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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

足柄キンタロウ学校・グリーンウッドワーク講座2017夏

NPO法人足柄丹沢の郷ネットワークさんの主催する
『足柄キンタロウ学校グリーンウッドワーク講座「間伐材を伐って削って森の色鉛筆づくり体験」』が、
今年も神奈川県横浜市で開催されます。

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グリーンウッドワーク協会も講師としてうかがいます。
たくさんの方のご参加、お待ちしております。


- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

足柄キンタロウ学校グリーンウッドワーク講座
「間伐材を伐って削って森の色鉛筆づくり体験」


●日時: 平成29年8月19日(土) 09:20~16:30

●場所: 横浜市長津田地区センター
〒226-0026 横浜市緑区長津田町2327
※駐車場がございませんので、電車・バスなど公共交通機関をご利用してお越しください。

●交通 : 長津田駅(JR・東急)から徒歩7分

●電話: 045-983-4445

●対象: 小学生以下(年長から小学生3年生以下までの方は親子で。)

●募集締め切り: 平成29年8月10日(定員になり次第締め切ります。)

●申込先:
 NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク事務局
 電話: 080-6106-0974(担当)
 電子メール: m.fukushima@sea.plala.or.jp

●本事業は、平成29年度子どもゆめ基金の助成を頂いて実施しています。

>>詳細はこちらから
NPO法人足柄丹沢の郷ネットワークHP
横浜市長津田地区センターHP
  1. 2017/07/28(金) 11:23:32|
  2. 森工塾・講座のご案内
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あおぞらパーカッション教室inろうきんの森

今年の夏休みは、『美濃市ぜーんぶで放課後ランド』!!!
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「子どもを真ん中に置いたまちづくり《放課後ランド》」の取り組みの一環として、
ろうきんの森で、いろいろな打楽器を使ったあおぞらパーカッション教室を行います!

- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

あおぞらパーカッション教室 in ろうきんの森

■日時
① 8月16日(水) 9:00~11:00
② 8月17日(木) 9:00~11:00

■会場
古城山ふれあいの森
 (美濃市古城山環境保全モデル林:岐阜県美濃市吉川町)
 ※長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
 ※お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい

講師は長良川ラテンモードDXの古田さんです。
参加費無料。
申し込み不要です。
たくさんの子ども達、待ってるよー!

>>詳細は、以下まで。
「放課後ランドin美濃」フェイスブックページ
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  1. 2017/07/28(金) 10:11:41|
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森の色えんぴつづくりと、スプーンづくりの2本立て講座開催しました!

千葉の「子育て支援ステーションニッセ」にて、
「色えんぴつづくり」と「スプーンづくり」の2本立て講座を実施してきました!
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<<2017年7月22日(土)~23日(日) 子育て支援ステーションニッセ「はじめてさんのグリーンウッドワーク」>>

まず1日目は、「ニッセの森」にて森の色えんぴつづくり。
たくさんの親子連れが参加してくれました!
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森の中の木を、子ども達がのこぎりでギーコギーコ。
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ニッセの森では、ムラサキシキブ、シラカシ、ウワミズザクラを伐りました。

使いやすい長さに切るのも、子どもの手で!
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伐ったばかりの樹を、おとうさん、おかあさんと協力して
ぐるぐる穴あけ。
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ぐーるぐる
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削り馬で、えんぴつ削りにも挑戦です!
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色えんぴつの作り方を説明しているところ。
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子ども達の集中力と好奇心は本当にすごいですね。

この日は、ニッセの森で午後から小屋のペンキ塗りも。
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ペンキ塗りの横で、色えんぴつ用に伐った樹のあまりを細かく切ったら
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子どもが、積み木にして遊んでくれました!
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森の中のカフェもオープン。
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楽しい森の活動でした!

2日目は、「子育て支援ステーションニッセ」にて、スプーンづくりです。
まずは、ニッセに常設する足踏みろくろをみんなで組み立て!
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このろくろを使って、スプーンを作ります。

今回使う木はコシアブラ。
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足踏みろくろにセットするために削り馬で加工をして
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ろくろでガシガシ削ります!
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こけしができてきました。
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みなさんとってもお上手。
コシアブラは削りやすいですね。
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ろくろでひいた材を2つに割ったら
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午後から細かい加工に入ります。
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さじ面も仕上げて
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スプーン完成!
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<参加者のみなさんの感想>
・削ることが楽しかった
・想像していたよりも楽しくて、熱中しました
・難しかったけど、削る感触がよかった。「もっちり度」など表現もおもしろくて楽しめた
・普段は、子どもと『付け足していく』工作をしている。今回は削り落としていくという工程でおもしろかった。
・あの樹が、このスプーンに。。。という感動
・日ごろから物(スプーン)をよく見ていないなあということに気づいた
・道具の新たな使い方、削り方を知り、新しい発見がたくさんあった。
・ろくろと馬がほしい!


グリーンウッドワークかんとう発足!?との噂もたち、
千葉を中心に関東にもグリーンウッドワークが普及していきそうな予感です!

  1. 2017/07/27(木) 18:22:08|
  2. ┗ その他イベント等
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竹ひごからつくる竹細工講座・四海波づくりを開催しました

7月15日(土)~16日(日)の2日間で、
『竹ひごからつくる竹細工講座・四海波(しかいなみ)づくり』を開催しました。

1日目、午前中は竹林へ。
今は伐り旬ではないため、間伐作業を体験していただきました。
良い竹材を採るには、良い竹林を育てなければいけません。
「身のまわりに竹林はたくさんあるけれどどこも荒れ放題でグチャグチャ。
人の手が入るとこんなにも違うんだ。」
と感じていただけたようです。

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間伐した竹の枝払いをして、汗だくになったので早々に撤退・・・('◇')ゞ

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1日目午後から2日目昼過ぎまでかけて、丸竹を切って割るところから竹ひごをつくりました。

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以前、今回と同じかごを編むだけ(1時間半)のワークショップに参加してくださった方は、
「予想はしていたけれど、やっぱりひごづくりがメインだと実感しました。 」と。

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「楽しいけれど難しい。シンプルだけど深い。こういうのが職人技という感じがする。」
との感想も。

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0.05mmが測れる「ノギス」を使って、厚み0.5~0.6mmのひごをつくります。
この厚みの感覚がわかってくるまでには結構な時間がかかります。
それでも、最後の方は手でひごを触っただけで「ん?少し分厚いかも!?」と思えるくらいになってきます。
測ってみると0.8mm・・・すべてチェックして「はい!もう少し薄く。」と容赦なく返品します(笑)

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かごを編む前に、高台に使う、箍(たが)を編みました。
1.5mほどもある長いひごを5周巻いて編み込んであります。
複雑な編みで、見本を真似て作ってみても一回やっただけではさっぱりわからないので、
何度もチャレンジする方も。

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そして、本体のかごもこんな風に編みあがりました。
同じ材料を編んでも、編む手によって雰囲気が違ってきます。不思議不思議・・・
本来は花籠であるこの「四海波(しかいなみ)」。
でも、使い方は人それぞれ。さて、何に使いましょう、と考えるのもまたひとつの楽しみですね。

最後の感想で、70代男性の方が
「中学生や高校生など、もっと若い人にも、ものをつくる楽しみを伝えていってください。」
とおっしゃられたのがとても印象的でした。

wrote:安藤
  1. 2017/07/20(木) 23:19:00|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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ラダーバックチェアづくり講座(前半)を開催しました!

梅雨のはずなのに、暑い美濃市です。
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今年は、海の日の3連休と山の日の3連休を使って、
計6日間の「ラダーバックチェアづくり」講座を行います!
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その前半を、先日開催しました。

<<2017年7月15日~17日 丸太からの椅子づくり~ラダーバックチェア~(前半)>>

3日間の最高気温は、35度!
森の木立の中の工房は、時おり風もふき、それよりは涼しく感じます。
とはいえ、暑いものは、暑い!!

そんな中。。。木を割ったり!
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へいだり!
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この写真は3日目。3日間も一緒に作業をしていると、連係プレーも完璧です!

1日目には、脚の加工を。
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後脚、1日目はここまで加工!
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2日目には、後脚を仕上げて
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この暑い中、蒸して
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曲げも!
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1日目と、2日目の早く終わった方やスタッフが合間に作業をして
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貫もここまで完成です
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3日目には、工房の脇に建設中の屋根に使う「栗のへぎ板」づくりチームも参加!
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大トロ割りました。

またまた木を割ります!
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割った木の、いいものは椅子の背板に。
悪いものは、屋根のへぎ板に。
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へぎ板をひたすら作ってくれた長谷川さん、ありがとうございました!
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背板の方も加工して
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この日のうちに、背板も曲げちゃいます!
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背板が終った人から、貫のホゾを取り
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全ての部材が3日間で完成しましたー!

急ぎ足のブログでしたが、
本当に急ぎ足の3日間でした!
というのも。。。
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あまりにも暑すぎて、
2日目の午後からは、涼を求めて美濃のまちの散策へでかけたのです。

森林文化アカデミーの「鵜飼い船」を見学したり
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美濃あかりアート館を見学したり(涼しかった。。。!)
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きわめつけの、わらび氷。
(なんだか、↑のあかりアート賞と似てる?)
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これで元気をチャージして、椅子づくりに取り組みました!

3日間の最後は、みなさん笑顔でジャンプ!
まだまだ元気!これがうわさに聞くグリーンウッドワーカーズ・ハイでしょうか?(笑)
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暑さもなんのその、
みなさん、素敵な笑顔とともに、元の生活(?)へと戻っていきました。

いつの間にか、梅雨も明けていたようです。
まつぼっくりのカサが開きそう。
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後半は8月11日~13日に開催します。
楽しいチームで、また暑さと闘いながら椅子をつくりましょう!

  1. 2017/07/20(木) 18:28:30|
  2. ┗ 椅子づくり
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「匠キャンプ」を開催しました~竹細工編~

大阪のインターナショナルスクール中等部の学生18名が
グリーンウッドワークと竹細工を体験した『匠キャンプ』。

竹細工チームの活動報告です。

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女子中学生(2年生)7名。竹ひごづくりからやる講座では最年少の集団でした。
刃物に慣れておらず、力もなく(力の入れ方がわからない?)、
おっかなびっくりではじまった竹ひごづくり。

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1日目の14時から夕方まで、2日目も引き続き14時まで。
7時間ほどかけて、必要な本数(18本)のひごをつくる予定でしたが、
実際に全ての工程を自分で作ることができたのは、5~12本程度(個人差)。
「倍以上のひごをつくっている(失敗している)のでは?」
「見本は私たちの50分の1くらい速い!」
「長い時間座っていると脚腰が痛い!」
などと嘆きながら、自分たちの集中力と戦いながら、
気づいたらみんな無言で竹と向き合い続ける、修行のような時間が過ぎていきました。

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二日目の午後は竹林へ!
長靴にヘルメット姿で、竹林整備を体験しました。
「必要な竹を育てるために、今どの竹を伐るべきか」という投げかけに、
ひとりひとりが伐る理由を考えながら、間伐する竹を選びました。

竹を伐って運び出し、竹の棒を使って枝払いをしました。
枝が生えているところを、上から棒でゴルフのようにスイングさせて叩き落とします。
パシーン!!と盛大な音を立てて、これがなかなか楽しかったようです。
のこぎりを使うのも初めてという子がほとんどでしたが、
また竹を伐りたい!という声もちらほら。

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3日目は、自分たちでつくった竹ひごでかごを編みます!

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分厚いひごは張りが強く、薄いひごは弱い。
ここに来て、また、竹ひごづくりの難しさを実感することとなりました。
でも、さすが女の子たち、「編むのは楽しい!!」と。

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見事!完成です!!
さっそく、昼食のパンを入れてPeace!!

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「ひごづくりが難しくてどうなることかと思ったけれど、ちゃんと形になってよかった。」
「竹ひごを薄く(0.7mm)剥ぐのが難しかった。」
「最初、竹をナタで割るのが怖かった。」
「また、来年もやりたい!もっと違うものも作ってみたい!」
などの感想をいただきました。
この経験が彼女たちの中でどんな風に消化されていくのか楽しみです。

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>>スプーンづくりチームの活動の報告はこちら

wrote:安藤
  1. 2017/07/15(土) 00:02:22|
  2. ┗ その他イベント等
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中学生がグリーンウッドワークを体験!「匠キャンプ」を開催しました~スプーンづくり編~

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大阪の中学校が、
体験学習の一環として、3日間 美濃市に滞在して
グリーンウッドワークを体験していってくれました。
その名も「匠キャンプ」です!!!

<<2017年7月4日(火)~6日(木) 中学生「匠キャンプ」>>

【1日目】
午後、美濃市の「ろうきんの森」に到着したら、さっそくお昼ごはん。
この時期は、やっぱり朴葉ずしです!
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朴葉がきれいに輪生状についている葉っぱが採れたので、葉っぱが繋がったままの朴葉ずしを作ってみました。
お寿司の花が咲きましたね~
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この日来た生徒は18人。
昼食後から、さっそく
スプーンづくりに11人、竹細工に7人と別れて活動します。

スプーンづくりチームは、初日は型作りです
いろんなスプーンを見比べながら、スプーンの形を考えます。
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台風が接近していたので、樹の伐採は2日目におあずけとなりました。。。
夜には、生徒の宿泊する旅館にて「奥会津の木地師」の上映会や、グリーンウッドワーク協会の活動紹介を行いました。
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【2日目】
台風一過で、いい天気!
スプーンづくりチームは、朝から森の散策と、樹の伐採です。
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野イチゴも食べてみました
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スプーンの樹、ゲット!今回使う木は「ウワミズザクラ」です。
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樹には実がついていましたよ
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伐った樹をのこぎりや、削り馬で加工して
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人生初の!足踏みろくろに挑戦です!
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型どおりに削れているか、チェック。
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作業の合間に、桜の樹の皮がペリペリと剥けることを発見した、女子中学生!
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ぺりぺりぺり。。。こんなことになりました。
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時々そうやって遊びながら、ろくろで削り終わった木を、削り馬でさらに細かく加工。
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2日目の夜ごはんは、長良川の河原でBBQ!
明日の英気を養いました。
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【3日目】
最終日、スプーンチームはさじ面の加工に取り掛かります!
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綺麗に仕上がったら、軽くペーパーをかけて
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完成~!
ろくろで引いたので、双子のスプーンがたくさんできました!
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スプーンで食べてみよう!
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かきごおりー!
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この日は暑かったので、最高の試食タイムでした。

昼前に、竹細工チームと合流して
3日間の体験で感じたことを共有。
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<中学生の感想(スプーンチーム)>
・樹は「節」が堅かった
・スプーンの木目がきれいにでた
・樹の色がきれい
・いい形のスプーンができた!
・頑丈なスプーンができた
・刃物の角度が難しかった
・左右対称に削るのが難しかった

最後は、みんないい笑顔でハイチーズ!
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森と木のスプーンとの繋がり、
そしてものづくりの楽しさを
みなさんなりに感じることができた3日間になっていればうれしいです。

>>竹細工チームの活動の様子は、こちら

  1. 2017/07/13(木) 11:21:26|
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指導者養成講座in滋賀② 地域の伝統文化&スプーンづくり!

今年は、琵琶湖の「ほとり・ポトリ」にて、6月~11月まで毎月一回、全6回の「グリーンウッドワーク指導者養成講座」を行っています。
第二回の講座を先日実施してきました。

<<2017年7月2日(日) 指導者養成講座初級編②>>

今日もまた、正体不明の木を割るところから。
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案外、さっくり割れましたよ。
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樹を入手する際は、葉っぱを残していただきたいところです。。。

細かく割って、銑で四角く成型していきます。
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チョッピングと呼ばれる、斧で粗削りの工程を行う技法にも挑戦。
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そう、今日は、スプーンづくりです!
我がグリーンウッドワーク協会のスプーンの匠、堀江さんの登場です。
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スプーンの型を作ります。
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あとは、工程を伝えながらガシガシと。
削るべし。
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削るべし!!
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↑これ、ちょっと「削りかけ」っぽいですね。
今回の講座は、「地域の伝統文化についての講義」と「スプーンづくり」。
ということで、グリーンウッドワーク協会が全国に講座に呼んでいただきながら集めた
日本のグリーンウッドワークを紹介しました。
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ほとり・ポトリは元民宿だった建物だそうで、
ここに奈良のつぼ杓子が!!
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岐阜県高山市の有道杓子と並ぶ、日本三大杓子のひとつです。これもあわせて紹介させていただきました。
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さじ面
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全体をナイフで整えて
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完成です!
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この日は削る工程をじっくり味わうのが一番の目的でしたが、
みなさんしっかりと形になりました。

さあ、次回は森に出かけますよ!

  1. 2017/07/12(水) 10:16:51|
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【ろうきん森の学校】森工塾 柿渋づくりと柿渋塗装実習

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今年も、森工塾「柿渋づくり」を行います。
立春から数えて210日目の青柿が柿渋づくりには良いとのことで、
毎年この時期に開催している恒例行事です。

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木工旋盤で挽いた器やスプーンなどの木のカトラリーに、
椅子の塗装にも使えますね。
和傘の職人さんは、防腐剤として糊に混ぜたり、弁柄を溶くのに使うそうです。
草木染めにも使われます。

防水、防腐、防虫効果などがある自然塗料を、実際に作ってみましょう。
柿渋を現在建設中の「ろうきん森の工房」に塗装する実習もあわせて行います。

たくさんの方のご参加を、お待ちしています。


- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
柿渋づくりと柿渋塗装実習


■日時: 平成29年9月2日(土)10:00~16:00 

■場所: 古城山ふれあいの森
      (美濃市古城山環境保全モデル林:岐阜県美濃市吉川町)
 ※長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
 ※お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい

■定員: 10名(先着順)
※定員に達しましたので
  キャンセル待ちのみ受け付けいたします。


■参加費: 1,500円
※昼食付き
※完成した柿渋はお持ち帰りいただけます

■講師: 加藤哲利(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「柿渋づくりと柿渋塗装実習」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
  1. 2017/07/08(土) 11:52:49|
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かみいしづ里山大学に行ってきました!

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先日、スタッフ数名で「かみいしづ里山大学」に参加してきました。
林や草地などのいわゆる「里山」の景観の維持や観察を目的に、大垣市上石津町で16年間も継続されている活動です。
身近な山の木から採ってきた生木を使う木工を実践するグリーンウッドワーカーにとって、
「里山」の自然がかつて人の手によりどうやって維持されてきたのか、
そのメカニズムを理解することは非常に大切なことです。

<<2017年7月1日(土) かみいしづ里山大学>>

午前中は、上石津の「草生(くさおい)」へ。
草生とは、田んぼに陽があたるように森林の際を年2回刈り、草地になっているところのこと。
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カキランや、ウツボグサ
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モウセンゴケなどが見られます
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この日は花が咲いていませんでしたが、リンドウやセンブリなど、
今ではほとんど見かけなくなった貴重な草花を見ることができます。

ここは、今では地元の方が草生を維持しなくなったので
この「里山大学」で、みんなで勉強しながら毎年年2回の草刈りを継続しています。
そのおかげで、このような植物が見られる環境が維持されています。

いきものも、たくさん! この日だけで、蛇は3種類も見ました
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用水路では、トンボがまさに羽化中
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主催者の、応用里山研究所の田端さん。
作業の合間に里山の植物の話しを語りだしたら止まりません。
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午後からは、上石津の「里山学習林」へ。
ここは、昔の薪炭林と同様に毎年毎年違う区画を伐採して、
林の変化を観察しているところです。
里山林再生の様子の見学と、植物観察を行いました。
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試験伐採した区画。
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最近ではシカが増えてしまったので、シカの食べない植物しか残っていないとか。。。
それも自然ということで。。。

里山学習林の中には、ひっそりと「ササユリ」も生えています。
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数年後には、みごとな花を咲かせてくれるのでしょう。

試験伐採した樹の活用として、ペレットを作っています
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前回、我田の森を視察した際に 森のなりわい研究所の伊藤さんも話されていましたが、
これも「現代の里山」の活用事例のひとつですね。

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この「里山大学」、昨年までは大垣市の主催で行われていましたが
草生の環境にずっと変化がなく、市での継続が難しくなり
昨年で市としての開催はなくなってしまったんだそうです。
でも、変化がないということは、貴重な草花を見ることができる環境を維持できているということ。

森での活動の成果というものは、数字や目新しさなどといった目に見える「ものさし」で測れるものではないんですね。

  1. 2017/07/08(土) 10:09:14|
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竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続き・・・~

いよいよ梅雨らしくなってきました。
5月は報告してなかったんで、6月と併せて報告します。

おにぎり籠の発展型。
左の籠は、食べ盛りのお子さんのために、おにぎりを2個詰め込めるよう深くしました。
他にも何かアイデアが湧いてきそうですねェ。
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八つ目編みの籠。
胴の部分のヒゴ2本に黒竹を使ったのが、良い感じ。
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四つ目編みの大きな手提げ。
四つ目編みはヒゴが動きやすいので、ちょっと厚めのヒゴで対応。
かなりしっかりしたものになりました。
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当教室の3つ目の課題の深笊。
いい按配に丸くなりました。
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八つ目編みのトレイと、鉄線編みの笊。
あれもこれもと欲張りなんだから・・・
でも、素敵に出来上がりました。
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四つ目編みの籠。
細いヒゴを2本、3本と組み合わせて四つ目にしました。
持ち手の止め方がとてもユニークです。 (今度やってみよっと)
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                          (キト)
  1. 2017/07/01(土) 14:59:52|
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