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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~小熊手~

今度は 小熊手 です。
しっかり使い込まれたものをお借りしたので、これに倣って作ってみました。
5月に拵えた熊手に比べるとずいぶん小さく、片手で扱える大きさですね。
柄が無ければ 手熊手 。

左端が見本、右へ順に試作1号、2号、3号。右端は5月に拵えた熊手。
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見本に使われている竹が何なのかはよく解りません。爪は樹脂コーティングの針金で縛ってあります。
1号は淡竹を使い、麻紐で縛りました。
2号は材を真竹に変え、棕櫚紐で縛りました。
3号は真竹を使い、家にあった正体不明のヒモ(農業用のPE紐か?)で縛りました。
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 * 使った紐は家にあったものをあれこれ試してみました。

爪は1本のひごを半分に割ってるんだけど、根本は割らずに残し、穴を開けてます
下の写真は淡竹の爪だけれど、割裂性の良さが災いしたか、縛るときにちょっと広げすぎたら割れてまったです。
止む無く真竹を使った次第。
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爪を5枚重ねて扇形に組み、小ねじ(M3)と針金で柄に止めてあります。
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簡単に作れそうな道具だけど、いやなかなか、それなりに工夫があるもんですね。
ちょっとした作業には使いやすそうな大きさです。

                   (キト)
  1. 2019/10/24(木) 12:14:22|
  2. 竹細工の技術継承
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【ろうきん森の学校】森工塾 斧の柄とカバーづくり のご案内

グリーンウッドワークに欠かせない道具のひとつ「斧(おの)」
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森林文化アカデミーとグリーンウッドワーク研究所が開発した
女性にも使いやすい軽量タイプのカービング用斧を
自分の手の形に合わせてカスタマイズしてみませんか?
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既製品の木の柄をナイフを使って加工します。
革のカバーも手づくりしましょう。
世界に一つだけのMY斧づくり講座です。
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ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
斧の柄とカバーづくりづくり

日時:令和元年12月21日(土)9:00~17:00
場所:古城山ふれあいの森(岐阜県美濃市吉川町)
定員:10名
参加費:5,000円、斧材料費:14,320円
(合計19,320円)

講師:NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野敦、澤村義仁

お申込み:
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「斧の柄とカバーづくり」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はNG)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
▶応募が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。
  1. 2019/10/23(水) 01:01:42|
  2. 森工塾・講座のご案内
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グリーンウッドワーカー養成講座2回目「シュリンクポット他」が開催されました(9月22日・23日)

サンデンフォレストの
Green Woodworker養成講座2019
前回の
【斧とナイフワーク、刃物研ぎ】
に引き続き、
【シュリンクポットづくり、塗装、チップカービング】
今回も、つくるだけじゃない、続けて取り組むための技術を学んでもらいました。

初日はシュリンクポットづくり。
サンデンフォレストの敷地内からカツラの木を伐採。
ほんのりいい香りがします。

まずは穴あけ。
直径20mm~30mm程度のドリルビットを使用しました。
手回しドリルで木口方向から大きな穴をあける作業は一苦労です。
貫通した時には大きな歓声が上がりました。
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穴が空いたらモーラのカービング106を使って
ひたすら穴を広げて広げて、
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あっという間に3時過ぎ。

この日のうちに底をつけ終わらないといけません。
急いで溝を切り欠いて、
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外が暗くなった6時過ぎにようや底板を取り付けることができました。
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カツラは少し硬かったようです。

さあ、グリーンウッドワーカ養成講座の本番はこれから。
プシュッと乾杯のあとは、豚のバーベキューをつまみに語らいの時間。
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いつもの仲間も、はじめましての参加者も話題は尽きず、
楽しい夜が更けていきました。

この講座のいいところは、二日間じっくりと取り組めるところです。
一日だけの乾燥では底板は完全には締め付けられませんが、
昨日の晩に比べると、ほんの僅かながら胴体の筒が縮んで
少し底板が外れにくくなったことがわかります。

2日目はまず蓋づくりから。
削り馬の胴体を使ってバイス替わり。
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のこぎりが使いやすい位置で固定できました。
受講生のアイデアです。

取っ手をつける余裕もありました。
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午後からは塗装と装飾
ミルクペイントや柿渋を使って、
前回つくったお箸やスプーンなどを思い思いに塗装。
楽しすぎて笑みがこぼれます。
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自分の道具の目印に
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V溝を掘って彫刻
チップカービングもなかなか楽しいものです。
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いろいろな技法を紹介させていただきました。
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そして完成したシュリンクポットたち。
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個性的な作品が並びました。
やはり2日間掛けてじっくり取り組み、
色付けや装飾などに凝りだすと楽しくなりますね。

<グリーンウッドワーカーたちの感想です>
・疲れたけど楽しかった。
・(新し道具を買った人が)男の子は道具を集めたがる!
・森に工房をつくりたい。
・いろいろなテーマに取り組んで、いろいろ実践しながら幅を広げていきたい。
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次回は12月からスツールづくりが始まります。
(おの)
  1. 2019/10/18(金) 21:06:12|
  2. ┗ その他イベント等
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【ろうきん森の学校】森工塾 身近な竹の道具・熊手づくり のご案内

12月の講座のご案内です。

身の回りには、昔から使われてきた竹製の道具がたくさんあります。
庭掃除や畑仕事に欠かせない落ち葉かきの道具「熊手」もそのひとつ。
竹を割って火で熱して曲げ、熊手の爪をつくり、
竹の柄に針金や棕櫚紐(しゅろひも)で縛って組み立てます。
191207 熊手づくり

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
身近な竹の道具・熊手づくり

日時:令和元年12月7日(土)10:00~17:00
場所:美濃市番屋2号館(岐阜県美濃市広岡町)
定員:10名
参加費:5,000円
講師:NPO法人グリーンウッドワーク協会 鬼頭伸一

お申込み:
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「身近な竹の道具・熊手づくり」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はNG)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
▶応募が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。
  1. 2019/10/07(月) 00:03:26|
  2. 森工塾・講座のご案内
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森を元気にするグリーンウッドワーク@ニッセの森(9月21日)

千葉県千葉市にあるニッセの森
9月9日千葉市に上陸した台風15号はニッセの森にも大きな被害をもたらしました。
そして翌日、イベントを主催する子育て支援ステーションニッセのりょうりんからメッセージが、
「森が・・・21日、現地でグリーンウッドワークがやれるのかどうか?」
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幸いろくろを置くスペースは確保できそうだとのことなので、
「風倒木も有効利用。台風被害をチャンス、天の恵みと考えて、どんどん使っちゃいましょう!」
とお返事させていただきました。

私たちが入るちょうど前日には東京チェンソーズのみなさんが倒れた木を奇麗に処理して下さっていました。
そしてずらりと並んだ足踏みろくろと削り馬。
さあ、子どもたちを迎える準備は万端。
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森の奥では木こりの深江さんが特殊伐採でかかり木の処理。
子どもたちの安全のために作業を買って出てくれました。
カッコイイ!
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午前中は色えんぴつづくり。
もちろん倒れた森の木を使います。
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親子でゆったり森の時間を過ごしてもらいました。
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この台風で話題になった山武杉の溝腐れ病。
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だからといって、倒れている木は山武杉だけじゃないんです。
実際の被害状況を生で見た感想としては、樹種の問題だけではなく、
適切に管理されていない林の問題なのではないかと感じています。
そんな山武杉を使って色えんぴつ。
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午後からは大人の時間。
足踏みろくろを使って一輪挿しづくり。
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いつも子どもたちの歓声が広がるにぎやかなニッセの森とは打って変わって、
ギコギコシュッシュとろくろの音とセミの鳴き声だけが響く静寂の時間が過ぎていきました。
そして出来上がった一輪挿し。
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たくさんの人たちの思いが集まって、ニッセの森がまた更に元気になりました。
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翌日はなんと100名を超える人が集まってニッセの森フェスティバルが開催されたそうです。
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伐って使って人が集まって、新しい里山活用法のモデルケースのような取り組みですね。
(おの)

  1. 2019/10/02(水) 20:20:24|
  2. ┗ その他イベント等
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【ろうきん森の学校】森工塾「初冬のガイドハイクとクリスマスツリーづくり」2019のご案内

11月の講座のご案内です。

ネイチャーガイドと一緒に森を散策
いつもと違った森の見方を教えてもらいましょう。
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講師は、毎度おなじみ共育工房IPPOのふくちゃんこと、福島計一さんです。
その時期、季節にあわせた、ていねいなガイドハイクに、ファン多し!
晩秋から初冬にかけてのろうきんの森は表情を見9せてくれるのか、いまからスタッフも楽しみにしています!
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午後からは、木のクリスマスツリーづくり。
ドイツの民芸品のような、素朴でかわいらしいツリーをつくります。
伐採したばかりの生木を、削り馬にまたがって削ってつくります。
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初冬の古城山の森へ、どうぞあたたかい恰好で、おでかけください。
たくさんの方のご参加、お待ちしています。
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- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
初冬のガイドハイクとクリスマスツリーづくり
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■日時: 令和元年11月30日(土)9:30~15:00 

■場所: 古城山ふれあいの森
      (美濃市古城山環境保全モデル林:岐阜県美濃市吉川町)
 ※長良川鉄道梅山駅から歩いて5分
 ※お車の方は美濃市斎場の駐車場にお停め下さい

■定員: 10名

■参加費:
   大人3,000円(昼食付・ツリー代込み)
   こども2,000円(昼食付・ツリー代込み)
   こども1,000円(昼食付・ツリーなし)
   ※こどもは小学生以下

■講師: 福島計一(共育工房IPPO)
       小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「初冬のガイドハイクとクリスマスツリーづくり」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はNG)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
▶応募が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。

  1. 2019/10/01(火) 13:42:40|
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