そば笊作り講座の2日目を実施しました。
参加者は7名で全員女性。
出来上がる予定のそば笊はこんなの。
裏 表

講座の様子。
番屋2号館は広くて作業しやすいです。

笊の本体部分の編みは”ござ目編み”。
丁寧な指導が続きます。

笊本体の縦竹の仕舞を実演中のちずさん。
それを熱心に見ている参加者の皆さん。

第3日目は笊を完成させてざるそばを食べるんですよ。
楽しみですね。
その様子はまた報告します。
(キト)
- 2013/11/25(月) 16:12:00|
- 竹細工の技術継承
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イギリスのグリーンウッドワークの第一人者、Mike Abbott(マイク・アボット)さんの著書「Going with the Grain」の2nd edition(増補改訂版)が出版されます。

新しいページには、私たちがイギリスを訪問した際の写真がスクラップとして掲載されています!
前回買い逃した人はぜひお買い求めください。
11月25日販売予定だそうです。
アマゾンのHPから購入できます。
>>>amazonのショッピングサイトまた「LIVING WOOD」の改定第4版も発売中です。

グリーンウッドワーカーのバイブル的な書籍です。
手元に1冊置いておきたいものですね。
>>>amazonのショッピングサイト
- 2013/11/22(金) 06:00:07|
- イギリスのグリーンウッドワーク
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この1年間、森林文化アカデミーとNPO法人グリーンウッドワーク協会が共同研究してきた「ゴッホの椅子づくり」。かつてスペインで身近な木を削って作られていた素朴な椅子を、森と人をつなぐ新しいものづくりプログラムにしよう!と取り組んできたものです。
続きは、森林文化アカデミーのHPへ
>>>クリック
- 2013/11/22(金) 00:20:18|
- ┗ 椅子づくり
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世界文化遺産の岐阜県白川郷の合掌集落。

ここ白川村にあるトヨタ白川郷自然学校において、11月8日(金)~10日(日)までの3日間、CONE(自然体験活動推進協議会)の全国フォーラム「自然体験活動指導者の集いinぎふ白川郷」が開催されました。

全国各地から自然他県活動指導者や指導者を目指す人、約140名が集まりました。
テーマは「歩いてつながる 人・歴史・自然」です。
初日は北は北海道から南は中国地方まで、全国で取組まれている「歩く」体験活動の事例紹介が行われました。

ランチウェイ、トレイル、自然歩道、健康エコパーク、ノルディックウォーク、フットパス、ロゲイニングなどなど、さまざまなキーワードを交えて、歩くことを主体とした自然体験活動によって地域振興や活性化につなげる取り組みなどが紹介されました。
夜は、ゲストを囲んでさらに深く語り合う会です。

お酒を飲みながら本音の話を聞き出します!
二日目は「歩くプログラム」と「つくるプログラム」に分かれてプログラム体験です。
グリーンウッドワーク協会は「生木でつくる小さな合掌造り」を実施しました。
最初はもちろん、丸太を割るところからです。

削り馬で削るところまではいつもの「木のおうちづくり」と一緒です。

おうちの形になったところで、このケースの中である薬品に反応させて茶色のおうちにします。

屋根は杉皮で「茅葺き風」に。

四角い窓をデコってできあがり!

たくさん並べると、街道ができあがりました。

荻町の合掌造り集落を再現してみました。

今回の参加者の中には遠く福島県のいわき市から、森林ボランティア団体「いわきの森に親しむ会」の桑原さんの姿がありました。

桑原さんは、屋外で自由に遊べない子ども達のために、木工教室などを開催しているそうです。
普段からグリーンウッドワークの活動もされているため、刃物づかいも鮮やかです。
宿泊は、合掌集落の中にある民宿でした。

白川豪は観光地でありながら、合掌家屋は展示物ではなく、今でも人々の生活の中で生き続けています。
最終日の朝は、年に一度の一斉放水訓練の日と重なりました。

生憎の雨模様でしたが、雨中の一斉放水は幻想的な雰囲気に包まれていました。
午前中は岐阜県内の事例発表が行われ、県内の活動を全国の皆さんに知っていただくことができました。
最後に来年の開催地「福島県」への引き継ぎ式が行われました。

東北の地での自然体験活動の盛り上がりにより、被災地の一日も早い復興を願いたいです。
この3日間で白川郷の自然と歴史、全国の人たちとつながることができた、そんなフォーラムでした。
(小野)
- 2013/11/13(水) 22:00:00|
- ┗ その他イベント等
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県立森林文化アカデミーと、NPO法人グリーンウッドワーク協会との共催で、生涯学習講座「グリーンウッドワークの木育講座~人力の道具で丸太から積み木をつくる~」を開催します。

1.日 時
平成25年12月8日(日)10:00~16:00
2.内 容
講義:基礎知識(グリーンウッドワークについて)
実習:積み木づくり、積み木を使った遊び体験
3.講 師
久津輪 雅(森林文化アカデミー准教授)
小野 敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
4.実施場所
森林文化アカデミー(美濃市曽代88番地)内
「森の情報センター」および「森の工房」
5.参加料
500円程度(材料代等)
6.募集人数
15人(応募者多数の場合は抽選、親子等での参加も可)
7.申込方法
Eメールに「講座名、参加希望者全員の氏名 ・年齢 ・性別 ・ 住所電話番号 」を明記の上、11月24日(日)までに申込先へお送りください。
8.問合せ・申込先 NPO法人グリーンウッドワーク協会
Eメール:greenwoodworker@gmail.com
TEL: 090-4793-9508
↓詳しくはこちらをクリック
アカデミーHP
- 2013/11/10(日) 18:09:31|
- 森工塾・講座のご案内
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10月27日(日)郡上市白鳥六ノ里大洞峠の森の中で、長良川おんぱくプログラム「恵みの森のスプーンづくり」が開催されました。
会場となった森は今回の主催者である「ものづくりで森づくりネットワーク(ものもりネット)」が長年手入れをしている広葉樹の2次林です。
まずはものもりネットの山口さんから、森のお話です。

手入れを進めてきた場所では、これから増やしていきたいブナの幼木がたくさん顔を出していました。

今回スプーンづくり使う木は、1週間前の台風で倒れた風倒木のウリハダカエデの細い枝です。

紅葉真っ盛りの森の中に、足踏みろくろは良く似合います。

お昼は地元の郷土料理「朴葉飯」。

森の中で食べるお弁当はまた格別ですね。
ここで、参加者の皆さんに森の中から有用樹の幼木やどんぐりなどの種子を採取してきてもらいました。

これを自宅に持ち帰って育てて、大きくなったらこの森に返しに来てもらおうという壮大なプロジェクトです。
日が傾いて、気温も下がってきたので、ケリーケトルでお茶タイム。

最後の追い込みです。

そして、麓のペンション「リトルパイン」に戻って、ふりかえりの時間。
リトルパイン特製のババロアをつくったスプーンで試食していただきました。

一日盛りだくさんのプログラムとなりましたが、参加者の皆さんには「ものづくり」と「森づくり」の両方を楽しんでいただけました。

この大洞峠での森づくりはこれからも続きますが、グリーンウッドワーク協会もものづくりの立場から応援していきたいと思います。
(小野)
- 2013/11/08(金) 18:01:30|
- ┗ スプーンづくり
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「丸太からの椅子づくり」講座
最後に受講生の皆様から寄せられた感想を掲載します。
・丸太からこんなに完成度の高い椅子ができるとは思ってもみなかった。
・ものづくりだけでなくうだつの町も堪能できて、ディープな岐阜だった。
・グリーンウッドワークの工法の素晴らしさに満足した。
・この技術を持って帰って自分の仕事につながるか考えてみたい。
・帰ったらまず削り馬をつくりたい。


・軽い気持ちで受講したが、初日は丸太から椅子をつくると知り勘弁して欲しいと思った。途中で何度も挫折しそうになったが皆さんのおかげで完成させることができた。
・自分の地元でもやってみたい。
・たくさん助けてもらって完成することができた。
・皆さんのフォローなしではできなかった。


・木材関係の仕事をしているが、伝統工法がいかに強いかを椅子をつくりながら感じた。
・もう一脚つくりに来たい。
・普段やっている木工と違うが、完成度の高いものができたことに驚いた。
・講座の時間以外にもグリーンウッドワークの本や映像を見せてもらって深く知ることができた。


・みんなの名前を寄せ書きにしたものが椅子の座面の中に入っている。事務所の打合せ椅子にして、お施主さんに座ってもらいたい。

来年もまた、「丸太からの椅子づくり」講座開催します。
まだ体験したことのない方、また更に深く学びたい方、是非ご参加ください!
(小野)
- 2013/11/07(木) 18:00:00|
- ┗ 椅子づくり
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9月と10月に行われた「丸太からの椅子づくり」講座。
椅子づくりの時間の他に、楽しみがたくさんありました。
3時の休憩は手づくりのお菓子で、お・も・て・な・し!

また、今年も夜の講座はディープでした。
後半の土日の夜は、ちょうど美濃市のうだつの上がる町並で「あかりアート展」が開催されていて、受講生の皆さんと見学に出かけました。
昔ながらの古い町並の中に、美濃和紙でつくったあかりが幻想的な雰囲気を醸し出していました。

その他の日は、ビデオ上映やスライドショーで盛り上がりました。

ほとんどの方が、昼間の疲れも感じさせず、食い入るように映像に見入っていました。
そして、最終日はお馴染、加藤哲利さんの「パフォーマンスショー」

クラウンのコミカルな動作に大爆笑でした。
昼も夜も充実した講座となりました。

受講生の皆さんに楽しんでいただけたようで、嬉しいです。
(小野)
- 2013/11/06(水) 20:37:50|
- ┗ 椅子づくり
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