小学館発行のBE-PAL12月号にグリーンウッドワーカーの井丸さんの記事が
2ページに渡って掲載されました。
![CCE20111129_00000[1]](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/g/r/e/greenwoodwork/201111292005225dfs.jpg)
焚き火特集も必見です!
是非ご覧になってください。
![CCE20111129_00000[2]](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/g/r/e/greenwoodwork/20111129200522e10.jpg)
(小野)
- 2011/11/29(火) 20:06:42|
- 新聞・雑誌記事
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11月19日(土)岐阜県羽島市のぎふ羽島ボランティア協会の
木工房「もっくる」において、ものづくり講座が行われました。
今回つくるのは「ミルクスツール」
牛の乳搾りに使われた低い椅子です。
この講座の前に、座板をつくる講座がありました。
使った材料はくすのき。
来年行われるぎふ清流国体のグラウンドを整備する際に伐採された木です。

本日は脚をつくります。
使うのはクリの木。
予め、丸太を割ったものを用意しました。

参加者は障害を持つ子どもとその家族です。
馬にまたがってもらい、銑で脚を丸く削ります。

最初は慣れなかった子も、次第にコツをつかんで上手に刃物を使えるようになりました。

障害の度合いに合わせて、南京がんなも使ってもらいました。

夢中になって削る子どもたちは、本当にいい顔をしています。

丸く削ったあとは、両端に1インチのテノンカッターでホゾを取ります。

真ん中で切って脚の出来上がり。

かわいい脚が並びました。

次回は座板に穴を開けてスツールを完成させます。

(小野)
- 2011/11/19(土) 17:31:36|
- 講座の実施報告
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いよいよ最終日
まずは、貫のホゾ穴あけから。
側の貫を数ミリ切り欠くように、穴を開けます。
かんぬきのように抜け防止の機能を果たします。

穴を開け終わったら、ホゾを細く加工してある仮の貫を入れて、仮組みします。
そして、背板の型を採ります。
背板の長さや角度は、後ろ脚の曲げ木の具合によって、それぞれ寸法が異なるためです。

型に合わせて、背板を加工します。
厚みはホゾ穴の幅に合わせながら少しずつ削ります。

背板の加工が終わると、最終の組み立てです。
もちろん接着剤は使いません。

背板の抜け防止用に木のピンを打ちます。

脚を切りそろえてフレームは完了。
そして、最後の工程の座編みです。

それでは参加者10人全員の笑顔をどうぞ。










当初の予定通り、無理な早出残業をすることなく、全員が座編みまで完成することが
できました。

参加者の方からは、地元に帰って自分の活動に取り入れたいという感想もいただきました。
今後とも、グリーンウッドワーク協会では、森林文化アカデミーと連携しながら、
このような講座を開催していく予定です。

(小野)
- 2011/11/15(火) 00:42:36|
- 講座の実施報告
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11月5日(土)椅子づくり講座の最終週です。
残り2日で椅子を完成させます。
まずは、後ろ脚の背板がはまる部分のホゾ穴あけを行います。
背板の厚さは約6mm。
まずは、6mmよりやや小さい径のドリルで下穴を開けます。

けがいた寸法からはみ出さないように注意します。

あとはひたすらノミで掘り込んでいきます。
この作業でほぼ半日を費やします。

ホゾ穴の底ざらいには、新兵器の「ガリガリ君」を使います。

木工用のビスの頭を四角く削ってスタッフの加藤慎輔さんがつくってくれました。
身近な材料から便利な道具をつくりだす知恵、流石です!
そして、削り馬にまたがって、まだ八角形の後ろ脚を丸く仕上げます。

いよいよ貫のホゾ穴を開けます。
今回位置決め用に新しい治具を開発しました。
まず台に乗せて角度を定規に合わせます。

そして蓋をかぶせて、三つの穴にキリを差し込めばホゾ穴のマーキングができます。

この治具により、穴の開け間違いが無くなりました。
15.8mmのテノンカッターで削った丸ホゾは、1ヶ月の乾燥を経て
15mm近くまで縮みました。
ここで15mmのホゾ穴を開けると思いきや、なんと14mmのビットを使って
穴を開けます。
もちろん手回しにこだわります。

そして、側の組み立てです。
14mmの穴に約15mmのホゾを無理やり押し込むために、ホゾを木殺ししたあと、
ポニークランプを使って締め上げます。
パキンパキンと音を立てながらホゾが嵌っていきました。

今年の春にマイク・アボットさんから教わった方法を採用しました。
接着剤はあえて使いません。
脚は断面が大きいため内部はまだ乾燥しきっていません。
そのため、これから時間が経って乾けば乾くほどホゾ穴が縮み、貫を締め付けていき
更に強固な接合が期待できます。
イギリス方式、恒例の行事。
ぶら下がっても大丈夫!

明日は、最終日。
全員完成を目指します!
つづく(小野)
- 2011/11/12(土) 23:56:11|
- 講座の実施報告
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竹細工の笊の次は、吐け籠です。
吐け籠とは、鵜飼で鵜が咥えてきた鮎を吐かせるためのもので、大小があって入れ子にします。
今回は左側の小さい方に挑戦しました。

材料を作るのに四苦八苦した後、見本を頼りに先ず底編みです。

胴の部分を編み始めるとこうなります。2本のヒゴを回してのござ目編み。

指の痛さに泣きべそをかきながら更に編み進んで、それらしい形ができてきました。
なんか、良い感じ?

ほぼ編み終わってみると、なんか、違うぞ。

今更やり直せないので、とにかく完成させるべく、作業を続けます。
ござ目編みの縁は、縦竹をへいで割って捩じって次の縦竹に巻きこんでいきます。

そんなこんなで、取り敢えず完成しました。

師匠の見本と並べてみると、その形と大きさが全く違います。
胴のそのふくよかな形ができていません。どうしても小さくしぼんでしまいます。

そこで、師匠のアドバイスで久津輪先生が作ったのがこの治具。

早速使ってみました。
これで胴がすぼまっていくのを防ぐことができるはず、です。たぶん。

この結果がどうなったかは、また、改めて報告します。
(キト)
- 2011/11/05(土) 23:35:54|
- 竹細工の技術継承
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8月号の宝島社「田舎暮らしの本」にグリーンウッドワークの記事が掲載されています。

連載がんばろう福島という特集の中に、
今年の10月に福島県の古殿町でグリーンウッドワークの教室をスタートさせた
井丸さんの記事が載っています。

井丸さんのサイト
>>>こちら田舎暮らしの本12月号、是非お買い求めください!
実は田舎暮らしの本にグリーンウッドワークの話題が掲載されたのはこれで2回目。
田舎暮らしの本2008年8月号
>>>こちら田舎暮らしとグリーンウッドワーク、
切っても切り離せないものなのかもしれませんね。
(小野)
- 2011/11/03(木) 13:12:05|
- 新聞・雑誌記事
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