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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続き・・・~

台風やら大雨やら荒れた天気が続くこの頃ですが、それにも負けず?竹細工教室では色々なものがdきあがってます。

入門編の第1作、パン籠。
☆ ようやくできた、って感じ。歪だけど頑丈にできた。
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網代の弁当箱。
☆ そうだ、ピクニックに行こう。
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片方は蓋なんで、かぶせた状態はこんな風です。
とても薄いヒゴをみっちり編み上げて、良く出来てますね。
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輪弧の籠(用途不明)
☆ 予想してたのとは違う難しさがあった。
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もともとは岐阜市の某蕎麦屋に置いてあった爪楊枝入れを参考にしたものですが、何か他の使い方は無いもんでしょうか。

八つ目の大籠。
☆ 運動会の弁当入れのために作った。運動会には間に合わなかったけど楽しかった。来年使おう。
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                                (キト)
  1. 2017/10/30(月) 11:00:30|
  2. 竹細工の技術継承
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指導者養成講座in滋賀⑤ スツールづくり(その1)

琵琶湖のほとりで月1回、6か月かけて開催している「グリーンウッドワーク指導者養成講座」
第5回は、いよいよ最終課題のスツールづくり、その前半です。

<<2017年10月22日(日) 指導者養成講座初級編⑤>>

台風21号が近づいていた日曜日。
それでも9名の受講生がほとり・ポトリに集結!
スツールの貫と脚をひたすら削り続けました。
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普段3~4日かけてつくる丸棒を組み合わせたスツールを、
二日間でつくってしまおうという無謀な工程。
第一期生のスタッフらが総出で木を割り続けました。
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この日のテーマが、木の乾燥と収縮。
それを学ぶためには、何としてもこの日の内に
貫のホゾまで取ってしまわなければなりません。
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これまでの数か月、グリーンウッドワークを習得すべく技術向上に励んできた受講生の皆さんは
迫りくる台風にも負けじと、百本近い貫を完成させました。
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脚も四角く成形までたどり着きました。
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次回はいよいよ組み立てと座編み。
指導者養成講座・初級編も最終回です。
(小野)
  1. 2017/10/27(金) 09:00:50|
  2. ┗ その他イベント等
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あこがれの森のキッチン!かまどづくりワークショップ

今年の一大イベント「ろうきん森の工房」ワークショップも、いよいよ最後の講座です!
前回のワークショップで作った日干し煉瓦を使った、森のキッチン、かまどを作ります。
>>日干し煉瓦づくりワークショップの様子

<<2017年10月21日(土)~22日(日) ろうきん森の工房 かまどづくりワークショップ>>

講師は、パーマカルチャデザイナーの四井真治さんと、庄司正昭さん。
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参考図書はこちら。
四井さんの手がけられている、「地球のくらしの絵本」シリーズです。
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日干し煉瓦に石灰を混ぜた土を塗って積んでいきます。
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形が見えてきたー
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「かまわ」を置いてみて、微調整。。。
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かまどの表面のデコボコをきれいにならして
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少し乾かして、またならして。。。
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完成っ!
台風が接近していたので、急ぎ足で作り上げました!
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絵本にも載っていない細かい方法も習いながら、見ても美しい、使って良しのすてきなかまどができましたー!(まだ使ってませんが)

作業に必死だったのであまり写真を取れませんでしたが、
グリーンウッドワーク協会会員の名和さんが定点撮影動画をあげてくださいましたので、こちらもお楽しみください!
※リンクを開くと音楽が流れますのでご注意ください。
https://www.facebook.com/hiroshi.nawa.16/videos/1533011293454488/

2日目には、会場をうだつのあがる街並みの中の「美濃のいえ」に移して、
四井さんの講演会。
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パーマカルチャーのこと、自然と循環する暮らしのこと、
そしてそれを実践している四井さんの暮らしを、たくさんのきれいな写真で紹介していただきました。

台風が意外とまだ大丈夫そうだったので、昼食後にかまどの様子を見に行くと。
ヒビが!!
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。。。入るのはあたりまえらしいです。
このヒビが入らなくなるまで、毎日かまどを見に来てヒビを埋めます。

ヒビの埋め方も習いました。
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ヒビを埋めながら、「あんな使い方もできそう!」「ここをこうしたら、こんな使い方もできそうだねー」と話しが盛り上がりました。
「自由に作るから、自由に使える」との四井さんの言葉。手づくりの特権ですね。

<参加者さんの感想>
・家にいつかかまどが欲しい。もちろん日干し煉瓦で!
・かまどをてかてかさせるのは楽しい!
・火のある暮らしに興味があった。かまどがあれば、毎日火遊びして暮らせる!
・自分でもこんなに簡単に作れる上、作ったあとにゴミが出ないことに感動!
・たくさんの人とのWS。ひとりでできないものもできるし、いろんな人と話しができるので自分の自信に繋がった。
・学校でこういうのを作る授業をすると、子どもの思考力などを伸ばすのによさそう。
・なぜかまどがいいのか、今まではなんとなくだったが四井さんのお話しで腑に落ちた。
・パーマカルチャーという言葉をよく知らなかったが、「豊かさ」を作ることだと考えたらおもしろいと思った。
・人が生活することで豊かになるという話にしっくりと来た。

「家族で使うものは、家族でつくる。自分達の暮らしの場を自分たちの手で」という話がとても印象的でした。
このかまども、みんなで大事に使わせていただきたいと思います!
  1. 2017/10/26(木) 22:04:10|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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古城山ふれいあいの森の整備を行いました~ろうきん若手研修会~

福島県、新潟県、静岡県、岐阜県、広島県と、全国に5つある「ろうきん森の学校」。
グリーンウッドワーク協会は、このうちの岐阜地区の実施団体として
美濃市の「古城山ふれあいの森」を舞台に森や木工の活動を行っています。

今回は、この労働金庫さんの東海地域の若手環境研修ということで、
ろうきん社員の皆さんが、古城山の施設整備に来てくださいました!
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<<2017年10月18日 東海ろうきん若手環境研修会>>

今回は、5グループに分かれての作業。

「ろうきん森の工房」のデッキに柿渋を塗るチーム!
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工房脇に建設中の、かまどの土台を作るチーム!
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森の中の遊歩道に階段を作るチーム!
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「ろうきん森の工房」の看板をつくるチーム!
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そして、おひるごはんチーム!
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ろうきん若手社員のみなさん、率先して作業を進めてくださり、
5つの同時進行でしたが、時間内に全ての作業が終りましたー!!!\(^▽^)/すごい!!
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そして、どの作業も社員さん同士和気あいあいと、とても楽しそうに行ってくださいましたよっ
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労働金庫って本当に素敵な会社ですね。

午後からは、階段づくりに使った木の枝の部分を使って色鉛筆づくり。
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かまどの土台作りチームを手伝いにきてくださった、一般社団法人INKの中島さんも、スタッフ張りにサポートしてくださいました。
ありがとうございますっ。グリーンウッドワーク協会は本当にみなさんに支えられております。。。
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総勢31名(スタッフを入れると40名近く!)がこの森で一度に作業をすることはなかなかないので、圧巻の一枚!
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色鉛筆、明日から伝票書きに使ってくださいね?!
  1. 2017/10/24(火) 09:00:00|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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【ろうきん森の学校】森工塾 日本伝統のグリーンウッドワーク 削りかけ文化を知る(講演会)

アイヌの「イナウ」や天神様で授与される「鷽(うそ)」など、

日本各地には生木を削ってつくる「削りかけ」と呼ばれる祭具があります。


(写真 左:根室「イナウ」 右:群馬県「ハナ(材:ミズキ)」)

その削りかけ文化について、東京文化財研究所の今石みぎわさんから講演していただきます。
「削りかけ」という文化そのものももちろんおもしろいですが、
里山の木と、人の暮らしとの繋がりが分かるとてもおもしろい内容となっています!
里山の木の利用を考えるグリーンウッドワーカーなら、必聴の講演会ですよ。


(写真 静岡市「ツクリモノ(材:ヌルデ)」)

講演会の後は、実際に削りかけを作ってみましょう。

一年の締めくくりに、日本伝統のグリーンウッドワークに触れて、
小正月を祝うケズリバナを作ってみませんか。
(ケズリバナ(削りかけ)は、小正月飾りとして古くから飾られてきたものだそうですよ)


- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
日本伝統のグリーンウッドワーク 削りかけ文化を知る(講演会)



(写真 群馬県「ハナ(材:ヌルデ)」)

■日 程  12月23日(土)13:30~17:00

■会 場  美濃市番屋2号館

■参加費  おひとり500円

■定 員  20名
※定員に達しましたので
ただいまキャンセル待ちのみ受け付けております


■講 師  今石みぎわ(東京文化財研究所)
        小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込
>>森工塾「削りかけ文化を知る(講演会)」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
  1. 2017/10/23(月) 09:00:00|
  2. 森工塾・講座のご案内
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竹細工 ~~六つ目の盛籠づくり つくるのその8~

愛知県一宮市の ”つくる” で、今年2回目の講座を行いました。

いつもの、端材でもって六つ目編みの予行演習をしてから本番です。(写真は撮りそびれてまして・・・)
型紙の上で六つ目の底編みをしてから (写真は・・・) 立ち上げますが、ここが結構わかりにくいんですよね。
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無事に完成しました。
編むだけだから簡単だと思ってたけど予想以上に難しかった、との感想がありました。
小生にとっては予想通りの感想ですね。
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六つ目編みは、初めて編む人には難しいものです。
だからこそ面白いのだと思います。
今回は端材を用意して六つ目編みを予行演習したので、ちょっとは参考になったでしょうか。
家でもクラフトテープで六つ目編みをやってみますとのこと。うれしいですねェ。

                            (キト)
  1. 2017/10/22(日) 11:07:45|
  2. 竹細工の技術継承
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長良川おんぱく「森の木からつくる子ども椅子」~ブナの森編~

今年もこの時期がやってきました、、「長良川おんぱく」!
グリーンウッドワーク協会からは、「スツールづくり」でエントリーしましたよ。
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<<2017年10月14日(土) 長良川おんぱく「森の木からつくる子ども椅子」~ブナの森編~>>

今年も郡上市白鳥町六ノ里のブナの森で開催。。。の予定だったのですが、当日は雨予報(・.・;)
会場を六ノ里の樹を製材している「白鳥林工」さんに変更しての開催となりました!

せっかくなので、製材した六ノ里の材を見ていただきます。
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製材された樹を伐り出した山がこちら。
(※当日は行けなかったので、前日にスタッフで現場を見に行った時の写真です)
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今回のスツールは、この山で伐った際に出た「板にできない細い樹」を使用させていただきました。
この山を整備されている、ACフォレストの澤田さんに樹を用意してもらいましたよー!
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前日、山から伐り出されたばかりの樹が目の前に!
さっそく割っていきましょう。
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今回用意したのは「チョウセンミネバリ」と「シナノキ」です。(写真右上はチョウセンミネバリ)

「森の形を、椅子の形に」ということで、割ったそのままの形を活かして作っていきますよ!
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六ノ里の森で活動している「ものづくりで森づくりネットワーク」の山口さんもサポートしてくださいました!
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子どもさんも、飽きずに最後まで頑張って作ってくれました!
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椅子を組み立てて
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好きな色のテープで座面を編んだら
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完成です!
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講座が終ったら、もちろん作った椅子に座ってコーヒータイム♪
しあわせ~
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<参加者さんの感想>
・自然の形を活かして作る椅子はとても楽しかった。
・普段は仕事で電動工具を使っているが、いつもは味わえない感覚を体験できた。
・小2の子どもが脚を一本仕上げられて驚いた!
・次回あったら、違う色の椅子をもう一脚作りたい。
・自分でも木が削れたのが楽しかった。
・ずっと参加してみたかったので、体験できてうれしい。
・伐採しても使われない樹に使い道が与えられるという事がとても嬉しい!

製材された木の香りに包まれながらの講座もとてもすてきでした。
会場を貸していただいた白鳥林工さん、参加していただいたみなさんありがとうございました!
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この講座は、岐阜県の清流の国ぎふ森林・環境税を基金とした「平成29年度清流の国ぎふ地域活動支援事業」の補助を受けて実施しました。
  1. 2017/10/22(日) 09:00:00|
  2. ┗ 椅子づくり
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ガマの葉っぱで座面を編む2017

昨年の秋、
福島県古殿町でグリーンウッドワークの工房「クラフトハウス」を主宰する
井丸さんの「ガマの葉っぱを使って座面を編む講座」に参加しました。
>>>井丸さんの講座

ゴッホの椅子にはこれしかないとガマの座面に惚れ込み、
それ以来ずっとガマの葉を探し続けてきました。
休耕田にガマを見つけても土地の所有者が特定できなかったり、
持ち主がわかっても、採取の許可がもらえなかったり、
公園にあるのがわかって採取しようと思ったら、すでに刈られていたり、、、

それならば育てたらいいんじゃないかと思い、
ガマの穂を水につけてみたら、発芽したではありませんか!
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とはいっても植える場所も見当たらず、、、

そんなこんなで日々の仕事に忙殺されていたある日、
友達のフェイスブックにガマの葉を発見!
居ても立ってもいられず、天城峠を超えてはるばる来たよ伊豆へ!
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この田んぼは以前、蒲畑だったとか。
代掻きをして蒲の根を粉砕し、田植えをしたそうですが、
ある日、蒲の葉が出たと思ったら、あれよあれよという間に稲を覆いつくしてしまいました。
そう、蒲は宿根草(多年草)、根が粉砕されたことによって蒲が一気に増えてしまったようです。
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農家に方々にとっては厄介者のこの「ガマ」が我々グリーンウッドワーカーにとっては宝の山。
草刈というマイナスイメージの作業が、収穫という名のプラスの作業へと変わったのでした。
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ビフォー
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アフター
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ちゃんと田んぼだったんですね!

1時間ほどでハイエースいっぱいに収穫できました。
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ガマを提供してくれたアカデミーの同級生「のむさん」
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ありがとう!

持って帰ったガマは、さっそく株から一枚ずつ葉を剥がし、ぬめぬめを洗って干します。
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実はこの作業が一番大変かもしれません。
このガマの葉が座面になる日が待ち遠しいものです。

皆様、私たちは今後もガマの葉の採取できる場所を探しています。
(できれば近くがうれしいです)
もしくは、ガマを植えてもいいよという休耕田をお持ちの方。
募集中です。
(小野)
  1. 2017/10/21(土) 09:00:38|
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さじフェス2017に行ってきました!

今、世界的にスプーンづくりがブームなのだそうです。
各地で「スプーンフェス」や「グリーンウッドワークフェス」が開催されており、
趣味の木工としてのグリーンウッドワークは、講師が足りないほど世界中で親しまれているのだとか。
スウェーデンでは「テリフェス(テリ=削る)」として、スプーン、彫刻、器など、3日間かけていろんなものを削ります。
聞いているだけで、ワクワクしてきますね!

そんなスプーンの祭典が、日本国内で初めて美濃市の森林文化アカデミーで開催されました!
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<<2017年10月7日(土)~9日(月・祝) さじフェス2017>>

グリーンウッドワーク協会も、3日間を通してブースをひとつ持たせて頂き、
グリーンウッドワークに使う道具を紹介させていただきました!
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■10/7
一日目は、講師のヨゲ・スンクヴィストさんによる講義とスプーンづくりの実演です。
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アカデミー准教授、久津輪先生の同時通訳!
ヨゲさんは「自分はアーティストではない。スロイドをしている」のだそう。
スロイドとは、単純な木工道具だけでものを作ること。農民が普段使いの道具を自分で作る事で、産業革命前までは誰もが当たり前のように行っていたんだそうです。
そんなスロイド、木工芸の価値を広めるために世界中で講師をしています。

午後からの実演は、森林文化アカデミーの演習林で樹を伐るところから!
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大胆に斧でチョッピング!
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ナイフワークも豪快!10のナイフワークを紹介していただきました。
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さじ面は、フックナイフ。
フックナイフも、10のナイフワークのうちの半分も、自分に向かってナイフを削ります。
最初はドキドキなんですが、慣れてくると微妙なコントロールができてきれいに削れるようです。
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■10/8
2日目は、岐阜県近隣の3人の若手「さじ職人」さんのスプーンの実演!
日本のプロのスプーン作家さんの工程が間近で見れるとだけあって、皆さん前のめり!

金城貴史さん(中津川)
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金城さんは、スプーンをナイフだけで仕上げているのが特徴!やすりだと、表面の塗装が剥げてくるとケバケバしてくるので、
ナイフ仕上げの方がオイル塗装をした時の経年劣化が少ないのだそうです。
いかにきれいに仕上げるか、試行錯誤を繰り返しながら作っているという金城さんのスプーンは、繊細でとてもきれいでした!


大久保公太郎さん(長野県松本市)
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大久保さんは、南京鉋など鉋仕上げのスプーンやヘラを作られます。ヘラだけで年間1,000本作るのだとか!
その道具の中には、改良型の削り馬も。
加工の際には、材を水に漬けておいて湿った状態で削る。。。
わ!グリーンウッドワークじゃないですかー(+o+)!
様々な書籍でも作品が紹介されている大久保さんが、グリーンウッドワークの手法を使われているとは。。。
生木でもツヤツヤに仕上げるには、刃物の研ぎが肝心だそうです。


奥井京介さん(高山市)
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奥井さんは、日本の三大杓子のひとつ、高山の「有道杓子」を作っています。
冬~春の間の乾燥が少ない時期に、生木の朴の木を削って、と、昔からの伝統的な技法を継承されています。
有道杓子の仕上げは、出刃包丁!(関の孫六らしいです)
ナタで豪快に落としていき、出刃包丁で繊細に仕上げる有道杓子づくりは目から鱗です!

杓子の端材を利用した雪入道も紹介。
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■10/9
最終日は、40名でスプーンづくりです!
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ヨゲさんから、工程を説明していただきながらひたすら割って、削ります。
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ジェスチャーも交えながら!
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本来のスプーンフェスや講座では、3日間かけて1本のスプーンを作るのだとか。
それを1日で行ったので、かなり急ぎ足でしたが、10のナイフワークや、道具の使い方など
新しい発見がたくさんあってお腹いっぱいの1日でした!!!

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■LINK
・さじフェス2017
・ヨゲ・スンクヴィストさん
・金城貴史さん
・大久保公太郎さん
・奥井京介さん


■グリーンウッドワーク協会でも、「森工塾2017(後期)」で2種類のスプーン関連の講座を開催します。
「さじ熱」の冷めやらぬうちに、ぜひみんなでスプーンを削りましょうっ!!
>>2017年 12/2(土)~3(日) 五感で味わうスプーンづくり合宿 【募集中】
>>2018年 3/10(土) 日本伝統のグリーンウッドワーク 有道杓子づくり 【1/10募集開始】
  1. 2017/10/20(金) 11:35:15|
  2. ┗ スプーンづくり
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郡上高校森林科学科「ゴッホの椅子づくり」その3

今年は郡上高校森林科学科の生徒さんの課題研究として、ゴッホの椅子づくりを行っています。

>>第1回の様子
>>第2回の様子

今回は、いよいよ最後の工程!座編みに入ります。
まずは、ツノ(脚の上部の長めに残しておいた部分)をノコギリで切って落とし
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面を取ります。
銑の使い方も、もうお手の物です!
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午後から、座編みスタート!
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コツを掴めば、最後までスイスイ。
みんな、なかなかカイショウがありますね。(郡上弁で器用という意味らしいです)
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2脚の「ゴッホの椅子」が完成しました!!
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<参加者さんからの感想>
・達成感が得られた。他の木でも作ってみたい。
・最初は棒ばっかり作っていて、椅子になるのかと思ったが、形が見えてくると楽しくなってきた。
・椅子の形ができてうれしい。
・いつもは伐っても捨てたり、薪にしてしまう雑木が機械を使わずに椅子にできてしまう。
・ヌルデでも立派な椅子ができるということが新鮮。

樹を伐るところからの「ゴッホの椅子づくり」の全行程、
まさにグリーンウッドワークの真髄を高校生の子たちに体験していただけたのは、
グリーンウッドワーク協会としても大きな財産になりました!ありがとうございました。

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生徒さん達が作った椅子は校舎内の廊下に設置されるそうです。
郡高祭などで郡上高校を訪れた際には、ぜひ探してみてくださいね。
  1. 2017/10/19(木) 14:53:58|
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【イベントのご案内】古城山イベント2017「伐採体験」

古城山環境保全モデル林連絡協議会が主催する古城山イベント。
今年の第一弾は、昨年好評だった「伐採体験」
手ノコを使って立っている木を伐る体験会です。
親子でぜひご参加ください。
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親子で伐採体験と森のご飯会

日時:10月22日(日)午前10時~午後2時
場所:美濃市吉川町 古城山環境保全モデル林(ふれあいの森)内
    (武義高校東側の山)
内容:古城山の木を親子で協力しながら伐ってもらいます。
  お昼は薪で炊いたご飯とお味噌汁を味わっていただきます。
定員:20人(先着順) 少雨決行
      (大人の方だけでもご参加いただけます。)
参加料:大人500円、子ども200円(保険料等)
   持ち物:軍手、タオル、飲み物等
申込み:美濃市産業課までFAX(0575-31-0052)、
   又はEメール(sangyou_280@city.mino.lg.jp)の
   いずれかで10月17日(火)までにお申込みください。

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  1. 2017/10/13(金) 21:51:40|
  2. ┗ その他イベント等
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秋の森の恵みを味わいました!

今年度後期日程最初の森工塾(もっこうじゅく)は、
春の山菜に引き続き、秋の森の恵みを五感で味わってもらいました。
秋の味覚と言えばやっぱりきのこ!ですね。

<<2017年10月1日(日) 森工塾「森の恵みを味わう~秋・きのこ編」>>

まずは今年3月に植菌して、7月に伏せこんだ原木マイタケの収穫から。
とは言いながらも、実は一週間ほど前に収穫のピークを迎えた今年のマイタケは、先週の東海ろうきん休日講習会で、ろうきん社員の皆様のおなかに。。。
しかし、大丈夫。
昨年伏せこんだ2年目のマイタケがちょうど収穫の時季を迎えていました。
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これも長く続けてきた成果ですね。

本当にいい香り
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こんなにたくさん採れました。
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採れたマイタケはきれいに土を取ってさあ料理です。
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スタッフが料理をしている間にきのこのお勉強
本日の講師は森林文化アカデミー准教授の津田先生です。
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きのこを味わうにはまず、毒きのこについて学ばなければなりません。
最近は温暖化やナラ枯れの影響などによって、今までになかったり少なかったりした毒きのこが分布を広げているそうです。
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さあ、お昼ご飯は
マイタケの炊き込みご飯に、
マイタケのお吸い物、
そして極めつけは、揚げたてカリッカリのマイタケの天ぷら。
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いつものように「泡の出る飲み物が欲しい」という声が(笑)

お昼の休憩時間に、DVD鑑賞。
青いネコ型ロボットが森のきのこを解説。
子どもたちが身を乗り出してかぶりつく姿がなんとも微笑ましいですね。
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いよいよ午後からは、森のきのこ観察。
早速有毒の「ニガクリタケ」発見
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少しかじってみました。。。やっぱり苦い
(マネしてはいけません)

と、振り返るとコナラの切り株になんだかさ先ほど見た形。
クンクンと匂いをかいでみると、やはり同じ香り。
マイタケです。
それも天然マイタケ!?
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もしかすると、昨年から栽培しているマイタケの胞子が飛んで来たのかもしれないとのことですが、何ともうれしい発見でした。
今年は少し古くなって食べられませんが、来年は天然マイタケを賞味したいものです!

今年は昨年に比べてきのこの発生が少なそうです。
夏場の天候が影響しているそうです。
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あった「カバイロツルタケ」
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ここにも「カバイロツルタケ」
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またまた「カバイロ・・・」(笑)

それでも皆さん歩いているうちにきのこの目になってきました。
ムラサキや白の普段見かけないようなきのこがたくさん見つかりました。
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この1時間ちょっとの間に約20種類ものきのこを採取できました。
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<参加者の皆さんの感想です>
・山を持っているがそこに生えるきのこには今まで関心がなかった。今度見に行ってみたい。
・小人の世界のようにきのこがいっぱいあった。
・森のようちえんで子どもたちが「このきのこ何?」と聞いてくるが、答えられなかった。きのこの名前が知れて良かった。
・本物っていい。きのこがあまり好きでない子どもが食べてくれた。
・マイタケ菌打ちの講座に出て現在自宅で栽培している。原木からどうやって出るのかがわかって良かった。
・お店のと違って、コリコリ肉厚で味が良かった。

今年度も2月17日にマイタケの菌打ち講座を行います。
皆さんも「きのこの森づくり」にぜひご参加ください。
(小野)
  1. 2017/10/04(水) 09:43:28|
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ろうきん森の工房~日干し煉瓦づくり

ろうきん森の工房に付随する「森のキッチン」づくり
三日間にわたって、日干し煉瓦でかまどをつくります。

<<2017年9月30日(土) ろうきん森の工房ワークショップ『日干し煉瓦づくりワークショップ』>>

講師にパーマカルチャーデザイナーの庄司正昭さんをお招きしました。
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まずは、かまどの基礎となる部分の地盤整備から。
実はこの部分だけ周りと比べて地盤が低くなっていました。
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ここの排水をよくするために、プチ「大地の再生講座」が始まりました。
「空気が抜けないと水も抜けない」ということで、
空気の通り道をつくります。

先日の流しそうめんに使った竹を細く割ります。
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いつも煮炊きに使っている薪の燃え残りの炭を撒きます。
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水の通り道ができました。
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1立米を超えるリサイクル砕石をスタッフ総出で運びます。
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砕石の中にあえて有機物を混ぜて埋め戻します。
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空気の通り道をつくることが目的だそうです。
かつて建築関係の仕事に携わっていた者としては全く考えられない手法ですが、パーマカルチャーを実践する人たちが長い間掛けて考案した知恵なんですね。
発想の転換です。
ろうきんの森で不要になった廃材が有効利用できる。
まさしく、「持ち込まない、持ち出さない」パーマカルチャーの神髄です。

タコを使ってしっかり転圧します。
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ピョンピョン跳ね上がりながら、楽しく転圧。
都会でジムに通わなくても楽しみながら体力づくりができますね。
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本日のメインの作業は日干し煉瓦づくりです。
使う材料は古民家の解体現場から出た廃材の壁土。
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粉々に潰した後、
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フルイに掛けて硬い石などを取り除きます。
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取り除いた石などは、低い地盤の埋め戻しに使いました。

フルイを掛けた土に石灰を10%
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麻ひもを細かく裂いた繊維を混ぜます
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シートを手繰り寄せながら天地返し
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土が混ざったところで水を掛けながら足でこねます。
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最初は遠慮しながら長靴をはいていた人も、だんだんと素足になってこねます。
これが気持ちいい。
「足の裏が癒されるこの感触、都会の疲れたOLさんにいいのでは?」との声も。
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力仕事は声を出しながらやると楽しいものです。
美濃まつりの「おいさー!」という掛け声を上げながら踏みました。
こうなると、すっかり祭りです。
「かつての村の作業ってこんな感じだったんでしょうね」

労働の後のお昼ご飯は格別のものがあります。
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新しいかまどが出来上がるとこの風景も変わるんでしょうね。
楽しみです。

こねあがった土を型枠に入れては抜いていきます。
この作業の繰り返し。
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170個の四角い塊があっという間に出来上がりました!
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このあと二週間ほど乾かしたら日干し煉瓦の出来上がりです。

<参加者の皆さんの感想です>
・日干し煉瓦って簡単にできる。
・土壁の再生の仕方がわかった。
・泥で煉瓦ができることが学べてよかった。小さなヒントがいっぱい詰まっていた。
・土壁が使える。ビジネスにつながるかも?
・家の工房を土を使ってつくりたい。
・水はけをよくするというのを考えたことがなかった。新しい視点を持てた。

・土に触れたのは子どもの時以来。
・裸足になってよかった!
・大人が無心で泥遊び。
・みんなが楽しそうに作業していた。子どもに戻っていた。
・違う場所から集まった人たちが、同じ思いで一つの作業に向かう姿がよかった。
・一人でやると大変な作業も、みんなが集まると重機に勝る力となる。

・木漏れ日と、そよ風と、時折聞こえる電車の音が心地よかった。
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参加者の皆さんありがとうございました。

次回は、10月21日、22日の二日間、パーマカルチャーデザイナーの四井真治さんを招いてかまど本体をつくるワークショップを行います。
(誠に申し訳ありませんがすでに満席となっています。)
10月21日(土)16時半からは、美濃市内の古民家で四井さんの講演会を行います。
こちらはまだ定員に空きがございます。
皆さんもパーマカルチャーを生活に取り入れてみませんか?
(小野)

  1. 2017/10/03(火) 15:02:51|
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【講座のご案内】ゴッホの椅子@きのき(神戸)

みなさまお待たせいたしました。
ゴッホの椅子をつくる講座が神戸で開催されます。
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主催は、
きのき~木と人ともっとつながる暮らしへ~の橘さん
奥さんのご料理は絶品!
昼食も講座の楽しみの一つです。
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宿でみなさんと語らう時間も楽しみです。
講師はグリーンウッドワーク協会の小野が務めさせていただきます。

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グリーンウッドワーク講習会
~ゴッホの椅子~

<日程>
2017年12月16日(土)17日(日)
2018年1月20日(土)21日(日)
  9時~17時まで

<費用>
1脚 30,000円(税込み)
別途 宿泊費 一泊朝食付き5,400円(三木市 萬山荘旅館)
    昼食 1,000円

<会場>
きのき作業所(兵庫県神戸市西区)

<お申込み>
お名前、ご住所、電話番号(携帯)、年齢、性別、宿泊希望かどうかを記入の上、下記メールにてお申込みください。
kinoki.log@gmail.com(橘英志)

<お問い合わせ>
きのき ~木と人ともっとつながる暮らしへ~
代表 橘 英志
080-3786-5516

※全日程4日間参加できる方に限ります
  1. 2017/10/03(火) 10:00:00|
  2. 森工塾・講座のご案内
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竹細工  ~六つ目の盛り籠~

県立森林文化アカデミーの授業として、9/26、27の二日間、六つ目の盛り籠(波縁盛り籠とも)作り講座を行いました。
クリエーター科2年生の8名が受講してくれました。

授業の様子です。(いつもと変わり映えしませんが)
作業場が広いのは良いですねェ。
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ヒゴづくり作業中・・・
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・・・ヒゴづくり作業中・・・
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全員完成です。
流石にクリエーター科の2年生だけあって予定時間通りに完成しました。
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ヒゴづくりも、籠を編むのも初めてという人がほとんどでしたが、それでも、楽しんでいただけたようでほっとしてます。
盛り籠を編む時間に比べるとヒゴづくりの時間が長くて、それだけ材料づくりが大変(大事)なんだ、という感想がありましたが、全くその通りと思います。
今回の授業を機会に、竹細工や、竹に今までよりもちょっと興味をもってくれたらうれしいですね。

                            (キト)
  1. 2017/10/02(月) 12:39:41|
  2. 竹細工の技術継承
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【ろうきん森の学校】森工塾 五感で味わう スプーンづくり合宿

冬のスプーンづくり合宿を開催します!
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今回も、森にでかけて木を伐るところから。
伐った木を材料にスプーンをつくります。
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一泊2日かけて、作りたいスプーンの形を考えるところから、じっくりと。
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前回の講座では、早い人は時間内に
スプーンを2~3個作ることができました。

そして、冬のメイン会場は「ゲストハウス笑び」
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2日間思う存分スプーンづくりに没頭してください。
夜は薪ストーブを囲んで語り合いましょう。


- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
五感で味わうスプーンづくり合宿


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■日 程  12月2日(土)10:00~3日(日)14:00

■会 場  古城山ふれあいの森・ゲストハウス笑び

■参加費  おひとり10,000円(4食付き)+宿泊費3,600円

■定 員  8名
※定員に達しましたので
ただいまキャンセル待ちのみ受け付けております


■講 師  堀江宏喜(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込
>>森工塾「五感で味わうスプーンづくり合宿」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

  1. 2017/10/02(月) 09:00:00|
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東海ろうきん休日講習会が開催されました

東海三県を営業エリアにおく東海労働金庫(東海ろうきん)の社員とそのご家族30名がろうきんの森に来られました。

<< 9月24日(日) 東海ろうきん休日講習会「デイキャンプ」 >>

まずは新しくできた森の工房で森のお話
昨年も来てくださった参加者の方から、
「新しく建物や階段ができていて、日々進化していますね」
との嬉しいコメントをいただきました。
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この日は厄介者の竹を使いつくします。
肉厚のモウソウチクは硬くて伐るのに時間がかかりましたが、子どもたち三人がかりで伐り倒すことができました。
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みんなで力を合わせて半分に割ります。
「ぱっこん」といい音が鳴ると、歓声が上がりました。
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金づちと鑿で節をきれいに取り除きました。
枝葉もみんなで協力してきれいに片づけました。
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さあ、流しそうめんの始まりです。
何十年ぶりという人は遠い昔を懐かしみ、初体験の人は童心に帰って大いに盛り上がりました。
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そうめんのお供は、前日に収穫した原木栽培のマイタケご飯。
森の秋を感じてもらいました。
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午後からは細い竹を使って水鉄砲づくり。
どうやったら水が漏れないか、どうやったら遠くに飛ぶのか、試行錯誤の作業は大人の方が楽しんでいたようです。
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子どもたちには的(マト)もつくってもらいましたよ。
なかなかの力作です!
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最後は山の展望台まで森林散策。
普段はプログラムの最初に山登りを持ってくるのですが、この日は竹を伐って、遊んで、食べた後の体力を使いきったところでのプチ登山。
子どもたちは元気に駆け上がりましたが、私たち大人はヒイヒイ言いながら、やっとの思いで行って帰ってきました。
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一日森を楽しんでいただいた日曜日。
東海ろうきんの皆さん、またいつでも遊びに帰ってきて来てください。
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(小野)
  1. 2017/10/01(日) 10:39:44|
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