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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

キハダの椅子づくり2023 2週目終了しました(7月1日、2日)

山添村でキハダのラダーバックチェアづくり
2週目が始まりました。

3日目、4日目の二日間で背板以外のすべての材を仕上げます。
そして、今週のメインイベントが背板の木取と蒸し曲げ。
背板曲げ

飛び込みスタッフの矢木さん
普段はイタヤカエデをテープ状に薄く剥がして編む小原かごづくりや、
竹かごづくりなどにも精力的に取り組んでおられて、
この日は背板の材を薄くへいで木取を手伝ってくれました。
へぎ職人

こちらも一日スタッフの岩井さんは、昨年の椅子づくりの卒業生。
一年経った椅子を里帰りで連れて来てくれました。
木人さん

背板がうまく曲がってバンザイ!
曲がって万歳

次は9月、皆さんそれまでごきげんよう!
部材が完成
(おの)
  1. 2023/07/07(金) 08:41:28|
  2. ┗ 椅子づくり

キハダの椅子づくり2023始まりました(6月24日、25日)

毎年恒例
奈良県山添村で開催のキハダのラダーバックチェアづくり
始まりました。

講座に先だち、
今年も会場近くの今西さんのキハダ畑で
黄檗採取体験。
黄檗採取

ここから切り出した材の一部も、
ラダーバックチェアづくりの材料として
使わせていただきました。
材はラダーバック

主催のマツトモさん
この日までに、
たくさんのキハダ畑に通っては
材を集めてくださいました。
本当に頭の下がる思いです。
マツトモサン

この講座は、週末の土日を3回、計6日で完成させます。
日程の関係上、二日目には後ろ脚を曲げなければなりません。
後ろ脚曲げ

ということで、皆さん初日からフルスロットルで削りに削りました。
たくさん削った

今年の合言葉は
「削って!バンザイ‼」
削って万歳

合計30本の後ろ脚を削ってバンザイ!
一本も割れずに曲がってバンザイ‼
曲がった

今年も楽しい講座になりそうです。

来週につづく(おの)
  1. 2023/07/06(木) 08:26:17|
  2. ┗ 椅子づくり

ゴッホの椅子づくりin佐久


森の中でグリーンウッドワーク三昧の3泊4日
ゴッホの椅子づくり合宿 in佐久市(大自然のひろば)


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今年のゴールデンウイークは、ククサづくり連続講座の修了生やUPI表参道で開催されているグリーンウッドワークのためのコミュニティスペース「UPI Spoon Club」の参加者さんたちが集まって、長野県佐久市の高原にある山荘で4日間の合宿をしてゴッホの椅子づくりをしました。

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これまで4期開催してきたククサづくり連続講座の中で「次は椅子づくりがしたい!」という声があがり、3期生のシゲさんが主体となって「ゴッホの椅子づくりin佐久市」の開催が決まりました。

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会場は「NPO大自然のひろば」が長野県佐久市に所有する広大なフィールド。周りには動物と野鳥しかいない、とても素晴らしい環境です。

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標高1050mの唐松林にログハウス・ホール(40畳ロフト付き)・キャビン・木工作業小屋・倉庫などがあり、とてもセルフビルドとは思えない立派な建物。

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各施設には薪ストーブも設置してあるので、ゆったりと時間がながれるなか思う存分グリーンウッドワークに没頭できました。

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今回つくるのは、画家のゴッホが描いたことから、日本で「ゴッホの椅子」と呼ばれるようになった素朴な椅子。

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多くの工芸家や芸術家を魅了してきたすべての椅子の原型とも言える椅子です。

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スペインのグアディスという町でつくられてきた伝統的な椅子を当時の手法のままにつくります。
材料は事前に大自然のひろばの唐松をシゲさんと相棒のNPO理事の尾方さんが伐ってくれました。

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椅子づくりのほかにも夜の懇親会や、日帰り温泉、グリーンウッドワークのビデオ鑑賞、森の散策...

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4種類の薪割りなども楽しみました。

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最終日の朝にはみなさん椅子のフレームが組み上がりました。美しい!

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座編みはペーパーコードやイグサで編みました。

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一本の唐松から9脚のゴッホの椅子が完成。苦労が報われる瞬間です!

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最後は伐った唐松が立っていた場所にならんで記念撮影。

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切り株の横で輪になって、感想シェアタイムです。

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今回の食事や運営はすべて3期生の「NPO大自然のひろば」代表高森シゲさんが担ってくださいました。

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《シゲさんのメッセージ》

私の担当した食事と運営については皆さんから感謝の言葉を頂いて、11月からの準備が実ったと感じています。宿泊型のもの作りは楽しく、参加した人たちが満足してくれたことに感謝しています。講師の小野ちゃん、ばきちゃんとも昨年秋から現地の下見やZoom会議などで内容を確認して、作り上げてきたので、安心して運営できました。
終了後にホールの清掃や片付けなど皆さんに協力いただき感謝します。私は6日夜まで後片付けをして、7日早朝に松田町の家まで帰り、8日の午前中に横浜に帰り着きました。
また、夏合宿や新しいイベントを提案していただいていますので、「大自然のひろば」を活用して、みなさんと楽しみたいと考えています。 sige

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《参加者の皆さんから届いた感想》

僕は楽しい思いさせてもらい良かったけど高森さんはお忙しい日を一人でご苦労様でした。高森さんの企画力に期待しております。皆さん素敵なイスが完成し、嬉しそうな顔が、何とも言えないね。手作りの楽しさを再確認できました。艫岩の写真も素敵ですね。本当にお疲れさまでした。

朝早くから夜遅くまで... 何から何まで本当にお世話になりました。
写真こんなに撮ってくださって、欲しかった削り台も作って頂いて...そして美味しいご飯も和洋中どれも美味しかったです!!感謝 感激 感動いっぱいの最高のGWでした。ありがとうございました。

私は昨日東京に来て今日は表参道のUPIでスプーン作りのワークショップに参加します。しっかり教えていただいて帰ったらsigeさんの作ってくださった削り台でスプーンを作るのが楽しみです♪

素敵なご縁を繋げていただきました。本当にありがとうございました。どうかコレからも素晴らしい自然の中でグリーンウッドワークの楽しいワークショップを開催してください。楽しみにしています。ありがとうございました。

「ゴッホの椅子づくり」では大変お世話になりました。
素敵な森の中、鳥や動物たちの声、おいしい空気......
木のぬくもりのある建物の中、薪ストーブの暖かさ、炎のやさしさ......
そして何よりも毎度毎度のおいしい食事、シゲさんの心づかい。
最高の環境の中で受講できて、夢のような時間を過ごさせて頂き、感謝感謝です。そしてやっぱり仲間たちとワイワイしながらモノづくりは楽しいですね。また機会があれば是非、佐久に行きたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

長野県の標高1000mでのゴールデンウィークでしたが、天候にも恵まれ、大自然の中心地よく過ごさせていただきました。また、シゲさんのお料理が毎回おいしく、おなかいっぱいで幸せでした。カレーうどんと炊き込みご飯が特に美味しかったです。

GWWのなかまも増えて、とてもうれしいです。植木の手入れの仕事で、杉の丸太が手に入ったので、さっそくゴッホの椅子を作ってみようと思っています。その前にシゲさんからもらったチョッピングブロックに足を付けたいです。できたら写真送りますね。

素晴らしいフィールドをご提供いただき、ありがとうございました。あんなに鳥たちがたくさん鳴いている、自然豊かなところはあまりないと思います。本当に本当に、素晴らしい機会を与えてくださり、心より感謝申し上げます。

中身の濃い3泊4日でした。『ゴッホの椅子』が作りたい一心で参加した合宿でした。
初めての体験で中々慣れなかったのですが必死についていきました。思いもよらない『はつり台』のプレゼントに泣けてきました。ちゃんとしたはつり台が欲しい欲しい...どうしたらいいかと思い悩んでいたところの「はつり台』だったので、こんな嬉しいことはありませんでした。本当にありがとうございました。

ドキドキ、ワクワクしながらのゴッホの椅子の作業でしたが本当に形になった時の満足感は予想以上の喜びでした。
みなさんとも仲良くなれましたし最高の気分でのでお別れになったのでちょっぴり残念な...
4日間の興奮冷めやらずで山梨へ帰路2時間で徐々に現実に戻りました。昨日は一日中☔ なので、教えて頂いた『キャベツのサワークラフト』を作りました♪今日は☀ なので畑の仕事。一段落したら3本ほど頂いた唐松の木で何かを作ります。
又参加できるイベントがありましたら参加したいですね。(キャンプも)本当にお世話になりました。

昨日も送っていただいていて、ありがとうございました!素敵ですねぇ~ うっとりします。明日、チョッピングブロックの脚を削ってみようと思います。組み立てのためにはドリルを買わないといけないかな...
完成までは時間がかかりそうですが楽しみに作っていきたいです。

参加者の方と連絡先交換しなかったのですが、しげさんを通じて連絡取れれば嬉しいです。夏にまた再開できますこと、心待ちにしています。今後ともよろしくお願いします。合宿中、大変お世話になりました。

体調お変わりありませんか。素敵な環境で、大きなバックアップのもと、楽しいばかりのグリーンウットワークに取り組めるという、なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。美味しいご飯が恋しいです。

GWも終わってやっと通常生活のリズム取り戻してきました。今朝は千葉での地震、大丈夫でしたか?唐松の皮剥き早速やってみました!キレイに一皮剥けてツルツル、ピカピカの丸太になりました。後は脚をつけるだけです!写真もたくさん送ってもらえてありがとございます!

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また会える日を楽しみにしています。

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  1. 2023/05/20(土) 11:14:56|
  2. ┗ 椅子づくり

2月14日 明宝でスツール研修を開催しました(二日目)

時折風花が舞い散る郡上市明宝にて
森のスツールづくり研修二日目
座面に使ったのは樹齢300年の善兵衛桜。
一昨年不朽によって落下した太枝を製材した板がストックされていました。

まずは、乾燥したサクラの板に手回しドリルで穴を開けるのは一苦労。
お母さんの必死の形相をじっと見つめるお子さん。
「なんだかいつものお母さんと違う!」
筋トレ
ほとんど筋トレ状態で、息を切らしながらも、
午前中までに全員穴あけを完了しました。

午後からは脚の抜け防止のクサビづくり。
お母さんは生まれて初めて鉋を使ってるよってお子さんに語り掛けながら作業するお母さんも。
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先週はおしゃべりしながらゆったりと作業できましたが、
本日は皆さん必死になって取り組んで(ここは反省点ですね!)、
少し時間が押しましたがどうにか全員完成まで漕ぎ着けました。
完成

皆さんの感想は
・思い出の善兵衛桜で椅子ができた
・椅子に命を感じる
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・道具の知恵がすごい
・脚の差す位置を色々試していい形になった
・思ったより大変だった
・木に触れるワクワクを思い出した

地域の方々が集う「ななしんぼ」の工房
若い人たちが集まってこれからどんどん楽しいことが始まりそうです。
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(おの)
  1. 2023/02/21(火) 06:17:14|
  2. ┗ 椅子づくり

2月7日 明宝でスツール研修を開催しました(一日目)

郡上市明宝ものづくり工房ななしんぼで
森のスツールづくり研修が開催されました。
ななしんぼ

標高400mの明宝はまだ雪国でしたが、
春のような陽気で工房の中はぽかぽか暖かく、
快適に作業できました。

まずはスツールに使う座面と脚の材選びから。
事前にストックされた材がいっぱいあって、
よりどりみどりで迷っちゃいます。
板を探す

初めて使う手回しドリルには悪戦苦闘しましたが、
お子さんと一緒にノコギリ使ったり、
お茶しながら普段の活動のお話ししたり、
道の駅でたい焼き買って子どもたちと遊んだり、
子どもが寝ている傍らで座面の板をひたすら磨いたり、
なんと穏やかで充実した時間なんでしょう!
寝てます

最近は時間に追われる忙しい講座が多くって・・・・・

グリーンウッドワーク協会が活動を始めた当初は、
会員のみんなで集まって、
毎月研修会を開いていましたが、
その時もこんな感じでゆったりアットホームな時間が流れてたねって、
主催者でグリーンウッドワーク協会創設当時からの仲間でもある弥生ちゃんと
昔を懐かしんでいました。
お子さんと一緒

今日は座面と脚四本の部材が完成。
一週間後に組み立てます。
これまでずっとこのミルクスツールづくり講座を
ななしんぼでやりたいねって言い続けてはや十数年。
ようやく念願が叶いました!
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次週に続く(おの)
  1. 2023/02/18(土) 06:11:16|
  2. ┗ 椅子づくり

1月22日 海上の森でスツールづくり②

グリーンウッドワーク講座
海上の森【里山の木でつくる暮らしの道具】のスツールづくり

2日目は座枠と貫の仕上げです。
貫と座枠

ホゾはテノンカッターというえんぴつ削りのような大きいカッターで削るので、
テノンカッターに入るサイズまで銑で削ります。
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できた人からどんどんローテーションして、
ホゾを削ったら、銑でおおまかに整え、
南京鉋を使ってなめらかな曲線になるまで削ります。
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シュルシュルと細いバネのような削くずが出てきて気持ちいい!
こんなに楽しいことはない。
無心になってピカピカの面ができるまで削っていきます。

早い人は午前中にはほぼ脚と貫、座枠がそれぞれ4本ずつ仕上がりました。
まだの人にはちょっと焦らせてしまったので、
みなさんお昼ご飯を早めに切り上げ続きの作業に入っていました。
削る削る

それぞれの部材が仕上がったところでいよいよ組立です。
グリーンウッドワークの特徴として、
前もって乾燥させた座枠と貫のホゾを生木の脚に打ち込むことで、
脚の乾燥がすすむにつれホゾ穴が収縮して丈夫になります。
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みなさん真剣に頷きながら説明を聞いて、
2人ひと組になって組立をしました。
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グリーンウッドワーク海上の森のスタッフと学生ボランティアさんのサポートあって、
無事全員組み上がりました。
穴あけ

昨日まで森に立っていたヒノキがとうとうスツールのカタチになりました。
みなさんフレームが出来上がってひと安心といった様子。
来週はカラフルなアクリルテープで座面を編みます。
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小野と椿は今回までで、次回の講師はグリーンウッドワークラボの加藤慎輔さんです。
完成した椅子が見られないのは残念ですが、
参加者のみなさんの喜びの輪が広がって、
愛知のグリーンウッドワークの新しいベースになっていくのが楽しみです。
(ばきちゃん)

一週間後完成しました!
こちらが完成写真です
参加者

↓グリーンウッドワーク海上の森のブログ
こちらをクリック
  1. 2023/02/15(水) 06:28:37|
  2. ┗ 椅子づくり

1月21日 海上の森でスツールづくり①

グリーンウッドワーク講座
海上の森【里山の木でつくる暮らしの道具】のスツールづくり (3日間)がはじまりました。

先ずは近くの山に出かけてヒノキを伐採するところから。
伐採

チェーンソーで伐倒したあと、スツールの大きさに玉伐りします。
年輪を数えてみたら68才。
数えてみたら

参加者のみなさんが生まれる前からこの森を見つめてきたヒノキが3日間かけてスツールに生まれ変わります。
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工作室に戻りマンリキや斧で割ってみると、スパーンと真っ直ぐに割れてくれます。
一日中削って削って、脚4本を先細りの八角形まで仕上げました。
削り馬

脚四本
翌日に続く(ばきちゃん)
  1. 2023/02/14(火) 05:48:21|
  2. ┗ 椅子づくり

11月6日 カラマツ林でスツールづくり②

凍てつく朝。
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とはいえ気温は3℃なのですが
長野市の美しい金色の森から
スツールづくり2日目がはじまります。
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森を楽しむグリーンウッドワーク教室
in アソビーバ ナガノパーク 2日目。
午前中の1時間ほど森で仕上げ作業。
外で削る

南京鉋ですべての部材をピカピカに整えます。
仕上げ削り

室内に場所をうつしてから穴あけと組み立てです。
穴あけ

窓の外には絵画のような紅葉が見えるのですが
参加者のみなさんは穴開けに集中!
穴あけ外はいい景色
貫と座枠を打ち込むと途端に椅子らしくなるので
おー、椅子になってきた!と感動。

最後の座編みは、まゆっぺが担当してくれました。
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イ草ロープで座面を編んでいよいよ完成です。
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編み上がった時の笑顔がなによりうれしい瞬間です。
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◉南京鉋で削る時が一番たのしかった。編む時いっぱい長い縄があって通すのが難しかった。
◉最後の編みで手がガサガサになったけど、二日間めったにできない貴重な体験ができて楽しかった。
◉電気を使わず丸太からやるのがよかった。もっとやりたい。
◉個人的には助けてもらうことが多かったけど、自然の中で楽しめてよかった。
◉なんとか椅子が完成までたどり着けてよかった。みなさんと時間や空間を共有できたことがよかった。
◉木を倒して丸太にするまでが仕事だけど、使えるものになるまでできてよかった。老後の楽しみができた。やりたい気持ちを持ち続けてチャレンジしたい。
◉いつもは薪を割って燃やして終わりで、生産性がなかったけど、ものづくりをしたり、道具の使い方も学べてよかった。
◉生の木を丸太から割って、つかえるものまでできたのが貴重な体験だった。
◉非常に楽しめた。ほんとに楽しかった。

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長野県長野市のアソビーバ ナガノパークの皆さま
主催の長野市森林いのしか対策課の皆さま
そして、2日間通してグリーンウッドワークに
チャレンジしてくださった参加者の皆さま
ありがとうございました😊
12月はみんな大好きククサづくりです。

(ばきちゃん)
  1. 2023/01/24(火) 05:44:58|
  2. ┗ 椅子づくり

11月5日 カラマツ林でスツールづくり①

2022年11月5日(土)
キーンと冷え込む朝です。
森を楽しむグリーンウッドワーク教室
inアソビーバ ナガノパーク(旧アゼリア飯綱)
はじまります。
はじまります

今日から2日間かけて
スツールをつくります。
朝日に森が照らされると
途端に暖かくなりました。
パーと明るく
お日さまってすごい、ありがたい♡

今日はテレビの取材も入っています。
長野市の市政番組で流れるそうです。
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午前中はひたすらヒノキを割って脚を削りました。
きれいに割れると気持ちいい!
パカンと
カラマツの森にパカンという音が響きます。

削り馬がはじめての方たちから
思わずこぼれた「ヤバい!チョー楽しい‼️」の声。
いちばんうれしい瞬間です。

先週参加された方がオイル塗って仕上げたら
キャッツアイ模様になったよーって
指輪を見せてくれました。
kyattuai.jpg
あえてフシを残して削ったのですが
割れなくてよかったです。

温かい豚汁のお弁当を食べながら
美しい紅葉の森を楽しみました。
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午後からは脚と貫を仕上げます。
削る削る
椅子づくりは本来4日くらいかかるので
2日間で仕上げるために
普段は丸棒を用意してショートカットするのですが
今回はあらかじめ割っておいた貫と座枠を
途中までスタッフが削って用意しました。
久しぶりに削った削った。
一日中黙々と削れて楽しかったー!
木人(こびと)さんフル稼働です。

参加者のみなさんも黙々と削って
脚と貫、座枠を南京鉋で仕上げながら
順番にテノンカッターをかけて
夕陽が沈む前に無事丸ホゾの成形までできました。
テノンカッター

明日は朝からすべての部材を南京鉋で仕上げて
組み立て、座編みです。

陽が落ちたあと、森の向こうのカラマツが
一瞬オレンジに輝いてから暗くなっていきました。
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秋の森にふたたび静けさが戻って
今日の作業は終了です。

ばきちゃん(つづく)
  1. 2023/01/23(月) 06:17:42|
  2. ┗ 椅子づくり

10月15日、16日 みやまの森で木からスツールをつくる体験事業が開催されました

みやまの森で木からスツールをつくる体験事業が
10月15日(土)と16日(日)の二日間、
岐阜県山県市みやまの森で開催されました。

それにしても暑い!
もう10月なのにこの暑さ。
先週の横浜のあの寒さはどこに行ったのか。
暑い日
それでも山県市みやまの森に吹き抜ける風は心地よく、
鳥の囀りと椅子の脚を削る音に癒される、そんな1日目でした。

2日目は二人一組になっての共同作業
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今回ご夫婦でのご参加も多く、
普段の夫婦関係を垣間見るようで、
終始笑いの絶えない椅子づくりとなりました。
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午前中までにフレームの組み立てが完了。
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午後からは座編みの作業が始まりました。
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秋の日はつるべ落とし。
スツールづくりは今年で3年目。
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毎年日が沈む前に急いて座編みを行っていたのですが、
今日はこれまでの経験から工程を簡略化できたので、
午後からゆったりと座を編むことができました。
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今日もいい一日だったな。
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参加者、スタッフ、主催の山県市役所の皆さんに
感謝の気持ちでいっぱいです。
幸せはいつもすぐそばにある。

(おの)
  1. 2023/01/19(木) 06:25:21|
  2. ┗ 椅子づくり
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