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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

【ろうきん森の学校】森工塾「柿渋づくりと柿渋塗装実習」

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青柿を砕いて絞った汁を熟成させてつくる自然塗料。柿渋には「タンニン」が多く含まれ、防水や防腐、防虫効果があるといわれています。
この柿渋をみんなでつくる講座を開催します。
絞った柿渋は、大人おひとりひとつずつ持ち帰っていただけます。
おうちでじっくり熟成させて、完成させてくださいね。

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講師は、毎年おなじみの柿渋先生、加藤哲利さんです。
娘さんのアトピーをきっかけに、体にやさしい柿渋について勉強しはじめたという知識は協会屈指です!

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柿渋づくり後は、実際に熟成後の柿渋を使って、扱い方などを習いながら
塗装の練習をしてみましょう。

みなさんのご参加、お待ちしています。

- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
柿渋づくりと柿渋塗装実習

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■日 程  2018年9月1日(土)10:00~15:00

■会 場  古城山ふれあいの森(美濃市環境保全モデル林)

■参加費  大人2,000円、こども500円
        ※大人1名につき、ペットボトル1つ分の柿渋をお持ち帰りいただけます。
        ※昼食付き

■定 員  15名

■講 師  加藤哲利(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込
>>森工塾「柿渋づくりと柿渋塗装実習」(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

※フォーム、メールともに一週間たっても確認のメールが来ない場合は、お手数ですがもう一度送信してください。
  1. 2018/06/29(金) 15:56:51|
  2. 森工塾・講座のご案内
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ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(後半)を開催しました

前回の講座から、二週間。
>>ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(前半)
>>ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(中盤)
いよいよ最終週、
ラダーバックチェアづくり講座、5日目と6日目を開催しました!

<<2018年6月16日(土)~17日(日) ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(後半)>>

この二日間は6月の梅雨時期とは思えない爽やかな天気、
特に5日目は肌寒いくらいで、快適な作業条件でした。
その天気のお陰か、観光客もまばらで非常に静かな週末となりました。
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そんな中で、私たちはまた何かにとりつかれたかのようにひたすら削り始めます。
まずは貫と脚を南京がんなで丸く仕上げていきます。
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午後からはいよいよ手回しドリルでほぞ穴開け。
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お決まりの寝転がりポーズで側面のフレームを組み立てたところで初日は終了。
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さあ楽しい時間の始まりです。
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この日の晩餐は、山田さんちに代々伝わる秘伝のお好み焼き。
シンプルな材料なのに中はフワッと、外はこんがり。
これは絶品、ビールが合います!
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楽しい宴は夜通し続きます。
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夜更かししても朝の目覚めはすっきり。
朝食前の朝活は、それぞれスプーンづくりや彫刻を楽しみました。
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最終日、フレームを仮組みして現物合わせで背板の寸法を採ります。
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この背板の加工がいつもネックとなり、タイムリミットが刻一刻と迫ってきます。
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本組み後に、大急ぎで背板の抜け防止用のピン打ち。
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やっとの思いで座編みを開始したのが16時。
時間が掛かると判っていても、3分(9㎜)の細い真田紐を選んでしまうのは、
最後まで妥協を許さない皆さんのこだわりですね。
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出来上がりましたヤマザクラのラダーバックチェア、
感無量です。
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日没を過ぎ、辺りが暗くなる前に喜びの集合写真が間に合いました。
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<皆さんの感想と今後の野望です>
・山仕事以上に体力を使ったが、その分達成感がある。
・道具を揃えてGWWをやっていきたい。
・日々の生活に使えるものが出来て嬉しい。
・この椅子は二脚目なので妻に贈りたい。
・退職後は木工の学校に通いたい。
・ご飯の時間に皆さんとおしゃべりするのが楽しかった。
・母にプレゼントしたい。
・生木を割って板がつくれることが解ったので、カッティングボードなどつくるアイテムを増やしたい。
・大学の木を使って椅子づくりがしたい。(学生さん)
・昨年春の美濃での椅子づくりでGWWに出会い自然とのつながりができた。
・今後はGWWを広げる役割をしたい。
・ほとりポトリがみんなが集まる拠点になればいいな。
・前回つくったスツールと同じテープで座面を編んで、オットマン(脚置台)付きの椅子にした。
・体力はヘロヘロだが気持ちの良い疲れ方。
・またここに来ちゃうんだろうなぁ。
・機会があったらみんなでコラボして、活動の幅を広げていきたい。
・本当に使えるものができたという感覚で感動している。
・ここでの出会いによって生き方が変わった。次の新しい道に踏み出そうと思う。
・皆さんに手伝ってもらって完成できたことに感謝したい。
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ああ、本当に達成感の一言に尽きます。
参加者及びスタッフの皆さん、ありがとうござしました。

人の人生まで変えてしまったグリーンウッドワークの椅子づくり。
次の開催は秋、9月10月の3連休を使って奈良の山添村で開催します。

↓原木からの椅子づくり2018in山添村~ラダーバックチェア~
講座のご案内

(小野)




  1. 2018/06/19(火) 08:03:05|
  2. ┗ 椅子づくり
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【講座のご案内】原木からの椅子づくり2018in山添村~ラダーバックチェア~

9月10月、秋の3連休を2回使って、
今年もやります「出張!原木からの椅子づくり」
奈良県山添村のペンションが会場です。

まずは、原木を割るところから始めます。
(制作風景の写真は昨年のろうきんの森での様子です)
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マンリキという道具を使って更に割ります。
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削り馬で削り続けます。
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ひたすら割って削って棒にします。
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後ろ脚は高温で蒸して曲げます。
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鑿を使ってほぞ穴あけ。
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手回しドリルも使います。
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みんなで協力して組み立てて、
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本格的な椅子の出来上がり。
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夜はペンションに泊まって美味しいお料理と楽しい宴!
(写真はイメージです)
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原木からの椅子づくり2018in山添村

~ラダーバックチェア~
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日時:
2018年 
9月15日(土)~17日(月祝) 
10月 6日(土)~ 8日(月祝)
       各日9:00~17:00  

(合計6日間 全日程参加できる方に限ります)

講師:
NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野敦

金額:
1脚 50,000円(宿泊 食事別)

会場:
ペンション アートスコープ はかた
  奈良県山辺郡山添村大字遅瀬547
  名阪国道五月橋インターよ0.5km

  ※公共交通機関でお越しになる方はご相談ください

宿泊もできます!
  1泊2食付き 6700円 (税別)   
男女別 相部屋の可能性あり   

  昼食代 500円~1000円前後
  ※只今メニューも含めて相談中

 お食事が美味しいお宿です!!
    
募集: 10脚分 (先着順)
  御家族での参加可 ですが
  大人向けの講座になります。
  お子様の安全は保護者の方の責任で
  よろしくお願いします。
  小さなお子様を完全に目を離して安全な
  環境ではございません。

 大人 1人 1脚まで
  全日程参加できる方に限ります

お申込み:
   naramokkoukyoushitu@gmail.com
   にメールにてお申込みください。
   件名に「ラダーバック」と記載

   お名前 住所 電話番号(携帯番号) 
   年齢 性別 宿泊されるか通われるか 
   を記載して下さい
   ※ 宿泊に関しましては 申込時は とりあえず
    予定で構いません。
   が誰の手も借りずにすべて一人で作成したい方は
    宿泊をお勧めします。
    (早朝作業 残業作業が可能なため)
    そして、夜のお食事取りながらスタッフや参加者のみなさん
    とお話する時間が
    とんでもなく楽しいのであります。

森 山 木 木工 手作り 
グリーンウッドワーク ハイジのおじいさん 
に興味ある方 
ご参加お待ちしております。

↓主催者の松村さんのブログ
神野山木工館ブログ






  1. 2018/06/18(月) 12:42:30|
  2. 森工塾・講座のご案内
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森工塾「竹ひごからつくる竹細工講座」を開催しました

森工塾では初の平日開催。
竹細工の講座を、3日間かけて行いました!

<<2018年5/17(木)、5/31(木)、6/14(木) 森工塾「竹ひごからつくる竹細工講座」>>

平日だったこともあり、今回は少数での開催。
六つ目編みの籠づくりを「ひごづくり」から行います!

まず初日は、講座の導入として、竹についてのお話しをすこし。
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竹の素材について知ったところで、丸竹をノコギリで必要な長さに切るところからスタート!
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丸から、徐々に細く、薄くヒゴにしていきます。
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細かい作業に、講師の手元をのぞき込むみなさん。
小人数制の講座ならでは。

あとは、ひたすらひごづくり!この日の目標は30本以上!
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ひごの厚さを厳しくチェックしてもらいながら(笑)、一日目はひごづくりで終わったのでした。。。
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ひごの厚みは大事!形が綺麗に仕上がらないそうですよ。一番はじめの作業だからこそ、一番大事な作業なのです。

そして、2週間あいて2回目の講座も、またまた丸竹を割るところから。
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前回よりも長いひごを作ります!ひごが長い=節が多い=ひごづくりの際の節越しが増える!
うう、ぞっとしますね。。。笑
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少し期間が空いて作業を忘れかけてしまっていましたが、長いひご4本と、縁につけるための太めのヒゴも作ります。

全てのヒゴができたら1日目につくったものも含めて、すべてのひごを1本1本幅引きに通して太さを揃え、さらに小刀できれいにしあげていきます。
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ほとんどの材料がこれで完成!

ということで、3日目はついに編みの作業です!
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複雑な六つ目編みを、ひとつひとつ丁寧に指導してもらいます。

底ができた!六芒星がたくさん並んでいて、うつくしい…!
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このひごが全て自分が作ったひごかと思うと、嬉し過ぎてたまりませんねぇ。

と、今日は編みだけかと思ったらおもむろにナタを取り出す講師のちずさん。。。
上縁という材料を作ります!
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4mm幅の竹ひごを、1mm幅×4本にへぐという、「???」が頭に浮かんでしまうような作業。そんなことが、果たして我々人類に可能なのでしょうか?
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「作業が細かすぎて、目がかすむ。。。」「集中しすぎて息をし忘れる。。。」と
編みだけかと思っていたところにまさかの洗礼を受けるの図。

それでも全員折れてしまうことなく上縁をつくることができましたー!
その上縁も使って、最終仕上げ。「籐(とう)」というツルを巻いていきます。
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そして、籠が完成ー!
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<参加者の感想>
・てこずったけど形ができてうれしい!
・割って、割って、へいで、が楽しかった
・竹という文化に以前から興味を持っていた。習って長く続けていきたい。
・ひごがうまくできると楽しい。完成した時の喜びをまた味わいたい。

初めてのひごづくりは難しくて大変ですが、慣れてくると楽しくなってきます。
一度だけでなく、ぜひ何度も講座に足を運んで、ひごづくりをマスターしてくださいね!

講座の後半の回(6/28、7/12、7/26の3日間)も、まだまだ定員に空きがありますよ!
迷っている方、この機会にぜひ!
>>>「竹ひごから作る竹細工講座」ご案内
  1. 2018/06/18(月) 10:52:49|
  2. 竹細工の技術継承
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森工塾「足踏みろくろで木の器づくり①」を開催しました!

今年度の森工塾は、これまで参加できなかった方も参加できるよう、
平日開催の講座を増やすことにチャレンジしています。
その中でも、人気の講座「足踏みろくろで木の器づくり」を平日に3回企画してみたところ、
全て定員を超えるお申込みをいただきました!みなさんありがとうございます。

<<2018年6月7日(木) 森工塾「足踏みろくろで木の器づくり①」>>

1回目の講座は、女性1名、男性3名。
絵本作家さん、木工好きの主婦の方など、いろんな経歴の方に集まっていただきました!
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まずは、前日にスタッフが粗木取りしておいた木片から
木目、大きさなどを吟味して、好きなものを選んでもらいます!
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今回は、深型のお椀状に用意しました。
材は京都のヤマザクラです。(ラダーバックチェアづくり の端材です!)
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それを斧で丸く成形していきます
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今回のヤマザクラは、不思議と斧ではつると柔らかく感じる材質。サクサクっと削げました。
なかなか、お上手な方ばかりで、みなさんまん丸になりました!

芯を決めて足踏みろくろにセットしたら
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いよいよろくろの作業開始!
まずは刃物の角度などをデモンストレーションしながらお伝え
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みなさん黙々と削っていました!
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削っていくと、だんだん木片の形が変わっていくので、刃物のあたり方も変わていきます。
これが難しい。。。
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午後には、内側に取り掛かりました!
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はやい人で、16時前には取り外し!
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恒例のポキッです。意外ときれいに折れて感動。

ポキッと折って残ったオヘソや、お椀の外側に残った回転軸の部分をナイフや彫刻刀できれいに取り除いて
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完成!
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<参加者の感想>
・思っていたより大変だったが、楽しかった。
・予想以上に難しかった。もっと練習したい!
・うまくいかないのに楽しいという経験ははじめて。
・他の参加者さんともっと話しをしたいと思っていたけど、無言で熱中できた。
・芯材と辺材の、ピンクと白のコントラストがきれいな器になった。

この日は蒸し暑くて少し大変でしたが、時々ふく涼しい風に癒されながら、器挽きに熱中できた一日でした!
今回は器が小さいのに深すぎて、最後内側の底に届く刃物が一本しかなかったというまさかの事態(^^;;)
2回目は、もう少し浅めの盛り皿にしようかな!
  1. 2018/06/12(火) 10:47:44|
  2. ┗ 器づくり
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ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(中盤)を開催しました

前回の講座から、約一か月。
>>ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(前半)
ラダーバックチェアづくり講座、3日目と4日目を開催しました!

<<2018年6月2日(土)~3日(日) ラダーバックチェアづくり@ほとり・ポトリ(中盤)>>

今回も2日間とも、汗ばむくらいのいいお天気!
サクラとの戦いが始まります!

3日目のはじめは、後脚のホゾを取るところから。
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はじめは、おしゃべりしながらワイワイと作業していましたが、ことのほか時間がかかることに気づき、途中は集中した沈黙の時間が続きます。。。
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ホゾ穴、計4カ所を取るのにお昼過ぎまでかかりました💦

終わった方から、まだ全部できていなかった貫づくり。
10人分、計100本の貫をみんなで作ります!
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後脚の加工が思いのほか大変で、夕方には放心状態。。。
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琵琶湖が淡いピンクと水色に染まっていてきれいでした。

夜ご飯は、餃子パーティー!(餃子がもう片付けられていて、写真に写っていませんが💦)
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おつまみや飲み物を持ち寄ってくださった方もいました!ありがとうございます!
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(精神的に)疲れ切っていましたがおいしい夜ご飯と楽しいひとときにエネルギーチャージ!

4日目の朝は、背板の部材を割るところから。
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サクラがひねってひねって大変だったので、今回は美濃からクリも持っていきました。
クリは素直にまっすぐ割れてくれます。

きれいに、狙い通りに割れて拍手喝采の図!
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こちらは、サクラ組さん。
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「背板だけクリなんて!全部サクラにしたい!」という勇敢な方たちです。
割るところから、既に悪戦苦闘。。。がんばれ!

ということで、4日目の午前中は背板の加工!7mmの厚さの板を作ります!
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サクラ組さん、やはり大変で午後15時過ぎまでかかってしまいました💦お疲れ様です!
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早く終わった方から順に、さっそく背板を曲げていきます!
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蒸し時間は、1mmの厚さで1分間とされていますが、念のため、約倍の15分蒸したものを、専用の治具「しゃちほこ君」で曲げていきます。

粗熱が取れたら、しゃちほこ君から外して別の板に付け替えます。
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曲げもできた方から、前脚づくり!
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前脚は、皆さんが後脚のホゾ穴を取っている間に部材取りしておきました。
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サクラ組さんも、無事背板の曲げ木まで終わらせることができ、前脚の加工へ。
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今回も削り屑の海(琵琶湖だから湖?)が完成。

早い方は、八角形のままだった後脚を丸くするところまで終わらせることができました。
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これで4日目までの工程が完了!
とりあえず、すべての部材が揃いました。
次回の5日目、6日目は最終しあげと組み立て、座編みです!
完成が見えてきましたよー!大変だった分だけ、思い入れのあるラダーバックチェアになりそうな予感です。
  1. 2018/06/11(月) 10:17:39|
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森工塾「森の動物の暮らしを探る ガイドハイクと玩具づくり」開催しました!

今回は、森工塾の初企画。
ドイツの木工ろくろ技法「ライフェンドレーエン」を使った玩具づくりの体験とガイドハイクを行いました!

<<2018年5月26日 森工塾「森の動物の暮らしを探る ガイドハイクと玩具づくり」>>

講師は、共育工房IPPOのふくちゃんこと、福島計一さんです。
まずは、動物の玩具をつくるにあたり、
古城山には、いったいどんな動物がいるんだろう?
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ふくちゃんからお話しを聞いた後、動物の痕跡を探しに森へでかけました!

古城山の森には、リスやイノシシ、イタチ、カモシカ。
ひとりで歩いていては気づけない、いろんな動物の痕跡がたくさん!
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前日にしかけておいたセンサーカメラには、なんとおっきいイノシシも写っていました!
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↓動画はこちら(音量にご注意ください)


いろんな動物が森にいることを知って
午後からは、センサーカメラで見た、あの動物をつくります!
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なんの変哲もないドーナツですが
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割ってみると??
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断面がイノシシです!
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ドイツの伝統的な木の玩具の製造技法を、再現したものです。
本場ドイツでは、トウヒの生木で作られています。
この講座では、ヒノキで作ってもらいました!
要望を受けてドーナツを作ってくれたのは、美濃市に工房を構える「はしもと図工室」の橋本さん。ありがとうございます!
木工家ウィークにも出展されていました。

割ったドーナツのカケラにやすりをかけて
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彩色をして
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動物だけでは寂しい!ということで、
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三角を切って、削って、樹もつくりました!
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樹を作っている間のイノシシたちはというと。
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足の絵具の乾燥待ちで、コロンと上を向いて寝てます。

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森を歩いたのも、動物の痕跡を見つけたのも、
動物を作ったのも、ぜんぶ楽しかった!という声が子ども達から聞けました。
ライフェンドレーエン。グリーンウッドワーク協会の定番プログラムになりそうです!
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  1. 2018/06/10(日) 18:02:55|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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【ろうきん森の学校】 森工塾「虫探しキャンプ」

8月の森工塾のご案内です。

古城山ふれあいの森では、森林整備で伐った木の枝葉をウッドチップにして、カブトムシの幼虫のすみかをつくっています。

ほかにも森にはたくさんの虫が棲んでいます。わなをしかけたり、夜に灯火採集をしたり。
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ナイトハイクや早朝ハイクでいろんな虫を探してみませんか。
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講師は、森工塾のガイドハイクでおなじみ。共育工房IPPOのふくちゃんこと、福島計一さんです。
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ことしも、昨年同様にカブトムシの放虫会実施予定です!
(もちろん、純・古城山のカブトムシさんです!ビートルベットが雨で流れてしまい、救出した幼虫をスタッフが自宅で育てたものです)
昨年の講座の様子はこちらから。

宿泊は基本テント泊となります。
テント泊が難しい方はご相談ください。

- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
夜の森と朝の森を探検 虫探しキャンプ

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■日 程  2018年8月4日(土)15:00 ~ 5日(日)11:00
       ※3日間すべて参加できる方に限ります

■会 場  古城山ふれあいの森(美濃市環境保全モデル林)

■参加費  5,000円/一組(2名分)※追加は2,000円/名
        例)ご家族4名で参加なら9,000円

■定 員  親子・ご家族 5組
※定員に達しました。キャンセル待ちのみ受け付けします。

■講 師  福島計一(共育工房IPPO)

■申 込
>>森工塾「虫探しキャンプ」(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・ご希望の日程』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

※フォーム、メールともに一週間たっても確認のメールが来ない場合は、お手数ですがもう一度送信してください。
  1. 2018/06/04(月) 09:00:00|
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