ずいぶんご無沙汰してしまいました。
久し振りの成果報告です。
只今ブームの八つ目の籠です。

ちょっと地味な感じですけど、菊底の笊の3点セット。(色が違うのは見本)

こんな風に重ねておけるってのは、結構ですね。

基本のコースでは丸型の茶碗籠なんですけど、小判型で作ってみました。
丸型より使い勝手が良さそうだってんでご満悦の笑み。

差し六つ目という編み方で編んだ大きな籠。

きれいな底です。
普通の六つ目に斜めにヒゴを差しているんですけど、予想以上にがっちりしました。

ずいぶん手こずりながら、それでも何とか良い形に仕上がりました。

次に報告する時には、また新たな籠が登場するはずです。
(キト)
- 2016/06/29(水) 21:54:13|
- 竹細工の技術継承
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8月のろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)第2弾は
グリーンウッドワーク協会十八番のメニュー
足踏みろくろを使った木のスプーンづくりです。

「木のスプーンってろくろで挽いてつくるの?」
という疑問をお持ちのあなた。
そう、実はスプーンづくりにろくろを使うのは稀なことなんです。
しかし、体験してみて解る、「なるほどこれは合理的」という事実。

最後につくったスプーンを使ってデザートを食べましょう。
料金はお昼ご飯も付いてなんと3000円、
森の中で一日スプーンづくりを楽しみましょう。
ろうきん森の学校 森工塾足踏みろくろで木のスプーンづくり
日時:平成28年8月27日(土)9:00~17:00
場所:美濃市古城山ふれあいの森(環境保全モデル林)
長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい
料金:3000円(お昼ご飯とデザート付き)
対象:中学生以上
定員:8名(先着順)
申し込み・お問合せ:
氏名、年齢、性別、住所、電話番号、携帯番号を記入の上、
gww.rokinnomori@gmail.com
までお申込みください
- 2016/06/29(水) 01:33:38|
- 森工塾・講座のご案内
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夏のろうきん森の学校は、恒例のガイドハイク・虫探しです。
森の中にはカブトムシ・クワガタだけじゃない、
いろんな虫が棲んでいます。
ガイドの福ちゃんと一緒にいつもと違った目線で森を歩いて、
虫の森を探検しよう。
![IMG_2727[1]](https://blog-imgs-94-origin.fc2.com/g/r/e/greenwoodwork/20160623083852543.jpg)
前日にはオプショナルツアーとして、
虫のわなを仕掛けたり、
ナイトハイクを楽しんだり、
夜の森で泊まったり、
お楽しみも用意しています。
お子さんの夏休みの宿題に、
虫好きの大人の皆さんも大歓迎、
是非ご参加ください。
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)ガイドハイク(夏・虫探し編)![IMG_2751[1]](https://blog-imgs-94-origin.fc2.com/g/r/e/greenwoodwork/20160623083854b4c.jpg)
日時:8月6日(土)9時~12時
場所:古城山ふれあいの森(岐阜県美濃市)
参加費:500円(3歳以下は無料)小学生以下は大人同伴
定員:20名程度
少雨決行・荒天中止
申し込み・お問合せ:
お名前・年齢・性別・住所・電話番号・携帯番号・
オプショナルツアー(下記参照)への参加の有無を記入の上
gww.rokinnomori@gmail.com
まで、お申込みください。
<前日のオプショナルツアーのご案内>
8月5日(金)13時~ 虫のわなの仕掛け
夕方~ 各自持ち寄りで夕食(バーベキューの予定)
夜 ナイトハイク
そのまま、管理棟又はテント泊可
(寝袋及びテント泊の方はテント持参)
参加費:無料
- 2016/06/23(木) 08:41:30|
- 森工塾・講座のご案内
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6月18・19日(土日)の二日間、
三重県民の森において、
「大人のグリーンウッドワーク体験~生木からの椅子づくり」(後半)が開催されました。
まずは、脚の部材を割って木取ります。
今回伐り倒したコナラは、小さな穴が無数にあいていました。
カシノナガキクイムシが入った跡と思われます。
強度的には問題ないので、現代の里山の象徴としてそのまま使うことにしました。

全国各地で猛暑となったこの日、
森の中に建てられたふれあいの館には幾分涼しい風が舞い込んできます。
それでも皆さん汗を拭きながらひたすら削ります。

県民の森館長の川根さんが裏方として大活躍です。

今回、県民の森と私たちグリーンウッドワーク協会をつないでくださった徳田さん。
ガシガシ削ります。
もうすっかり銑を使いこなしていたようです。

前回までに貫のホゾ取りまでが終わり、この1ヶ月間しっかりと乾燥させました。
直径15.9mmだったホゾが、なんと13~14mmくらいまで縮んでいるではありませんか。
私たちが普段よく使っているクリとは収縮変形の量が全く違います。
伐採の時季に関係しているのかもしれません。
3日目最終日の作業は、乾燥させた貫を南京がんなで仕上げるところから。
この光沢、コナラもすてたもんじゃあないですね。

前日とは打って変わって土砂降りの日曜日。
時間ぎりぎりで出来上がった10脚の三重の椅子。

どこで使いますか?
・リビングで
・園芸作業で
・薪ストーブで
・バーベキューで

さあ、三重のグリーンウッドワーク
次のステージに向かってまた動き始める予定です。
(小野)
- 2016/06/21(火) 17:57:45|
- ┗ 椅子づくり
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愛知県一宮市の ”つくる” で、六つ目の盛籠づくり講座を行いました。
いよいよ夏ですね。暑かったです。
今回は去年の鍋敷きづくりに参加して下すった方を含めて参加者は4人。
去年鍋敷を作った方も六つ目編みは忘れてるだろうというんで、腕慣らしに端材を使って六つ目編みを思い出してもらってから、実際に編み始めました。(スミマセン。最初の写真は撮り忘れました)

底編みが終わった後の立ち上げを、座って説明するのがやり難いってんで、どうしても立ち上がってしまう。
すると皆さんも立ち上がる、で、おかしな絵になる。

予定時間より少し遅れましたが、無事完成です。
皆さん良い形に仕上がりました。

こういう講座をもっとやって欲しいという声も頂いたので、近いうちにまた計画します。
暑い中、お疲れ様でした。
(キト)
- 2016/06/18(土) 23:53:46|
- 竹細工の技術継承
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いつもはお料理担当の「ちーず」
この日は先生です。

森から葉っぱを採ってきます。
造園職人の澤村さん、
高枝伐りも準備万端。

背の高いホオノキから枝を一本いただきました。

一つの枝から60枚くらい、こんな大きな朴葉が「とれたどー!」

木曽福島から参加の桑村さんが木曽名物の「朴葉巻」をお土産に持って来てくれました。
あんこをくるんだお団子が入っています。
葉柄(葉っぱの軸)がつながっていて、持ち運びもしやすそうですね。

岐阜で朴葉といえば「朴葉寿司」
参加者みんなで酢飯や具材を盛り付けます。

朴葉には殺菌作用もあり、梅雨のこの時期にはピッタリです。
あっという間に60個の朴葉寿司ができあがりました。

くるりと巻いてコップにもなります。
こぼれないように気を付けて!

もちろんこんな遊び方もできます。

大きな笹の葉はちょっと下った谷に密生しています。

道が無くても食べもののためなら頑張って採りに行きます!

この日の主菜は「笹蒸し鶏ハム」
これも食欲をそそられますね。

おにぎりも笹で包んでみました。

さあ、里山料理いただきま~す!
青空の下でおしゃべりしながら食べるご飯は最高です。

デザートは「いばら餅」
この森にはサルトリイバラの畑があるんです(勝手にそう呼んでいます)
棘に気を付けてね。

お顔が隠れるくらい大きな葉っぱ
山帰来(サンキライ)とも呼ばれています。
お隣の関市から参加された方は「ガンド」と呼んでいたそうです。

これでお饅頭を包みます。
女性陣が手際よくお饅頭をくるくると。

男性陣はこの通り(笑) まだかな~

お子さんも楽しく火の当番

蒸し上がりました。
実家が山口の参加者の方はこれを「柏餅」と呼んでいたそうです。
福岡では「がめのは餅」
日本中でいろいろな名前がありますが、お饅頭を葉っぱで包む文化は共通なんですね。
お皿代わりに柏の葉を用意しました(紛らわしくてすみません)

この日、何度も皆さんの口から聞かれた「美味しい!」の言葉。
お子さんからその言葉を聞けたのが本当に嬉しかったです。

6月11日(土)に開催した、ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
葉っぱで包む里山料理の報告でした。
- 2016/06/13(月) 16:50:39|
- ┗ ろうきん森の学校
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五感を使って森を歩きます
こんな不思議な形が

エゴノネコアシフシと呼ばれる虫こぶ、
中にはアブラムシが入っているんだって。
「ちっちゃな虫が身を守るための工夫」
しかし、猫の足というよりはバナナの房といった感じがするね。
森の入り口に動物が居た痕跡。
どんな動物が何を食べてたんだろうか?

それにしてもこんな近くに野生の動物が、、、
「人間の住む世界は動物の棲む世界でもある」
樹液の出る木に虫が集まる
「森のレストラン」

コシアブラの芽は春の山菜、
葉っぱがもう大きくなっちゃったけど、ちょっとかじってみようか?
おっ、まだコシアブラの美味しい味がするね。

この山はチャートという岩石でできている。
大昔の海の微生物が堆積してできた地層なんだって。
「皆さんが手にしている石は何億という時をへてここにある」

耳を澄ますと
キビタキ「ピヨヨ ピロリロリ、、、 ピジュジュ、、、」
ヤブサメ「シュシュシュシュシュ・・・」
サンコウチョウ「月日星(ツキヒホシ)ホイホイホイ」
ホトトギス「特許許可局(トッキョキョカキョク)」
メジロ「長兵衛忠兵衛長忠兵衛(チョーベイチューベイチョーチューベイ)」
ききなしも楽しい。
キノコを触ってみると不思議な触感
ビニールみたい
匂いはなんだろう?「セロリ?」

松ぼっくりを見つけたよ
「東京オリンピックのエンブレム!」

お昼は里山レストラン
いただきま~す

午後は森から細い木をいただいて指輪づくり。

足踏みろくろで削る時間は集中できて楽しい。

こんな作品たちが出来上がりました。

この日嬉しかったのが、
3月の講座でナラの木で染めたTシャツを着て来てくださったリピーターのご夫婦。
素敵です!

6月4日(土)ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「ガイドハイク(初夏編)と木の指輪づくり」の報告でした。
(小野)
- 2016/06/09(木) 20:54:47|
- ┗ ろうきん森の学校
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秋のラダーバックチェアづくりのご案内です。
奈良県山添村で開催されます。
原木からの椅子作り in 山添村
~ラダーバックチェア~日 時 :2016年 9月17日(土)18日(日) 19日(月祝) 10月8日(土) 9日(日) 10日(月祝)
各日9:00~17:00 (合計6日間 全日程参加できる方に限ります)
金 額 : 1脚 50,000円 (宿泊 食事別)
会 場 :ペンション アートスコープ はかた
奈良県山辺郡山添村大字遅瀬547
名阪国道五月橋インターより0.5km
公共交通機関でお越しになる方は ご相談ください
(1泊2食付き 6700円 (税別) にて宿泊できます 男女別相部屋の可能性あり
昼食代 500円~1000円前後※只今メニューも含めて相談中)
募 集 : 10脚分 (先着順)
御家族での参加 可 ですが 大人向けの講座になります。
お子様の安全は保護者の方の責任でよろしくお願いします。
子供さんの相手をするスタッフはおりません
大人 1人 1脚まで 全日程参加できる方に限ります
講 師 : NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野
お申込み:参加希望の方は
件名に 「ラダーバックチェア申し込み」 と記載して下さい
お名前 住所 電話番号(携帯番号) 年齢 性別 宿泊されるか通われるか を記載して
naramokkoukyoushitu@gmail.com
に メールにてお申込みください。
※ 宿泊に関しましては 申込時は とりあえず 予定で構いません。
誰の手も借りずにすべて一人で作成したい方は宿泊をお勧めします。
↓詳しくは
>>>神野山木工館のブログ
- 2016/06/09(木) 19:33:34|
- 森工塾・講座のご案内
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6月2日(木)三重県の四日市自然保護推進委員会の研修会が開催されました。
>>>四日市自然保護推進委員会HPこの会は40年以上の歴史を持ち、
里山保全活動や自然観察会などのイベントを
定期的に開催しています。
そんな中、里山で伐採した木の有効利用を図るために
グリーンウッドワークの活動を取り入れたいと考え、
今回の研修会の開催となりました。
会場の三重県民の森に到着すると、
ピカピカのヒノキ製の削り馬が2台。
皆さんやる気満々です!

その隣には、県民の森のスタッフが制作した足踏みろくろも鎮座していました。
まずはグリーンウッドワーク概論
作品や書籍の紹介でも、皆さんの喰い付きが違います。

この日のために活動しているフィールドからいくつかの樹種を用意していただきました。
マンリキで割る体験です。
伐ってから時間を置いたリョウブは堅くて堅くて歯が立ちません、
反対にスギがパッカンと簡単に割れてくれます。

次に削り体験。
ツリーづくりは銑の練習にもってこいです。

お昼休みの時間も忘れて、皆さん一心不乱に削り続けました。

午後からは色えんぴつづくり。
60色のクーピーペンシルが用意されていました。

たくさんの樹種とたくさんの色えんぴつの芯、
どの木にしよう?どの色にしよう?

午後もワクワク楽しい時間となりました。

四日市自然保護推進委員会のグリーンウッドワークの取り組み、
次のステップが楽しみです。
(小野)
- 2016/06/03(金) 11:32:54|
- ┗ その他イベント等
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5月30日(月)
東海労働金庫の理事長他役員の方々が森の学校を視察に訪れました。
まずは管理棟内でろうきん森の学校岐阜地区の概要説明。

その後、森の色えんぴつづくりを体験していただきました。
みなさん、銑で木を削るのはもちろん初めてですが
鉛筆削りはナイフを使っておられた世代です。
楽しみながら上手につくられていました。

最後に森の学校の看板の前で東海ろうきんのみなさんと記念撮影

今後とも東海ろうきんの方々と連携しながら森の学校を盛り立てていければと思います。
(小野)
- 2016/06/03(金) 09:57:24|
- ┗ ろうきん森の学校
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5月29日(日)美濃市の北部、
美濃和紙の里会館において、
第2回美濃和っ紙ょいマルシェが開催されました。

美濃の自然や文化を発信するこのマルシェ、
グリーンウッドワーク協会は美濃市の豊かな自然を知ってもらうために、
古城山のろうきんの森から多様な樹種を用意して、
森の色えんぴつづくりを出展しました。

一人3本までつくってもらい、
樹種による軟らかさや匂いなどの違いを感じていただきました。

この日一日で120本以上の色えんぴつができました。

「この木軟らかい」
「木を削るのが楽しい」
多くの親子に楽しんでもらえた一日でした。

(小野)
- 2016/06/02(木) 16:07:23|
- ┗ ろうきん森の学校
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ちいさな腰かけ椅子づくり3日目最終日は、ホゾ穴あけ組み立てから始まります。

鳥のさえずりと心地よいそよ風
森の中での椅子づくりは本当に気持ちの良いものです。
お昼休みはみんなで楽器を持ち寄って森の音楽会。

楽しい時間をみんなで共有、
こんな贅沢な休日の過ごし方ができるのも、森の力ですね。
座編みは管理棟の中で、
ペーパーコードで編みます。

三日間の集大成、
充実の笑顔です。

出来上がった椅子は、
畳の部屋でくつろぐためのに、
森のようちえんの誕生日の席に、
お子さんの椅子、
竹細工の作業用に、
長く大切に使っていただけると嬉しいです。

森で椅子づくり、今後も続けていきたいと思います。
(小野)
- 2016/06/01(水) 20:53:02|
- ┗ ろうきん森の学校
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7月2日(土)、3日(日)の両日
千葉の子育て支援ステーション ニッセにおいて、
グリーンウッドワークの体験会が開催されます。
子育て支援ステーション ニッセ
>>>こちらをクリックはじめてさんのグリーンウッドワーク
~みずみずしい生木で小物づくり体験をしよう~
【プログラムA】親子でつくろう!ぼくの私の色えんぴつ
日時:7月2日(土) (1回目)10:00~12:00 (2回目)13:30~15:30
【プログラムB】指輪とツリーづくりでグリーンウッドワークのいろはを知ろう!
日時:7月3日(日)10:00~16:00
見学のみも可
詳細は以下のチラシをご覧ください

千葉で初めてのグリーンウッドワーク体験会の開催、
早々の満員御礼は必至です。
お申込みはお早めに。
- 2016/06/01(水) 16:09:03|
- 森工塾・講座のご案内
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