燥具合による削り具合を感じながら脚を三本削っていただきました。

チョッピングブロックの次は、鑿を叩いたり斧を叩いたりするための木槌「マレット」づくりです。
この材料も園長先生のヤマザクラを使用しました。
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斧の使い方のコツがわかってくると、膝の上に肘を載せてみたり、色々と工夫しながら削っていました。
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一日の作業が終了
これらの道具を使いながらこれから5ヶ月間、グリーンウッドワークの基礎を学んでいただきます。
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〈参加者の皆さんの感想〉
・斧を振り下ろすのに思い切りがまだ足りない。家でも出来ることをやってみたい。
・樹種や乾燥具合、削る姿勢などによって削れ方が違う。奥が深い。
・夢中になれる。
・初めてやってみて、ついていくのが精一杯だった。これから慣れていけるといい。
・きちんと教わってから始められるのがいい。怪我なく終えられて良かった。
・斧一本でこれだけ細かい細工ができるとても便利な道具。これからが楽しみ。
・完成できて良かった。

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これから半年間、皆さまよろしくお願いします。
(おの)

  1. 2022/05/16(月) 16:24:57|
  2. ┗ ろうきん森の学校

4月17日 ろうきん森の学校「森カフェ」を開催しました


ろうきん森の学校 森工塾
森のめぐみを味わう♪
森カフェ・春・山菜編


この日は柳沢先生をお呼びしての山菜講座。
柳沢先生

私は山菜ランチを担当しました。
ばきちゃん

春の山菜は毒出しといわれ
新陳代謝を高める成分がいっぱい。
この季節しか味わえない自然の恵みを
ちょっとずついろいろご用意してみました。
アクの強いものは前日までに仕込み済み。
それ以外は柳沢先生のガイドで
古城山ふれあいの森を散策しながら
参加者の方が採ってきたものを加えます。
植物観察

《本日のメニューと使った野草など》
お料理の膳

◉天ぷら
・コシアブラ(漉油)
コシアブラ
・タンポポ(蒲公英)
・オオバコ(大葉子)
タンポポ オオバコ
・アカメガシワ(赤芽槲)
・イタドリ(虎杖)
・ゼンマイ(薇)
・タラノキの芽(楤木)
・柿の葉
・藤の花
フジ、タラノメ

◉山菜ちらし寿司
山菜チラシ
・オオバタネツケバナ(大葉種漬花)
・セントウソウ(仙洞草)
・タチツボスミレ(立坪菫)
・シハイスミレ(紫背菫)
・ワラビ(蕨)
・コシアブラ
・タケノコ
・椿の甘酢で漬けた蓮根

◉チヂミ
澤ちゃんちじみ
・タンポポ
・ニラ
・コシアブラ

◉ 古城山舞茸のオイル漬けと菜の花の炒め物
◉わらびとさつま揚げの煮物
◉わさび(山葵)の醤油和えと絹豆腐
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◉わらびのたたき味噌

◉お吸い物
・ワラビ
・コシアブラ
・タケノコ
・カラスノエンドウ(烏野豌豆)
・イワガラミ(岩絡み)

◉デザート
・イタドリジャム
イタドリジャム
・パンナコッタ 桜のジャムを添えて
サクラのパンナコッタ
・たんぽぽ蜜
タンポポ蜜
・ローズヒップティー

ひとつひとつ調べると
抗酸化作用や健胃作用、胃もたれ改善
咳止め、解熱、利尿作用、消化促進
糖尿病予防、整腸作用などそれぞれに効能が。
私は専門ではないですが、今回参考にした資料にも
身体を冷やすものに温めるものを足していたり
昔の人の知恵ってなるほどというものが多くて
深く調べたら面白いと思います。(ここにも沼が!)

柳沢先生によると
野草の中でも特に美味しいものが「山菜」と呼ばれ
標準和名とは別の呼び名がついているのは
それだけ人の暮らしに馴染みがあるから。
名前がついていない、知られていないのは
食べられるけど食べても美味しくないからだとか。
そんな野草の中でも
調理方法を工夫したり、採取する時期を選べば
美味しく食べられるものがあります。
今日の講座で、山には食べられるものが
こんなにいっぱいあるんだと知ってもらえたら
と、お話がありました。
講義の風景

毎回森カフェではなるべく新しいレシピを考えるので
今回の野草の調理法も初出のものが多くて
先生自身も楽しんでもらえたみたいです。

参加者の方からは
・普段山に入ることもあるが、もうちょっと楽しみつついろいろ見ながら、
目的を違うところに向けてゆったりできる時間を見つけたい。

・今日は生徒側で森の中でゆっくり過ごして、楽だなと思った。
こんな会がいろんなところで開催されるといいなと思った。

・こんなに山の話が聞ける会と知らず参加した。
いっぱい発見できた。

・次山に行ったとき違った視点で見られる。

・植物の話がたくさん聞けて、美味しい食事があって大満足。

・山や森に行ってみたいと思っていたが、
最初の一歩が踏み出せなかったので、
すごく楽しく過ごせた。
充実していた。

・貴重な体験。
ストレスの多い世の中、こういう時間が広がっていけばいい。
趣味の登山も違った目線になる。
こんど行くときは山頂つくまでに時間がかかりそう。

・山奥に住んでいるけど普段はこういう体験はしない。
身近な散歩コースにあるものが食べられることがわかった。
たんぽぽ蜜もつくってみたい。

・今日は家族で参加した。
子どもを産んでから、人は自然や土と離れて生きていけないと感じるようになった。
驚きや発見を子どもと一緒に楽しみたい。
フィールド、講義、食と盛りだくさん。
こういうことを伝える側になって子どもとやっていきたい。

・普段山が近くにあるので、子どもを連れて入りたい。
いつもと違う景色、充実した一日でした。

と、うれしい言葉がたくさん聞かれました。
みなさん、たくさん歩いて
盛りだくさんの一日だったと思いますが
途中降り出した小雨にもめげず楽しんでくださって
私に何度も「美味しかった」と声をかけていただき
今日に向けて仕込みをしてきた甲斐がありました♪
森カフェ風景

次の森カフェは10月2日の舞茸連続講座の最終回です。
舞茸連続講座もホダ木の伏込みと収穫の残りあと2回ですが
次回6月19日はなんと、舞茸のホダ木を森の畑に埋めたあと
きのこリウムをつくります。(その日は森カフェはありませんが・・・)
おうちに森をつくってきのこが育つのを愛でるのは
とっても楽しいですよ〜。
残り2回ですが、まだお申込み受付していますのでぜひぜひ♪

↓マイタケ原木栽培連続講座のお申込みはこちら
申し込みサイトへ


(ばきちゃん)
  1. 2022/04/18(月) 16:40:45|
  2. ┗ ろうきん森の学校

3/16,23 竹ひごからつくる竹細工講座「そばざるづくり」≪森工塾≫

2月に開催を予定していた講座ですが、
新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の影響で延期となり、
3月16日(水)23日(水)に無事開催することができました。

「竹ひごからつくる竹細工講座」、今回つくったのは直径24㎝の平たいざるです。

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「ゴザ目編み」と呼ばれる編み方で編むため長いヒゴが必要です。
今回は1.8mのヒゴを作りました。
(もっと長くても良いのですが初心者だとあまり長いと大変ですね)
写真のように壁に立てかけて、十字の道具を使ってまず四つ割りにします。

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ある程度細く割ったら、厚みを薄く剝ぎ(へぎ)ます。
節を越えるのが難しく、初めてだと恐怖心からなかなか力が上手く加えられません。
正しい持ち方(ナタも竹も)をすればある程度は安全ですが、
一番怪我が起きやすい作業のひとつだと思います。

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薄く剥いで、幅を「幅引き」を使って揃えたら、
あとはひたすらウラ(身側)を伐り出し小刀で削って厚みを均一に仕上げていきます。
「終わらないかと思うくらい長かった」と参加者談。

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最後に面取り。ヒゴの角を少し削って面取りをするととても当たりがやわらかくなり
見た目の印象も変わります。
ささくれも出なくなり、手やモノを傷つけることもなくなるのでとても大事な作業です。

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2日目の午後からようやく編みの作業に。
芯となる竹の輪っかに横ヒゴを2往復分またがせ、そこに縦ヒゴを差していきます。

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あとは「上下上下、、、、」とブツブツ唱えながら編み進めていきます。
簡単そうで案外難しく、気づけば間違っていて行っては戻っての繰り返し。

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最後に残った縦骨を芯の輪っかの内側に通して編みは完成。

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最後は「縁付け」。柾割りにした竹を上下に、外側の縁も合わせて銅線で縛ります。

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当初の予定より随分と時間が延長してしまいましたが皆さま無事完成しました。

≪感想≫
・世界各地のかごの販売に携わる仕事をしてきたが、知らないことが多く見る目が変わった。
・楽しかったが、ヒゴづくりがこんなに手間がかかるとは思っていなかった。
・編むのがとても楽しかったが縁付けに手こずった。家族の人数分作りたい。
・竹を扱う他の職人の技を知ることができてとても勉強になった。
・手仕事が好きで、生活の中で使えるものが作れるのはとても良い。
・編むだけではなく、ヒゴづくりから体験できたのが良かった。
・思っていたより力が必要で大変だった。また他のものも作ってみたい。

〈追記〉
参加者の一人が、岐阜和傘の傘骨職人さん(見習い中)で
傘骨づくりの技術についていろいろと紹介してくださいました。
編組細工をしていると竹の節はどちらかというと厄介な存在なのですが、
和傘の竹骨はその竹の節を生かしたつくりになっています。
「とじて竹ひらいて花」と言われる岐阜和傘の素晴らしさをまた新たに知ることができました。
同じ竹を扱う職人として、今後のご活躍をお祈りしております。

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(文責:安藤)
  1. 2022/03/29(火) 16:48:42|
  2. ┗ ろうきん森の学校

1/29 足踏みろくろで 木の器づくり《森工塾》

お外で緊急避難第二弾は、ろうきん森の学校 森工塾で人気の講座
足踏みろくろで器づくり講座を開催しました。

今日が器づくり講座の今年度最終回です。

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事前に丸太から粗木取りしたものから
木目や大きさなどを吟味して好きなものを選び
足踏みろくろで好きな形に削ります。

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刃物がなかなかうまくあたらず四苦八苦しながら削るのですが
午後にはシュルシュルと削りクズが出るようになります。
ここからがどんどん楽しくなります。

今日も寒いので、あったかぜんざいをご用意。心も体もぽっかぽか♪

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参加者のみなさんは小野ちゃんと大村さんの指導のもと一日中ろくろを踏みつづけ
大小さまざまな器が揃いました。

次回は4月 9日 (土曜日)です。
人気の講座ですぐにいっぱいになります。
2ヶ月前から申込受付ていますのでお早めにお申し込みください!
お申し込みはこちら満席となりました
https://greenwoodwork.stores.jp/items/6126178446e30e123fbaaf3e

(文責:ばきちゃん)
  1. 2022/03/09(水) 17:31:34|
  2. ┗ ろうきん森の学校

2/19 連続講座④ 彫る技術 ニマ風の器


ろうきん森の学校 森工塾
ククサづくり連続講座
第4回・彫る技術 ニマ風の器
無事終了しました。


まん延防止等重点措置の延長が決まり
引き続き屋内が使えないため
今回も古城山環境保全モデル林(古城山ふれあいの森)
に場所を移して開催しました。
4回目ということで、今回は彫る技術を学びます。


メインの道具はガウジ(叩きノミ)ですが
これまで練習してきたすべての道具が登場します。

まずはニマや「刳物(くりもの)」のお話から。
刳物は、木のかたまりを彫刻刀や
ノミで削り出して形を作る伝統的な木工。
ロクロを使って椀や平皿をつくれる
「挽物(ひきもの)」や薄い板状の木を曲げて
弁当箱などをつくれる「曲物(まげもの)」とは違い
複雑な曲線や丸みのある形を
自由に作ることができます。

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今回はニマ風の器を目指します。
ニマとは北海道アイヌの木彫りの器の総称で
小さな椀やお皿、どんぶりのような食器から
団子を作るときの粉練り用大きな鉢(ポロニマ)など
さまざまな形や大きさのものがあります。

小さなものは直径二十センチくらいの丸太に
タシロ(山刀)や鉈を当て、トウチ(横槌)でたたいて
さらにセンピ(クサビ)を打ちこんで二つ割りにして
長さ三十センチくらいに切ります。
その内側をレウケマキリ(曲がった小刀)で彫ってから
外側をだんだんと薄く削っていって仕上げます。

大きな器を作るときは、
まさかりで荒削りをして形を整えてから
レウケマキリで細かい細工をしたそうです。

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実物はセンやカツラの木のような
幹が太くて比較的軟らかい木が使われていますが
今回用意したのはコシアブラとクリ。

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材の特徴など小野ちゃんの説明を聞いて
みなさん迷わず小ぶりなコシアブラを選択。

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無理せず完成を目指すことにしました。
10人の受講生のみなさん
もう生木の丸太を見ても驚きません。笑

段取りがわかればサッとマンリキとマレットを持ち
それぞれ必要な大きさに割っていきます。

クリを割らなかったのでクサビは登場しませんが
なんだかアイヌのやり方にそっくりですね。

連続講座ではこれまで
11月 斧の使い方とチョッピングブロック
12月 ナイフワーク基本編
1月 ナイフワーク応用編 スプーンをつくる
と3回が終了しました。

斧の使い方もずいぶん上達して
ナイフの前に出来るだけ斧で仕上げたいと
かなりギリギリまで攻められるようになっています。

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割ったコシアブラの両面を斧で平らにしていきます。
カタカタしない程度まで斧でハツったらクランプ。

それぞれ好きな大きさのニマの形を書き込みます。
樹皮を残しての器づくりも楽しいですね。

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ここからは楽しいだけの時間。

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無心でひたすら彫り彫りしてください。

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あちこちで「これは楽しい」「気持ちいい!」の声が。

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コシアブラは昨日小野ちゃんが伐ってきたばかり。

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瑞々しくてとても柔らかいので
グリーンウッドワークの醍醐味を感じてもらえます。

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ガンガン彫ってあっという間に
器のカタチが見えてきました。

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内側をほぼ完成まで整えたら
フックナイフダブルエッジで仕上げ削り。

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スプーンの匙面でやった削り方を思い出せば
どっちに削ると逆目にならないか間違えずに出来そう。
これはククサづくりでもやるので、しっかり身につけておきたいです。

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内側は後からでも出来るので裏の仕上げに入ります。
だいたいの底の大きさを決めたら
ノコギリでいらないところを大まかに切ったり
斧でハツって外側のカタチをつくっていきます。

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最後はナイフで全体を見ながら仕上げ削り。
これまで学んだナイフワークを駆使すれば
斧と同じくらいざっくり削ったり
細かに動かして綺麗な線に整えたりできます。

余裕のある人はチッピングにも挑戦。
ウロコ模様もコツをつかんだら
はじめてとは思えないくらい上手く出来ていました。

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すっごい楽しそうに彫っていて
見ているこっちもうれしくなります。


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夕方からの雨で少し冷えてきましたが
今回も動いていればそんなに寒くもなく
無事終えることが出来ました。

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みなさんのニマを並べてみると…
同じコシアブラからスタートしたのに
今回は型を使わないから全員違ったデザインで
とっても個性的で面白いです。

5回連続で学んでみなさんとっても
ナイフや斧の使い方が上手くなってます。
家でも続けてつくってきたものを
見せてくださったのですが
びっくりするくらい上手でした。
いよいよ次回はククサです。
これまでにやってきたすべての技術をつかって
素敵なククサを完成させたいですね。

後日談
LINEで参加者のグループを作っているのですが
その後の仕上げの報告が続々と♪どれも素敵です!

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(文責:ばきちゃん)
  1. 2022/03/08(火) 17:36:08|
  2. ┗ ろうきん森の学校

2/11~13 ラダーバックアームチェア講座 前半《森工塾》

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《ろうきん森の学校》森工塾
ラダーバックアームチェア講座
前半3日間が無事終了しました。


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丸太を割るところからはじまり

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6日間かけて本格的な椅子づくりをするなかで
グリーンウッドワークのさまざまな技法が学べる
年に一度やったりやらなかったりのレア講座。笑

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今回は初のラダーバックアームチェアに挑みます。
わたしもラダーバックチェアをつくって
グリーンウッドワークにハマったので
みなさんの感想を聞いていて頷くことばかり。

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マンボウで施設利用制限がかかって屋外に変更となり
寒さ対策に走り回ってなんとか会場を整えての開催。

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最終日こそ夕方から小雨でしたが
2日間はお天気にも恵まれて
最高のグリーンウッドワーク日和でした。

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削った削った山のような削り屑。

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帰宅して鏡を見たら日焼けして真っ赤っか😳💦

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材を割ってハツっているとTシャツ一枚でも暑くて
真冬とは思えないお天気でありがたかったです。

ラダーバックアームチェアづくり二日目は
八角形にした脚を丸く整え、背板をはめる部分を薄く欠いたら
午後から後ろ脚の蒸し曲げを行います。

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普段はカセットコンロを使っていますが、今回は暖房用のストーブを利用。
名付けて「ストーブべンディング」
うまく曲がってくれますように(祈)

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アームなしの講座で6日間のところを
アームチェアで6日間とハードスケジュールでしたが

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参加者でありながら
ガンガン割って削ってサポートしてくださった
椅子づくり経験者のみなさんと
アカデミーの学生で研修中のしめちゃん
はじめてのグリーンウッドワークにもかかわらず
最後まで楽しんで削りつづけた
参加者のみなさんのおかげで
無事に予定通りの工程を終えることが出来ました。

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とにかく
ケガも体調不良もなく終わりホッと一安心です。


あー!楽しかった!!
夢のような前半3日間が終わりました。

この講座のランチはアトリエキッチンりんりんにお願いしています。
たっちゃんありがとう!

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宿泊先の「陽がほら」さんも素敵でした!

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次回は3月!
それまでみなさんが削った材は大切にお預かりします。

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また来月、よろしくお願いします😊❗️

(文責:ばきちゃん)
  1. 2022/03/06(日) 17:35:12|
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