大阪・堺市にあり、里山公園「堺自然ふれあいの森」でスプーン講座が開催されます。

「木と向き合う時間~スプーン作り講座~」
日時:8/18(火)10時~17時・8/19(水)10時~16時の2日間
参加料:2500円
対象:高校生以上
先着10名

森から刈り出したばかりの生木から、自分だけの特別なスプーンを手作りでじっくり作りこんでみませんか?
里山の整備と木工が体験ができます。初心者の方はもちろん、趣味で木工をされている方も、電動工具を使わず、生木を削るグリーンウッドワークの世界をお楽しみいただけると思います。
大人だけの、大人だからこそ、楽しめるひと時を一緒に森で過ごしましょう。
お近くの方、ぜひご参加ください。
■堺自然ふれあいの森
http://www.sakai-fureainomori.jp/
堺市南区畑1740番地
電話 072-290-0800
- 2009/07/29(水) 15:03:09|
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6月21日。第2回スプーン講座が開催されました。
今回の材は、槐(エンジュ)。
メンバーの岩出さんが持ってきてくれました。
槐は「延寿」の字をあてて、縁起のよい木とされていて、
長寿のお祝いに「延寿」で作られたお碗などが贈られるそうですよ。

槐の木を割ってみました。
中心が濃い茶色、皮に近い白太の部分が薄い黄色で、境目がはっきりとしています。
マメ科の槐は、豆のようなちょっと青臭い匂いがします。
思わず出た「スイカが食べたくなる!」という一言に納得です。
香りを十分に楽しんだ後、結局、白太の部分は「いちじくの香り」という
結論に達しました。
この日の槐には節があり、途中から二股になっていました。
割ってみるとこんな感じ。節の部分のつくりがよくわかります。
勉強になりますね。


槐を削っていくと、なかなか味のある色つやです。
前回のクリとは、また違った雰囲気のスプーンが出来上がりそうです。

講座での楽しみのひとつに、屋外での昼食&おやつタイムがあります。
この日のお昼には『ほうば巻き』をいただきました。
このほうば巻き。見ての通り、ほうばの葉がすべてくっついた状態で作られています。
中身はというと…米粉で作られた生地の中にあんこが入っていました。
スプーンづくりは中々奥が深く、何度挑戦しても思い通りの大きさや形に削るのは至難の業です。

そこで登場したのが、お手製のスプーンの形を型取れる器具です。
何と、材料はアイスキャンディの『棒』なのだそうです。
一体何本食べたのでしょう?
最後は、作品を並べて記念撮影!

次回のスプーン講座では、どんな材が登場するのでしょうか。
楽しみです。(文・藤、写真・堀)
- 2009/07/21(火) 14:23:54|
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