ここ数年、子ども向けのグリーンウッドワークに精力的に取り組んでくださっている千葉の「
子育て支援ステーションニッセ」。
昨年は「ニッセの森」もスタートして、ますます森の活動が盛んになっています!
今年も講師にお招きいただいて、イベントのお手伝いをしてきました!
9/23(日)は、「ニッセの森でグリーンウッドワーク」
ニッセの森に集まった子ども達。

森の樹を伐って、午前中は親子で色えんぴつづくりです!

他のイベントでも色えんぴつの講座を何度も行っているそうで、
ニッセのスタッフさんもガシガシ手伝ってくれます!

色えんぴつの試し書き。
将来は保育士になりたい、という高校生の男の子(スタッフとして手伝いに来てくれています!)と楽しそうに完成した色えんぴつで絵を描いていました!

午後からは、また別の子ども達が集合。
午前中より、年齢層が少し上の子たちが集まりました。まずはニッセのりょうりんから、森のおはなし。

太めの木を、みんなで伐ります!

倒れるよー!

倒した木を割って。

削り馬で削っていくと。。。

形が見えてきた?

金太郎飴みたいに、のこぎりで好きな長さに切ったら

おうちの完成!

みんなの「おうち」が並んだら、「まち」ですね(^^)v

一日たっぷり、ニッセの森でグリーンウッドワーク三昧していただきました!

翌日の9/24(月・祝)は、「ニッセの森のフェスティバル」
森にいろんなブースが集まりました!グリーンウッドワーク協会は「指輪づくり」を行いました。

かわいい看板も作っていただきましたー!ひろろらん、ありがとう!
手回しドリルで穴をあけて、

のこぎりで伐って

親子で、足踏みろくろを回して指輪を作ってもらいました

他にもお箸づくりや

ピザづくりなんかもありましたよ!

ピザ釜でポップコーン!いいなぁコレ。古城山でもやろう♪

丸二日間みっちり、森を楽しむイベントとしてグリーンウッドワークを行ったのは、実ははじめてかも?
二日目は雨降りだったにもかかわらず、親子連れのお客さんが本当に多くて大盛況でした!
千葉のこどもグリーンウッドワーク、盛り上がってます!
- 2018/09/30(日) 09:41:41|
- ┗ その他イベント等
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今年2度目のラダーバックチェアづくり講座を、奈良県の山添村で開催しました!
今回も、「グリーンウッドワーク自体はじめてです…」という方から、「スプーンの講座とかには出たけど、椅子ははじめて作ります!」という方、「グリーンウッドワークの椅子は8脚目です!!!」というコアなファンの方まで。
たくさんの方にご参加いただきました。
まずは、前半3日間。
今回の材は、岐阜県の材木市場でゲットしたクリ。
運よく「一カ月以内に伐ったばかり」という生木を一山ゲットすることができました。
これを割っていきます!


このクリ、節も少なくてゆがみもなく、ずぶ生なのでとても加工がしやすい!!

市場でゲットしてくる木は、伐ってからかなり経っているものがほとんどなので、今回はみなさんラッキーでしたね!(^^)!
調子よく、後脚も取りますよー!

完璧("´∀`)bグッ!

一日目の夜は、山添村のぼたん鍋で交流会♪

山添村の工芸品「茶袋(ちゃんぶくろ)」も見せてもらいました。かわいい!
これに、茶葉を入れてヤカンに入れて煮出すらしいです。
お茶処には、お茶関係のめずらしい竹細工があるんですね。

2日目、3日目は、部材を加工しながら早くできた人から蒸し曲げをしていきます!
まずは、後脚。

曲げはいつも、ドキドキしますね。。
背板用にクリの木を薄くへいで

8mmの厚さまで、銑で薄くしたら

こちらも、曲げ!

蒸し曲げは、時間との勝負。皆さんチームプレーであっという間に曲げました!

今回は10脚作っていますが、後脚一人2本、背板一人2枚+予備1枚の計41回の蒸し曲げで、ちょっとだけヒビが入ってしまったのが1つだけと好成績。
生なのがいいんですね。
お土産も、全国各地から。いろんなところから人が集うグリーンウッドワークの講座ならでは。休憩時間の楽しみです(^^)v

ラストスパートで、前脚も加工!後脚のあとにやると楽ちん~

貫を南京ガンナで削った削り屑を袋に貯めて

貫のホゾ取りも、協力プレーで!

前半3日間で、部材取り&蒸し曲げがすべて終わりました!

後半では、仕上げ加工、組み立て、座編みで完成です!
楽しみですね。
- 2018/09/29(土) 09:10:21|
- ┗ 椅子づくり
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西丹沢の森で間伐した広葉樹の生木を使った、グリーンウッドワークの暮らしのものづくり講座を行います。
今回つくるものは、木のスプーン。
間伐した木を暮らしの中の道具として使うことで水源地の森を育み森を守ることに繋がります。
グリーンウッドワークという古くて新しい暮らしのものづくり体験に参加して温もりのある木にふれてみませんか。
>>詳しくはこちら(神奈川県HP)- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座
スプーンづくり体験in丹沢湖■日時: 平成30年10月20日(土曜日) 10時から16時頃まで
9時30分受付開始
■会場: 鹿島山北高等学校の教室(旧:三保中学校校舎)
(神奈川県足柄上郡山北町中川921-87)
■定員: 定員10名(原則として中学生以上)
※定員になり次第締切とさせていただきます。
■参加費: 3500円(材料費、保険料、昼食代込み)
■講師: NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野
■主催: NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク
■申込み方法:
足柄丹沢の郷ネットワークHPにて「申込フォーム(googleフォーム)」を開設していますので、そちらからお申し込みください。
>>足柄丹沢の郷ネットワークHP申込フォームをご利用できない方は、下記のメールまたはファックスに「氏名・住所・年齢・連絡先電話番号・メールアドレス」を記載して送信してください。
NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク事務局
電話:080-6106-0974
FAX:045-511-7568
電子メール:ashitan.net@gmail.com
- 2018/09/28(金) 16:36:27|
- 森工塾・講座のご案内
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今年度も、県立森林文化アカデミーの授業として、六つ目の盛り籠(波縁盛り籠とも)作り講座を行いました。
クリエーター科1年生の10名が六つ目の盛籠づくりに挑戦してくれました。
最初は久津輪先生からこの授業の目的や意義についてのお話し。
いつもは広いと感じる番屋2号館ですが、10名の参加だと結構いっぱいの感じです。

いつも通り、竹を細かく割ってから薄く剥いでいきます。
_convert_20180924174819.jpg)
いつもの会議室は使用中なので、この日の休憩は作業をしている横に茣蓙を敷いて。
今回は学生から差し入れがあったんですよ。ごちそう様。

ひごの厚さは最終的に0.6mmにするけれども、仕上げの前に出来るだけ近い厚さに剥いでいきます。
弱きを助け、強きをくじく・・・・

厚さを仕上げる前の幅引きです。

切り出し小刀で0.6mmに仕上げていきます
この作業が上手くいくかどうかは、剥ぎの段階でどれだけ薄く(0.7mm~0.8mm)出来ているかによるんですけどね、これがなかなか・・・

でも、うまく仕上げてなかなかの出来です。

途中の編んでいるところは、教えてるこっちも手一杯で撮影できず・・・
全員完成しました。

やっぱりヒゴづくりが大変という声が多かったですね。
あんまり難しかったんで、当分竹には触りたくないという声も。
普段竹に触れることも、竹から何かを作るということも少ないでしょうから、これを機会に興味を持ってくたらうれしいですね。
(キト)
- 2018/09/24(月) 18:55:10|
- 竹細工の技術継承
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11月以降の森工塾のご案内です。
後期日程でも、ご好評におこたえして「足踏みろくろで木の器づくり」講座を開催します。
伐採したばかり生木を足踏みろくろで削って、小さな木のボウルをつくります。

刃物を当てる角度がピタリと合うと、シュル~と細長い削り屑が出て気持ちよく削れます!

丸一日かけて、じっくり足踏みろくろと向き合う本格講座。
乾燥していくと、手びねりの陶器の器のように形がゆがんでいくのも、いとおしくなる器です。
初体験の方も、もう一つ欲しい方もどうぞ。
ご応募お待ちしています。
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校 森工塾
足踏みろくろで木の器づくり
■日時:
①平成30年11月15日(木)9:00~17:00 ※定員に達しました。キャンセル待ちのみ受け付けします ②平成30年3月3日(日)9:00~17:00 ※定員に達しました。キャンセル待ちのみ受け付けします ※各一日の講座です。
■場所: 古城山ふれあいの森
(美濃市古城山環境保全モデル林:岐阜県美濃市吉川町)
※長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
※お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい
■定員: 各回 4名
■参加費: 5,400円
■講師: 小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「足踏みろくろで木の器づくり(後期日程)」申込フォーム(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
- 2018/09/10(月) 11:38:23|
- 森工塾・講座のご案内
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今年も、美濃市和紙の里会館で「
和っ紙ょいマルシェ(わっしょいマルシェ)」が開催されます!

グリーンウッドワーク協会では、「木の動物づくり」で出店します。

会場では、飲食などのブースも出ますので
ぜひ秋の紅葉を楽しみがてら、遊びに来てくださいね。
美濃市でお待ちしています!
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
木の動物づくり
in美濃和っ紙ょいマルシェ
■日時: 平成30年10月28日(日)
10:00~16:00
■場所:
美濃市和紙の里会館 芝生広場
( 岐阜県美濃市蕨生1851-3)
※東海北陸自動車道「美濃インター」から国道156号線及び県道81号線経由で車で約20分。
■参加費: 一匹500円
■申込: 開催中随時受付
※所要時間は30分程度です。
※混み具合によっては、お待ちいただく場合がございます。ご了承ください。
最新情報はこちら
>>美濃和っ紙ょいマルシェFACEBOOK
- 2018/09/10(月) 11:19:59|
- 森工塾・講座のご案内
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11月の森工塾のご案内です。
丸竹を割るところからはじめる竹細工講座を開催します。
竹の種類や竹細工に適した竹の見分け方など、竹細工の基礎知識を学びながらの本格講座です。

講師は
安藤竹細工店も主宰する、グリーンウッドワーク協会の安藤千寿香さん。
竹割ナタや切り出し小刀を使って、2日間かけてゴザ目編みのそばざる(直径約24cm)を編みます。

1日目は、ひたすら竹ひごをつくり、2日目に一気に編み上げます!

蕎麦や素麺はもちろん、
ペーパーを引いて天ぷらや焼き魚を盛りつけたり、和食との相性は抜群。
和菓子などにも広く使えて、食卓を華やかにしてくれます。
竹製品のお手入れ方法についてもしっかりレクチャーします。
ぜひご参加ください。
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校 森工塾
竹ひごからつくる竹細工講座
■日時: 平成30年11月8日(木)・11月22日(木)
10:00~17:00
※2日間の講座です。
■場所: 美濃市番屋2号館
(岐阜県美濃市2632−1)
※会場は長良川鉄道 美濃市駅より片道徒歩6分です
■定員: 10名
■参加費: 10,000円
■講師: 安藤千寿香(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信してください。
>>森工塾「竹ひごからつくる竹細工講座①そばざる」申込フォーム(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
- 2018/09/08(土) 15:03:46|
- 森工塾・講座のご案内
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グリーンウッドワーク協会では、ろうきん森の学校として毎月森のこと、ものづくりのことを学ぶ講座を古城山で開催しています。
今回は、そのご縁で岐阜労福協(岐阜県労働者福祉協議会)の家族の休日イベント「森の学校」のお手伝いをさせていただきました!

まずは、みんなで作った森の工房で、森の紹介。

さっそく森へでかけましょう!

今回の行事内容は「流しそうめん」と「色えんぴつづくり」です。
まずは、流しそうめんに使うモウソウチクをみんなで伐り出します!

切り倒した竹は、使いやすい長さに玉切りして。

竹細工をしているスタッフの指導で、半割りにします。

皆さん、夢中になった竹を伐ったり、割ったりしてくださいました!
竹の端材で、器をたくさん作った子も!
これでそうめんを食べるそうです。おいしそー!

竹の樋と、竹の器で流しそうめん。風流ですな。

午後からは、もう一度山にでかけて色えんぴつの枝探し。
林道脇にワサワサ生えてきていた小径木を数本伐ってもらいました。森もスッキリ!

枝を工房に持ち帰って、工房の木陰で色えんぴつをたくさん作りましたよー!

そうめん用の器が、午後はえんぴつ立てに♪

最後は、子ども達も一緒にお片付けしてくれましたー!ありがとう!!

一日森の中で竹や木を伐ったり、ものづくりをしたり。

あっという間の一日でした。
(かしわ)
- 2018/09/05(水) 10:00:47|
- ┗ ろうきん森の学校
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9月に入って、まだまだ日中は暑い日が続いていますが
朝晩や時折吹く風は涼しく、一気に秋らしくなってきた美濃市。
古城山で、秋の森工塾「柿渋づくり」を開催しました。
今年も満員御礼。ありがとうございます!

講師は毎度おなじみ柿渋博士の加藤哲利さん。可児市の豆柿を用意してもらいました。
今年は一閑張りや型染をしていますという、柿渋を既に使っているという参加者さんが多数!
柿の採取時期や、使う道具についても詳しく説明しながら、柿渋づくりスタート。
渋柿を細かく切って、ミキサーにかけます。

今年は、昨年の3番渋、4番渋の液体を使って作ってみました。
これで早く柿渋が発酵できるか、こうご期待!

そして7月、8月は暑すぎて屋外の活動を控えてたので、久しぶりの「
日干し煉瓦のかまど」稼働!

調子は抜群です!このかまど、以前使っていて移動式のおくどさんと違って、土製なので火口以外の三面が全く熱くならないところがいい!意外と夏でも使えそうです。
午後からは柿渋の取り扱いを学びます。
右側は、ろうきん森の学校の講座で毎年作りためてきた、手作りの柿渋。
左側は、山県市で作られている伊自良連柿の柿渋です。
見た目や匂いは全く違うこの2つ。

これを塗り分けてみて、発色の違いを見比べてみたいと思います!

大人がはまって最後までやっているのが大体いつものグリーンウッドワークの風景ですが(笑)
今回は、子どもが柿渋塗りにハマってくれてたくさん塗ってくれました!

どう発色していくか、これから楽しみですね♪
<参加者の感想>
・子ども達を自然の中で遊ばせることができてよかった。
・こういう講座に参加したのははじめて。また来たい。
・柿渋をつくるのも、加藤さんの話もおもしろかった。
・塗った後の変化を楽しめるのもいい。
・固まってしまった柿渋の再生方法を教えてもらえたので、ゼリー化した柿渋を戻したいと思う。
・つくり方や、柿渋の再生方法も知れてよかった。
・まさに柿渋三昧!の一日でした。
(子どもの感想)
・塗るのが楽しかった(×2名)
・かまどのごはんがおいしかった
いつかは古城山の柿で柿渋をつくりたいね~と盛り上がりました。
来年は、柿の植樹しますか?!
- 2018/09/04(火) 12:29:09|
- ┗ ろうきん森の学校
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ようやっと、何となく秋なのか?って気配ですね。
台風が多いんで困ったもんですが、厚さはもう少しの我慢ですね。
さて、竹細工教室の皆さんの成果です。
☆ 片口しょうけ です。
形、大きさ、出来映え見本に比べるととても満足できない。材料取りもマズかったので、もう一個作ります。

☆ 六つ目編みのコップ置きです。
茶碗籠の復習として作りました。残り物のヒゴの寄せ集めで作ったけど割とうまく出来ました。

☆ 鉄線編みの手提げ籠です。
前のより網目を大きくした2個目です。1個目はお嫁に行きました。やっぱり1個目よりは色々よく解って編めました。

☆課題三つ目の深笊です。
長くかかったけど(4月から)完成してうれしい。縁に苦戦しました。形は若干扁平です。

☆ 課題二つ目の茶碗籠です。
色々と気に入らないところだらけです。次頑張ります。

やっぱり縁は難しいですよね。 (キト)
- 2018/09/03(月) 11:21:32|
- 竹細工の技術継承
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