今年最初の(教室の)報告です。
☆ 八つ目編みの手提げ籠です。
軽やかな籠になってうれしいです。中身が見えるから内袋を入れて可愛く。

ξ 持ち手が簡単に取り外せるようになってます。工夫してますねぇ。
☆ 鉄線編みの蓋つき籠です。
ヒゴが分厚いんで、ごつい感じです。全部皮にしたけど滑るので、身も入れたら良かったかな。
その内リベンジします。

ξ 確かに丈夫そうです。
☆ ござ目編みの スリッパ入れです。
最初はミカン入れを作る筈が、大きすぎたのでスリッパ入れに変更です。次はミカン入れを作ります。
縁はうまく出来たけれど、立ち上がりの角は難しかった。

ξ 縁の処理はとても素敵に出来ましたね。
☆ 六つ目編みの花器です。
ワガママ言いつつ、何とかできました。黒竹で作るとずいぶん印象が変わるもんですね。

ξ
☆ 3つ目の課題の、そば笊です。
難しかったです。これを作ってる間、そばより先に笊に目が行くようになりました。
次はもっとうまく作りたい。

ξ 結構力が要るんで大変やったろうと思います。
みなさん夫々の想いのこもった籠たちが出来上がってますね。
今年もよろしくお付き合いを願います。
(キト)
- 2019/01/28(月) 10:35:01|
- 竹細工の技術継承
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岐阜県関市の『小瀬鵜飼』で使用されている竹籠の技術は、
関市重要無形民俗文化財「鵜飼用具作製に関わる竹細工技術」に指定されています。
そのことにちなんで、関市文化財活用事業実行委員会が主催する
竹細工体験講座「ミニ鵜籠づくり」が開催されます。
講師は竹部会の鬼頭と安藤が務めさせていただきます。ぜひご参加ください。

日時:2019年2月2日(土)3日(日)の2日間 10~16時
場所:関市円空館(関市池尻185)
定員:8名(中学生以上で、2日間参加できる方に限ります。)
参加費:2,000円
内容:ミニ鵜籠づくり(編み)と竹ヒゴづくりの体験(つくったミニ鵜籠はお持ち帰りいただけます。)
申込み:関市文化財活用事業実行委員会事務局(関市文化財保護センター内)
お電話にてお申込みください。(TEL:0575‐45‐0500)
- 2019/01/25(金) 22:35:57|
- 森工塾・講座のご案内
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2019年、最初の出張講座は群馬県へいってきました!
群馬県で、自動販売機やショーケースなどをつくるメーカー、サンデンさんの事業部である、
サンデンフォレストさんでスプーンづくり講座を開催しました。

サンデンは、赤城山にある工場で、広大な敷地があります。
そのうち、32haが緑地、緑地のうち20haが森林。

今回入った森は、約20年前にコナラやサクラ、ハンノキなどを植林した森ということで、程よい大きさの樹がたくさん。
この森の中に残したい樹などを選定した結果、今回はコナラとハンノキを切り倒すことに。

この講座では、サンデンの森に生えていたコナラ、ハンノキと、
スタッフさんの家の庭に生えていたというクルミの樹を使いました!
人の行く先々に、サンデンフォレストさんで飼育されているヤギちゃんがついてきて、かわいい(^^)

伐りたての樹を、まずはクサビで割っていきます!

コナラは、伐りたてなのに堅い!何度もクサビが跳ね返って飛んでいました💦

コナラに比べて、ハンノキやクルミのやわらかさ(^^)/
1本めはクルミやハンノキで練習して、2本目はコナラでつくるといいですね!
いい大きさに割れたら、マンリキや斧でさらに細かく。

材が取れたら、その材の使いたいところを見比べながらスプーンの形を考えます。

形が決まったら、削り馬で作業スタート!

さじ面は彫刻刀。

あらかたの形が決まったら、ナイフに持ち替えて細かいディテールを整えていきます。


樹を伐るところから、2日間かけてスプーンが完成しました!

<参加者の感想>
・すごく楽しかった!
・技術を身につけたい。
・学校教育にどう活かせるか考えながら、夢中になっていた。
・コナラの樹はいつも伐るが、銑で削って堅い!ということを改めて実感した。
・もっといいものが作りたい!という向上心が湧く。
・1本目は時間をかけてじっくり。2本目は失敗してもいいくらいの気持ちでやったけど、案外うまくいった!
・さっきまで生えていた樹を使ってスプーンを作った。生き物を捌いていただいた感覚。大事に使いたい。
・刃物がよく切れてびっくり。いろんな刃物を使いこなせるようになりたい。
・木工が好きで、自分でも図面を引くところから作ったりする。スプーンも楽しかった。また作りたい。
・木材はすぐに使えないという常識が180℃かわった。
・庭の樹も使えたのがすごい。
・木工は好きだが、家でゆっくりできない人に向けてプログラムができる場を提供できるといい。
今回は、群馬県の森林インストラクターの方や、学校教育に関わる方などが多く参加されていました。
グリーンウッドワークの指導者になれそうな方ばかり。これから群馬で盛り上がりそうです!
サンデンフォレストさんでは、3月にも器づくりの講座を開催予定です。
- 2019/01/19(土) 10:36:59|
- ┗ スプーンづくり
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3月の森工塾のご案内です。
グリーンウッドワークに欠かせない道具のひとつ「削り馬」を簡単な工具を使って作ります。

今回は、既にこちらでカットしておいた材料に手工具で穴をあけたりという簡単な加工と、組み立てをしていただく予定です。
材は岐阜県産ヒノキです。
またがって脚を踏ん張ることによって材料を固定し、刃物で削ることができます。
折りたたんで持ち運べるので、好きな場所でグリーンウッドワークを楽しむことができます。

沢山の方のご参加お待ちしています!
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校 森工塾
岐阜県産ヒノキで削り馬づくり
■日時: 平成31年3月16日(土)
9:00~17:00
■場所: みの木工工房FUKUBE(
※会場の詳細はこちら)
■定員: 10名
■参加費: 32,400円
■講師: 小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「岐阜県産ヒノキで削り馬づくり」申込フォーム(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
- 2019/01/15(火) 12:03:48|
- 森工塾・講座のご案内
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新年最初の報告です。
正月をダラダラと過ごしてしまった後悔もあって、作りかけの道具箱を完成させました。
去年10月に報告した、師匠の道具箱を真似たものの2個目です。
左が真似っこの1個目、右が2個目。
ほぼ同じ大きさ、形に出来ました。ちょびっと違うとこはあるけど、いつものことで。

本体と蓋。
3か月経って、少し竹の色が抜けてきてます。

2個目というのは案外上手くいかないもんでして、あーでもあるか、こーでもあるかと試しながら作ってるうちに大しくじりで、蓋が本体の中にストン。で、蓋だけ作り直す始末。

1個目を作った後、師匠に見せに行ったら(もちろん1本抱えて)、「儂のより良う出来とる」 と、いつも通りに褒めてくれました。
が、「本体の脚の角が笑っとるなぁ」と指摘あり、これもいつも通り。
(笑っとる―脚の角の曲げが本体にきちんと沿っていない、隙間があるということ)
火曲げは何度やってもうまくいかない。難しい。やっぱり数多くやってみることですね。
(キト)
- 2019/01/10(木) 12:05:42|
- 竹細工の技術継承
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3月の森工塾のご案内です。
丸竹を割るところからはじめる竹細工講座を開催します。
竹の種類や竹細工に適した竹の見分け方など、竹細工の基礎知識を学びながらの本格講座です。


経験豊富な2名の講師が、竹のひごづくりから指導します。

机周りのものをちょっと入れて置いたり、
台所で乾物やお菓子、食器類を整理するのにも使えそう。
様々な用途に使用できる、使い勝手の良い大きさの六つ目の丸いかごをつくります。
竹製品のお手入れ方法についてもしっかりレクチャーします。
ぜひご参加ください。
- - - - - - <イベント概要> - - - - - -
ろうきん森の学校 森工塾
竹ひごからつくる竹細工講座②六つ目の籠づくり
■日時: 平成31年3月2日(土)、3月3日(日)、3月9日(土)
10:00~17:00
※全日程参加できる方に限ります
■場所: 美濃市番屋2号館
(岐阜県美濃市2632−1)
※会場は長良川鉄道 美濃市駅より片道徒歩6分です
■定員: 10名
■参加費: 13,000円
■講師: 安藤千寿香(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「竹ひごからつくる竹細工講座②六つ目のかごづくり」申込フォーム(google フォーム)上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
- 2019/01/03(木) 17:48:12|
- 森工塾・講座のご案内
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