八寸のそば笊づくりモニターの2日目です。
初回はやっぱり余裕が無かったんですね。作ったひごがどんな按配か確認してなかったってんだから大笑い。
ヒゴがちゃんと出来ていないとマズイってんで、改めてチェックしたらこれが結構手直しが必要。
幅決め、分決めをみんなでやり直してから、やっと笊の本体のござ目編みを開始しました。
今回は、我々竹部会の中では編むことが一番まともな、ちずさんが講師です。

編み始めは何だかヒゴがごちゃごちゃして、初めての人には解りにくいんですよね。

なんとか時間内でござ目編みは完了したんだけれど、ヒゴの出来次第で編み作業の難易度が変わることが、参加者の皆さんにも解ってもらえたんではなかろうか。
やっぱり竹細工は手強い。
次回は最終日。
縁を作って組み立てて完成って、簡単じゃないんですよこれが。
(キト)
- 2013/09/28(土) 23:27:39|
- 竹細工の技術継承
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
北のグリーンウッドワーク体験会、参加者の方々の感想です。

・生木を扱うというやり方に感動した。
・作業をしていると気持ちが入る。
・小中学生にも生木の感触を味あわせてあげると、はまるんじゃないだろうか。
・自分が活動している団体に取り入れたい。
・指輪を嫁さんのお土産にしたい。
・立場が変わると視点が変わる。(新しい発見があったのでしょうね)
・役に立たないものが楽しい。(深いお言葉ですね)
・沖縄にここのみんなを呼びたい。(沖縄から参加の古我知さんのコメント。是非実現しましょう!)
そして、木育の学校にふさわしい看板が設置されました。

北のグリーンウッドワーク体験会はこれで終了しましたが、つながりはこれで終わりではありません。
むかわ町の全面的なバックアップにより、これからも私たちが拠点とする岐阜との人的交流がつづく予定です。
今後もむかわ木育の学校から目が離せません!
(小野)
- 2013/09/22(日) 10:30:36|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
とにかくろくろで削りたいという方向けのプログラム。
「ボーリング」です。
ひたすら削り続けます。

表情は真剣そのもの。
その分達成感もひとしおです。

ミルクペイントで着色すると、本格的なピンの出来上がり。

ピンだけではボーリングはできません。

球を削るのはまた更に大変です。
そして、学校の廊下がボーリングのレーンになりました。

ボーリングで遊んでいる子どもたちのすぐ横で、ゴッホの椅子づくりの実演が行われました。

小学校にちなんで子ども椅子をつくります。

参加者の方達の協力もあり、一日でこんなにかわいい子ども椅子が出来上がりました。

つづく (小野)
- 2013/09/21(土) 10:10:35|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
8月に行われた「北のグリーンウッドワーク第3弾」で、参加者の方たちがつくった作品を紹介していきます。
まずは定番の指輪づくり。
子どもたちに大人気です。

今回のテーマの一つが「アイヌ文化」
焼きペンでアイヌの文様に挑戦していただきました。

そして、前日のイナウづくりの興奮が冷めやらぬ中、削り馬にまたがって「削りもの」に初挑戦。

指導は、木育ファミリー代表の煙山さんです。
愛知県から参加の星野さん。
グリーンウッドワークは、ほぼ初体験でこんなに素敵な花束ができました。

こんなかわいい削りものも。
ハリネズミです。

北海道ならではのグリーンウッドワークが着実に育ちつつあります。

つづく (おの)
- 2013/09/20(金) 10:00:44|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
8月4日(日)に話は遡ります。
前日の第3回全国木育ミーティングに引き続き、一日みんなんでグリーンウッドワークを楽しもうということで、木育カフェ「北のグリーンウッドワーク体験会inほべつ 第3弾」がむかわ町穂別の旧和泉小学校で行われました。

この取り組みの第1弾は、昨年の夏、札幌と穂別でのグリーンウッドワークのお披露目でした。
>>>木育カフェin穂別>>>木育カフェin札幌第2弾は昨年11月。グリーンウッドワークの道具づくりです。
>>>北海道産の道具づくりそして今回は、木育の校舎でグリーンウッドワーク三昧です。
↓詳しくは、木育ファミリーのブログへ
>>>木育カフェ「北のグリーンウッドワーク体験会 第3弾」報告(小野)
- 2013/09/19(木) 15:49:28|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
この秋からいよいよグリーンウッドワーク協会・竹部会としての竹細工講座を始めるにあたり、いきなりおっぱじめるんじゃあ心配だってんでモニターをお願いして練習講座をやりました。
場所は美濃市の番屋二号館で、作るのは8寸のそば笊。
ヒゴ作りから始めて3日で完成させようってんだからチトきつい。
初回のこの日は、参加者全員がまともに鉈なんぞ扱ったことの無い方々ばかりで、どうなる事かと思ったけれど、意外と言っちゃあ失礼ながら出来る人は出来るし、そうでない人もそれなりに出来ました。
次回はそば笊を編み始めるので、ヒゴ作りが完成しなかった人はそれまでに完成させてもらうことにしました。

竹割りの見本?三日前に採ってきたばかりの竹で、ずいぶんすっぱりと割れてくれた。

この日は参加者4人に講師が4人。どっちも勉強なんで。

目が見えん、とか、不器用やからとかぶつぶつ言いながら、それでも一番早くヒゴを仕上げてくれました。
流石です。

やっぱり女性は力が無い?力の入れ方が解らない?なかなか竹が割れてくれません。

一般向けの竹細工講座を始めると言っても、まだまだ工夫が必要なようで、なかなか手強いです。
(キト)
- 2013/09/15(日) 21:04:20|
- 竹細工の技術継承
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
グリーンウッドワーク協会は今年の秋も、長良川おんぱくに出展します。
長良川おんぱく(温泉泊覧会)2013autumn
~広葉樹の森にかこまれて ものづくり体験~
恵みの森のスプーンづくり
電気を使わない人力の足踏みろくろを使って、オリジナルの木のデザートスプーンをつくります。
共催は、長良川源流の郡上市白鳥六ノ里で、広葉樹二次林の利用と共生に取り組む「ものづくりで森づくりネットワーク」
森のお話と、スプーンづくり、そしてつくったスプーンでペンション「リトルパイン」特製ババロアを試食。
お昼ご飯は朴葉飯をご用意します。
紅葉真っ盛りの森の中で一日ものづくりに浸ってみませんか。
実施日時 2013/10/27(日) 9:00 〜 17:00
集合場所 農家ペンション「リトルパイン」駐車場に9時集合
岐阜県郡上市白鳥町六ノ里1256-1
電話予約開始 2013/09/9 12:00~
→ 090-4793-9508(小野まで)
ネット予約開始 2013/09/10 9:00~
→
おんぱくHPへ 料金 4,500円
定員 10 名(先着順)
若干の空きがございます備考 雨天は会場を室内に移して決行します
※森の中で木工を行いますので、動きやすい服装でお願いします。サンダルやハイヒール、クロックスなどはご遠慮ください。
※昼食はこちらで準備します。
- 2013/09/09(月) 13:13:29|
- 森工塾・講座のご案内
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
全国木育ミーティングの夜は、木育交流会です。

旬の地元食材でバーベキュー。
もちろん、鵡川ししゃももあります。

一般に出回っている輸入品のカラフトシシャモ(カペリン)とは全く違います。
子持ちのメスではなくオスの「身」の美味しさといったら、一度食べたら忘れられません。
ここで特別企画として、地元むかわ町のアイヌ文化協会の方々に登場していただき、アイヌ舞踊とイナウづくりを披露していただきました。
全国の木育関係者と地域の方々との交流、更に、地域の歴史や文化に触れることのできた充実した一日でした。
アイヌの伝統衣装を身にまとい、動物や狩人に扮した女性が夕暮れの校庭で舞います。

これはバッタの踊りだそうです。
イナウづくりの実演は夕日が沈んで暗くなった頃に始まりました。
イナウとは、アイヌの祭具で、ヤナギやミズキの枝をイナウケマキリというナイフ一本で削ってつくります。

暗闇の中、目を凝らして刃物の動きを追いましたがついていけません。
目にも止まらぬ速技に歓声が上がっていました。

メロンフォークも然り、ナイフ1本あれば必要な道具がつくれてしまう。
グリーンウッドワークの原点、ここにみたり!
つづく (小野)
- 2013/09/06(金) 18:00:36|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
8月3日(土)北海道湧別郡むかわ町穂別の旧和泉小学校で「2013第3回全国木育ミーティングin穂別」が開催されました。
むかわ町は北に夕張、東に日高地方に隣接する人口9000人余りの町です。
平成の大合併で、山側の穂別町と海側の鵡川(むかわ)町が合併してできた町で、ほべつメロン、鵡川ししゃもの産地として有名です。
会場は木造の体育館。

廃校になった後は備品の倉庫としてモノであふれかえっていましたが、この日のために整備されて、子どもたちが通っていたころの姿を取り戻しました。
全国木育ミーティングはこれまで2回行われていて、2回目は木育フォーラムin岐阜として岐阜県立森林文化アカデミーで開催されました。
2008第1回木育全国ミーティング in 北海道の様子
>>>こちらをクリック 2009木育フォーラムin岐阜
>>>こちらをクリックこの日は全国各地の木育活動報告の後、ほべつメロン試食会「グリーンウッドワークでメロンフォークをつくろう!」が開催されました。

使う材料は近くで剪定した木の枝。

オニクルミ、サワラ、エンジュ、イチョウなどなど、好きな枝を選びます。

使う道具は切り出しナイフのみ。

難しく考えずに、どうやったら目の前のメロンがおいしく食べられるかを考えて、ひたすら削ります。
爪楊枝のような形や、二股のフォーク、皆さんユニークな形に仕上がりました。


それでは、夕張メロンにも負けないというおいしいほべつメロンをいただきまーす。

木育と食育の取り合わせ、ばっちりです。
つづく (小野)
- 2013/09/05(木) 18:01:48|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
足柄キンタロウ学校最終日は、若葉台団地内にある横浜市立若葉台小学校のピロティを使わせていただきました。

ちょうどこの日は横浜市長選挙の投開票日。
そんな中で、小学校やPTAの方々のご尽力により、屋根の付いた会場を提供していただくことができました。
削り馬にまたがっているのは若葉台小学校PTA会長で神奈川県議の磯本さん。

忙しい合間を縫って駆けつけてくださいました。
この日も多くの子どもたちに参加してもらいましたが、子どもたちより夢中になっていたのがお父さんお母さんだったかもしれません。

中にはこんなお人形をつくった子もいました。

四角い腕を丸い穴に無理やり打ち込んで・・・(どこかで聞いたような技法ですが)
両腕が指輪掛けになっています!
この3日間で、70名を超える方に参加していただくことができました。




そして様々なつながりを実感できた3日間でもありました。
学童保育、プレイパーク、PTAなど小学生の子どもたちを中心とした地域のつながり。
材料を伐採した神奈川県山北町の水源の森と、都市とのつながり。
そして、グリーンウッドワーク協会と今回の関係者の皆さんとのつながり。
この中に、グリーンウッドワークの活動を普及する上でのヒントが隠されているような気がします。

お招きいただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
完 (小野)
- 2013/09/04(水) 18:00:55|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
足柄キンタロウ学校一日目の会場は若葉台プレイパーク。

このプレイパークは、高層マンションの建ち並ぶ団地の中に林が残っている素敵な公園で、月に1回行われています。

子どもたちの歓声が公園内にこだまします。

プレイパークといえば、なんといっても焚き火!
お昼にはおいしい豚汁の差し入れもいただきました。

そんな、大人も子供も楽しめるプレイパークでのグリーンウッドワーク体験です。
皆さん、はまらないわけがありません。

しかし、体験だけで終わらないのが足柄キンタロウ学校です。
代表の福島さんが、子どもたちに水源の森の重要性を紙芝居を使ってわかりやすく説明しました。

最後にプレイパークの主催者の方やプレイリーダーの方たちに、以下のような感想をいただきました。
・子どもたちが職人の目になっていた。
・本物の木工を体験できるのは、子どもたちにとっていいきっかけになる。
・プレイパークは大人が環境を提供してあげて、子どもたちがその中で創意工夫して自由に遊ぶところだが、今回のグリーンウッドワークように刃物の扱いなどを大人が付きっきりで教えてあげるというのもいい体験だと思う。


プレイパークとグリーンウッドワーク、なかなか相性がいいかもしれませんね。
つづく (小野)
- 2013/09/03(火) 18:00:22|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
8月24日(土)、25日(日)の子どもゆめ基金の助成による「足柄キンタロウ学校」の前日、若葉台団地内で運営されている学童保育にお邪魔しました。
到着と同時に降り出した土砂降りの雨のため、急きょ室内にブルーシートを敷いてろくろと馬を設置しました。
実はこのイベント、子どもたちには内緒で先生たちが計画した「サプライズ企画」。
子どもたちは何が始まるんだろうかと興味しんしんです。

初めて体験する足踏みろくろで指輪がつくれるということで、子どもたちは目を輝かせながら参加してくれました。
私自身、学童保育の教室で行うグリーンウッドワークの指導は今回が初めて。
小学生を対象にしたグリーンウッドワーク教室の可能性を実感できた取組みでした。

つづく (小野)
- 2013/09/02(月) 18:00:45|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
8月23日(金)から25日(日)にかけて、神奈川県横浜市の若葉台団地を訪問しました。

岐阜から2台の足踏みろくろを持参して、子どもたちに指輪づくりの体験をしてもらうのが目的です。
主催は、NPO法人足柄丹沢の郷ネットワークで、子どもゆめ基金の助成で実施されました。
詳しい講座の内容は足柄丹沢の郷ネットワークのブログへ
>>>こちらをクリック足柄丹沢の郷ネットワークは、神奈川県西部の地域間連携による地域共生型の市民ネットワーク社会の構築と地域にある豊富な資源を活用し、都市と農山村間の交流や学び、体験などの多様なカリキュラムやプログラムを通じて、人と地域が共に学び、共に生き、共に発展(繁栄)していくための持続可能な仕組みづくりを提案しています。(HPより抜粋)
足柄丹沢の郷ネットワークさんには、3年前にも一度お招きいただきスプーンづくり講座を実施しました。
2010年8月のスプーンづくりの様子
>>>こちらをクリック代表の福島さんは、何度も岐阜県美濃市に足を運んでくださり、自らグリーンウッドワークの技術を習得するとともに、上記の目的を達成するためのツールとして神奈川でグリーンウッドワークの活動を根付かせようと奮闘しています。

つづく (小野)
- 2013/09/01(日) 18:00:58|
- ┗ その他イベント等
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0