桜のつぼみもだんだん膨らんできましたね
4月の講座のご案内です
グリーンウッドワーク木のスプーンづくり講座日時:平成24年
4月21日(土)
場所:岐阜県立森林文化アカデミー 森の工房
(岐阜県美濃市曽代88)
参加費:2500円
定員:10名(先着順)
共催:ぎふ森林づくりサポートセンター
申し込み・お問合せ: greenwoodworker@gmail.com
(小野まで)
- 2012/03/21(水) 21:30:20|
- 森工塾・講座のご案内
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卒業シーズンです。
岐阜県立森林文化アカデミーでも、2年の修業期間を終えた学生達が旅立って行きます。
協会会員の富張さんもこの3月に卒業して、地元岩手に戻る予定です。

しかし、まだやり残したことがあります。
実は、昨年1月に始めた椅子づくりが終わっていませんでした。
一昨年の秋、ドリュー・ランズナーさんを講師に招いて開催したラダーバックチェア講座のあと、スタッフでもう一度つくってみようと取り組んだ椅子づくり。
>>>椅子づくりの様子(過去のブログへ)つくり始めてから15ヶ月目、卒業して岩手に旅立つ前にめでたく完成することができました。

ところで、アカデミーのものづくり研究会に所属していた富張さんは、2年生の課題研究で「東日本大震災の被災地で木工のワークショップを開催する」という取り組を行いました。
>>>ワークショップの様子(アカデミーブログへ)2012年3月8日中日新聞朝刊に記事が掲載されました。
![tomihari2[1]](https://blog-imgs-48-origin.fc2.com/g/r/e/greenwoodwork/2012031823521273as.jpg)
名付けて「ACいわて workshop」
彼女の口から、卒業後もこの活動を続けて行くという心強い言葉を聴くことができました。

(小野)
- 2012/03/20(火) 20:00:00|
- その他
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昨年5月に、イギリスのマイク・アボットさんの工房で椅子づくり講座を受けました。
4人で2脚の椅子を途中までつくり、飛行機で部品の状態で持ち帰ってきました。
2脚の内の1脚は2ヵ月後に組み立てましたが、実はもう1脚残っていました。
年度をまたぐのは忍びないということで、イギリスに行ったメンバーと有志で組立作業を行いました。

マイクさんの本を見ながら、約10ヶ月前に行った工程をたどりました。
左が今回組み立てた椅子です。
隣の椅子に比べると、背板の形が若干違います。

この有機的なフォルム。
アッシュの繊維に沿って削った形が、骨骨(?)していて美しいですね。

星野さん、大村さん、これで思い残すことなく新しい年度が迎えられますね(笑)

(小野)
- 2012/03/18(日) 23:13:34|
- イギリスのグリーンウッドワーク
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前回から1週間後の3月15日(木)、山toなでしこさんのスツールづくり2日目です。
まずは、1週間強制乾燥を掛けた脚のホゾにノコ目を入れます。
ホゾの直径は25.4mmから23mm近くにまで縮みました。

座面のホゾ穴は24mmであけました。
女性の力では、手回しドリルはなかなか手ごわいようです。

脚を差し込んで、ノコ目にクサビを打ち込んだあと、のこぎりで切断します。

脚の高さの調整と、のこぎりで切ったあとの仕上げをしたら、オイルを塗って
出来上がり。
2日間で、こんなに素敵なスツールが出来上がりました。

次はもう少し大きなスツールに挑戦したいという方や、
また別のタイプの椅子をつくりたいという方もおられました。
なでしこさんたちは、今後子ども達にものづくりの講座を開催する予定です。
ものづくりの輪が子どもから大人まで、様々な世代に広がることを期待したいです。
(小野)
- 2012/03/16(金) 23:59:29|
- 講座の実施報告
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3月8日(木)森林文化アカデミー森の工房を会場として、
岐阜県中濃地区の女性林業グループ「山toなでしこ」の
主催でものづくり講座が開催されました。
山toなでしこ(やまとなでしこ)さん達の技術研修会として、
1.身近に入手できる材料を使うこと
2.複雑な機械や道具は使わないこと
をテーマに行いました。
つくるものは、座板に脚を挿してつくる小さなスツールです。
脚の材料は自然木、もちろん生木です。

テノンカッターを使ってホゾを取ります。
生木なので、シュルシュルと簡単に削れます。

座面は耳付きの板。
ドレッサーで面取りをして、紙やすりでつるつるに仕上げました。

前半戦はここまで。

ものづくりに取り組む時間は集中できて、精神的にも癒されます。
皆さん和気藹々と楽しんでくださいました。

脚を強制乾燥させて、1週間後に後半戦のキックオフです。

(小野)
- 2012/03/09(金) 15:00:00|
- 講座の実施報告
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マイクさんの削り馬
削り台が水平だと紹介しましたが、
ある程度の角度が付いていたほうが削りやすいこともあります。

このように試行錯誤しながら、使いやすい道具を探求されていまた。

皆さんのお気づきでしょうか?
構成されている部材は、全て同じ断面寸法です。
ホームセンターなどで購入できる規格材で構成されています。
特別な加工機械を持たない方にでも、DIY感覚でグリーンウッドワークに
取り組んでもらいたいというマイクさんの思いが詰まった削り馬です。
(小野)
- 2012/03/08(木) 23:25:56|
- イギリスのグリーンウッドワーク
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マイク・アボットさんの最新式の削り馬がこれです。

どっしりとして、非常に頑丈なつくりになっています。
椅子の部分は、材を割るために使われます。

材を挟んで固定する台は、地面に対して水平になっています。
これにより、馬にまたがったままテノンカッターでほぞを取る
ことができます。

座面が凸凹していてお尻が痛そうですが、

クッションを敷けば大丈夫!
快適にグリーンウッドワークに勤しむことができます。

(小野)
- 2012/03/07(水) 23:25:22|
- イギリスのグリーンウッドワーク
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1月2月の2ヶ月間、イギリスの足踏みろくろを紹介してきましたが、
3月からは、イギリスで出会った削り馬をご紹介します。
削り馬とは、
英語のシェイビング・ホースをそのまま直訳したものです。
これはマイクアボットさんの工房にあった削り馬です。
まさしく馬ですね!

3本脚なので、どんながたがたの地面でも安定して据えることができます。
マイクさんの初期のタイプの削り馬です。
(小野)
- 2012/03/01(木) 23:06:09|
- イギリスのグリーンウッドワーク
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