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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

近江舞子でゴッホの椅子づくり(後半)

6月20日、21日の二日間、
近江舞子のカフェ「ほとり・ポトリ」で
ゴッホの椅子づくり後半が開催されました

この二日間でフレームを組み立てて、座を編みます
穴あけはもちろん手回しドリル
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これはシイタケのホダギ?
いえいえ、これも立派なゴッホの椅子の後ろ脚
アラカシの芯持ち材を削りました
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そして組み立て
さあ、日頃の憂さを晴らしましょう!
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地べたに寝ころびながらも、
実はこれが案外楽しい作業です
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今回の椅子づくりは関西、東海、関東方面から参加者が集まりました
皆さんが買って来てくださったお土産が3時のおやつになります
東京バナナに神戸の洋菓子
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京都のみたらし団子にはきな粉がのっていました
やはりこの時間が一番幸せかも
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夜は炭火焼き
前半の講座で出た端材をほとり・ポトリにあるドラム缶&ペール缶釜で炭にしたそうです
山から採ってきた材料をひとかけらも無駄にしない、
素敵です!
炭火焼き隊長は今晩も大村さん、
味付けは関西風?それとも名古屋風?
この夜も盛り上がりました
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二日目の午前中にフレームが出来上がりました
こちらはソヨゴの椅子
試験的に山に多くある小径の雑木を使用、
今回も新しい材に挑戦していろいろと勉強になりました
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午後からはいよいよ最終工程の座編みです
ヒノキのゴッホの椅子は、なんだか和室に似合います
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最後は琵琶湖をバックに笑顔の集合写真
9脚の椅子が家路につきました
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2013年の北海道・京都、2014年の岐阜美濃に引き続き、
滋賀近江舞子でのゴッホの椅子づくりが幕を閉じました
次回は今年9月に計画中です
詳細は追って発表します
お楽しみに
(小野)

  1. 2015/06/22(月) 20:43:31|
  2. ┗ 椅子づくり
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竹細工 ~竹細工教室 成果の巻の続き・・・~

みなさん、順調ですねぇ。

手こずりましたが、四つ目籠(芋振り籠とも呼ばれます)無事完成。
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先の籠に続いて、もうひとつ八つ目!! すごい。
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四つ目籠に続いて(似てるけど)網代籠です。
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四つ目籠完成。
幅広の薄いヒゴ作りは、なかなか手強かったですね。
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で、ヒゴだけ作って編んでなかった鍋敷きを、2個編みました。
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さて、次はどんな竹細工たちが形になってるでしょうね。

                               (キト)

  1. 2015/06/21(日) 22:47:13|
  2. 竹細工の技術継承
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2015年6月17日中日新聞

2015年6月17日中日新聞朝刊に掲載されました
中日新聞2015617掲載
↑画面をクリックすると拡大されます
  1. 2015/06/18(木) 23:48:20|
  2. 新聞・雑誌記事
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2015年6月16日岐阜新聞

2015年6月16日岐阜新聞朝刊に掲載されました
岐阜新聞2015616掲載
↑画面をクリックすると拡大されます
  1. 2015/06/18(木) 23:46:35|
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保育園児の木育講座

6月15日(月)
標高約750mの新田の森に、下牧保育園のバスがやってきました。
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年長さん14人が一日、この森で活動します。
下牧保育園はこの山から12kmほど下ったところにありますが、
ほとんどの子がここに来るのは初めてでした。
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まずは、地域の林業グループ「山の駅ふくべ」の方々が
直径20cmほどのクリの木を伐採しました。
大きな木が倒れるところを子どもたちに間近で見てもらいました。
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年輪を数えてみると14年くらいまで読むことができました。
「中学生のお兄さんと同じくらいの歳なんだよ」と
木育推進員の福島さん
「切株はどんな匂い?」
「すっぱい!」
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「葉っぱを触ってご覧」
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五感をフルに使って自然を体感してもらいました。
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お昼は保育園の保護者や先生、地域の方々が
羽釜でご飯を炊いてくれました。
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普段から木育を実践している下牧保育園の子どもたち
自分でつくったカエデのスプーンや、サクラのお箸を持参、
森の中で食べるお昼ご飯は最高です。
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今伐ったばかりのクリの木を使ってグリーンウッドワーク体験です。
木の枝を五角形に削って小さなお家づくり、
普段からのこぎりや金槌を使い慣れている子どもたちは、
少し手を貸してあげれば、銑で削ることもお手の物です。
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薄くスライスした輪切りに穴をあけて、ぶんぶんごまづくり。
横でハンドルを回すタイプの手動ドリルは
穴を開ける力は小さい反面小さな力でも安定して回すことができます。
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できたぶんぶんごまを早速回してみます。
ちょっと練習しただけですぐに上手に回せるようになりました。
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こちらは色鉛筆づくり。
クリックボールも大人が支えてあげれば上手に回すことができました。
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横の皮を削って名前も書けたよ
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制作の時間は2時間ほどしかありませんでしたが、
子どもたちは集中して作業に取り組み、
最後は遊ぶ時間が取れるほど余裕を持って完成させることができました。
何より子どもたちの目の輝きが素晴らしく、
スタッフも皆、清々しい気持ちになりました。
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先ほど伐ったばかりのクリの木が、もう遊べるおもちゃになっている。
森の恵みに感謝して木育講座を終了しました。
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この講座は、山の駅ふくべが岐阜県の森林環境税を財源とした「地域活動支援事業」の補助金を受けて実施しました

(小野)


  1. 2015/06/18(木) 14:31:31|
  2. ┗ その他イベント等
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花フェスタに行ってきました

6月13日(土)岐阜県可児市の花フェスタ記念公園でイベントがありました。
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森林文化アカデミーのブースでは「プチ森のようちえん体験」や
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「トントン・カチカチ自由な木工ひろば」などが行われました。
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アカデミーブースでは、今週も様々なイベントが予定されています。

そんな中、私たちグリーンウッドワーク協会は「森の色鉛筆づくり」を実施しました。
用意した木は、伐ったばかり、まだ青々とした葉っぱのついた生木です。
コナラ、アラカシ、ヤマザクラ、リョウブ、サカキ、ヒノキなど
里山に自生する代表的な木に触れて、身近な森を感じてもらいます。
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穴あけは手回しドリル
子どもたちに大人気です。
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好きな色の芯を入れて、削り馬で鉛筆削り、
生木の柔らかさを実感してもらいます。
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この日の流行は、通称「赤青鉛筆」
両側に芯をさして削ります。
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こんなのもありかも!
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この日出来上がった鉛筆は69本、
一番人気のあった色は想像していた通り赤でした。
意外だったのが、同率の3位に無彩色の黒が入っていたこと、
皆さん意外と実用的なのかもしれませんね。
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この鉛筆をどんなふうに使ってもらえるか、楽しみです。
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(小野)
  1. 2015/06/16(火) 22:57:34|
  2. ┗ その他イベント等
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【イベントのご案内】花フェスタ2015ぎふ「森の色鉛筆づくり」

6月13日(土)花フェスタ記念公園にて「森の色鉛筆づくり」を行います。
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岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園は今年で開園20周年
それを記念して5月16日(土)~6月21日(日)まで
「花フェスタ2015ぎふ」というイベントが開催されています。

その最終週、第5週は「花のめぐみ・森のめぐみウィーク」
~花フェスタから育樹祭へ~と題して、
「花フェスタ2015ぎふ」から「第39回全国育樹祭」へと
気運をつなぐためのイベントウィークとなっています。
花フェスタ(表)

森林文化アカデミーのブースでは、
森のようちえんや木工ひろば、蜜蝋キャンドルづくりなどが開催されますが、
その中の一つが「森の色鉛筆づくり」です。
花フェスタ(裏)

森の色鉛筆づくり
~生木を削ってつくる君だけの森の色鉛筆~
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6月13日(土)
1回目:10:00~12:00
2回目:13:30~15:30

対象:親子
参加費:無料(別途入場料が必要です)
割り引きクーポンあり

定員:各回定員10名
要予約(もし空があれば当日受付も可能)
お申込み先:
花フェスタ記念公園 TEL:0574-63-7373

みなさん、是非遊びに来てください。
  1. 2015/06/10(水) 23:12:27|
  2. 森工塾・講座のご案内
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初夏の森を満喫

6月6日のろうきん森の学校は、初夏の森を一日満喫してもらいました。

午前中はぎふ木育推進員の福ちゃんこと福島計一さんのガイドハイク
まずは五感を研ぎ澄ます練習から
観察メガネ(ラップの芯)を使って「見る」練習
いつもと違う世界が見えてきます
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下ばかりではなく上も
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歩きはじめても一向に前に進みません
それだけ興味を沸かせるもの、
それなのにいつもは見落としているものがたくさんあるんです
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蝶の翅のキラキラ
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小さな命
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影絵の葉っぱ
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はがきの葉っぱ
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たくさんのエビフライ
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いつも20分くらいで登れる展望台まで1時間以上かけてゆっくりと森を満喫しました
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展望台から美濃の町を一望
前日の雨で空気が澄み渡り、景色がくっきり見えました
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里山ごはんをいただいた後、細いリョウブの木を一本お裾分け
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午後からは皆さん、足踏みろくろに夢中になっていました
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森からいただいた伐ったばかりの生木からつくった木の指輪
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ろくろの順番を待っている間は、森から実生(木の苗)を採って来てもらいました
おうちで大きく育てて、この山に戻してもらう取り組みです
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歩いて食べて伐ってつくって、森の恵みに感謝した一日でした
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(小野)


  1. 2015/06/09(火) 14:36:40|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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初夏の里山ごはん

6月6日(土)美濃市古城山環境保全モデル林において、
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「初夏のガイドハイクとグリーンウッドワーク体験」を実施しました。

この日も里山ご飯をご用意しました。
包むをテーマに、ホオノキの葉(朴葉)とサルトリイバラの葉っぱを採取しました。

ホオノキは手に届く位置にある萌芽した葉っぱは簡単に採れるのですが、
数が限られています。
高い木についている葉を長い木の枝を使って落とし、
どうにか数を集めることができました。
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サルトリイバラは明るく切り開かれた林道沿いにたくさん生えていますが、
この時季はまだ葉が小さく、包むには向いていません。
随分探し歩いて林内を見渡してみると、
ありました、サルトリイバラの群生地!(笑)
サルトリイバラは1年で枯れてしまう草本ではなく、
半低木という木本に分類されるそうなので、
来年以降もこの場所は期待できそうです。
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里山ごはんの基本は、やっぱりかまどで炊いたご飯。
この日の秘密兵器は、会員さんがつくってくれた「ファイヤースターター」
日本語で言うと「着火剤」
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松ぼっくりでつくったろうそくです。
純粋にキャンドルとしても楽しめそうです。
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柔らかな火が長く持続してくれるので、一発で薪に燃え移ってくれました。
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これは優れものです!

この日のメニューはお寿司
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そう、朴葉寿司です。
朴葉寿司は岐阜の郷土料理で、農作業や山仕事の休憩時に食べられていました。
朴の葉には殺菌作用もあり、携帯用にはもってこいです。
爽やかな朴葉の香りも食欲をかき立てます。
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3時のおやつもあります。
上新粉をこねて団子をつくります。
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サルトリイバラの葉っぱにくるんで出来上がり。
この地方では、サルトリイバラの葉に巻かれた麩饅頭が有名です。
また、サルトリイバラのことをサンキラ(山帰来)とも呼び、
このお饅頭をサンキラ餅ともいうそうです。
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とても贅沢な一日を送ることができました。

つづく (小野)

  1. 2015/06/08(月) 12:12:55|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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近江舞子でゴッホの椅子づくり(前半)

5月30日(土)と31日(日)の二日間、
琵琶湖の畔、近江舞子のカフェ「ほとり・ポトリ」において、
ゴッホの椅子づくり(前半)を開催しました。
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ほとり・ポトリでは、昨年4月から8月にかけて開催した
グリーンウッドワーク指導者養成講座・初級編と、
12月・1月にそのステップアップ講座として開催した
「ラダーバックチェアづくり」講座に引き続き、
3回目の講座開催となりました。

使う材料は、今回の講座を企画したメンバーが、
京都の宇治田原のマツタケ山から伐り出したヒノキと小径のソヨゴ。
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里山整備と間伐材利用を目的として月に一回のペースで、
薪づくりなどの活動を行っているそうですが、
材の更なる有効活用の手段としてグリーンウッドワークの可能性を模索してきたそうです。
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そして、今回ようやく椅子づくりの材料として利用することが叶いました。
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まずは後ろ脚の木取りから。
1m近いヒノキ材をコントロールしながら割っていきます。
これもこの一年かけて習得したグリーンウッドワークの技です。
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ヒノキは気持ちよくまっすぐに割れてくれました。
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反面、ソヨゴはなかなか手強いようです。
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ねじれて割れるため削る量も増えます。
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今回の参加者は9名で、京都、大阪、滋賀、岐阜、そして東京からもご参加いただきました。
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お昼ご飯は、このカフェの人気メニューの「南インドカレー」
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至福のひと時です。
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夜はにぎやかに焼きそばパーティー!
この一杯がたまりません。
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大村さんが自慢の「芦屋風焼きそば!?」を披露
一日の疲れ忘れるような楽しい時間を過ごすことができました。
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二日間琵琶湖の風に吹かれながら、
椅子の部材をほぼ削り終えることができました。
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3週間、貫を乾燥させた後、後半の講座で
組み立て、座編みを行う予定です。

つづく (小野)
  1. 2015/06/03(水) 08:49:14|
  2. ┗ 椅子づくり
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