真竹のヒゴで六つ目の盛籠を編みます。今年二回目です
六つ目編みのこと、竹にまつわる色々のことなど話しながら、2時間かけてじっくり取り組んでみませんか。
六つ目の盛り籠です。(茗荷ぼっちは含みません。悪しからず)

前回の講座の様子。真剣です。

【日時】
10月1日(土)10:00~12:00
【開催場所】
つくる 母屋一階の座敷 (愛知県一宮市木曽川町黒田字宝光寺5-2 駐車場有)
( http://www.tsukuru-ichinomiya.com/about/ )
【内容】
真竹で六つ目の盛籠をつくります。
材料のヒゴや道具は用意しますので、編むだけです。
【対象・定員】
中学生以上 4名 (先着順)
** おかげさまで申し込み人数が定員に達しました。ありがとうございます **【参加費】
3000円 (材料費含む)
【申込み】
氏名、年齢、参加人数 を下記アドレスまでメールにてお申込みください。
E-mail : mstakito@gmail.com (担当:鬼頭)
持ち物や注意事項は参加される方に改めてお知らせします。
(キト)
- 2016/07/29(金) 19:30:56|
- 森工塾・講座のご案内
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7月26日(火)~28日(木)の三日間、
岐阜県山県市において、といろ主催の「こども木育きゃんぷ」が開催されました。
キャンプの初日は木の伐倒と製材の見学。
山の樹木が木の製品になる過程をたどります。
午後の会場は中野木材さん。
庭にずらっと並んでいるのは美山杉。
美しい景色ですね。

グリーンウッドワーク協会はここからお手伝いさせていただきました。
木のお皿とお箸をつくります。
子どもたちは道具の使い方の説明を真剣な顔で聴いてくれました。
頼もしい。

使う木は山形市の木「クリ」です。
銑で形を整えて、彫刻刀で彫ります。

削り馬はこんな使い方もできます。

焼きペンで模様や名前を書いて出来上がり。

子どもたちは三日間のキャンプでこのお皿とお箸を使います。
山の樹木と暮らしで使う木がつながった瞬間です。

最終日にはお皿のメンテナンスも学ぶとのこと。

こんな素敵なキャンプに関わらせていただけて、嬉しいです。
(小野)
- 2016/07/28(木) 22:52:13|
- ┗ その他イベント等
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7月23日(土)、24日(日)の二日間、
滋賀県近江舞子のカフェ「ほとり・ポトリ」で
ゴッホの椅子づくり後半が開催されました。

夏休みの琵琶湖、
浜辺はリゾート客で埋め尽くされていました。

そんな光景を横目で見ながらも、もくもくと削ります。
後半初日は、前脚と後ろ脚の制作。

部材が揃ったところでいよいよ組み立てです。
丸い穴に四角いホゾを叩き込みます。

土曜日の夜はちょうど琵琶湖の花火大会

湖面に写り込む光がより一層華やかに演出します。

夜の楽しみはこれから、

飲んで歌って盛り上がります。

そして幻想的な月夜が更けていきます。

最終日
角度を間違えないように協力しながら穴あけ。

いつもお馴染みのこの構図、
寄ってたかって一つの椅子に立ち向かいます!
ここでみんなの気持ちが一つになります(笑)

そして出来上がった10脚のフレーム。

ひと段落した後のお昼ご飯の美味しいこと。

おやつの時間も忘れてはなりません。

出来上がった椅子に座ってこの4日間を振り返ります。
この椅子をどこで使いますか?

「もったいなくて使わない、飾っておきます」
「カフェで使います。もっといっぱいつくりたい」
「庭で座って本でも読もうかな」
「茶畑をバックに写真を」
「実家のリビングに置いて、どや顔で自慢する」
「山の中で使う」
「もう一つつくって親にプレゼントする」
「ろうけつ染めの工房で使う」
「グリーンウッドワークの仲間にうんちくを語りたい」

参加者の皆さんと楽しい時間を共有できて嬉しかったです。
共催のグリーンウッドワークかんさいのみなさん。
素敵な場を提供していただきありがとうございました。
やっぱ、ゴッホの椅子は琵琶湖によく似合う!

(小野)
- 2016/07/28(木) 00:30:04|
- ┗ 椅子づくり
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今年3月に開催した、ろうきん森の学校 森工塾
「きのこの森づくり~マイタケ原木栽培」で植菌したホダギが、
こうなりました。

中を覗くとまるで真っ白なカマンベールチーズ

一部のホダギは少しカビのようなものも見られます。
あっ、キノコの菌もカビの仲間でしたね。
これもそのまま埋めてしまいましょう。

まずは森の中に穴を掘ります。

いくつかのホダギをまとめて、立てた状態で埋めます。
こうやって島をつくると、大きな子実体(きのこ)の発生が期待できます。

埋め戻しには赤玉土を使います。
水はけをよくするために、あえて買ってきた土で埋めます。

出てきた子実体が土で汚れないように葉っぱでマルチング

この時季に落ち葉なんてないんじゃないかと思いきや、
案外たくさん落ちています。
きのこの巻き込み防止の点から、特にカシなどの常緑樹の葉っぱがいいそうです。
昨年の秋に落葉した軟らかい落葉樹の葉は既に分解されて粉々ですが、
この時季に残っている落ち葉は、ほとんどが春に落葉したばかりの固い常緑樹の葉。
何てグッドなタイミング!
乾燥防止のために寒冷紗を掛けますが、固定するための支柱も現地調達します。

普段から竹細工をしているメンバーが、手際よく竹を割っていきます。

おもむろに取り出した鉈で、パリパリと割いて、あっという間に材料のできあがり。

立派なドームが完成しました。

さあ、美味しい舞茸を収穫することができるか?
この秋が楽しみです。
(小野)
- 2016/07/27(水) 23:03:54|
- ┗ 舞茸連続講座
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皆さんの進み方が順調なので、これからは毎月報告します・・・そのつもりです。
2重六つ目編みの籠です。
流石に普通の六つ目よりがっちりしてます。

ござ目編み、筏底の籠。
最初に作ったのが気に入らないからってんで、もう一個作っちゃいました。

形は若干違うけど、どっちもよく出来てると思います。

八つ目編み、持ち手つきの籠。
この教室では八つ目がブームです。

次の報告でも新しい籠たちを紹介できると思います。
お楽しみに。
(キト)
- 2016/07/26(火) 21:03:40|
- 竹細工の技術継承
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今回のブログは今までとはちょっと毛色の違うものでして、これが何なんだか、皆さん解りますかね?
美濃市の大矢田というところで、毎年春と秋に行われているひんここ祭りで踊ってる人形のひとつです。
但し、予備品なんで衣装や笠や腕は着けてなくて、ちょっと異様な姿です。

ひんここ祭りで踊る時の様子はこんな風です。
真ん中のヘンな髭を付けてるのが今回作った祢宜殿(ねぎどの)で、両側の農民より顔がでかい。
この祢宜殿が須佐之男命に変身するのですが、詳しくは美濃市のホームページをご覧あれ。

祢宜殿の頭の中はこんな風になってます。
六つ目やらなにやら、見た目にはごちゃごちゃしてます。

今回作ったのと見本。
竹を編んで作った籠に、地元の皆さんが和紙を張り、柿渋を塗った上に塗料を塗ってます。

見つめあう二人?

頭や胴はよく見えたのでそれほど難しくはなかったけれど、鼻は編み方が外から見えないので手こずりました。
結局、六つ目編みをかぶせて鼻にしました。

もっと手こずったのが耳。
いくつかのやり方を試してみた挙句、六つ目を枠で挟んで巻き縁をしてそれらしく仕上げて完成。

縁あって、ひんここ祭り保存会の会長さんと知り合い、予備の人形を借りること出来たので何とか作ることが出来ました。
ひんここ人形を作る職人がいないことを心配していらした会長さんも少し安心なさったようです。
現在ひんここ祭りで使われている人形たちは師匠の石原さんが作ったものです。
全く同じには出来なかったけれど、それをじっくり見て参考にしながら真似ぶのは、結構面白かったです。
こういうの、もっとないかなぁ。
(キト)
- 2016/07/17(日) 23:12:18|
- 竹細工の技術継承
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9月の森工塾(もっこうじゅく)第2弾は、
今年もやります「足踏みろくろで木の器づくり」
一日足踏みろくろと向き合って、木の小鉢を削ります。

定員がわずかなため、平日と休日の
2回開催します。
(追加日程を含め計4回開催します)
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)足踏みろくろで木の器づくり
日時:
第1回 平成28年9月7日(水)10時~16時(9月7日は定員に達しました、申し訳ありません)第2回 平成28年9月24日(土)10時~16時(9月24日も定員に達しました)第3回 平成28年10月5日(水)10時~16時(10月5日も定員に達しました)好評につき再度追加日程決定
第4回 平成28年11月3日(水・祝)10時~16時
場所:美濃市 古城山ふれあいの森
長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
お車の方は美濃市斎場にお停め下さい
参加費:4000円
定員:各日程共3名ずつ(先着順)
(
9月7日開催分はただいま受付中、
9月24日開催分は7月24日から10月5日開催分は8月5日から申し込み受け付けます)申し込み・お問合せ:
お名前・年齢・性別・住所電話番号・携帯番号を記入の上
gww.rokinnomori@gmail.com(小野)
までお申込みください。
- 2016/07/17(日) 00:25:48|
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9月第1回目の森工塾(もっこうじゅく)は
「柿渋づくりと木のアンモニア着色」
です。
柿渋は立春から二百十日目の渋柿を使うのが良いそうです。

今回は家庭にある調理器具で簡単にできる柿渋づくりに挑戦します。

つくった柿のしぼり汁はもちろんお持ち帰りいただき、家庭で熟成させてください。
(熟成には1年以上寝かせる必要があります。じっくりと取り組みましょう)
午後からは、柿渋を実際に木材に塗装してみます。
柿渋は簡単には発色しませんが、
柿渋に含まれるタンニンの性質を利用して、
様々な着色方法をお試しいただきます。
ちいさな木のおうちを削り馬で削って、屋根に着色してみましょう。

お昼ご飯も付きます!
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)柿渋づくりと木のアンモニア着色日時:平成28年9月3日(土)10時~16時
場所:美濃市古城山ふれあいの森
長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい
参加費:1500円(小学生以下は1000円)お昼ご飯付き
定員:10名(先着順)
持ち物:マイ箸、マイお椀、しぼり汁のお持ち帰り用ペットボトルの空きビン(500ml程度)
お申込み・お問合せ:
お名前・年齢・性別・住所・電話番号・携帯番号を記入の上
gww.rokinnomori@gmail.com
まで、お申込みください。
- 2016/07/16(土) 23:25:56|
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この日は前の晩から続く大雨
野外での活動がメインのため
小さいお子さま連れのご家族からはキャンセルの連絡をいただきましたが、
それでも雨にもくじけない10人もの参加者にお集まりいただきました。
講師の柳沢先生(森林文化アカデミー准教授)から、
「日本人は昔から細やかな感覚で木を分類し、それぞれの特徴を知って使ってきた。
国内には1000を超える種類の樹木が生育している。
その中の特徴的ないくつかの種の見分け方を覚えることができれば、
それに近い種類のものも判別できるようになる。」
とのお話がありました。

今回樹種の同定に使う図鑑は『樹木の葉』(山と渓谷社)です。
まずは、合羽を着て準備万端

もう一人の講師は同じく森林文化アカデミー准教授の津田先生
2班に分かれて、葉の特徴を解説してもらいながら採取します。
細かい小葉が集まっている「複葉」には、カブレたり棘があったりするので十分に気を付けます。

こちらは、この大きさで一枚の葉なんです。

葉の裏の葉脈が浮き出ている葉っぱも特徴的です。
柳沢先生が血管の脈を浮き出させて、
笑いも交えながら解りやすく解説して下さいました。

さあ、持ち帰った葉の同定です。
最初は11ページの検索表を開きます。

単葉か複葉か
落葉か常緑か
対生か互生か(葉が交互に並ぶか対になるか)
全縁か鋸歯縁か(葉の周りのギザギザがあるか)
などによって次のページに進みます。
葉の大きさも検索の鍵となります。
この図鑑、物差しまでついて至れり尽くせりですね。

最終的にはの形を比べて近いのもを選ぶのですが、
中には図鑑の写真と似ても似つかない形の葉もありました。

子どもの頃は尖っていても、大人になると丸くなる、
人と似てますね。
こんな小さなお子さんも、夢中になって図鑑とにらめっこ。
それを見守るお父さん。
微笑ましい光景です。

お勉強のあとは美味しいお昼ご飯。

ここでも森や木の話で盛り上がりました。

午後は木を見分ける知識を使ってお箸づくりです。
以前から森の木の枝を削ってお箸をつくっていたという柳沢先生。
グリーンウッドワークという言葉が日本に広まる前から
生木の木工を実践していたと自負されていました。
これまでにつくりためたコレクションも披露していただきました。

お箸に向く木は伐り株から伸びたヒコバエ(徒長枝)、
まっすぐで節が少ないのが特長です。
生長が速いため真ん中に髄と呼ばれるスポンジのような穴が開くのが難点ですが、
それでも樹種によってはこの髄が限りなく小さいものもあります。
ここ古城山ふれあいの森は数年前に整備の手が入って、
現在お箸に最適な徒長枝の伸びた伐り株がたくさんあります。
まさしくお箸づくりのための森ともいえるかもしれません。

さあ、午前中に培った同定技術を駆使して、
お気に入りの樹種でマイ箸づくりの開始。
身体尺に倣って、前腕の長さに合わせて採取します。

皆さんが「この木何の木?」と目を皿のようにして森の中を駆けずり回ります。
銑や南京がんなは使いません。
肥後守やカービングナイフで、いつでもどこでもできるお箸づくりがコンセプトです。

箸の先端「喰い先一寸」が命といわれています。

皆さんのこの真剣な表情、
この講座は植物同定実習でありながら、実はお箸づくりがメインだったのかもしれません。

たくさんの個性的な箸が出来上がりました。
この木は削りやすい、
手に持つ感触がいい、
口当たりがいい、
など樹種による違いを感じていただくことができました。
乾くと曲がったり割れたりするものもあるでしょう。
いろいろな樹種のお箸をつくってみて、
どの木が一番お箸に向いているのかを調べてみるのもいいかもしれません。

この日の感想の中で、
「調べた木と削る木が結びついた」
という言葉をいただいたのが嬉しかったです。
次回の森工塾にはこのお箸を持って参加していただきたいと思います。
7月9日(土)ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「植物図鑑と森を歩く(植物同定)」の報告でした。
(小野)
- 2016/07/12(火) 09:50:47|
- ┗ ろうきん森の学校
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ニッセの二日目は
「指輪とツリーづくりでグリーンウッドワークのイロハを知ろう」
完全大人向けの研修プログラムです。
まずはパワポを使ってグリーンウッドワーク概論
皆さんの食い入るような熱い視線に真剣さをビシバシ感じます。

グリーンウッドワークを初めて体験する方も多かったため、
椅子づくりではありませんが、大きな丸太を用意させていただきました。

「こんな簡単に少しの力で割れるんだ!」という感嘆の声
「木の水分がこんなにあるなんてびっくり。」
「木の屑を体中に浴びて、匂いに癒された。」

「足踏みろくろは無心になれる」

「一日があっという間だった。」
「もっと削らせて欲しい。」

「こんな道具をはるばる岐阜から持って来た、
いい意味でのおバカなスピリット」に共感していただいたことも
嬉しい感想でした。
よくよく考えると私たちがグリーンウッドワークを始めたばかりの頃に、
抱いていた思いを千葉の方々に共有していただいた、
そんな二日間だったんじゃないでしょうか。

さあ、関西や北海道に負けじと、いよいよ関東でもグリーンウッドワークの渦が
巻き起こりそうな予感がします。

(小野)
- 2016/07/09(土) 10:26:50|
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7月2日土曜日の会場は、
千葉県千葉市にある
子育て支援ステーションニッセ
「森を元気にするためにグリーンウッドワークを始めてみませんか?」
との呼びかけの下、
「はじめてさんのグリーンウッドワーク」と題して
2日間にわたる体験会が開催されました。

初日は
「親子でつくろう! ぼくの私の色えんぴつ」

写真左がニッセ代表の中村さん
流石、おもちゃコンサル&木育インストラクター
キャッチコピーも冴えてます。
午前中はお子さんの笑い声が部屋中に溢れていました。

生木の削り屑を触ってみて
「生々しい」・・・ちょっと違った意味になってますが言いたいことは十分伝わります。
お母さん方の感想は

「子どもが柔らかい木と堅い木の違いを見つけてくれて嬉しい。」
「頑固な木と、優しい木がある。」

「4歳の子でも、全部の作業ができて満足。」
「子どもをダシにして大人が楽しめた。」

午後からはがらりと変わって大人の時間。
もくもくと色えんぴつをつくります。

皆さんの感想の中でほとんどの方が口に出されていたのが
「没頭できる」ということ。

主催者の方から、
「普段子どもたちでにぎわうこの空間で大人が没頭している姿がよかった。」
という喜びの声もいただけました。

一番印象に残ったのが「削り馬!」
というのも嬉しかったです。

翌日につづく
(小野)
- 2016/07/08(金) 16:40:07|
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今年の迫間の竹林は筍が豊作でした。
我々が整備を始めてから4年目にして初めて見る壮観でした。
3週続けて竹林に入り、新竹に目印のテープ(生分解テープです)を巻きました。
今日も竹部会4名+1名で作業してきましたが、これでしばらく竹林での作業はお休み(暑いので)です。
入口。
竹林は竹が密に生えて、中は薄暗い。

入口横に我々を迎えてくれるように咲いていた、くちなしの花。って、本当のところは草や蔓を伐り払ったら現れたんでした。
小生の一番好きな花。

竹林の内部。外から見るよりは明るく感じます。
解りにくいけど黄色いテープを巻いたのが今年の竹。
もっと解りにくいけどピンクのテープを巻いたのが2年前の竹。
つまり、1年前と3年前は新竹が無かったということ。

去年から入った三角地。
ここも竹がびっしり。
解りにくいけど黄色いテープが一杯。

今年の筍たちは、細工に使えるまでに整備を繰り返ししながら3年ほど待たねばなりません。
整備を繰り返しながら・・・ええ、待ちますとも。
(キト)
- 2016/07/06(水) 21:42:16|
- 竹細工の技術継承
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6月25日(土)26日(日)の二日間、
滋賀県近江舞子のカフェ「ほとり・ポトリ」にて
恒例となりましたゴッホの椅子づくりが開催されました。
おりしも6月初旬に久津輪雅さん著『ゴッホの椅子』(誠文堂新光社)が出版されて、
何かと話題の中の開催。
実際に書店で本を購入したことがきっかけで参加してくださった方もいらっしゃいました。

今回使う材も、昨年同様京都府宇治田原のヒノキ
まずは貫から木取り

少し粘りがあって、細かい節の部分で割りにくいところもありましたが、
あっという間に細かく割られていきました。

そしてガシガシ削ります。

この二日間はひたすら削り続けます。

このヒノキは数日前に伐採したばかり。
皮がベロンとめくれました。

それを琵琶湖の水できれいに洗って、

薄くへいでテープ状に、
即席樹皮編み講座です。

お昼ご飯はお馴染み「南インドカレー」

夜は、参加者の猟師さんが持って来てくれた猪肉鹿肉でバーベキュー

スペインの映像や昔の木地師さんの映像を見てお勉強、
夜のこの時間も皆さんに楽しんでいただきます。

早速スペインの職人さんのように銑を押して使ってみます(笑)

脚をつなぐ横の部材(貫・背板・座枠)は全て完了、
最後に沈む夕日を浴びながら後ろ脚を削って前半は終了。

1ヶ月後に後半の講座を行います。
つづく(小野)
- 2016/07/01(金) 09:08:19|
- ┗ 椅子づくり
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6月24日(金)滋賀県近江舞子のカフェほとり・ポトリにおいて、
滋賀県豊郷町のリサイクルグループの研修会が開催されました。

グループの皆さんはご高齢の方が多く、原木を前にして本当に一日で出来上がるんだろうかと不安に思われたそうです。
しかし不安は杞憂にすぎませんでした。
皆さんそれぞれこだわりの形を求めてガシガシと削られました。
耳付きのカッティングボード

屋根に手回しドリルで穴を空けて

おうち型鉛筆立て

木べらもがんばって薄く仕上げました。

私たちグリーンウッドワーク協会のスタッフだけではなく、
このほとり・ポトリで活動しているグリーンウッドワークかんさいのメンバーも
フル回転で指導しながらこんなにたくさんの作品ができあがりました。

参加者の皆さんにも楽しんでいただけたようで、
有意義な一日となりました。

(小野)
- 2016/07/01(金) 00:36:10|
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