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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

飛騨の匠たちに椅子づくりを教えてきました!

人力の道具だけを使って、丸太の生木から椅子や器をつくるグリーンウッドワーク。
そのレトロな木工を、最先端の家具業界の職人さんたちに教える!というユニークな
研修がありました。

2012ぎふ清流国体のマスコットキャラクター「ミナモ」も座り心地に大感激~!
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森林文化アカデミー主催による椅子づくり研修会の様子
つづきは、森林文化アカデミーのブログへ
>>>こちらをクリック
  1. 2012/07/28(土) 18:00:00|
  2. その他
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子供達に大人気

現在、森林文化アカデミーでは夏休み中の小学生対象のキャンプを開催中です。
アカデミーの学生が企画実施する授業の一環なのですが、
参加者がなんと80人!
スタッフとあわせて総勢約100人のキャンプは壮観です。
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昨日の美濃市は最高気温がなんと37℃、
それでも子供達は元気です。

この日はちょうど器部会の定例活動日。
「何やってるの?」と子供達は興味津々。
足踏みろくろは子供達に大人気でした。
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(小野)
  1. 2012/07/27(金) 07:29:16|
  2. その他
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アカデミーと飛騨木工連の相互交流

岐阜県立森林文化アカデミーでは、飛騨木工連合会との間で相互交流を
すすめています。
その中の取り組みの一つ、6月から7月に掛けて、木工連技術開発委員会の
技術研修の一環で、グリーンウッドワークによる椅子づくりが実施されました。

場所は、高山市の飛騨・世界生活文化センターで、週末を利用して4日間で
完成させました。

出来上がった椅子がこちら。
座編みには、真田紐を使用しました。
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グリーンウッドワーク協会では、アカデミーとの共催で、このタイプのラダーバックチェアを
6日間掛けて制作する講座を9月、10月の3連休を利用して実施します。

>>>お申し込みはこちらから

秋からは、アカデミーの学生が木工連加盟企業のデザイナーや技術担当者の方から
椅子づくりを学ぶ授業が行われるそうです。

産・学の交流、木工の新旧技術の交流、飛騨と美濃の交流を通じて、歴史ある岐阜の
木工業界が更なる発展をとげることを期待したいと思います。

(小野)
  1. 2012/07/25(水) 08:47:32|
  2. その他
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竹細工 ~ちょっと道草 石野家の笊の巻 その3~

前回報告した”その2”では笊が完成したような書き方でしたが、新たに依頼主から、上縁、下縁ともに銅線ではなく籐皮を巻くように指示がありました。丸笊、長円笊ともに注文されたので両方作ってみました。
ただし、長円笊は、準備したヒゴの長さの許す限り長くしました。

見本を中心に、左が縁を銅線で縛ったもの、右が籐皮を巻いたものです。
籐皮は師匠の石原さんから頂いたものを使いました。
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見本と丸笊。
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丸笊と長円笊。
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縁に籐皮を巻くに付いては、見た目だけでなく、特に高台(下縁)は水切れを良くする効果があるのではないか、銅線と雖も金属であれば他の食器類を傷つけるのではないかなど、実際に使っている人の要望を最初に聞いておくことが大事だと、改めて気付いた次第です。
                            (キト)
  1. 2012/07/24(火) 11:33:10|
  2. 竹細工の技術継承
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豊島区での指輪づくり

東京都豊島区在住でグリーンウッドワーク協会会員の上田さんから、
6月に行った講座の報告が届きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6月24日(日)にグリーンウッドワークの指輪づくりを行いました。
当日は天気も良く、会場の目の前の公園でやりたかったところですが、
許可が下りず、予定通り区民集会室の2階で開催しました。
16人募集して11名予約、飛び入りで2名の計13名の参加。
ほとんどが親子での申し込みで、一番下は4歳の女の子でした。
ドリルで穴開け[1]

材料は、区内の公園で伐り出された支障木の桑を、公園緑地課の方に
譲っていただきました。
木の話[2]

2台の足踏みろくろを用意して、午前の部、午後の部と2回に分け、
さらに制作グループと「木」のワークショップグループの2班に分かれ
交代で制作して頂きました。
ろくろで制作2[2]

参加者からは、
「生木が冷たかった」
「丸太からちゃんと指輪になったことに感動した」
「削りくずでツヤを出すのが興味深かった」
などなどの感想を頂き、目的としていたものづくりの楽しさ、
木という素材のおもしろさを体感してもらうことができたようです。
お父さんお母さんも制作中[1]

次回は、9月に2回(8日・22日)行う予定でいます。

木工房~木林森~
上田

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

白木のろくろがまぶしいですね!
東京でのグリーンウッドワークの普及に向けて頑張ってほしいと思います。

この取り組みとは別に、豊島区内の廃校を利用したNPO法人いけぶくろ大明と
連携して、夏休みに親子向けの木工教室を行うそうです。
8月19日に指輪作りを予定しています。
今後、木林森は、向いている方向が同じだったり、大事にしているトコが
共感できるような団体とつながって活動していくそうです。

(小野)
  1. 2012/07/22(日) 17:00:00|
  2. グリーンウッドワーカーの紹介
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【講座のご案内】ラダーバックチェア~丸太からの椅子づくり

毎年恒例になりました、グリーンウッドワーク講座~丸太からの椅子づくり
今年は9月と10月の3連休を利用して、6日間の日程で行います。

森林文化アカデミーの森のコテージで宿泊ができますので、
遠くからお見えになる方にも安心して参加していただけます。

木工には関心があるけれど機械は怖いという方も大丈夫。
初心者の方にも座り心地のいい椅子をつくることができます。
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岐阜県立森林文化アカデミー生涯学習講座
グリーンウッドワーク講座
~丸太からの椅子づくり~

開催日時:
 前期 平成24年9月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)
 後期 平成24年10月6日(土)・7日(日)・8日(月・祝)
  6日間とも 9:00~17:00の予定

実施会場:
 岐阜県立森林文化アカデミー 森の工房(駐車場有)
  岐阜県美濃市曽代88
  http://www.forest.ac.jp/access.htm

参加費:
 3,7000円(材料代・保険代を含む)
 (前納 キャンセルの場合は一部もしくは全額払い戻されない場合があります)
 ※森のコテージにて宿泊ができます。(料金別途・3日間で1000円、計2000円)

受講条件:
 前期(9/15~17)、後期(10/6~8)の6日間参加可能な方に限ります。

募集人数:
 10名程度(多数の場合抽選)

申込方法:
 氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話、FAX、携帯電話、E-mailアドレス、
 宿泊の希望の有無を記入の上、下記連絡先までE-mail、FAXまたは郵送で
 お申し込みください。

締め切り:
 平成24年9月1日(土)必着

申込・問合せ:
 NPO法人グリーンウッドワーク協会 担当:小野
 〒501-3701 岐阜県美濃市2600番地1
 TEL 090-4793-9508
 FAX 0575-36-2927
 E-mail:greenwoodworker@gmail.com
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  1. 2012/07/20(金) 18:00:00|
  2. 森工塾・講座のご案内
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チルチンびと広場に掲載されました

チルチンびと広場をご存知ですか?

雑誌チルチンびとのWeb版
地域に根ざす人たちの、自由なコミュニケーション広場です。

このチルチンびと広場に、
愛知県の名古屋市で「工房 木生(きき)」を構える加藤慎輔さんの情報が
掲載されています。
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>>>チルチンびと広場はこちらをクリック

グリーンウッドワーク協会が主催する椅子づくり講座の案内も載っています。
是非ご覧になって下さい。
  1. 2012/07/18(水) 22:19:19|
  2. 新聞・雑誌記事
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器部会~MY刃物での器挽き~

こちらが前回作った刃物です。
ついにこの刃物を使い、器を挽く日がやってきました。
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刃返りがでるまで研がれていますが、仕上がっているかは削ってみないとわからない。
少し緊張しながら、ろくろを回します。
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さて結果は…

見事に削れました!
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このクルクルとねじれた木屑がしっかりと削れている証拠です。
良かった◎
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(臼井)
  1. 2012/07/17(火) 18:51:55|
  2. ┗ 器づくり
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【イベントのご案内】グリーンウッドワークin穂別&札幌

北海道で開催されるイベントのご案内です

北海道でのグリーンウッドワークのお披露目です!
木育ファミリーの会員でない方も参加できます。

家族みんなで、モノづくりの楽しさや
森林と材木のつながりを実感してみませんか。
無題
↑クリックすると大きな画像になります

グリーンウッドワークin穂別
2012年8月18日(土)10:00AM~3:00PM

内容:グリーンウッドワーク紹介、ろくろ実演+削り体験
    家族で「小さな木の家」を作ります
場所:むかわ町穂別 旧和泉小学校・木育ファミリー教室(駐車場あり)
参加費:木育ファミリー会員は1家族500円
    会員外は1家族1000円(材料代込み)
持ち物と服装:昼食持参、工作ができる服装で上靴(スリッパは不可)
    を御持参ください。

グリーンウッドワークin札幌
2012年8月19日(日)10:00AM~3:00PM

場所:旭山記念公園「森の家」札幌市中央区界川4丁目(駐車場あり)
内容、参加費、持ち物と服装は同上

〔主催〕木育ファミリー http://www.mokuiku.net/
〔申し込み・お問合せ〕
 メール family@mokuiku.net または FAX 011-855-5510

 申し込みはお早めに・・・締切は8月8日(水)です。
  1. 2012/07/12(木) 14:48:08|
  2. 森工塾・講座のご案内
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器部会~刃先の成形~

先週に引き続き、器挽き用刃物の制作をしました。

こちらが先週までに作った刃物。
最後に刃先の成形をします。
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大小の金ヤスリを使い、形を整えます。
平らになったら、刃をつけていきます。
フックのような形なので、とても難しいです。
最後には砥石で仕上げます。
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刃部が出来たら、次は柄を作ります。
柄ももちろんグリーンウッドワーク。
木をある程度の太さに割り、刃を差し込む穴をあけます。
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あとは削り馬とセンを使い、削ります。
持ちやすい太さにします。
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これで完成!
刃物打ち、焼き戻し、成形を行い、ついに出来ました。
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さて、あとは使うだけ。
次回はこの自分で作った刃物を使い、器挽きです!

(臼井)
  1. 2012/07/10(火) 19:22:56|
  2. ┗ 器づくり
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会員交流会~味覚~

五感の中で、一番興味をそそられるのが「味覚」ではないでしょうか?
残念ながら、木材は食べられません。
そこで、木を使った料理、しかも、削った後の廃材の有効利用を目的に、
スモークに挑戦です。

この日のために、加藤哲利さんが燻製用のボックスを制作してくれました。
使う材はもちろんヤマザクラ
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食材は、ビーフ、チーズ、ちくわ、ナッツ等々
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いい具合に燻されています。

お味はどうだったでしょうか?
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うーん、ビールが飲みたい!

講座の合間に燻製っていうのもいいですよね。
今後、どこかの講座でお目見えするかも?
皆さんお楽しみに。

(つづく) 小野

  1. 2012/07/10(火) 10:00:00|
  2. その他
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会員交流会~もう一つの部会?~

加藤哲利さんが持っている正十二面体の物体
何だかわかりますか?
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実はこれスピーカーなんです。
音楽之友社主催の自作スピーカーコンテストで入賞した作品だそうです。

そして、打ち合わせた訳でもないのにもう一組並んだスピーカー
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木材関係の会社で働く渡辺さんの作品。
堅い材ほど音の響きが良いそうです。

皆さん本当に多趣味ですねぇ。
それぞれ使っている材はもちろん生木ではありませんが、
細かいことは気にせずに、
新たに「スピーカー部会」が誕生しました(笑)

冗談はさておき、二つのスピーカーを聞き比べてみて、
木の材質や形状で音が変わることが、とてもよくわかりました。
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五感の内の「聴覚」を刺激する木の奥深さを実感しました。

(つづく) 小野
  1. 2012/07/09(月) 10:00:00|
  2. その他
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会員交流会~各部会報告~

グリーンウッドワーク協会には現在二つの専門部会があります。

一つはご存知「竹部会」
長良川鵜飼の鵜かごの伝承を目的に2年前に結成されました。
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中心メンバーの鬼頭さんから現在の進捗報告がありました。
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手前左側にあるのが、鵜が飲み込んだ鮎を吐かせて入れるかご、
名付けて「吐けかご」です。
鬼頭さんと久津輪さんがつくった吐けかごは、今年の鵜飼で
実際に使われているそうです。

そしてもう一つ、今年の4月に始まったばかりの「器部会」
アカデミー学生の臼井君は、全国各地に残る人力の木工ろくろの
調査などを行っています。
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これら二つの部会報告は、随時このブログにて発信していきますので
皆さんお楽しみに。

(つづく) 小野
  1. 2012/07/08(日) 10:00:00|
  2. 講座の実施報告
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会員交流会~こんな椅子もあり?~

交流会の中で、ひと際参加者の目を惹いていたのがこの椅子
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ラダーバックチェアですね。

何がすごいかというと

大きさが・・・
後ろの椅子と比べてみて下さい。
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スケールがなんと1/5
ミニチュアのラダーバックチェアです。

各パーツはこんな感じ
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プラモデルみたいですね。

大同大学のプロダクトデザイン専攻に務める加藤慎輔さんの作品です。
大学にあるミニチュア専用のNCルーターを使ってつくられているそうです。
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うーん、一脚欲しいところですが、まだまだ値段のつけられない
高価なものだそうです。
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(つづく) 小野
  1. 2012/07/07(土) 10:00:00|
  2. 講座の実施報告
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会員交流会~椅子づくりに励む人達~

グリーンウッドワーク協会の主催する椅子づくり講座に参加した後、
自宅に帰って椅子づくりに励む人達を紹介します。

美濃市在住の大原さんは、講師にアメリカのドリュー・ランズナーさんを
招いて、2年前に美濃で開催した椅子づくり講座の参加者です。
この2年間でなんと10脚の椅子を制作。
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写真右側の後ろ脚は、自作の足踏みろくろで成形したそうです。
写真にはありませんが、アームチェアなどいろいろなバリエーションの椅子に
挑戦していらっしゃいます。

加藤周児さんは地元八ヶ岳の麓で、おっさん達(本人談)7人が集まり木楽会を結成、
スツールづくりに勤しんでいます。
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材は薪割り機にかけられた、地元でシボツと呼ばれるトネリコの木です。
40cmに玉切りされた木なので、自然とつくられるものは背の低いスツールに
限られてしまいます。
7人のおっさん達が削り馬に跨ってひたすら木を削っているのを、カミサン連中が
ケラケラ笑いながらも応援してくれているそうです。

全国で独自にグリーンウッドワークの活動が広まっていることを嬉しく思います。

(つづく) 小野
  1. 2012/07/06(金) 10:00:00|
  2. その他
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会員交流会~自作の機材~

6月末に行われたNPO法人グリーンウッドワーク協会の総会が終わった後、
会員同士の交流会が行われました。

会場に持ち寄られた自作の機材
まずは削り馬

長野の加藤周児さんは、協会の3本脚タイプを制作。
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座面と材料を置く台にスギ板を使用。
本体の白色とのコントラストがきれいですね。
ゆくゆくは、地元で伐採されたカラマツ材を利用したいとおっしゃっていました。

名古屋の西川さんは、ホームセンターで購入したツーバイフォー材を使用。
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手に入りやすい材料を使っていかに加工を少なくつくれるかというのが、
大切だと思います。
つくってみてわかる改良点も多いそうです。
削り馬にもろくろにも言えますが、これといった決まった形はありません。
試行錯誤しながら、独自の形を追い求めていって欲しいですね。

次に足踏みろくろ

東京の上田さんは足踏みろくろの写真を送ってくれました。
ろくろ2号機[1]
特別な加工機械もなく、手持ちの丸のこと電動ドリルを使ってここまで仕上げました。
工房は自宅の2階だそうです。
都市型グリーンウッドワーカーの鏡のような上田さん。
今後の活躍を期待します。

加藤慎輔さんは、新作のろくろの組み立て実演を披露。
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初めてご覧になる方も多く、皆さん興味津々です。

そして本日の最新作。
器挽き用のアタッチメント。
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ワンタッチで取り付け可能です。
これで、スピンドル用のろくろが一瞬で器挽き用に大変身。

皆さんのアイデアに刺激を受けた一日でした。

(つづく) 小野
  1. 2012/07/05(木) 11:33:29|
  2. その他
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竹細工 ~ちょっと道草 石野家の笊の巻 その2~

先日報告した石野家の丸い笊と同じ作り方で、長円(もどき)形の笊を作ってみました。
底の六つ目を編むとき、ヒゴの配置を少し変えただけで後は同じやり方です。
材料は今回も淡竹。
ただ、丸い笊に比べてヒゴの厚さを少し、ほんの少し薄くしました。

左が先回の丸い笊、右が今回作った長円形の笊。
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真上から。
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長円形の笊を斜めから。
写真では解りにくいですが、縁が波打っています。
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その底。
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丸いものばかりでなく、用途によって長細いもの、深いもの、大きなもの、小さなものなど様々な形のものを頼まれては作り、文句を言われては作り直して鍛えられていくのでしょうね。
さて次は何を作りますか。

                 (キト)
  1. 2012/07/01(日) 22:17:38|
  2. 竹細工の技術継承
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