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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

アースデイ岐阜2011に出展しました

4月24日(日)JR岐阜駅前で行われたアースデイ岐阜2011に出展しました。
今年のアースデイは、飲食店ブースでのリユーストレイの使用を参加者に促したり、環境対策の取り組みを紹介したブースが多く建ち並んだりと、環境について考えさせられるようなイベントでした。
午前中は天候もよく多くの方々が駅前に集まりました。
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グリーンウッドワーク協会では木の指輪づくりを行いました。
午前中に予約が埋まってしまい、参加していただけなかった方も多くおられました。
この場をお借りしてお詫びいたします。
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本日も多くの方々の笑顔に出会うことができて嬉しい一日でした。
(小野)
  1. 2011/04/24(日) 21:32:20|
  2. 講座の実施報告
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アースデイ岐阜に出展します

4月24日 日曜日にJR岐阜駅前にて、アースデイ岐阜2011が行われます。
今年のテーマは「~つなげよう森から人へ~」です。

グリーンウッドワーク協会では、木の指輪づくりを行います。
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料金は特別に無料です。
木の指輪をつくりながら、自分達が住むまちの環境のことを考えてみませんか。
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隣のブースでは、ぎふ森林づくりサポートセンターと岐阜県立森林文化アカデミーの共催で、岐阜の木のおもちゃの体験や楽しい催しがいっぱいです。

是非お越しください。

アースデイ岐阜2011
開催日:平成23年4月24日(日)
場所:JR岐阜駅北口広場
時間:10時~17時まで
  1. 2011/04/20(水) 23:04:20|
  2. 森工塾・講座のご案内
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竹細工 笊の巻

今度はです。
この地方では イカキ とも云うそうです。
みんなこれをやりたかったんです。

これは石原さんの見本です。
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重ねるとこんな風になります。
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材料は淡竹を使います。
必要な長さに切った竹の節を削ります。市販の安物のカンナに少し手を加えています。
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次に竹を割るんですが、即席の四つ割楔(名前はないそうで適当に付けた)を石原さんが作ってくれました。
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これを、割れ目を入れた竹に差し込んで
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ごんごん割って行って
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あともう少し。10尺もあるもんですから、これがなかなか。
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で、こんな風に割れました。
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細く割った竹をへいでいます。
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更に細く割って
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1分(3mm)に幅決めします。
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面取りして、横竹としてのヒゴが出来上がりです。
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今回は材料づくりまでの途中報告とします。
編みについては改めて報告します。
  1. 2011/04/16(土) 22:17:21|
  2. 講座の実施報告
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お箸を味わう

4月2日(土)、3日(日)の2日間にわたって、JR岐阜駅前じゅうろくプラザにおいて、「ぎふ触って味わう文化展」が開催されました。
このイベントは、博物館などでガラスケースに囲われて触れることの出来ない展示物などを、視覚障がいを持つ方たちに実際に手にとってもらうことを目的に、社会福祉法人岐阜アソシアと視覚障害者生活情報センターぎふの主催で開催されました。
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会場には円空仏や縄文土器のレプリカを実際に触ってもらうコーナーや、薬用植物の香りや江戸時代の食事を味わうコーナー、お茶席など趣向を凝らしたブースが建ち並び、多くの参加者で賑わいました。
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このイベントに、「岐阜県立森林文化アカデミー」と「ぎふ森林づくりサポートセンター」と共にブースを出展しました。
アカデミーブースでは、樹皮のついた木を触ったり、においを嗅いでもらったりしながら樹木の解説を行いました。
グリーンウッドワーク協会では、ヤマザクラの生木を使ったお箸づくりの体験コーナーを出展しました。
南京がんなを右手で器用に操りながら、左手で形を確認していく方の手際の良さには驚かされました。
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円空仏体験コーナーのスタッフの方が、箸の持ち手に円空さんを彫ったり、石器を触るコーナーのスタッフが旧石器時代から使われている下呂石で出来た石器を使ってお箸づくりに挑戦したりと、ブース間の交流も楽しいひとときでした。
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ある少年の一言に驚かされました。
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南京がんなの削り屑を「赤ちゃんの心」と表現したのです。
あのふわふわ感がそう感じさせるのでしょうか。
最後に感想を聴くと「刀(ソード)」と表現しました。
今まで使った事の無い南京がんなは彼にとって刀そのものだったのかもしれません。
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感じることの大切さを実感した2日間でした。
(小野)
  1. 2011/04/13(水) 22:33:38|
  2. 講座の実施報告
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ラダーバックチェアづくり勉強会~フレーム完成~

1月から始めた、ラダーバックチェアづくり勉強会。
ドリュー・ランズナーさん方式とは違うやり方をいろいろ試し、収穫の多かった勉強会でした。

佐久間さんがフレームを本組みしました。
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ドリューさんのようにフレームを組んでから背板を蒸してはめ込むのではなく、あらかじめ曲げ木して成形しておいた背板を、フレームと一緒に組み立てるやり方でした。
組み立てはとてもうまくいき、仕上がりも美しく出来上がりました。
ドリューさんは6日で終える講座を、ここまで8日間掛かったことは今後の課題として残りますが、デザインや部材点数の変更などによって改善は可能と思われます。

グリーンウッドワーク協会では、今年度も本格的な椅子づくり講座を予定しています。
乞うご期待を。
  1. 2011/04/05(火) 21:51:31|
  2. 講座の実施報告
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郡上市明宝に行ってきました

3月26日(土)、27日(日)に岐阜県郡上市明宝二間手(ふたまて)地区で活動されている、「ふるさと栃尾里山倶楽部」にお邪魔しました。
この集落の中心には築百年以上の古民家「源右衛門(げんねもん)」があり、この古民家を集落活性化の拠点として活用し、都市住民との交流を行っています。
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また、ここで使われるエネルギーには太陽光パネルや省水力発電といった化石燃料を使わない自然エネルギーが利用されています。
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こんな古くて新しい里山で、スプーンづくり講座に招かれました。
参加者は地元の方々と、県内各地からこの里山に通う人たち合計13人です。
もうすぐ4月だというのに外には雪が降っていました。

まずは、薪ストーブのあるあたたかい源右衛門の中で、地元の原さんから山の話をお聞きしました。
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話のテーマは間伐の重要性。
間伐によって山の保水性も向上し、山が豊かになります。
昔は、子供が生まれると、山1町歩に木の苗を植えたそうです。
そして子供を育てるように大切に山の手入れもしたそうです。

そんな話を聞いたあと、実際にスプーンづくりに使う木を伐り出しに山へ向かいました。
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今回使う木はヒノキ。
鹿に樹皮をかじられた木を選んで間伐しました。
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この山は、原さんの娘さんが生まれた時に植えた林。
娘さんの年齢は36歳だそうです。
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36歳の木を1本伐った後、林の上を見るとぽっかりと開いた樹環。
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ここから林内に光が入って、新たな生命を育てます。

スプーンづくりは、EVカフェと呼ばれている電気自動車の工場です。
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室内は天ぷら油を使った廃油ストーブのお陰でとても暖かでした。
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一日目の午後はろくろで成形。
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2日目からは、バイスに挟んでスプーンの形に削ります。
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最後はおなじみフルーチェで試食。
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使い心地はいかがだったでしょうか。

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<参加者の皆さんの感想です>
木と向かい合って、夢中になれた。何回もやって見たい。
匙面を彫刻刀で削る作業は楽しかった。このスプーンがいとおしく感じる。
昨日まで山に生えていた木がスプーンになり、みんな違う形になったことに感動した。
木の木目について勉強になった。
違う樹種で再チャレンジしてみたい。
時間を忘れてしまうほど面白かった。

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『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』
間伐本数:1本
  1. 2011/04/02(土) 22:48:40|
  2. 講座の実施報告
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