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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

森林文化アカデミー特用林産物実習(2月12日・13日)

NPO法人グリーンウッドワーク協会では、
岐阜県立森林文化アカデミーの学生さんに
ろうきんの森をフィールドとして活用してもらっています。

>>>2021年1月里山利活用実習
>>>2020年6月特用林産物実習

森林文化アカデミーでは舞茸栽培の実習において、
毎年県内の別の場所へ赴いて授業を行っているのですが、
2月と言えばコロナの第3波が押し寄せていたころ。
遠出を避けて、近場のろうきんの森で私たちの活動を
お手伝いして下さることになりました。

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)の参加者の方との接触を
極力避けるために、日にちをずらしての実習となりました。
まず初日2月12日は朝からドラム缶でほだ木の煮沸殺菌です。
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ひたすら火をくべて、お湯が減ったら足し湯。
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待っている間はあれを焼いたりこれを焼いたり。
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焼き串が必要だったら、さっと剪定鋏を取り出して削り出すのは流石!
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ブッシュクラフトのスプーンづくりだったり
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お昼も焚火を囲んで。
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これが楽しいんですよね。

そして翌日の舞茸菌の接種のために、
専用のクリーンベンチを制作しました。
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いつも使っている温室では人間が三密状態となってしまうため、
コロナ対策として人は外、舞茸はクリーンルームの中になるような、
新しい試みです。
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手の位置は何処がいいだろうか。
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素材は何がいい?
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などなど、試行錯誤の上に出来上がりました。
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そして6時間ぐつぐつ煮出したら、
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トングで原木を取り出して。
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袋詰め。
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一日冷まします。

翌日2月13日の植菌の様子です。
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学生さんたちの息がぴったり。
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これなら、コロナ禍が過ぎた後の植菌の際にも、
今までより簡易な設備として長く利用できそうです。

もちろんその翌日に開催した
ろうきん森の学校の舞茸栽培連続講座でも、
一般の参加者の方たちにこの設備を使ってもらいました。
>>>森工塾「舞茸原木栽培」③舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き(2月14日)

学生さんたちが管理棟の中で植菌している日には、
裏の森の工房では一般の参加者の方がドラム缶で煮沸殺菌。
学生さんが差し入れてくれた銀杏を焼いて美味しくいただきました。
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ありがとう!
これからもアカデミーの学生さんたちと一緒に
森の活動ができると嬉しいです。

アカデミーの学生さんと森工塾の参加者の方々が植菌したホダギは、
現在培養中です。
4月28日現在ではほぼ白く菌がまわってきました。
畑に植える日が楽しみです。

(おの)
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  1. 2021/04/29(木) 00:06:36|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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森工塾「舞茸原木栽培」③舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き(2月14日)


ろうきん森の学校 森工塾
「舞茸原木栽培」連続講座



2021年の日程
①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》
②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》
③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》
④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》
⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》



③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》

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3回目は舞茸菌接種。きのうに続いて草木染めされる方も。

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津田先生の鉄焙煎液が段違いの変化で、めちゃくちゃきれいに染まるので作り方を聞いちゃいました。
酢ではなく酢酸を使っているそうで、簡単にはつくれないけどやってみたいです。

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いよいよ舞茸菌接種です。
煮沸して袋に入れ、仮止めした原木に植菌作業をします。

舞茸菌の接種ではできるだけ寒い時期にやるほうが良く、遅くても桜が出る時期までに摂取することが大事です。
時期が遅くなるほどいろんな雑菌が出回り始め、原木の中の菌も活発になるためです。

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天然の舞茸は香り味も良いのですが、貴重なので値段が高く、あまり市場に出回りません。
原木栽培だと天然に近い味と食感だそうで、実際に昨年収穫したものを菌床栽培のものと比較したときは、生だとどちらもいい香りなのですが、加熱して試食すると味も香りも段違いで、抜群の美味しさでした。

手軽にできるしいたけのホダ木栽培に比べると舞茸はひと手間もふた手間もかかるので、だれでもできるというものではないのですが、コナラなど限られた樹種にしか出ないしいたけと違って、舞茸はカシ類やサクラ、シイノキ系にも出ます。

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いろんな材が使えて使い道のない木も活用できること、含水率高い方がいいので直前に切った生木が使えることなどから、グリーンウッドワーク協会では毎年舞茸原木栽培に取り組んで、記録をとっています。

▶︎2020年舞茸栽培記録はこちら

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今日はわたしは調理員さんで舞茸菌接種の現場は見れなかったので、そのあたりはおのちゃんにパス。
ろうきんクリーンルームの様子はどうだったのかな。報告よろしくお願いします。

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この日のランチメニューは
・古城山舞茸の炊き込みご飯
・舞茸の中華スープ
・菜の花胡麻和え
・鶏肉のオレンジ煮
です。

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グリーンウッドワーク協会の会員で、毎年柿渋講座をしてくれるてっちゃんが燻製いろいろ用意してくれました。
自作の燻製ボックスに参加者も興味津々でした。

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3時のおやつは焼きリンゴ。
キャンプ飯の中でもお気に入りメニューです。
焼きリンゴはバターとおさとうだけでも美味しいのですが、今回はちょっと変わり種。
細かくしたマシュマロ、レーズン、ミックスナッツをハチミツ、バター、シナモンと混ぜて穴に詰め込んで焼いています。
ご飯が終わったころちょうど熾火がいい感じになるので、新聞紙とホイル二重巻きにしてそこに入れておくだけ。

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30分くらいでジュウジュウしだすので、羽釜ご飯と一緒で音をよく聞いて匂いを気にしていると食べごろになったかどうかわかります。
美味しいご飯やおやつもグリーンウッドワーク講座のお楽しみです。

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最後は津田先生から今後のスケジュールについてのお話。
舞茸菌接種したものはプランター栽培ができるので、参加者のみなさんも1袋ずつお持ち帰り。
ご自宅で培養していただきます。

わたしたちがちょうどいいなと感じる温度が舞茸にとっても育ちやすいので、15度以上の温度帯で保管します。
気温が上がってくれば菌が全体に回りはじめ、6〜7月には菌がほぼ回って、原木全体が白くカマンベールチーズのようになったら、完熟したほだ木を袋から取り出して土に埋めます。(これを伏せ込みと言います)

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しいたけは一冬越した以降にでるのが通常ですが、舞茸は摂取した年に出始めるのが特徴です。
ちゃんと管理すれば5〜6年は楽しめます。

今後の予定は
④7月11日(日) 10:00-12:00 
《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》

⑤10月3日(日) 10:00-16:00 
《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》

です。

ひと月経って3月16日現在の古城山まいたけはこんな感じ。少し白く菌がまわってきているのが見えますよ。

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まだまだ参加者も募集中!収穫の日はランチつきです♪
単発参加も🆗です。ご参加お待ちしてまーす。


2021年の日程
①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》
②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》
③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》
④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》
⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》



それではみなさん、持ち帰っていただいた舞茸を日々大事に見守ってくださいね♪
7月にまたお会いしましょう!

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7月につづく…

ばきちゃん(グリーンウッドワーク協会)
  1. 2021/03/15(月) 14:10:24|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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森工塾「舞茸原木栽培」連続講座②《原木の煮沸殺菌と草木染め》(2月13日)


ろうきん森の学校 森工塾
「舞茸原木栽培」連続講座



2021年の日程
①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》
②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》
③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》
④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》
⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》


②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》

ろうきん森の学校 森工塾「舞茸原木栽培」連続講座、2回目は11日に玉伐りした原木を煮沸します。
舞茸の菌は雑菌に弱いため、まずは原木の中に元々いる菌を完全に殺菌しないといけません。
栽培がうまくいくかどうかは、この煮沸殺菌から舞茸菌接種までの間、いかに雑菌にふれさせないかにかかっています。

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今年は森林文化アカデミーの学生さんたちが授業の一環でろうきんの森を活用して舞茸原木栽培の準備をしているので、前日の作業でアベマキを中心に煮沸作業を半分以上終わらせてくれました。

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残ったアベマキとアラカシの原木をドラム缶に水を入れ点火し、沸騰したら5~6時間煮沸殺菌します。
例年だとスタッフが早朝から火にかけ始めますが、この日は参加者のお一人が朝6時にきてくださったので、点火式をおまかせ。まだ暗闇の中、ドラム缶を火にかけます。

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どんどん薪をくべます。水量が多いので気を抜くとすぐ沸騰しなくなります。
薪をきらさないよう気をつけながらも、せっかく火があるならやっぱり楽しい火遊び。
ハイジのアレをやりたくて、持ってきた朝ごはん用のパンとチーズを焼いてみたり。

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やっと空が白み始めまるころ、30度ちょっと。まだまだです。
沸騰して泡がぼこぼことふきだすとお湯の量が減ってしまうので、かまどにも着火。
足し湯用のお湯をわかします。

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お湯があるので、当然カフェコーナーも用意しましたよ。
森でのコーヒータイムは格別。将来的には里山カフェ、やりたいですねー。

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最近ツバキラボさんがアベマキの木片チップとコーヒーをブレンドした「アベマキコーヒー」を商品化され、それがおいしいと話題になっていたので、ちょっと興味が湧いて…そのまま飲んじゃいました!
うーん、タンニンの濃縮液!(そのままか)めちゃくちゃ濃いです。
草木染めの下処理に使うために用意していた豆乳でラテもやってみたけど、強い渋味でお薬になりそうな味!
そのまま飲むもんじゃないですね。

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「アベマキコーヒー」に興味がある人は美味しい方をぜひ。
ツバキラボのECサイト「TSUBAKILAB & things」で販売しています。
https://tsubakilab.jp/tsubaki-blog/abemaki_coffee

99℃になったら5時間のカウントスタート!
そろそろ参加者のみなさんの集合時間になりました。
作業をはじめる前に、津田先生がミニ講義をしてくださいました。
管理棟につくった簡易クリーンブースもおひろめ。

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アカデミーの学生さんたちは私たちの作業と同時並行で、昨日煮沸した原木に植菌作業をします。
学生さんたちがどういう流れにするか、動線をイメージしながらアイデアを出しあいます。

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昨年まではできるだけ綺麗な環境を作るために、ビニール温室を利用していました。
マイタケの菌をビンからすくい取り菌床バッグに投入する人、菌床バッグを広げる人、植菌した袋をシーラーで封をする人と3人1組で作業します。

《昨年までの様子はこんな感じ》
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せまいビニール温室の中をアルコールを噴霧して清潔にし、ビニール合羽+帽子+マスク+ビニール手袋を着用して作業するのは大変!聞いただけで酸欠になりそうです。今年はクリーンブースの外から手袋をして作業するので、楽になるかもしれません。

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しっかり温度を保っていないと芯まで殺菌できず、カビなどの発生原因になるため、温度を保つのに薪をくべ続けます。
作業としてはそれ以外することがないので、持ってきたものを焼いたりして雑談タイム。

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さあ5時間以上しっかり煮沸しました。
雑菌が混入しないように火ばさみですばやく専用の栽培袋に取り出します。

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熱々の状態でとり出したら、袋に投入後、袋の口を何回か折り畳み、洗濯バサミで仮留めしていきます。

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ここまで各自分担を決めて流れ作業です。どの作業も体験できるようにローテーション。

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とにかくマイタケは雑菌に弱いので、雑菌などによる汚染をふせぐため、袋の内側に触れないよう気をつけたり、原木の角で破れないように必ず袋を置いたまま次の作業にうつすなど、素早いながらも慎重に作業しました。
植菌は、殺菌後一昼夜おいて常温になるまで冷ましてから行います。

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袋詰め作業のあとは草木染めです。

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参加者の皆さんがそれぞれ用意して呉汁処理をした布を原木の煮汁に浸します。

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今回はグリーンウッドワークの活動で出る端材を用意して、板締め絞りにしてみました。

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布をさまざまな形に折り、それを両側から木で挟みます。
しっかりクランプしたら、その部分だけが染まらず白く抜けるので、ひらくと連続した模様になるのです。

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みなさん出来上がりを想像し、工夫しながら作業しました。

媒染液は鉄媒染とアルミ媒染の2種類用意しました。
20分ほど置いてから水で濯ぎ干してみると…

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折りかたや挟む木片の形、素材や媒染によって色や模様は様々。どれも素敵ですね。

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今日の作業はここまで、明日はいよいよ植菌です。

つづく
ばきちゃん(グリーンウッドワーク協会)
  1. 2021/03/14(日) 17:40:10|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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森工塾「舞茸原木栽培」①連続講座はじまりました(2月11日)


ろうきん森の学校 森工塾
「舞茸原木栽培」連続講座



2021年の日程
①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》
②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》
③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》
④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》
⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》


今回で5年目となる原木マイタケ栽培。昨年からは原木の伐採から舞茸の収穫まで連続講座として開催しています。
講師はもちろん森林文化アカデミーの津田先生です。

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さあ、2021年の舞茸原木栽培のはじまりです。

・原木栽培に関心があって椎茸はやっているけど、うまく出ないから体験させてもらおうと思い参加しました。
・実家が美濃市なので、母を誘ってきました。はじめてなので楽しみにしています。
・
SNSの投稿などで知って美味しそうで。最近きのこに興味津々だから楽しみです。
・父親が原木しいたけを作っていて、自分は食べるの専門なんです。栽培ははじめてなので楽しみです。
・
舞茸の収穫の最終回だけ参加して何回か食べたから、今回は最初からやろうと思って参加しました。
・しいたけ原木も初です。原木舞茸は香りも歯応えいいと聞いて楽しみにしています。
・野生の方が興味あります。栽培したものも楽しみです。

参加者の皆さんも舞茸の栽培は初体験の方ばかりのようです。
初日は《原木の伐採、玉伐り》からスタートです。

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まずは原木の採取から。

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あらかじめ伐採して山から出しておいたアラカシとアベマキを運びやすい長さに玉切りします。

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参加者のみなさんに運んでもらい、車に積み込みます。
結構ありますねー。昨年の本数を参考にアラカシとアベマキを同じくらい用意しました。

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2.5kg菌床バッグのサイズに合わせて15cmに切ります。
大きなものはチェーンソーでスタッフが切り、細いものは15センチのガイドにあわせて、大型の卓上丸鋸で切断していきます。

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こちらはセイフティトークのあと、ざっと今日の作業の流れを説明し、交代しながら全員でやっていただきました。

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翌日原木の煮沸殺菌をするためのドラム缶に詰めるまでが今日の仕事。
作業分担しながらどんどん切っては運びます。

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2種の材が混じらないように分け、太さをみながら詰めていきます。
煮沸殺菌したら熱々の状態で取り出すので、一段ごとにネットをしいて、底からも取り出しやすいようにしました。

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今年は津田先生と一緒にアカデミーの学生さんが手伝いに来てくださいました。
本来なら森林文化アカデミーの舞茸は県外の別の場所で栽培しているのですが、コロナ禍で県外の活動ができなくなったため、古城山ふれあいの森で準備することに。

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昨年までの方法だと舞茸菌接種がどうしても三密になってしまうので、密にならず、かつ滅菌状態を保つクリーンブースをつくることにしました。なかなか本格的です。

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ドラム缶に詰めながら、アベマキのコルク層の話や、年輪の話など、参加者の何気ない会話をきっかけに出てくる先生のお話が面白い!

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雑談の中にも学びがいっぱいです。

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そうこうするうちに、ドラム缶いっぱいに原木を詰め終わりました。

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アベマキ42本、アラカシ38本用意できました。

明日は学生さんたちの煮沸作業の予定。アベマキから煮沸殺菌します。
参加者のみなさんは1日あいて明後日同じ作業をするので、その説明をして今日の作業は無事終了となりました。

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つづく

ばきちゃん(グリーンウッドワーク協会)
  1. 2021/03/13(土) 19:35:33|
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2020年舞茸栽培記録

昨年2020年
6年目を迎えた舞茸栽培の記録をまとめました。
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原木伐採
>>>舞茸原木栽培連続講座①

煮沸殺菌
>>>舞茸原木栽培連続講座②

植菌は3月1日に実施しました。
雑菌の少ない寒い時期が最適です。
>>>舞茸原木栽培連続講座③

7月18日
菌が十分に白くまわったら、山の畑に伏せこみます。
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梅雨が明ける前に行いたい作業です。
>>>舞茸原木栽培連続講座④

2020年の収穫イベントは9月26日。
この6年間の実績と勘を頼りに、半年以上前にこの日に決めました!
>>>舞茸原木栽培連続講座⑤

が、残念
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一週間早かった、、、

舞茸が土から初めて顔を出したのが9月24日、
初収穫は9月28日でした。
この菌は日本農林種菌から購入した鋸屑種菌農林A20
メーカー曰く
「シャキシャキした食感が特徴で、香りの強いキノコで味も格別です。」

そして、もう一つの種菌は天然舞茸
古城山ふれあいの森の切り株に発生した天然舞茸を培養した菌です。
その菌を接種したホダ木から、舞茸が顔を出したのが、
農林A20から遅れること二日、9月26日のことでした。
古城山産舞茸の初収穫は9月30日。
どの菌も、土から顔を出して四日目には収穫できる大きさに育ちました。
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そして次から次へと顔を出す舞茸たち。
初収穫から8~10日くらいの間は、毎日山に通って収穫しました。
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10月3日はグリーンウッドワーク協会のスタッフ総出で収穫。
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天ぷらやソテーにして、農林A20と古城山舞茸を食べ比べてみました。
農林A20は、メーカーがうたっている通り非常に香りが強いのですが、火を通すと大味な感じ。
古城山舞茸は、香りはそれほどでもないけど、しっかりした食感で味も絶品!
古城山舞茸に軍配!
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食べきれない分は細かく裂いてジップロックで冷凍すれば、数ヶ月は待ちます。
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それでも取り切れないので、収穫イベントを急遽追加開催。
10月7日、山に笑顔が満ち溢れました。
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皆でっせっせと土を落としてお掃除タイム
これが案外大変だけどみんなでやると楽しい。
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そして収穫祭
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もちろん舞茸づくし
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ああ、この日のために舞茸を育ててきたんだなあと実感しました。

2020年で6年目を迎えた舞茸栽培。
それまでに伏せこんだホダ木はどうかというと、
一年前のホダ木は8日遅れの10月2日に発生、10月5日には収穫が始まりました。
同じ農林A20のはずなのに、8日遅れたのは植えた場所の違いと、菌の勢いの違いでしょうか?
収穫量も少し少ない感じです。

2年前のホダ木からは
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2日遅れの9月26日にクリのホダ木から、
6日遅れの9月30日にはカシのホダ木から発生を確認しました。
樹種によっても発生の日にずれが生じるらしいということが解ります。
残念ながら、昨年発生を確認したソヨゴからは出ませんでした。

3年前のホダ木からは
10日遅れの10月4日に発生、3株のみ収穫。

4年前のホダ木からは
小さいのが1株だけ発生。

5年前(1年目)のホダ木からもまだきのこが出てきますが、
傘が開かずに硬いまま腐っていきました。
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以上の結果から、4年間くらいは同じホダ木から舞茸が食べられることが解ります。

忘れちゃいけない、古城山の天然舞茸。
いつものアベマキの切り株から、
10日遅れで発生を確認。
栽培の古城山舞茸からは8日遅れの発生でした。
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繰り返しになりますが、同じ菌だからと言って同じ日に発生するとは限らないことが証明されました。

舞茸栽培は、畑が無くてもプランターでもできます。
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6月30日アカデミーの学生さんによるプランター伏せ込み
>>>プランター伏せ込み

しかし、夏の炎天下に水やりを忘れると大変なことになります。
前年までは山羊を飼っていたため、山羊の水やりと一緒に毎日の散水を欠かさずに行っていましたが、
山羊を手放したために水やりも忘れがち。
随分乾かしてしまい、収穫は絶望的かと思いきや、
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下から?!
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プランターの下から出てきてしまいました。
底土が少なすぎたのが原因でしょうか。
26日遅れの10月20日収穫でした。
過酷な環境にさらされると、20日近く収穫が遅れることもあるんですね。

2020年はコロナの自粛に翻弄された年でもありました。
(いや、2021年2月の今現在も変わりませんが、、、)
おうち栽培キットの開発を目指して、
腐海栽培セットを試作。
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虫かごのケースに、
観葉植物用の土を入れて、
多肉植物や王蟲と一緒におうちのインテリアとして楽しんでもらうのがコンセプト。
毎日霧吹きで湿らせてあげるのですが、
乾燥を好む多肉植物には過酷な環境だったかもしれません。
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10月12日が舞茸畑の最後の収穫。
約2週間楽しめました。
忘れたころにプランター底のひょっこりはんが10月20日。
そして、もう諦めかけていた10月26日、そう最初の発生からほぼ1ヶ月後に腐海ケースから舞茸の発生を確認。
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王蟲も大喜びです!
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ああ、本当に楽しかった。
この一連の作業に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして今年もやってきた植菌の季節。
2月11日(木祝)原木の伐採
2月13日(土)煮沸殺菌
2月14日(日)植菌
7月11日(日)伏せ込み
10月3日(日)収穫←1週間遅らせましたよ!
森工塾「2021年舞茸原木栽培」連続講座のご案内
あなたも一緒にこの感動を味わってみませんか?

(報告)おの

  1. 2021/02/02(火) 00:00:44|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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【ろうきん森の学校】森工塾「舞茸原木栽培」連続講座のご案内

原木の伐採からはじまり収穫までを連続して参加する「原木舞茸栽培」連続講座のご案内です。

昨年度の講座の様子はこちらをクリック
>>>舞茸原木栽培連続講座①
>>>舞茸原木栽培連続講座②
>>>舞茸原木栽培連続講座③
>>>舞茸原木栽培連続講座④
>>>舞茸原木栽培連続講座⑤

>>>プランター伏せ込み

寒い冬に原木をドラム缶の中に並べて
早朝から火を焚き続け、
凍えながらお昼に食べたジャンクなカップ麺が
やたらと美味しかったこと。

真夏の炎天下での舞茸畑づくりを想定したら、
土砂降りの雨で、
森に響く雨音が心地よかったこと。

収穫が始まるまで、
そろそろかなと畑をのぞきつづけ、
蚊に悩まされながらも
ぽっこりと顔を出した小さな舞茸の姿に
まさに舞踊ったあの日。

思い出されるのは
舞茸づくりの過酷さ(だったかな?)より
スタッフたちの舞茸愛と
美味しい舞茸料理の数々、
「舞茸まつり」に集まった仲間たちとの
楽しい時間...。笑

今年で5年目となる原木舞茸栽培。
データも蓄積され、
古城山舞茸の収穫高も年々上がってきて
味も間違いなしの美味しさで人気の講座です。

舞茸の収穫や植菌は楽しいのですが、
実はその前段階の原木の伐採や
煮沸殺菌がもっと面白いんです。

特に原木の煮沸殺菌の日は、
ひたすらドラム缶で原木を炊くので
火を囲みながらの談笑の時間がなんとも楽しい!

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自分で植菌したマイタケ。
日々様子を見て一緒に植菌したひとたちと
情報交換しながら育てる楽しさや
収穫の喜びを分かち合う楽しさ。
最後は成果の確認(実食)まで出来て、
とっても中身が濃い講座です。

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事前に用意されたイベントに
スポット的に参加するだけではなく、
一連の作業に関わることで、
里山づくり森づくり人と人との輪づくりに
参加してみませんか?


ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
ほだ木づくりから収穫まで「舞茸原木栽培」連続講座


◆日程

①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》

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②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》
※スタッフが早朝5時くらいから火にかけ始め、原木の袋詰めは午後2時ごろ開始予定です。

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③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》

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④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》

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⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》

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③と⑤は講師に森林文化アカデミーの津田格先生をお呼びします。

◆場所:古城山ふれあいの森(美濃市吉川町武儀高校東)

◆定員:20名

◆参加費:合計6,000円(全5回)※単発参加可(1回につき3,000円)

講師:津田格先生(岐阜県立森林文化アカデミー)③と⑤のみ

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■申 込

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・同伴者(年齢・学年)』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はご遠慮ください)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
  1. 2020/12/10(木) 15:06:10|
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森工塾「舞茸原木栽培」⑤収穫ときのこ観察(9月26日)

今年2月から始まった「舞茸原木栽培」連続講座の最終回
収穫ときのこ観察のご報告

これまでの講座の様子はこちらをクリック
>>>舞茸原木栽培連続講座①
>>>舞茸原木栽培連続講座②
>>>舞茸原木栽培連続講座③
>>>プランター伏せ込み
>>>舞茸原木栽培連続講座④

寒い冬にドラム缶を焚いたり、
真夏の舞茸畑づくり。
今振り返ると懐かしいあの日あの時

連続で参加していただいた参加者の方が、
菌糸のまわり方を確かめるために半分に割ったホダ木を
持参してくれました。
割った断面からは菌糸が材の下から上に向かって伸びていくことが確認できたそうです。
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そしていよいよこの日、収穫!
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・・・を迎えるはずでしたが、
週の中頃発生した舞茸はまだ小さくて、
残念ながら収穫には至りませんでした。
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ということで、森のきのこの観察会。
講師の津田先生から、
きのこについての説明と、
食べられるきのこ、食べられないきのこの見分け方について
教えていただきました。
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そもそもきのことは?
植物ではなく、かびと同じ「菌類」です。
草や木は種をつくるために花を咲かせますが、
菌類は胞子をつくるためにきのこを出すのです。
花と同じように一年のうち短期間しか見られません。
きのこが多くみられる今だからこそ、
森に入ってきのこの勉強をしましょう。

二週間前はイグチの仲間が多くみられましたが、
この日はテングタケの仲間がたくさん。
大きく目立つ、ザ・きのこ
ササクレシロオニタケ
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この幼菌は
シロオニタケ
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そして、どこもかしこも
ヌメリコウジタケ
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子どもたちが
「ヌメリコまた見つけたよ!」

この透明のどろどろは
シロキクラゲ
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そして、一昨年前の台風で倒れたホオノキから
ウスヒラタケ
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食べられるとのことで収穫収穫!

さあお昼ご飯はきのこ尽くし
こんなに採れました!(ウソウソウソ)
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残念ながら買ってきたきのこたちですが、
お釜で炊いて美味しいきのこご飯の出来上がり。
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唯一収穫できたウスヒラタケ。
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きのこ汁に投入。
歯ごたえがあってめっちゃおいしい。
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もちろん天ぷらもありますよ。
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お料理担当の原ちゃん、
美味しいご飯をありがとう。
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ご飯の後は採ってきたきのこの同定。
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アメリカウラベニイロガワリは
名前の通り、
切断面が空気に触れると
きれいな青色に変わります。
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楽しい科学の実験です。

この日に採れたきのこは、
全部で29種類。
一つ一つのきのこについてのお話しが面白くて
津田先生のきのこワールドにどっぷりつかった一日でした。

原木舞茸の収穫については、
また後日報告させていただきます。

つづく(おの)

  1. 2020/10/04(日) 17:21:12|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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森工塾「舞茸原木栽培」④伏せ込み(7/18)

舞茸原木栽培連続講座第4回目はホダ木の伏せ込みです。

これまでの講座の様子はこちらをクリック
>>>舞茸原木栽培連続講座①
>>>舞茸原木栽培連続講座②
>>>舞茸原木栽培連続講座③
>>>プランター伏せ込み

3月1日に植菌した原木が、
4か月半でこんな具合に白い菌で覆われました。
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全部で68袋ある中で、雑菌におかされたのはわずかに二袋。
この5年間で最高の出来でした。

参加者の三浦さんも自宅で培養したホダ木をご持参くださいました。
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これまで毎年参加して下さる三浦さんは、
毎回のように青カビ(雑菌)にやられていましたが、
今年は培養袋のしわに入り込むほど完熟してくれたと、
嬉しそうに報告してくれました。

今朝はあいにくの大雨。
しかし、このホダギを梅雨が終わる前には伏せこみたいとの思いから、
予定通り実施しました。
数名の参加者の方が残念ながらお休みされたことから、
このブログにて詳細をご報告いたします。
(少々長い文章になりますが、しばしのお付き合いを)

今年から新しくろうきん森の工房の近くに舞茸畑をつくることになりました。
2年前、薪割り用に大きなアラカシを倒したところに大きなギャップ(空き地)が出来ていて、
そこをみんなで開墾しました。
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ホダ木を伏せこむ深さは土壌の水分条件によっても異なりますが、
今回はホダ木の高さと同じ15cm程度の深さまで掘りました。
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培養袋からホダ木を取り出します。
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このプ二プ二感。
ベタベタ感は全くなく、プラスチック製品のような、
何とも言えない気持ちよさ!

ホダ木は上下間違わないように立てたまま隙間なく並べます。
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こうやって密集させることにより菌が集まって大きなきのこの収穫が期待できます。
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今回、ここ古城山ふれあいの森で採取した天然舞茸から培養した菌と、
購入した舞茸菌の二種類の菌を接種しました。
培養している時は全く気づかなかったのですが、
袋から出してみると、講師の津田先生が両者の違いに気付きました。

古城山の株はぷよぷよした白
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購入した株は菌糸の回りが薄めで黄色っぽい感じ
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収穫した舞茸の味や香り、食感の違いが楽しみです。

埋め戻す前にもう一度触ってみました。
ああ気持ちいい。
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ちょっとかじってみた人も!
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食感は目玉焼きの白身。
舞茸の味はまだしません。

作業の手がすいたので、
塩田さんは何やら作り始めました。
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斜面の上り下りがしやすいように階段づくり。
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皆さんそれぞれが自分の得意分野を生かして、
森にある材料で里山整備。
いい光景です。

掘った土で埋め戻します。
隙間にもしっかりと土が入るよう丹精込めて。
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ホダ木の高さまで埋め戻します。
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ホダ木の上部は舞茸が発生する際に、
枝分かれする部分に土が巻き込まれないように、
粒の細かい赤玉土で覆います。
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厚さは2~3cm程度。
赤玉土を使うことにより、ホダ木の隙間もしっかり埋まってくれます。
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次に落ち葉かきです。
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その裏では竹の伐採。
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割って、さいて、日よけの支柱をつくります。
鉈を叩く木槌も、シラカシの立ち木を使ってつくっちゃいました。
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乾燥防止のマルチングとして硬い樫などの落ち葉を敷き詰め
ドーム型の支柱を建てます。
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寒冷紗を掛けて出来上がり。
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いやあ、舞茸畑ができました!
感無量です。
半日の作業でしたが、
里山に眠っているお宝を使って、
みんなで楽しく過ごした里山の時間。
持ち込んだものは舞茸菌を半分と少しの赤玉土、寒冷紗のみ!

今年の9月下旬か10月上旬に、
天然舞茸にも劣らないと言われる原木栽培の舞茸が食べられる予定です。
連続講座の最終回(収穫、試食)は9月26日(土)に開催します。
最後だけの単発参加もOKです。
お楽しみに。
(おの)
  1. 2020/07/18(土) 18:27:05|
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森林文化アカデミー「特用林産物実習」(6月30日)

ろうきんの森では今年も舞茸原木栽培に取り組んでいます。
昨年の冬から続く連続講座の講師を務めて下さっているのが、
岐阜県立森林文化アカデミーの津田先生。
この日は津田先生が学生たちを連れて、ろうきんの森を訪ねてくださいました。
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ちょうど培養中のホダ木に菌がまわり、この梅雨時が支柱に伏せこむ時期。
学生たちに手伝ってもらい、ろうきんの森の舞茸畑にホダ木を伏せこむ予定でしたが、
残念ながらの雨。
急遽、プランターに埋め込むことになりました。
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一つのプランターに八本のホダ木をまん中に寄せて設置します。
こうすることにより、菌が一体となって大きなきのこが収穫できます。

赤玉土で隙間なく埋め戻します。
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今回来てくれた学生さんたちは、
昨年「里山利活用実習」の授業に引き続き2回目の訪問で、
ろうきんの森の活動についてもいろいろと興味を持っていただき、
楽しくおしゃべりしながら作業を進めることができました。
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こうやってアカデミーとの連携を今後も続けていけると嬉しいです。
(おの)
  1. 2020/07/12(日) 08:23:33|
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森工塾「舞茸原木栽培」③植菌(3月1日)

昨日袋詰めにした舞茸原木は
一晩経ってすっかり温度も下がりました。

>>>舞茸原木栽培連続講座①
>>>舞茸原木栽培連続講座②

この日は講師に森林文化アカデミーの津田先生をお呼びして、
まずはきのこのお話しから。
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後に見えるビニルハウスが植菌用の無菌室です。

雑菌が混入しないようにまずは完全防備。
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温室の中をエチルアルコールで消毒するのはもちろん、
植菌用のスプーンもアルコールランプで加熱殺菌。
細心の注意を図ります。
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今回接種する菌は、
昨年の秋に古城山で採取した天然の株から培養した菌を使います。
どんなマイタケができるか楽しみです。

ハウスの中で順番に植菌している間に、
他の参加者の方にはムキタケの植菌を体験してもらいました。
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地面の上で穴をあけたり、穴に入った菌を指で押さえたりと、
こちらはなんとゆるーい感じか。
この落差がなんともいいですね。

穴に詰めたオガ菌の上を封蝋で塞ぎます。
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スチロールの蓋ははがれやすいし、ペタペタろうを塗るのも楽しいですね。
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本日の昼食は舞茸尽くし。
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これは、昨年の秋に収穫したものを冷凍保存した原木舞茸です。

料理担当は本日がデビューの原ちゃん。
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普段は森のようちえんでお料理を作っているスキルを、
存分に発揮してくれました。
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やっぱりみんなでおしゃべりしながらお外で食べる手づくり料理は最高です!
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(昨日と言っていることが違う)

前半三日間を終えての感想です。
「ここで出会える人が楽しい人ばかりで良かった。」
「ここまで手がかかる分、秋の収穫が楽しみ。」
「毎年恒例のこの講座で、持って帰ったほだ木はずっと失敗続き。
今年はうまくいくように期待したい。」
「毎年メンバーが違うので、新しいお話しが聴けて、何度来ても楽しい。」
「ご飯が美味しい。」

スタッフの感想は、
「子どもを連れてきたい。」
「何年も同じ講座をやってきても、来る人が変わって、どんどん裾野が広がっている感じ。」
「ここに集まってくる人が好き!」

これからも里山づくりという名の人づくりを続けていきたいと思います。

おの(後半に続く)
  1. 2020/03/03(火) 00:13:52|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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