6月16日(日)と23日(日)の二日間、
飛騨・世界生活文化センターにおいて、
森林文化アカデミーの短期技術研修が開催され、
飛騨木工連合会に属する家具メーカーの職人さんやデザイナーのみなさんに
ゴッホの椅子づくりを体験してもらいました。
>>>詳しくはアカデミーブログへ
- 2013/06/25(火) 08:45:52|
- ┗ 椅子づくり
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今年の夏も北海道の木育ファミリー主催のイベントが開催されます。
一般の方も参加できます。
みなさん、8月はむかわ町穂別の木育ファミリー教室(旧和泉小学校)で集いましょう。
第3回全国木育ミーティングinほべつ 8月3日(土)13:00~20:00
内容:「全国各地の木育活動NOW」、「グリーンウッドでメロンフォークを作ろう!」(穂別メロン試食付)、「地元食材バーベキュー」(交流会)、「炎とともに語ろう!」(焚き火)、「木育の学校に泊まろう!」(宿泊体験)など・・・
場所:むかわ町穂別和泉 木育ファミリー教室(旧和泉小学校) 駐車場有
参加費:一人3000円、宿泊体験 1泊500円(民宿の斡旋もあり)
※8月3日札幌駅北口8:30発(穂別行き)無料バスあり(要予約)
木育カフェ「北のグリーンウッドワーク第3弾」8月4日(日)9:00~16:00
内容:グリーンウッドワーク三昧でいろいろなモノの自由制作
場所:むかわ町穂別和泉 木育ファミリー教室(旧和泉小学校) 駐車場有
参加費:一般300円(木育ファミリー会員は無料)、この日も500円で校舎に宿泊可
見学ツアー「二風谷アイヌのグリーンウッドワークを訪ねて」8月5日(月)9:00~16:00
内容:北海道の先住民族アイヌのものづくりを訪ねるバスツアー
場所:平取町立アイヌ博物館、萱野茂二風谷アイヌ資料館などを見学
参加費:無料(博物館・資料館入館料、昼食代は各自負担)
※8月5日木育ファミリー教室から大型バスを無料運行します。(要予約)
木育ファミリー教室9:00発~平取~札幌駅北口16:00着
↓申込はこちら
>>>木育ファミリーHP
- 2013/06/24(月) 09:00:43|
- 森工塾・講座のご案内
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お待たせしました。
今までこのブログで紹介してきた「ゴッホの椅子づくり」
いよいよ北海道で一般向けの講座を開催します。
申込は直接札幌芸術の森へお願いします。
生木でつくるゴッホの椅子づくり 4日間コース
8月1日(木)・2日(金)・6日(火)・7日(水)10:00~16:00
会場:札幌芸術の森
定員:10名(1日の特別レクチャー含む)
参加費:23000円(材料費込み)往復はがきにて札幌芸術の森に申込。多数時抽選
8月1日(木)10:00~12:00特別レクチャー「ゴッホの椅子の魅力とは~工芸家たちの文章と映像から~」
会場:札幌芸術の森
定員:50名(要電話予約011-592-4122:先着順)
参加費:500円
>>>札幌芸術の森HPはこちらをクリック
- 2013/06/22(土) 09:00:27|
- 森工塾・講座のご案内
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先日、岐阜木材流通団地の組合会館を会場として、
NPO法人グリーンウッドワーク協会の第5回通常総会が開催されました。

昨年度末でNPOの認証を受けて丸5年がたったことになります。
総会後の交流会では、会員の皆さんからの活動報告のほか、
協会運営に関する様々なアイデアをいただくワークショップを開催し、
活発な意見が交わされました。

この先さらに5年後に夢を馳せながら、
社会に求められる存在とは何かを考えるいい機会になりました。
(小野)
- 2013/06/21(金) 09:00:36|
- その他
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鵜籠のふたつざし(鵜を2羽入れて運ぶ籠)が完成しました。
編み始めてからひごを作り直したり、改めて編み始めたら、またまた不具合があって編み直したり。
でも、一個目にしてこれです。
細かく見れば色々あるんですが、小生の1個目よりはるかに良い出来なんですよ。

師匠が言う、エンタシスのように胴の中心を膨らませる、のはチト難しい。

次は、改めて、笊(イカキ)に挑戦です。
今秋予定の一般向け講座で、以前作った笊を簡略化したものが出来ないかどうか、調査を兼ねて試作してもらうことにしました。
キト
- 2013/06/20(木) 16:46:32|
- 竹細工の技術継承
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6月5日(水)の岐阜新聞朝刊に竹部会関連の記事が掲載されました。

鵜飼で使う鵜籠づくりの技術継承に取組むグリーンウッドワーク協会竹部会では、
今年度「明治安田クオリティーオブライフ文化財団」から助成対象に選ばれ、
6月4日(火)に目録の贈呈式が行われました。

目録を受け取った竹部会会長の鬼頭さんは、
後継者として技術の習得に励んできた苦労話を交えながら、
「今後若い人たちに安心して取り組んでもらうためには、
このような助成金は非常にありがたい。」
と感謝の言葉を述べられました。

(小野)
- 2013/06/20(木) 09:00:35|
- 新聞・雑誌記事
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岐阜県各務原市の岐阜木材団地内にある
平野木材株式会社をご存知ですか。
ここは、知る人ぞ知る日本最大級の広葉樹の原木の木材市場です。

平野木材では、月に1回行われる競りの前日に、市場の見学ツアーが開催されています。
この市場の特徴は、ずらっと並んだこの板。
業者だけではなく、簡単な手続きで個人でも競売に参加できるのです。

広葉樹の多くは東北、北海道から仕入れられていますが、
最近は外材の人気が高く国産材が押され気味だというのはちょっと残念です。
5月と6月の見学会に合わせて、グリーンウッドワークの体験会も開催されました。
使う材料はもちろん広葉樹、よりどりみどりです。
一輪挿しをつくっていただきました。
細く割った材にドリルで穴を開けます。

穴に蓋をして、足踏みろくろで好きな形に削ってもらいます。

皆さん夢中になって削っていただきました。


削り跡を残して花瓶にしても素敵です。

グリーンウッドワーク体験会は夏はお休みしますが、
市場の見学会は毎月行われるそうです。
詳しくは平野木材さんにお問い合わせください。
>>>HPはこちらをクリック(小野)
- 2013/06/19(水) 12:07:11|
- ┗ その他イベント等
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6/12(水)久し振りに関市迫間の竹林へ行ってきました。
葉っぱが落ちているせいか、御覧の通り、林内はずいぶん明るかったです。
でも、暑かった。

早速、前に来たときに伐っておいた竹を運び出しました。
取り敢えず今回はこれだけにしときます。(暑いので)
軽トラに積み込んだ後は、林内の片付けと間伐をしました。

驚いたことに、林内には竹の子が極々わずかしか立っていませんでした。
後で近所の人に聞いたらイノシシにやられたんだそうで、来年が心配です。
この筍は、全滅に近い中で健気に成長してたやつで、先端がお寺の塔の水煙みたいです。
なんで残っていたかと言うと、間伐して積み上げた竹の中から出たのでイノシシがかじれなかったらしい。

あんまり暑いので、竹林整備はほどほどにして梅の実採りに移りました。
熟した実がずいぶんたくさん落ちてましたね。

蕨もあったのでいただいていきます。

シロップを作ろうと洗ったところ。
実はずいぶん小さかったです。

竹林は定期的に行って整備しないと駄目なんですね。
一度にたくさんの作業はできないので、ぼちぼちやるしかないようです。
イノシシも警戒してくれるかもしれませんし。
(キト)
- 2013/06/13(木) 16:52:50|
- 竹細工の技術継承
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なんと、美濃和紙の里会館からの製作依頼です。
手すき和紙を作る上で欠かせない、トロロアオイを濾すための籠です。
何年か前に作った写真の籠はかなり傷んでいますが、今回はこれより一回り小さく、夏に使うためのものとして依頼されました。
もちろん引き受けましたさ。
しっかり使い込んであって、あちこち針金でヘンな補強がしてあります。

上から。縁がボロボロ。

下から。

全体の大きさはいま作っている吐け籠と同じくらいですが、底が違う。
吐け籠は「筏底」これは「菊底」。今までやったことが無い。

見本からの採寸、一回り小さいものを作るための工夫と寸法決めなど全体を担当することになったちずさん。
なんとかなるでしょう、と余裕の笑いです。

この籠は、見本としてお借りすることができたので改めてじっくり眺めているうちに、解らないことがぽつぽつ出てきました。
トロロアオイって何のために使う?
ヒゴとヒゴの隙間はどれくらいが適当か。隙間は大きい方が良いのか小さい方が良いのか。
桶の中ではこの籠はどうやって立っている?
一番上の横ヒゴの幅はなぜ狭いのか.....細かいところが気になってくる。
いっぺん、どんな風にこの籠を使っているのか和紙の里会館へ見に行くべい。
(キト)
- 2013/06/08(土) 12:04:23|
- 竹細工の技術継承
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吐け籠。
鵜が咥えてきた鮎をこの中へゲロって吐かせるやつ。
左の2個はちずさんの、色の違うのは師匠ので、右端は小生の。
数だけは順調に稼いでいるが、形も大きさも、師匠のとはやっぱり違っている。
作るたびに違う。どうしても違ってくる。

で、早速次の吐け籠のヒゴ作りを始めて...

底編みに入った。
ここまでは順調だけど問題は立ち上がり。
立ち上がり次第で胴の形が決まる(らしい)ことが少し解ってきた。

このお方はひご作りに苦戦しながらも、なんと、鵜籠の「ふたつざし」に挑戦中。
鵜を二羽入れて運ぶための、上から見ると小判型の鵜籠。
よつざしに比べれば少しは楽、と言うだけのことで、結構大変な籠である。

これからどんな形になっていくんだろうか。
作れば作るだけ問題点が見えてくる。
次回報告をお楽しみに。
(キト)
- 2013/06/08(土) 09:29:07|
- 竹細工の技術継承
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