夏休みです。
お子様に、どこかに連れて行ってとせがまれている方!
下記のイベントはいかがでしょうか?
8月7日(日)はJR岐阜駅が山になる
ぎふ山に日フェスタ2011
チラシ表をダウンロード>>>こちら
チラシ裏をダウンロード>>>こちらグリーンウッドワーク協会では、今年も木の指輪づくりで出展します。

もう一つは、
かさはらいこまい祭8月6日(土)多治見市笠原中央公民館で行われます。
こちらも11時から木の指輪づくりができます。
ぜひ御来場ください。
(小野)
- 2011/07/29(金) 09:26:04|
- 森工塾・講座のご案内
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7月19日(火)岐阜県各務原市で活動する「八木山自然の会」の方々に
木のスプーンづくりを体験していただきました。
八木山自然の会は、各務原市の八木山三山を活動拠点として、
登山道整備や森林整備、地元の小中学校の自然体験サポートなどを行う団体です。

予定では山の中にろくろを持ち込んで作業を行う事になっていましたが、
台風6号の影響で、場所を岐阜木材団地内の木材流通団地協同組合の
事務所に移して行いました。
これに先立ち、八木山自然の会の定例活動作業日に今回使う木の伐採を行いました。
樹種はコナラです。
二股に分かれた細い方の木で、カシノナガキクイムシの被害に遭った木でした。

八木山自然の会では、このようにナラ枯れやマツクイ虫の被害に遭った木を倒し、
森の整備活動を行っています。
特に最近はナラ枯れの被害が多く、そんな木を伐採するのですが、
倒した木の処理に困っていたそうです。

その解決手段の一つとしてグリーンウッドワークを選んでいただきました。
まず直径20cmほどのコナラの木をクサビで割ります。

しかし、非常に堅くクサビが跳ね返るほどでした。
そんなナラでも生木は生木。
グリーンウッドワークの道具を使えば、ちゃんとスプーンが出来上がります。

柄の部分が割れてしまったスプーンも、偶然の形を活かせば手にフィットする
素敵なデザインに仕上がりました。

色とりどりのスプーンが並んでいますが、実は全てコナラです。

左から3番目の赤黒い色は、コナラがカシノナガキクイムシから防御するために
出した物質だそうです。
カシナガの被害を受けた木は白太と赤身の境目がこのように赤黒くなっている木が
多く見られます。
このスプーンを乾燥させてオイルを塗った時どんなきれいな色になるか楽しみです。
このようなナラ枯れの木の有効利用が出来るといいという意見もいただきました。

大変だったという声も上がりましたが、皆で楽しい時間を過ごせました。
『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』
(小野)
- 2011/07/20(水) 00:42:29|
- 講座の実施報告
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笊を作り始めて5カ月もたってしまいました。
そろそろ皆が完成したので、途中の作業は省略して出来上がりを報告します。
最初は小生の笊。師匠の笊と並べました。どっちが小生のか解りますか。
それなりの出来で、離れて見ているだけではよくわかりませんね。

小生の笊は、所謂、雪隠場の蛆(縁で落ちる)といわれる出来そこないです。
2個目は少し改善できましたけど。

では、メンバーそれぞれの完成品をご覧ください。
とっても嬉しそうですね。

たっぷり時間をかけた力作です。

自力で出来ました。

結構まん丸です。

おまけ。
削り馬の新しい使い方です。
笊の縁のための竹の皮を薄く削っています。
予想以上に使い勝手が良かったです。

キト
- 2011/07/16(土) 23:47:45|
- 講座の実施報告
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グリーンウッドワーク協会では、全国各地の森林ボランティア団体や自然学校向けに
出前講座を数多く行ってきました。
北は福島、上越から西は大阪堺まで、多くの団体に呼ばれて出かけてきました。
ところで、私たちが活動する美濃市や岐阜県中濃地域に目を向けてみると、
ここにも頑張っている森林ボランティア団体が数多く存在します。
その中の一つが美濃市森林ボランティアクラブです。
毎月1回美濃市内の森や竹林の整備及び材の利活用を行っています。
まずは、地元美濃市の団体と連携を図りたいとの思いから、
美濃市森林ボランティアクラブの皆さんにグリーンウッドワークを体験して
いただくことになりました。
6月18日(土)に美濃市の伝統的な建物が並ぶうだつの町並みの南に位置する
「以安寺山」の除伐整備を行い、クリ・サクラなどを伐採しました。

この材を使って、7月2日(土)に美濃市北部にある旧立花小学校跡地にある
生涯学習センターにおいて、木のスプーンづくりを行いました。

普段はチェーンソーやナタを持って山に入る方々に、
当日はノミやカンナに持ち替えてもらいスプーンづくりに挑戦していただきました。

<参加者の方の感想です>
集中すると入り込んでいける楽しさがある。
楽しかったが疲れた。
足踏みろくろのことは話には聞いていたが実際に使うのは初めてだった。使ううちにコツがわかってきた。メンバーは皆興味があるようなので、今後も違うものにも挑戦したい。
『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』(小野)
- 2011/07/13(水) 09:01:15|
- 講座の実施報告
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この写真、なんだか判りますか?

「間」?「開」??「聞」???
いえいえ違います。
イギリスから持ち帰った椅子の部品です。
飛行機の手荷物で預けやすいように側の組立てを終えたところで中断し、
日本に持ち帰りました。
あれからちょうど2ヶ月。
イギリスを訪問したメンバーと協会の会員有志が集まって、
フレームの組立てを行いました。
乾燥した貫の木口が楕円形に変形しているのが判るでしょうか?

イギリスで測定した時は短辺の直径が14mm弱でしたが、
測り直してみると15mm近くあります。
湿気の多い日本ではイギリスとは条件が違うのでしょうか。
木殺しをして径を小さくしてみました。
ホゾ穴の径は、マイクさんと同じく14mmとしました。
私たちが普段使っている手回しドリル用のドリルビットは、
スターエム製の軸に二本の爪がついたハイビットですが、
製品のラインナップに14mmのものが用意されていません。
仕方がないので、丸軸の木工用のビットを使いました。
使うドリルは、やはりマイクさんの好きなマキタです!

いよいよ組み立てです。
ホゾの楕円の長辺は15mm強あります。
それを14mmのホゾ穴に無理やりねじ込みます。
ハンマーで叩きいれた後、ポニークランプで締め込みます。
もちろん接着剤は使いません。
クランプを締める度、パキンパキンと音を立てながら
ホゾが差し込まれていきます。

そして出来上がったのがこの椅子。

イギリスの道具、イギリスのアッシュという材を使ったからこそ出来たこの椅子。
日本の道具、日本の樹種、そして日本人好みの形を追求すると、
また違った椅子づくりになるのかもしれません。
グリーンウッドワーク協会の椅子づくり、まだまだ進化します!
さて座編みはどうしようかな?
(小野)
- 2011/07/11(月) 22:13:42|
- その他
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7月8日(金) 先週に引き続き、森のだんごむしのお母さん達が
スプーンづくりに取り組みました。

時間を掛ければ掛けるほど、木のスプーンは
自分の思い描いた形に近づいていきます。
続きはサポセンのブログへ(小野)
- 2011/07/10(日) 22:56:32|
- 講座の実施報告
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7月1日(金)岐阜県立森林文化アカデミーで活動する
野外自主保育「森のだんごむし」のお母さんを対象とした
木のスプーンづくりを開催しました。

子育てをちょっと離れて、自分だけの時間を過ごしてもらうための取り組み。
続きは「ぎふ森林づくりサポートセンター」のブログをご覧下さい。
こちらをクリック(小野)
- 2011/07/08(金) 06:42:06|
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6月26日(日)
特定非営利活動法人 樹恩ネットワークの総会記念イベントが岐阜県関市ふどうの森及びコープぎふの森・関で行われました。
「木の国・山の国ぎふから木づかいのすすめ」と題したイベントで、森づくりコース、森林散策コース、森のクラフトコースの3グループに分かれ、森のクラフトコースではグリーンウッドワーク協会が足踏みろくろによる木の指輪づくりを行いました。

前日までの雨で開催が危ぶまれたが、皆さんの心がけが良かったようで、天気予報に反して晴れ間が広がり、緑に囲まれた森の中でひとときの楽しい時間を過ごすことが出来ました。

全国各地から岐阜に集まった木や森を愛する人たちと知り合うことが出来て、とても有意義な一日でした。
(小野)
- 2011/07/01(金) 22:49:33|
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