4月の森工塾のご案内です。
画家フィンセント・ファン・ゴッホが描いたことから
日本では「ゴッホの椅子」と呼ばれるようになった素朴な椅子があります。

この椅子はかつて
スペインのグアディス地方でつくられていました。
日本の多くの工芸家や芸術家を魅了してきた、
国内のすべての椅子の原型とも呼べる椅子。

実際にグアディスで作られた椅子を採寸した図面をもとに、
まったく同型の椅子を、岐阜の里山の木でつくります。
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校 森工塾
ゴッホの椅子づくり
■日 程 4/28(土)・4/29(日)・5/19(土)・5/20(日) 9:00~17:00
※4日間の講座です。全日程参加可能な方に限ります。
■会 場 古城山ふれあいの森(美濃市環境保全モデル林)
■参加費 32,400円
■定 員 8名(先着順)
■講 師 小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
■申 込
>>ゴッホの椅子づくり(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
※フォーム、メールともに一週間たっても確認のメールが来ない場合は、お手数ですがもう一度送信してください。
- 2018/02/28(水) 09:00:00|
- 森工塾・講座のご案内
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ろうきん森の学校・岐阜地区で取り組み始めて3年目となる
マイタケの原木栽培の講座を開催しました。
<<2018年2月17日 ろうきん森の学校 森工塾「きのこの森づくり マイタケ原木栽培」>>
まずは、森林文化アカデミーの津田先生から、キノコに関する講義。
今日は、管理棟がせまい。。。

狭い原因は、滅菌室として使うこのビニールハウス!
マイタケは雑菌に弱いので、なるべく空気中の他の菌が入らないようにしてあげないといけません。
このハウスの中で、スタッフ2名+参加者2名の、4名一組でマイタケの原木に植菌する体験をしました。

自分で植菌したマイタケの原木を持ち帰っていただきました!
植菌を待っている間、他の参加者さんはというと、
ホダ木を煮沸消毒した煮汁を使って、草木染の体験をしたり。

きのこの切り絵をしたり!

あっという間の一日でした。
(あっという間すぎて、今回はあまり写真が撮れませんでした。。。)

<参加者の感想>
・秋が楽しみ!天然のものを培養して、地元産のきのこも作ってみたい。
・勉強になった。もっと勉強して、もっと可能性を広げたい。
・どう育っていくのか今から楽しみ。管理をがんばりたい。
・染色がとても楽しみで参加した。
・これを個人でやるのは大変だと思った。また来年も参加できれば。
・シイタケよりは、マイタケの方が管理が易しいと思った。
・去年も参加したが、去年のものはあまり収穫できなかった。今年はたくさん収穫したい。
・昨年の原木マイタケの味が忘れられないので、来年も絶対来たい!
・自分で作ったマイタケを食べてみたいので、がんばって成長させたい!
持ち帰ったマイタケの原木は、それぞれおうちのプランターで栽培していただきます。
マイタケのプランター栽培、実はシイタケのホダ木よりも湿度管理がしやすく、家庭での発生率はいいのではないか?とのこと。
ホダ木って、マンションの方だとベランダくらいにしか置けないですもんね。。。それは乾燥しちゃいますよね。
10月のマイタケ収穫を夢見て
みなさん原木を抱えてお帰りになりました!
ところで、ここ数日管理棟近辺ではアオバトが姿を見せてきます

講座の日も気付くとすごく近くでこちらを伺っていました。「何してんの?」て言いたそうなキョトンとした顔してます。かわいい。
春先は、結構いろんな鳥のさえずりが聞こえるので、探鳥会とかしたいですねー!
- 2018/02/23(金) 23:51:18|
- ┗ ろうきん森の学校
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平成30年度、最初の森工塾のお知らせです。
人が手を入れている明るい林では、山菜がたくさん採れます。

森林文化アカデミーの先生おふたりと、新緑の森を歩いて
山菜の見分け方を学びます。

コシアブラやタラの芽の他、
意外なものまで味わえるかも。

摘んだ山菜は、天ぷらにしていただきましょう!
皆さんのご参加、お待ちしています!
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校・森工塾
森の恵みを味わう
~春・山菜編~
■日 程 4月21日(土)10:00 ~ 15:00
■会 場 古城山ふれあいの森(美濃市環境保全モデル林)
■参加費 大人2,000円 子ども500円
■定 員 20名(先着順)
※定員に達しましたので
ただいまキャンセル待ちのみ受け付けております■講 師 柳沢直(岐阜県立森林文化アカデミー)
津田格(岐阜県立森林文化アカデミー)
■申 込
>>森の恵みを味わう~春・山菜編~(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
※フォーム、メールともに一週間たっても確認のメールが来ない場合は、お手数ですがもう一度送信してください。
- 2018/02/21(水) 09:00:00|
- 森工塾・講座のご案内
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またまた、またまた寒波と共に福井県へ。
今回は、
かみなか農楽舎さんの冬の農村体験フェスで、木の枝色えんぴつづくりです。
<<2018年2月11日(日) 冬の農村体験フェス 木の枝色えんぴつづくり(若狭町)>>
前回のスプーンづくりに参加してくださった方もたくさん来てくださいました!

今回の企画をしてくださった地域おこし協力隊の方もスタッフとして会場を手伝ってくださいました。

お父さんと一緒にえんぴつ作り!

お子さんだけかと思いきや、お母さん達が興味を持ってくれたことが嬉しかったです!

お昼には、農村レストラン「結」ランチでごはんをいただきました!
タニタの管理栄養士さん監修の、若狭の特産品や食材を使ったメニューだそうです!
毎月こんなランチをやっているらしいです。かたわらでは、足踏みろくろ体験。

一日かけて、梅の木のすりこ木ができました!

会場として貸していただいたのは、農機具小屋。

冬の間はお休みしている、様々な農機具に囲まれての体験。
さじフェスの時、ヨゲさんがグリーンウッドワークは農民誰もが行っていた当たり前の手仕事だったと話されていたのを思い出しました。
こんなところでグリーンウッドワークをやっていたのかもしれませんね。

と話していたら、スウェーデントーチの差し入れが♪
温まりました!

外では子ども達が雪山でそり遊び!

フェスのしめくくりは、お餅つき。
私たちも、搗きたてのお餅をごちそうになりました!

次回は、2月末にグリーンウッドワーク体験をして、今年度の活動は最後です。
梅の木や、若狭の木を使ったものづくり。どう発展していくか楽しみですね!
- 2018/02/20(火) 09:13:51|
- ┗ その他イベント等
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昨年半年間、滋賀で開催していた指導者養成講座が終了してから、早2カ月。
実はまだスツールが完成していない方がいました。
今回は、スツールを完成させるために、希望者で改めて会場である「
ほとり・ポトリ」に集まりました。
<<2018年2月10日(土) 指導者養成講座in滋賀(補講)>>
希望者で。。。と言いましたが
参加率は100%!年度末の忙しい時期にも関わらず受講者10人全員がまた集まってくれました!
遠くは、長野の方まで!ありがとうございます。
スツールの穴あけ

組み立て!

作業の横では、ロケットストーブを焚いてくださいました

あったまる♪
午前中は、黙々とナイフで面取り

ナイフワークの時間は、ワイワイ盛り上がりながら削っているわけではないのですが、
これが案外一番集中できて楽しいんですよね。

あっという間に時間が過ぎてしまいます。
カフェほとりポトリさんのお昼ごはん、
粕汁で体をあっためて

午後は薪ストーブが焚かれた屋内で座編みです。

真田紐は、おもしろい柄が出ていいですね。

10脚のスツールが見事完成しました!


<参加者の感想>
・椅子が無事完成してうれしい。この講座は独特の空気感がここちよい。また参加したいし、このメンバーともっと話がしたいと思った。
・朝にはイメージできなかった椅子が完成して、新鮮な感動。
・この講座に参加したことで、自分の環境ががらりと変わった。他の参加者の「山がほしい」という言葉。自分にはその発想が今までなかった。でもこれをきっかけに、新しい世界が開けた。
・長野から毎月来ていて、今回は来れないと思っていたが来てしまった。朝6時に出て、グリーンウッドワークをして、帰ってと体力的にはきついが、精神的には癒されている。
・地元の森で、子どもたちの遊び場をつくろうという計画がある。グリーンウッドワークで除伐した樹で遊具等を作りたい。
・ものづくりは好きだが、手が遅い。ゆっくり作らせていただけた。
・自分は山だと思ってずっとキコリの見習いをやっていたが、自分で何でも作る自給自足の里山暮らしをしたいということに気づいた。
・来てよかった。来るたびに、自分の力になっていくという実感がある。地元で体験会のようなことをしてみたい。
・関西でグリーンウッドワークの仲間を作りたい。
・グリーンウッドワークのことを何も知らず直観で参加したが、間違っていなかった。今年から古民家を借りてカフェなどをやる予定。グリーンウッドワークもやりたいと思っているので、もっと勉強したい。
・久しぶりのグリーンウッドワークはとても気持ちよかった。
・木を削る楽しさ、グリーンウッドワークを通した人との出会いが本当にうれしい。
・ラダーバックチェア講座が楽しみ。ものづくりの意欲がわいてきた。
来年度は、ほとりポトリを会場にラダーバックチェア講座を開催します!(もう決定ですよ!!)
既に定員はほぼ埋まってしまいましたが\(^^)/
1~2名分ほど余裕ができるかもしれませんので、その際は改めて告知します!
- 2018/02/19(月) 00:10:14|
- ┗ 椅子づくり
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ろうきん森の学校を開催させていただいている「古城山ふれあいの森」。
この森では、市内の森林に携わる団体が、それぞれの団体の特徴をいかした活動をしています。
年に数回は、この森で活動する団体が協力して「古城山イベント」も開催しています。
今期4回目のイベントは「火起こし体験」です!
<<2018年1月21日(日) 古城山イベント・ふれあいの森で『大昔の火起こし』とご飯炊き体験と杉トンボ作り>>
このイベントのごはんは、みんなで起こした火で焚きます。
まずは、おいしいごはんの炊き方についてのレクチャー。

おいしいごはんを目指して。。。
昔ながらの方法で火起こしにチャレンジ!

3人一組で協力しないと、ごはんが炊けません!

火種ができたら、細かい木屑に移して空気を送って火をつけます。

火がついたら、かまどに移してごはんを炊きました!

午後からは、杉の木を使った杉トンボづくり。

かまどごはんと、杉トンボのお土産を持って帰っていただきました!
<参加者の感想>
・火おこしがこんな大変だとは思わなかった。
・手に豆ができそうだったけど、火がおこせてよかった。
・棒を押さえるのに苦労した。
・小さな火を大きく育てるのも大変だった。
・かまどで炊いたご飯は格別だった。
・ご飯炊きの秘伝を教えて頂いたので、家でも試してみたい。
・今回、火力を強くする薪の並べたかを教えて頂いたので、キャンプでも試してみたい。
・薪でのご飯炊きで、火の調整が簡単にできるのに驚いた。
・杉トンボは家でも作りたい。
・杉トンボは初めてだけど、子どもも何とかナイフで削ることが出来てよかった。
次回の古城山イベントは、「ふれあいの森でシイタケホダ木づくり体験」です。
>>詳細ブログホダ木のお土産の他、
簡易ピザ釜でプチピザを作る体験もありますよ!
こちらもお楽しみに―(^^)/
- 2018/02/14(水) 22:22:58|
- ┗ その他イベント等
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日本昭和村の平成記念公園にて「
森のようちえん・森のしょうがっこうまつり」が開催されました。
グリーンウッドワーク協会では、森の色えんぴつづくり体験を行いましたよ。
<<2018年2月4日(日)森のようちえん・森のしょうがっこうまつり>>
会場は、山びこ学校前の芝生広場。
お日様はずっと照っていましたが、時々雪がちらつく寒い日でした。。。(>_<)

ご家族連れの参加がほとんど。定員40人の方に楽しんでいただけました!
見学に来てくださった方もたくさん!

ぐるぐる穴あけは、お母さんと一緒に!

お子さんでも、削り馬が使えます!
むしろお子さんが、削ることにすごくハマったりするんですよ~

もちろん、親子で一緒に削り馬に乗ってもOK!

気温は寒かったですが、
グリーンウッドワークで体を動かして、体験中は寒さを忘れ。。。られてるといいなぁ!笑
この施設、来年度には「ぎふ清流里山公園」としてリニューアルオープンするそうです!
広大な敷地に、池や芝生広場、建物などがたくさんあって、
岐阜の自然体験の中心施設になりそうな予感。
これから楽しみですね。
- 2018/02/09(金) 09:00:08|
- ┗ その他イベント等
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冬はあったかいものが恋しくなりますね。
そして温かいコーヒーに、甘いチョコレートはつきもの!
ということで(?)、冬のコーヒータイムを楽しむコーヒープレートづくりの講座を開催しました。
<<2018年1月27日(土) 森工塾「コーヒープレートとリーフチョコレートづくり」>>
今回は、薪づくりの際に古城山ふれあいの森で伐られたコシアブラの木を用意しました。
割ってみると、パカッと割れて気持ちいい!

女の子も、おそるおそる割ってくれました。きれいに割れましたよ!

ツルに巻き付かれて、グネグネになってしまった部分。。。
割ったらどうなるんだろう!割ってみたい!ということで、大人はこっちを割ってみました。

結果。繊維もグネグネになっていて、うまく割れず。。。クサビを救出して、薪になりました。笑
あらかじめ板にしておいたコシアブラを、削り馬で好きな形にしてもらいます。

その後は、ひたすら彫刻刀で彫り彫り。

生木なので、お子さんでも彫れました!じょうず!

お昼ごはんは、森のキッチンで。

しばらく番屋2号館での活動が続いたので、久しぶりの稼働ですが、調子いいです!
吸引力がかわらないただひとつのかまど!
>>かまどづくりの様子はこちらプレートができたら、次はプレートに乗せるチョコレート!
毎年恒例のリーフチョコレートづくりです。

こちらのグループは男性ばかりですが、なかなか楽しそうですね。

外でチョコレートを冷やすの図。さて、どれがチョコで、どれが落ち葉でしょうか?

きれいにできたー!

プレートも、チョコレートも、皆さんいい出来です!


講座の終わりのコーヒーブレイクは、さっそく出来立てのプレートを使って。

完成したものをさっそく使っての一息が、いつも楽しいんですよね。
スプーン、プレート、器、スツール、、、次は何にしようかな?
- 2018/02/08(木) 22:43:55|
- ┗ ろうきん森の学校
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今年度のろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)では、
ものづくりはもちろん、ものをつくるための道具のメンテナンスや道具づくりの講座も開催しています。
<<2018年2月3日(土)、4日(日) 森工塾「岐阜県産ヒノキで削り馬づくり」>>
グリーンウッドワーク協会が開催するものづくり講座ですから、
ほとんどの工程を手工具を使った手作業で行います。
まずはスコヤを使って正確に墨付け。

切断はもちろん手ノコを使います。

穴あけは手回しドリルで垂直に空けていきます。

そして面取りは小鉋を使いました。

材料を押さえる部材は足踏みろくろを使って丸く挽きます。
道具をつくる講座ではありますが、グリーンウッドワークの要素が満載です。

今回の参加者は6名
図面を買ったが、正確な加工が難しいので講座に参加して下さったという方。
生木の木工教室に通い始めて、My馬が欲しくなったという方。
スプーンづくりキャンプに始まり、銑の研ぎ講座、そしてこの馬づくりと続けてご参加いただいた方もいらっしゃいました。
休憩時間には、香川で猟師をされているという参加者の方から頂いた鹿ジャーキーを食べながら、
それぞれの活動についてのお話なども伺うことができて、楽しい交流の場となりました。

二日目は組み立て作業から。
部材同士の固定には電動工具を使用します。
充電ドライバドリルとインパクトドライバとの違いや、
木ビスの使い方なども学んでいただきました。

足で踏んで押さえる丸棒は、組みあがった削り馬の試運転も兼ねて南京がんなで丸く仕上げました。

世界にたった一台の自分だけの削り馬。
記念に焼きペンでネームを入れます。

そして出来上がった6台の岐阜県産ヒノキでつくった削り馬。

皆さんの感想です
・奥さんから頼まれてつくりました。
・もう一度自分で作ってみたい。
・面取りにこだわった。
・この削り馬でスプーンや椅子をつくりたい。

皆さんに長くグリーンウッドワークを楽しんでいただくためにも、
今後も道具づくりやメンテナンスの講座を企画していきたいと思います。
(小野)
- 2018/02/07(水) 15:48:46|
- ┗ ろうきん森の学校
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第14回 川と山のぎふ 自然体験活動の集いが、
森林文化アカデミーで開催されました!
<<第14回 川と山のぎふ 自然体験活動の集い>>
「食でつながる自然体験」をテーマに、
岐阜県の自然を生かした「食」と「自然体験」を開催する人の出会いの場をつくることをめざして
県内のたくさんの団体・個人が出展されていました。

グリーンウッドワーク協会では、
「ろうきん森の学校 リーフチョコレートづくり」で出展しました!

開場と同時に、たくさんの子ども達・参加者の方が集まりました!


チョコレートは雪の上に置いておくとよく冷えます!

きれいにはがせるかな?

じゃーん!

この、チョコレートがきれいにはがせる瞬間。
葉脈がきれいに浮き出ているのを見ると、うれしくなりますね!
たくさんのチョコレートを用意していきましたが
ほぼ完売いたしました。
ありがとうございました!
自分が活動している団体でもやってみたいという声をたくさん聴くことができました。
皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
イベントの詳細はこちら
>>facebookページ
- 2018/02/06(火) 18:13:04|
- ┗ ろうきん森の学校
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前々年度に続き(前年度はありませんでした)、今年度も関市池尻の円空館でミニ鵜籠づくり講座を行いました。
2/3、4の2日間で、一部のひごを自分で作ってからミニ鵜籠を編みました。
先ず最初に、巻縁の中に当てる”縁竹”を作ります。
丸竹を鉈で割って、割って、へいで割って・・・

最後は切り出し小刀で仕上げ。
初日の昼までに予定通り2本完成です。

昼食が済んだら編みです。
六つ目編みに底箍を入れて底が完成。

底編み用の型紙に合わせて、よっこいしょっと。

初日は胴を立ち上げ、箍を下から三本目まで入れてお終い。
二日目は四本目から始めて、全部で7本入れます。

自分で作った縁竹を当てて縁を巻いた後、一番外の当て縁を付けます。
籐皮を巻いていよいよ最後の段階です。

無事に全員完成しました。

今回の参加者はちょっと少なかったけれど、その分、我々講師も参加者の皆さんも余裕をもって作ることが出来たと思います。
石原さんが濃州関所茶屋でやっておられた講座に参加なすってらした方が、その時に作った籠たちを見せて下すって、楽しい時間を過ごせました。
楽しかった、もっと作りたい、見ているだけでは解らないことが体験できてよかった、ヒゴづくりは難しかった、こういう機会をもっと増やして、などのお声をいただきました。
皆さんに楽しんでもらえたようで良かったです。
ご参加ありがとうございました。
この講座は 関市文化財活用事業実行委員会 の主催で行いました。
(キト)
- 2018/02/06(火) 10:27:50|
- 竹細工の技術継承
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愛知県一宮市の ”つくる” での、今年最初の講座です。
前回に続いて参加者の皆さんからの開催要望をいただき、皆さんの都合で、1/16と1/23の二日に分けて行いました。
初日に底編みから立ち上げ途中まで済ませたので、残りの胴編みは自宅でやってくることにして、2日目です。
皆さんちゃんと編み上げて来られました。
今日は必ず完成させるって、何やらすごい意気込みで、さっそく縦竹の仕舞の作業を開始。

縦竹の仕舞が終わったら縁巻きです。

そのあとは、持ち手を取り付け・・・・順調に進んでます。

無事完成しました。
持ち手と縁が交叉しているところには、籐皮で十字しばりも施して カワイイ~ 籠になりました。

皆さんがとても楽しみにしてくださった籠づくりが、素敵に完成しました。
作業できる時間に制約があったので、出来上がるかどうかちょっと心配だったんですがね。
持ち手に巻く材料(今回は籐芯でした)の見直しは今後の私の課題です。
いろいろ工夫してみます。
(キト)
- 2018/02/03(土) 19:06:31|
- 竹細工の技術継承
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