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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続きの続きの・・・~

久しぶりの報告です。

☆ 網代の笊です。 
  3作目だけど成長してないです。作るたびにダメなところが見えてくる。
  子供たちのために5個作ります。
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 ξ 子供たちが取り合いをしないように、たくさん作ってください。

で、次の作が成る前に、毎年恒例の竹林整備を報告します。
金曜日の焼き芋パーティー中。 (作業風景は変わり映えしないので端折って)
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日曜日の焼き芋パーティー中。
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おまけ。 
竹林上空を飛ぶグライダー。エンジン音がしたのでモーターグライダーらしい。いいなぁ。
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報告に戻りましょね。

☆ 網代の弁当箱です。
  大きいので大変だったけど面白かったです。次はもうちっと小さいのを作ります。
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蓋を開けたところ。
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 ξ 大きくて大変でしたろうけど、宝箱みたいで良いですよ。

☆ 課題の茶碗籠です。
  2週間空くと前の作業の記憶がリセットされてしまいます。
  やってるうちに少しずつ思い出すんですけどね。 出来上がってうれしいです。
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 ξ 次はゴザ目編みの深笊。茶碗籠とは別の面白さが待ってますよ。

☆ 網代の道具箱です。
  やっと、出来ました。火曲げは大変。
  何を入れようか、使うのが楽しみです。
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 ξ 作り始めたのは4月でしたね。火曲げは小生も苦手です。

いよいよ寒くなってまいりました。
最近の異常に暑いのよりはましやとは思うけど、やっぱり寒いのも嫌やなぁ、と思うこの頃です。  (キト)
  1. 2019/11/30(土) 13:09:33|
  2. 竹細工の技術継承
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指導者養成講座中級編・シュリンクポットづくりを開催しました(9月28・29日)

琵琶湖の畔
滋賀県大津市近江舞子にあるほとり・ポトリで
指導者養成講座中級編が始まりました。
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何が中級編かというと、2014年と2017年に、ここほとり・ポトリで開催された
指導者養成講座初級編を受講した方を対象とした講座なのです。
内容は受講者のみなさんに考えてもらいました。
そんな中で出た意見が、指導者養成講座ということで、
物を作る技術よりも指導する技術を教わりたいという要望でした。
ということで、土日二日間の講座の中で、
初日は受講生が教わる日、
2日目は受講生が教える日とし、
より実践形式で学んでいただくことになりました。

まず1回目はシュリンクポットづくり。
用意していただいた木の中から講座に使いやすい木を選んでもらいます。
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シュリンクポットづくりで大変なのは最初の穴あけ。
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普段よく使うクリックボール(くりこ錐)は
錐(きり:ドリルビット)の接合部をなめて空回りすることがあります。

そのためこの日はリングオーガーというT字型の手まわしドリルを使いました。
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友達の古道具屋さんから頂いたもので、
年代物でしたが刃先をやすりで研いだら充分使えました。
直径が30㎜あるので抵抗が大きく、相当の腕力が必要です。

それではと考え出したのが垂直に回す方法。
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名付けて山田式!
これはいけます。
(山田式とは重力に逆らわない、女性にも優しい木工技法なのです)

そのあとは、ナイフを使ってひたすら中を刳ります。
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底板は古い倉庫の中に眠っていたスギの板を使いました。
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もちろん乾燥材ですが、いつの時代のものなのか。
ロマンを感じます。

夕方6時に底板が嵌ってやれやれ。
一日目はここまで。
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さあ、翌日に備えて英気を養います。
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特別メニューは琵琶湖の鮎。
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海に下らない鮎はこれ以上大きくならないんだそうです。

2日目は一般のお客様を迎えて、同じくシュリンクポットづくり講座。
養成講座の受講者が先生です。
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一通り工程を把握しているため、二日目は非常にスムーズに進められました。
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余裕のある方には蓋づくりまで進めていただくことができました。
(胴体がまだ縮みきっていないので、蓋は後日調整が必要です。)
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今回の指導者養成講座中級編の課題のひとつ
「タイムスケジュールの管理」はばっちりでした。
そしてもう一つが「参加者のみなさんに楽しく集中して作業してもらう工夫」
についても、考えながら取り組んでいただきました。
これからも一つ一つ経験を積み重ねながら、
学んでいって欲しいと思います。
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次回は今週末、11月23日(土)に足踏みろくろを使った器挽き講座の進め方を学んでいただきます。
一般の方向けには、11月24日(日)に器挽き講座を開催します。
もしかしたらまだ定員に空きがあるかも?
↓申し込みはこちらから
足踏みろくろで器づくり講座のご案内

(おの)

  1. 2019/11/19(火) 20:59:27|
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古城山イベント「竹と小枝で昔遊び」を開催しました(11月17日)

11月の古城山イベント
テーマは里山で昔遊び

協議会構成団体(プレーヤー)がそれぞれの得意分野で活躍しました。
まずは竹の伐採。
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ここは美濃市森林ボランティアクラブが安全な伐採方法を指導します。
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伐った竹はみんなで協力して運びました。
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この竹を切って割ってお箸づくり。
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竹から染み出る水は甘いよ!
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現代版肥後守「morikocoナイフ」を使って握りやすいように削ります。
ナイフワークはもちろんグリーンウッドワーク協会が担当。
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小学校2年生にもなると、腕削り、肩削りをマスターしちゃいました。

次に向かった先は竹のわっかを使った輪投げ。
景品は里山遊びというにはちょっと反則気味ですが、
子どもたちは大喜び。
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こちらは山県市の大一建設さんが出展してくださいました。

子どもたちが輪投げで遊んでいる間、
お父さんとお母さんはナイフワークに没頭。
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お箸をつくって美味しいお昼ご飯を食べましょう!

・・・ところが、
今日のお昼はサバカレー。
サバが生臭くなくて、好評でしたが、、、
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お箸は必要ありませんでしたね(残念)

午後からは、グリーンウッドワーク協会の定番メニュー
森の色えんぴつづくり。
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昔遊びかどうかは別として、やっぱり楽しければいいんです。

最後は中濃森林組合の「杉トンボ」づくり
今日一日のナイフワークが試されます。
そしてやっぱり、お父さんお母さんの活躍の場でもあります。
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飛んで行った杉トンボの行く先を見つめるキラキラした目の輝き!
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ほっとひと息、午後の森caféも最高でした。
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天気も良く、それぞれがやりたいことをやる、
そんなことができた一日だったと思います。

「刃物は怖かったので今まで家では触らせなかったが、
親がついて見てあげれば、覚えることができるんじゃないかと思った。」
「今まで見たこともないような刃物もあって、
竹を伐り出すのも初めての体験で、親も夢中になった」
初参加のお父さんは
「みんなで協力してやる体験や、ふれあうことができて楽しい一日だった。
中学校の飯盒炊さんを思い出した。」

古城山イベント来月は12月15日(日)木の伐採体験。
手ノコを使ってガシガシ木を伐っていただきます。
伐った木のお持ち帰りもできますので、生木の欲しい方にはお勧めです。
来月も古城山でお会いしましょう。
(おの)
  1. 2019/11/19(火) 08:19:06|
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古城山イベント2019始まりました(10月6日)

今年度初めての古城山イベント
「ロープワーク体験と薪で炊いたご飯の試食会」が
開催されました。

森での遊び、里山での間伐作業に、トラックの荷造りに、
それぞれの場面んで、さまざまなロープワークが役に立ちます。

今回のイベントはロープワークということで
事前にスタッフも勉強会を開き、
当日はマンツーマンで参加者の対応に当たりました。
まずはアイ・スプライス
三つ撚りロープのさつま加工です。
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これがなかなか、説明書きを見ただけでは理解できません。
何度もほどいてはやり直す熱心な方もいらっしゃいました。

先端にわっかを作ったロープを使って、トラックの荷締めに挑戦。
張線と書いて「チョウセン」と読むそうです。
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その他、
8の字結び
二重8の字結び
二重テグス結び
二重つぎ
張り綱結び
自在結び
ねじ結び
巻き結び
もやい結び
などなど
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なかなか一度には覚えられませんね。
若い頃消防団で教わったけど忘れてしまったという方も。
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今日何を覚えたか?の問いに
「ここで覚えたと思ったら大間違い。
習いましたというだけ。」
「これから毎日15分練習したい。」
と自らを奮い立たせる方もいらっしゃいました。
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お昼ご飯のシェフはうだつの上がる町並みにお店を構える
BAR EST(バル エスト)の島田さん。
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新たな仲間が増えて嬉しいです。

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これから毎月1回、2月まで古城山イベントは開催されます。
美味しいツヤツヤお釜のご飯と一緒にお待ちしております。

<今後の予定>
11月17日(日)竹と小枝で昔遊び
12月15日(日)伐採体験(伐った木のお持ち帰りもできます)
1月19日(日)薪づくり体験
2月23日(日)しいたけホダギづくり体験

(おの)





  1. 2019/11/18(月) 19:01:58|
  2. ┗ その他イベント等
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四の五の言わずに匙修行・平日編 開催しました(10月23日)

長良川おんぱくプログラム
四の五の言わずに匙修行の2回目
平日にもかかわらず、5人の参加者にお集まりいただきました。
今回2回の講座を通じで感じたのが、
おんぱく初参加という方がたくさんいらっしゃったということ。
「木のものづくり」というキーワードで興味を持っていただいた方が多かったようです。
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今回は特に、この日に合わせて遠方からお越しいただいたという方も。
本当に嬉しいことです。

参加者のみなさまからは
「一本の木からスプーンがつくれるということに感動した」
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「斧であそこまで細かく加工できることに驚きと感動をもった。」
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「木を彫りたい欲求が満たされた」
「最後のほうで刃物を当てる角度がわかった」
↑修行の成果がありましたね。
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「初めて斧やナイフで削ったが、ナイフはうまく使えなかった。
これからもグリーンウッドワークを続けていきたい」
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「一日の講座で長いかと思ったけど、飽きるどころか楽しい一日だった」
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「参加者同士と交流できて楽しかった」
主催者冥利に尽きます。
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時期的なこともあるのかもしれませんが、
毎年おんぱくのプログラムで感じる
ポカポカ暖かい感じ。
今年も森の中のいい時間を過ごせました。
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(おの)
  1. 2019/11/16(土) 15:29:31|
  2. ┗ スプーンづくり
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【古城山イベント】竹や小枝で昔遊び(食事付き)のご案内

古城山イベントのご案内です。
竹を伐って、ナイフではしを作ったり輪投げで遊んだり、
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削り馬に乗って小枝の色えんぴつをつくったり、
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杉とんぼをつくったり、
里山で一日、昔遊びを楽しみましょう。
お昼は薪で炊いたご飯とお汁も味わっていただきます。

古城山イベント2019②
竹や小枝で昔遊び
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日時:11月17日(日)午前10時~午後2時

場所:美濃市吉川町 
 古城山環境保全モデル林(ふれあいの森)内
  (武義高校東側の山)

定員:20人程度 少雨決行
      (大人の方だけでもご参加いただけます。)

参加料:大人 1000円 子ども 500円

持ち物:軍手、タオル、飲み物等

申込み:住所、氏名、年齢、性別、電話番号、参加者全員のお名前(年齢性別)を記入の上、
美濃市産業課までFAX(0575-31-0052)、
又はEメール(sangyou_280@city.mino.lg.jp)のいずれかでお申込みください。 
  1. 2019/11/13(水) 15:21:53|
  2. 森工塾・講座のご案内
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四の五の言わずに匙修行・休日編 開催しました(10月19日)

雨の滴るろうきんの森の休日
長良川おんぱくプログラム
~斧からはじまるスプーンづくり~
四の五の言わずに匙修行(第一回目)
が開催されました。

匙修行という如何にも大変そうな講座名にもかかわらず、
10人定員一杯、それもその内8名が女性という、
なんともチャレンジャーな人たちが集まりました。
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グリーンウッドワークの経験者は数名程度、
いくら修行とはいえ、いきなり難しい材では大変なので、
ここは削りやすいコシアブラを使ってもらいます。
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見本のスプーンや持参のお気に入りのスプーンを参考に、
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ひたすら削ってもらいます。
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お昼ご飯はろうきんの森で栽培した原木舞茸の炊き込みご飯。
香りも食感も良く、皆さんにご好評いただきました。
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最初は修行についていけるかどうか不安だった人も、
道具の使い方を教わって、楽しくできたという感想もいただきました。
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あっという間の1日。
ストレス解消になった。
これからも近所の公園でスプーンを作りたいなんて人も。
雨粒がテントにはじける音が心地よかったそうです。
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最後は完成したスプーンでスープの試食。
大きめのサービングスプーンがちょうどよい大きさのお玉になりました。
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匙修行を通して、みなさんにものづくりの楽しみを味わっていただくことができた、
そんな雨の土曜日でした。
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(おの)

  1. 2019/11/12(火) 00:01:34|
  2. ┗ スプーンづくり
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【ろうきん森の学校】森工塾「木彫りの器づくり」のご案内

鑿(のみ)を叩いてひたすら木を刳り抜いて器をつくる。
誰もが一度はやってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
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アイヌに伝わる「ニマ」づくり、
古くは縄文の時代から石器を使ってつくられていたと思われる、
木工の原点ともいえる木彫りの器づくり。
みなさんも古くから伝わる森林文化に想いを馳せてみませんか?

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
木彫りの器づくり
200111 木彫りの器づくり

日時:令和2年1月11日(土)9:00~17:00
場所:古城山ふれあいの森(岐阜県美濃市吉川町)
定員:10名
参加費:5,000円

講師:NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野敦

お申込み:
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信ください。
>>森工塾「木彫りの器づくり」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はご遠慮ください)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
▶応募が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。
  1. 2019/11/11(月) 16:59:15|
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