只今、長良川うかいミュージアム(岐阜市)で開催する講座『ミニ鵜籠づくり』の受講者を募集しております。
ミニ鵜籠は、実際に鵜飼に使用されている「ヨツザシ」と呼ばれる大きな鵜籠のミニチュアで、
鵜飼の季節に合わせ、花籠として使われています。
竹を割って竹ひごをつくる簡単な体験も合わせ、2日間でミニ鵜籠を編む講座です。
竹の繊細さや竹の道具の美しさに触れて、鵜飼をいつもと違った視点から楽しんでみませんか。

日時:平成26年8月9日(土)10日(日)の2日間 10:00~16:00頃(受付:9時30分~)※昼休憩1時間
場所:長良川うかいミュージアム四阿
料金:5000円(材料費含む)
定員:10名(先着順)
申込み〆切:平成26年8月5日(火)
講師:鬼頭伸一ほか(グリーンウッドワーク協会竹部会)
お申込み、お問合せは、
長良川うかいミュージアムまで
- 2014/07/29(火) 22:54:31|
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7月17日と18日の二日間、静岡県静岡市の静岡デザイン専門学校に行ってきました。
今年で4年目となった静デのグリーンウッドワーク。
これまでは近くの公園で足踏みろくろを回してスプーンをつくっていましたが、
今回は趣向を変えて、室内でバターナイフづくりです。

事前の授業でデザインを検討してもらい、型紙が出来上がっていました。

さあ、このデッサンの通り造形することができるでしょうか?

3時間という短い時間で、生木を割って削って、素材と対話しながら制作を進めていきます。

使った材は「ホオノキ」
岐阜県民の私たちには朴葉寿司や朴葉味噌など、生活に密着した木ですが、
静岡の学生さんたちには馴染みのない木のようです。
どんな匂いがしますか?

甘くていい匂い
銀杏(ぎんなん)の匂い
柿渋の匂い
牛のフン!
固定治具はこちら、これ何に見えますか?
キリン!

シェイビング・ジラフ?
カバ!?

シェイビングヒポポタマス(笑)
二日間で四班に分かれて学生さんたちがつくった作品がこちら




思い通りの形に近づいたでしょうか?
そして、出来上がった形が果たして使いやすいかどうか?
乾燥後、次回の授業で仕上げるそうです。
今年も出来上がりが楽しみです。
(小野)
- 2014/07/19(土) 16:02:40|
- ┗ スプーンづくり
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7月12日(土)にスタッフ向けの研修会を実施しました。
郡上市の救命士の方々が結成した「郡上RSR」から講師を招き、
事故や怪我の対応を学びました。

グリーンウッドワークや竹細工の作業中に想定されるのが
刃物で指を切る事故です。
その他、曲げ木の際の火傷、屋外作業時の熱中症対策など
想定される事故対策について実習を交えながら教わりました。

私自身、三角巾法などは以前にも講習を受けたことがありましたが、
数年ぶりにやってみると案外忘れていることが多いのに気付きました。

普通の救急講習と違うのは午後から実施したシナリオトレーニングです。
これは、事故の現場を再現し、どう対応するか考え、実行する訓練です。
案の定、慌ててしまって先ほど学んだばかりの止血法を忘れてしまったり、
119番で適切な説明ができなかったりと、散々でした。
しかし、繰り返し行うと少しづつ落ち着いて対処できるようになってきました。

「災害は忘れたころにやってくる」
今回学んだことを忘れないためにも、今後も定期的に勉強会を開催していきたいと思います。
郡上RSRの皆様には実践に即した内容で非常に解りやすく説明していただきました。
本当にありがとうございました。
(小野)
- 2014/07/16(水) 19:10:40|
- その他
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竹部会では、この7月から竹細工教室を始めました。
講座と違って期限は設けず、じっくり竹細工に取り組んでもらう場です。
金曜日と日曜日の2コースを設けました。(隔週で、月2回)
いつもの竹細工講座と同じような光景なんだけど、竹細工教室の初日です。

上から見ると・・・

講座に参加して道具に慣れた人は左の茶碗籠(淡竹)、全く竹細工が初めての人は右のパン籠(真竹)を作ります。
もちろんヒゴ作りからすべて自分で作ります。

竹細工は初めてという人。
落ち着いてゆっくりゆっくり。

お陰さまで、金曜日のコースも日曜日のコースも定員以上の申し込みをいただきました。
現在は両コースとも募集はしていませんが、定員の余裕が出来たら改めてブログで募集します。
(キト)
- 2014/07/12(土) 21:38:36|
- 竹細工の技術継承
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