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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

【講座のご案内】陽がほらで椅子づくり~ラダーバックチェア~

今年のラダーバックチェアづくり講座は、美濃市の「古民家宿&カフェ 陽がほら」で開催します。
懐かしい日本の原風景が広がる樋ケ洞(ひがほら)地区にある「陽がほら」
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川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら、
ゆったりとした時間の流れの中でグリーンウッドワークに取り組んでみませんか?
椅子づくりの合い間にはぜひ、陽がほら特製のケーキと美味しいコーヒーをお楽しみください。
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陽がほら(ひがほら)で椅子づくり
~ラダーバックチェアづくり~
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日時:平成27年5月3日(日)・4日(月祝)・5日(火祝)
     7月18日(土)・19日(日)・20日(月祝)
     9:00~17:00(全6日間)
場所:古民家宿&カフェ 陽がほら(ひがほら)
     岐阜県美濃市樋ケ洞3808
参加費:50,000円(宿泊・食費別)※受講決定後事前にお振込み願います
定員:6人(先着順)※6日間全ての日程に参加できる人に限ります
宿泊食事について:
   古民家宿 陽がほらにて宿泊できます(男女別相部屋)
   4泊食事付きで32,000円程度
申し込み方法:
   お名前・年齢・性別・住所・電話番号・携帯番号・陽がほらでの宿泊希望の有無を記入の上、下記アドレスまで
   greenwoodworker@gmail.com(小野宛)
  1. 2015/02/28(土) 21:17:18|
  2. 森工塾・講座のご案内
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竹細工 ~吐け籠づくり講座~

今年度も木曽川鵜飼の鵜匠さんに竹籠づくりを指導しました。
先年度は鵜籠(ふたつざし)でしたが、今年度は吐け籠です。
鵜が採ってきた鮎をゲロッと吐かせる、あれです。

今回も当然ヒゴ作りから始めましたがそこは飛ばして、底編みです。
筏底、という編み方です。
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胴体部分の立ち上げ。
ここの編み方の良し悪しで全体の形が決まるという難しいところ。
鵜籠でも同じです。
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立ち上げを無事クリアして胴の編みを進めています。
ござ目編みと呼び習わしている編み方です。
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巻縁の後、籐皮で締めているところ。
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当縁と脚を付けて完成。
良い形に出来た方、細くなってしまった方、それぞれですが、6日間で何とか形になりました。
普段から何でも自分たちで作ってしまう鵜匠さんだからこそですね。
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鵜飼の本番に使われているところが観たいですね。

                           (キト)
  1. 2015/02/28(土) 16:20:31|
  2. 竹細工の技術継承
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【イベントのご案内】古城山イベント第3弾「薪づくり」

美濃市古城山環境保全モデル林において、
今年度3回目のイベントが開催されます。

古城山イベント第3弾(薪づくり)0203写真差し替え-001

古城山イベント2015春(ホダギづくり)-002

中濃森林組合や美濃市森林ボランティアクラブの方々の指導の下、
昨年11月に伐採したコナラの木を、
油圧の薪割り機やオノを使って薪にします。

グリーンウッドワーク協会では、
いつものようにクサビやマンリキで薪づくりに挑戦。
さて、コナラの木はどれくらい割りやすいか?割りにくいか???

つくった薪の半分はモデル林で使用しますが、
残りの半分はお持ち帰りいただけます。
お昼は羽釜で炊いたご飯とお汁をご用意します。
参加費1000円
お近くの方は是非家族連れでご参加ください。

お申込みは美濃市産業課まで。
(チラシ参照)
  1. 2015/02/23(月) 23:28:38|
  2. 森工塾・講座のご案内
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はじめてのグリーンウッドワーク

待望のグリーンウッドワークを紹介する冊子ができました。

作品の写真、道具の紹介、加工方法、講座の紹介、参考文献など、グリーンウッドワークに初めて触れる人のためにイラストをふんだんに使って分かりやすくまとめられています。

岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪 雅さんと大同大学プロダクトデザイン専攻技術員の加藤慎輔さんの共著です。

定価800円(48ページ、オールカラー)

greenwoodworkbook (1) (1280x904)
購入希望の方は、加藤慎輔さん(katoushinsuke75@gmail.com)までご連絡ください。
>>>生木生活

直接手渡しできる方には、グリーンウッドワーク協会でも取り扱っていますのでご連絡ください。
greenwoodworker@gmail.com(小野)
  1. 2015/02/22(日) 10:28:00|
  2. 新聞・雑誌記事
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竹細工 ~円空館でのミニ鵜籠づくり 第2回~

関市の円空館で、第2回目のミニ鵜籠づくり講座を行いました。
会場は前回と同じ、関市池尻 円空館の多目的ルーム。
今回の参加者の年齢は、下は13歳から上は77歳まで、その差はなんと64歳。
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最高齢の方。
昔とった杵柄、竹細工で生計を立てていた時期もあったとのことで手慣れたものです。
40年も昔、石原さんのお父上に鵜籠づくりを教えてもらおうとしたが叶わず、今回の講座でやっと鵜籠づくりが出来ると、とても意気込んでらっしゃいました。
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最年少の13歳少女。
2日目になると竹へぎの手付きも様になってきました。
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この日はNHKの取材がありました。
インタビューにちょっと表情が硬いような・・・
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無事、全員が脚まで付けて完成しました。
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第1回目の講座の選に外れ、再度申し込んで下すった方もいらっしゃいました。
期待に応えられたかどうか、でも、今後も続けていけたらいいなと思ってます。

この講座は、長良川伝統漁法保護事業実行委員会の主催で行いました。

                              (キト)
  1. 2015/02/16(月) 21:41:28|
  2. 竹細工の技術継承
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竹細工 ~鵜籠づくり講座 その五~

鵜籠(よつざし)の編みの作業で一番難しい胴の立ち上げに着手しました。
この部分がきちんとできるかどうかで、この後の形が決まるという大事な個所です。

いつものように、縦竹に箍(横竹)を編みこんでいく作業手順を見せています。
指導する側も試行錯誤。
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その様子を、ちょっと離れてじっと見守る師匠。 緊張しますねエ。
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皆が作業していると、見かねたかして一人の受講者の編みかけの鵜籠の手直しを始めました。
予想以上に手が動いたのには驚いたです。
この日は岐阜新聞の取材があって、右端の人が記者さん。
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力が入らん、とぼやいていた筈の手が、力強く動きます。
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この日、師匠から道具(2種類)を頂きました。
ボチボチこういうことになって行くんですね。

竹の端材で作られた、ヒゴを詰めたりバラす時に使う棒。
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ご存じ、切り出し小刀。
但し、裏も僅かに傾斜を付けて砥いであるもので、竹をすくときに使う。
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この日は箍(横竹)を2段~3段迄入れて終了。
次回は胴の編みを完成、の心算です。

師匠がお元気なんで喜ばしい限りですね。


おまけ。
ちずさんが作った ”セベ” の出来を見てもらってます。
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この講座は美濃市文化遺産活用実行委員会の主催で行っています。

                      (キト)
  1. 2015/02/16(月) 17:16:20|
  2. 竹細工の技術継承
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体験ジャム~色鉛筆の森

第11回川と山のぎふ自然体験活動の集い二日目は、現地体験交流会ということで県内各地で活躍されている方のフィールドに実際に足を運んで体験をしていただく日です。
私たちグリーンウッドワーク協会は特別に森林文化アカデミーの会場をお借りして体験会を実施。

私、小野は「森の色鉛筆づくり」を、
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竹部会の前西さんは竹編み講座「鍋敷きづくり」を開催しました。
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色鉛筆づくりはまずは樹種の選定から。
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近くの森から採取したナラ、サクラ、リョウブ、ヒノキ、アラカシ、ヒサカキ、ソヨゴの7樹種を用意、
その中から好きな樹種とそれ似合う色を選んでもらいました。
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手回しドリルで穴をあけて、芯を差し込んで、
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銑を使って鉛筆削り。
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堅いアラカシと、柔らかいリョウブ、「こんなに削り心地が違うんだ」という感嘆の声が上がります。

手のひらにちょうどいい具合に納まる大きさの色鉛筆。
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さて何に使いましょうか?
考えるだけでワクワクしてきます。

いろいろな樹種の、色々な鉛筆たち。
並べて立てると色鉛筆の森のできあがりです。
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この体験ジャムで、新しい人とのつながりと、新たな講座のアイデアをいただくことができました。
さて、これからまた楽しいことが始まりそうです!

おわり (小野)
  1. 2015/02/12(木) 10:14:38|
  2. ┗ その他イベント等
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体験ジャム~こんなものもできるよ

鉄と生木のジャムセッション。
ハンガーの他にもこんな作品が生まれました。

ペーパーナイフやバターナイフ?
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ハンガーをつくるはずが、五寸釘を叩いているうちに自然とこんな形になってしまったという方も。
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何に使えるかなあと考えながら叩き続けるのもまたよし。
時に、目指していたものと違う形のものが生まれることも、ジャムセッションの醍醐味ですね。

長良川鵜飼の鵜舟船頭「結の舟」の平工さんは、川漁の漁具を手づくりされていました。
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これは焼きマシュマロ用のフォーク
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せっかく火があるのでマシュマロを用意。
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自然体験活動指導者の必須アイテム!
こうやって使います(笑)
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二日目につづく(小野)
  1. 2015/02/11(水) 10:00:00|
  2. ┗ その他イベント等
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体験ジャム~鉄meet生木

体験ジャムセッション、鉄と生木の出会い。

まずは鍛冶仕事、
材料は五寸釘です。
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これが病みつきになるくらい楽しいんです!
トン・テン・」カン、皆自然と笑顔になります。
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叩いて伸ばしてひねって曲げて、こんな形に仕上がりました。
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次は生木の加工、
自然の枝の形を活かします。
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肩幅の長さに切った後、削り馬で削ります。
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これまでグリーンウッドワークに接する機会のなかった方々にも、生木を削る気持ちよさを味わっていただくことができました。

形ができたらバランスをとって中心を出します。
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手回しドリルで穴をあけて、そこに鍛冶仕事でつくった部材を取り付けてできあがり。
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それでは皆さんの笑顔とともに作品をご覧ください。
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このハンガー以外にもユニークな作品ができあがりました。

つづく(小野)
  1. 2015/02/10(火) 10:00:00|
  2. ┗ その他イベント等
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体験ジャム~何が起こった?

1月31日(土)、2月1日(日)の二日間、岐阜県立森林文化アカデミーに於いて、第11回川と山のぎふ自然体験活動の集いが開催されました。
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>>>アカデミーブログ

岐阜県内で活躍する様々な分野の約70名の交流会、
さて混ざり合って何が起こったでしょうか?
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一日目午後からの体験交流会で、羽島市に工房を構える日本刀の刀鍛冶「浅野鍛冶屋」の浅野太郎さんにデモンストレーションをしていただきました。
火であぶった真っ赤な鋼材を、力強くハンマーでガンガン叩いていきます。
う~ん、格好いい!
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子どもたちも興味津々、目が離せません。
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あぶっては叩いての繰り返し。
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見る見る間に形が変わっていきます。
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あっという間に堅い鉄の棒がこんな素敵な造形に仕上がりました。
流石職人技、惚れ惚れしますねぇ。
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こんな鍛冶仕事とグリーンウッドワークのコラボ、さて何が出来上がるでしょうか。

つづく(小野)

  1. 2015/02/09(月) 10:00:00|
  2. ┗ その他イベント等
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近江舞子で椅子づくり(3)

1月24日(土)、25日(日)椅子づくりの最終クール。
湖も穏やかなこの日、屋外の作業で順調にフレームの組み立てが進みます。
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組み立てが早く終わった方は、座編みテープの取り合い部分に塗装を行います。
柿渋を塗られた方もいらっしいました。
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最終日の午前中には背板の木釘打ちも完了しました。
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会場のほとり・ポトリは季節限定営業のカフェ。
3時のおやつには美味しいケーキが疲れを癒してくれました。
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午後からはいよいよ最終工程の座編みです。
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テープの柄や模様、編み方にも皆さんこだわられます。
無言で編み続ける皆さん。
集中して取り組むこの時間もまた、楽しいひとときです。

明るいうちに余裕で終わると思っていましたが、すっかり外は暗くなり、
4分(12mm)の真田紐を選ばれた方はおうちでの宿題となりました。
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初めての関西でのラダーバック講座。
関西のグリーンウッドワーク熱はこれからどんどん高くなっていきそうです。

小野
  1. 2015/02/08(日) 16:24:25|
  2. ┗ 椅子づくり
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竹細工 ~鵜籠づくり講座 その四~

鵜籠(よつざし)づくり講座もいよいよ ”編み” の作業に入りました。
三月までに完成するかどうか、ちょと心配なんやけれども、ま、ともかくやっつけるべい。

六つ目編み。
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でも、目が詰まっていかないから、竹の端材を利用して、コンコン叩いて地道に詰めていきます。
気の長い作業です。
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更に底箍を編みこんでいきます。
ここでもコンコン叩いて地道に・・・コンコン、コンコン。
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で、底編み完成。
出来上がった全員分の底を壁に掛けたら、何やら不思議な得体の知れないスゲーものになりました。
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次回は鵜籠(よつざし)づくりで一番の難所である立ち上げ。
この立ち上げ次第で胴の形や寸法が決まるという恐ろしい作業です。
楽しみですね~。

                        (キト)
  1. 2015/02/01(日) 23:02:15|
  2. 竹細工の技術継承
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竹細工 ~竹細工教室 成果の巻の続き~

竹細工教室の皆さんの成果の続きです。(久し振りです)

しばらく手間のかかるものを作ってきたので、少し軽いものを作りました。
息抜きになったでしょうか。
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ちょっと時間はかかりましたが無事完成です。
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ようやく出来ました。
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見事に丸く出来ました。
なかなかこんなには出来ないんですよ。
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四つ目編みの籠(芋振り籠)も完成です。
幅広の、薄いヒゴを作るのは結構手強かったですね。
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四つ目編みの籠は、今回我々が設定したコースの最後の竹細工でした。
ここまで進んだ方には、この後、更に高度なものを作る、今まで作ったものを改めて作ってみるなど、ご自分に合ったやり方で進めてもらおうと思っています。

                    (キト)
  1. 2015/02/01(日) 22:32:02|
  2. 竹細工の技術継承
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