平成最後の報告です。
☆ 鉄線編みの手提げ籠です。
編み方は最後まで理解できなかった。
弁当入れとして作ったけれど、武骨なので大量に入れられます。持ち手の太いロープが気に入ってます。


ξ 本体がゴツイから持ち手がロープでも気にならないですね。
☆ 八つ目編みの手提げ籠です。
可愛くて使えるものが出来てうれしいです。

ξ コンパクトに出来上がって使い易そうですね。
☆ 透かし網代編みの手提げ籠です。
底編みに苦戦したけど、きれいな編み目に出来てうれしいです。

ξ 奥さんに気に入ってもらえることを祈ってます。
☆ 課題3つ目の深笊です。
やっと、出来ました。
長いひごを作るが大変でした。縁も大変でしたけど手伝ってもらって何とかできました。

ξ 次はもっと大変ですけどね、気長にやっていきましょ。
☆ 差し六つ目の茶碗籠です。
一人暮らしを始めた息子のための茶碗籠。底編みの角の5角形は7角形の方が良かった。

ξ 5角形だの7角形だのは竹細工をやってないと解らん話ですね。ま、また今度試してください。
次に報告するときは 令和 ですね。皆さんお楽しみに。
(キト)
- 2019/04/28(日) 14:08:54|
- 竹細工の技術継承
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4/7(日)に開催したワークショップのレポートです。

こうした杓子づくりをワークショップで行うのは3年目です。

講師は、
奥井木工舎の奥井さん。最近、「民藝」というキーワードで注目されお忙しい中、時間を作って頂きました。これも、伝統を絶やしたくないという思いからと感謝しています。
ワークショップは、いつものように和気あいあいと進んでいきます。

木工経験者から、初心者まで、参加者の経験はそれぞれですが、一様に生木の質感、削る楽しさに感激していただきました。

黙々とナタを振るって形を整えます。

作業台も工夫次第で色々使えます。

すくう面に、有道しゃくし独特の削り模様を入れます。この模様は、飾りだけでなくすくった具材が滑りにくくなるという実用的な機能もあります。
最後は、お決まり?のポーズで1枚。

今後も有道杓子づくりのワークショップは続けていきます。まだ未体験の方は、要チェックです。
加藤慎輔
- 2019/04/17(水) 11:03:23|
- ┗ その他イベント等
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平成30年度最後の出張講座は、
1月に引き続き群馬県前橋市のサンデンフォレストへ
手彫りの器づくりに呼んでいただきました。
ヤギの「サン」と「デン」もお出迎え。

新しく日干し煉瓦のカマドも出来上がっていました。
1月のスプーンづくりから2ヶ月の間に、
削り馬が三台

スプーンがいっぱい

漆塗りの作品も

マレットもありますね(コレはてっぱんです!)

木の形をそのまま利用したものも

皆さんのやる気がビシバシと伝わってきます。
前回からのリピーターの他、
森林インストラクター会
緑のインタープリター協会
地域おこし協力隊
籠づくりなどのクラフトが大好きな方
ものづくりは苦手だけど楽しいという方まで、
様々な方にご参加いただきました。
まずはサンデンフォレストの柴崎さんからこの森の成り立ちを教えていただきます。

今回使う木ももちろんサンデンフォレストの敷地内から調達しました。
ヤマザクラと

エゴノキ

さあ、削り比べてみましょう。
玉伐りしたサクラを半分に割りますが、
木が割れようとする力に樹皮が抵抗するために、
事前に樹皮を奇麗に剥がします。

このあと、この皮はもちろんナイフのシースとなりました。
割った材を削り馬に載せて、平面出しから。
馬に入らない大きな材はこんな風に固定します。

器の内側は丸ノミではつります。

縄文時代から人類が続けてきた作業です。
「石器の大変さに比べればそれよりはまし。」
との感想も。
エゴノキはサクサク削れますが
ヤマザクラは硬くててこずりました。

内側の仕上げ面は彫刻刀やフックナイフで整えて一日目の作業は終了。

夜の懇親会ではアルプスの少女ハイジの鑑賞会。

オンジだけではなくペーターも削り馬で橇(ソリ)を削っていました。

さあ二日目の作業開始です。
「想像以上に大変、筋肉痛になるかも。」
という人もいらっしゃったので、まずは準備運動から。

ラジオ体操はグリーンウッドワーカー世界共通のウォーミングアップ体操です!
(先日のOne Tree講座でもみんなで楽しく体操しました)
器の外側をまずは斧ではつります。
森林インストラクター会の三澤さんは自前の枝打ち斧で。

皆さんが無心になってコンコンはつる風景は
なんだかとっても心が癒されます。

慣れない道具ではありますが、ある方は
「うまくできなかったが、道具と仲良くなろうと努力した。」
そうです。
仕上げ面は銑やナイフで整えて出来上がり。


「楽しかった、これからも続けていきたい。」
「濃密な二日間、まだ時間が欲しい。」
「自主勉強会をやっていきたい。」
「現代人は便利さと引き換えに自分の力を使うことをしなくなった。
今回の体験により、いろいろな製品を見たときに、
これはどうやって作っているんだろうと思いをはせることができるんじゃないかな。」

サンデンフォレストのグリーンウッドワーク、これからも続きます。
(おの)
- 2019/04/15(月) 08:00:08|
- ┗ 器づくり
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3月21〜25日の5日間、アメリカ人木工家、ジャロッド・ダールさんを講師に迎えてグリーンウッドワークの講座「One Tree」が開催されました。
(主催:森林文化アカデミー・グリーンウッドワーク研究所)

生木を斧やナイフなどのシンプルな手工具で削ってさまざまな暮らしの道具を作ろうというものです。
NPO法人グリーンウッドワーク協会の私、小野もスタッフとして関わらせていただきました。
詳細は森林文化アカデミーのHPをご覧ください。
↓ここをクリック
森林文化アカデミーHP
- 2019/04/14(日) 15:57:43|
- ┗ その他イベント等
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今年度最初の森工塾のテーマは春一番の「山菜」です!
講師はおなじみ、森林文化アカデミーの柳沢先生です。

先生から毎年恒例のおもしろおかしい山菜の話を聞いた後は、さっそく古城山へ。

もちろん食べられるものを探します!

タネツケバナと、オオバタネツケバナ。
どっちも食べられます!

なんとワサビも自生していました!あった場所は、ナイショです。

タンポポもおいしいよー
「がく」が反り返っているのがセイヨウタンポポ。
反り返ってないのはカントウタンポポ。どっちも食べられます!

ヤブカンゾウもゲット!お浸しにします!

たくさん採取してきて、柳沢先生のお料理教室スタート。大変家庭的な先生です。

(手前から)
・リョウブめし
・野草のかきあげ(タンポポ(花)、ヨモギ)
・タンポポ(葉)とスミレのサラダ
・ワラビ(かつおぶしと出汁醤油で)
・ウドの天ぷら
・ヤブカンゾウのおひたし(酢味噌)
・オオバタネツケバナ、タネツケバナのおひたし(かつおぶしと出汁醤油)
今年はコシアブラがまだ早くて残念でしたが
少人数でじっくりクッキング、これまでにないクオリティーのメニューができましたー(^^)
<参加者の感想>
・見たことはあるけど、食べられると知らなかった野草もあった。
・自然豊かな環境で一日過ごせた。
・新しい知識を得ることができた
・しらないことがたくさん!
・みんなで料理をしたのが楽しかった
・子どもが山が好き。食べられるものを知れたので、家の近くの山でも探してみたい。
・料理の仕方も知れた
・教えてもらったことをこれからの生活に活かしたい。
食べられる!と知ると、見る目が変わりますね。
美濃はこれからが本格的な山菜シーズン!また古城山に遊びに来てくださいね。
- 2019/04/13(土) 19:00:40|
- ┗ ろうきん森の学校
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ゴールデンウィークのご予定はお決まりですか?
10連休はグリーンウッドワーク三昧で過ごしてみませんか?
まず、前半4月29日(月)、30日(日)の平成最後の二日間(28日は前夜祭)は
さじフェス2019
主催:森林文化アカデミー、グリーンウッドワーク研究所
↓4月5日(金)17:00まもなく受付開始
森林文化アカデミーブログ
↓詳細はこちらをクリック
さじフェス2019特設サイト
そして、令和最初の講座は
椅子づくりキャンプ

5月3日(金)~6日(月)まで4日間かけてラダーバックチェアづくりの前半戦。
10連休で市内の宿泊所も混雑すると思われますので、
古城山でキャンプしながらの椅子づくりはいかがでしょうか?
テント四張りまで無料で貸し出します。
もちろん、テント持ち込み大歓迎。
寝袋も無料にて貸し出しできます。
夕飯は皆さんと相談しながら外食に出たり、バーベキューなどの野外料理もいいですね。
お風呂は近くの温泉に出かけましょう。
↓申し込みと椅子づくりの詳細はこちらから
ろうきん森の学校「丸太からの椅子づくり」告知ブログ
備考欄にキャンプ希望とお書き添えください。

皆様のお越しをお待ちしております。
(おの)
- 2019/04/02(火) 17:03:18|
- 森工塾・講座のご案内
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