昨年行われた、アメリカのグリーンウッドワーク第一人者、
ドリュー・ランズナーさんの生木でつくる
椅子づくり講座。
クリの丸太から、8人が素敵な椅子(
ラダーバック・チェア)を完成させました!
今回は、2月28日と3月の三連休をあわせて、座面だけの小さい椅子、スツールをつくることに。
11月末に間伐したナラの丸太から、脚と貫を削り、前回同様、座編みをして仕上げていきます。
まずは、グリーンウッドワークの醍醐味。
丸太を、オノやフロー(マンリキ)、クサビやハンマーを使って、割っていきます。

このナラは非常に堅く、クリのときとは違って思う様に刃が入っていきません。
が、まだ、しっとりと水気を含んだナラの木からは、とてもいい香りが漂ってきます。

スツール1脚につき、脚4本と貫8本をとっていきます。
樹皮に近い部分を除いて、ここからは貫5本はとれるでしょうか…。

ほどよい大きさになったら、ここからは、削り馬で、ただただ削る。

まずは四角く削り、角をとって八角形にしていきます。
クリよりも堅くて、ずっしりと重い、ナラの木にみんな悪戦苦闘。
この後、3週間乾かして、組み立てていくのですが、思うように本数が削れていきません。
残りは、来週の自主研修会にて。

途中で、子どもさんが飛び入り参加。
真剣な表情がなんともかわいいですね。
小さいお子さんもできる木工、グリーンウッドワーク。
人力ならでは。本当にいいですね!

次回は、3日間かけて、乾燥した脚と貫の太さと形を整え、
穴を開け組み立てて、座面を編んでいきます(弥)
- 2009/03/03(火) 22:59:09|
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