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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続きの続きの・・・~

2019年 令和元年最後の報告です。

☆ 鉄線の小笊です。
  輪弧編みの鉄鉢のための底として鉄線編みを作ったけど、薄すぎたので笊に転用しました。
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 ξ いい形ですよ。隙間が大きいのはそれなりに使い道がありそうですね。

☆ 麻の葉つぶしの笊です。
  小さいのは可愛くない。大きい方が好き。この1尺1寸が好きです。
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ξ 笊は色んな編み方が出来て、そのまま見えるから面白いですね。

☆ 二つ目の課題の茶碗籠です。
  やっぱりひご作りですね。丁寧に作らないと後で苦労することがよくわかりました。

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ξ 結構ひごが厚かったので編むのに苦労したと思いますが、いい形になりました。

☆ 鍋敷きです。
  ひご作りを甘く見てました。
  廃材で出来ると思ってたけど、竹の水分が多いうちに仕上げた方が作りやすいという、時間との勝負なんですね。
  やってみてよくわかりました。
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ξ そりゃあ水っ気があった方がひごが作りやすいし、編みやすいですよ。

☆ 芋振り籠です。(課題の最後)
  ひご作りが長くかかりすぎて先が見えない感じでしたけど、編み始めたら気が楽になりました。
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ξ ひごが割と薄く出来てたんで編みやすかったと思いますよ。

☆ 鍋敷きです。
  予想してたより難しかったです。
  たくさん作るつもりでいたけど、これ1個でお終い。また改めて挑戦します。
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ξ 薄く均等に(4枚に)へぐのは、やっぱり大変ですよ。

☆ 八つ目編みの籠です。
  スリッパ入れのつもりでしたけど、大きくなったので洗濯物入れにします。
  久し振りなので底編みと立ち上げが難しかったです。
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ξ 使い道はいくらでもありますさ。

☆ セベです。
  ひご作りが大変でした。幅広の薄いひごを作るのはやっぱり手強いです。
  でも、楽しかったです。
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ξ 縁竹は何度も作り直したから大分慣れてきましたよね。

☆ 輪弧編みのミカン入れです。
  難しすぎる。二組の輪弧を重ねるのが特にね。
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ξ 小生もやってみたけどうまくいかんかったです。なかなか難しいもんですな。

今回はたくさんの成果を報告出来ました。
来年も楽しい籠たちに出会えますように。

それではみなさん良いお年をお迎えください。

                  (キト)
  1. 2019/12/31(火) 13:44:56|
  2. 竹細工の技術継承
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西丹沢でスツールづくりを開催しました(10月13日・14日)

グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座
「生木を割って削って編んで作る!スツールづくり体験」
が開催されました。

台風一過の丹沢湖
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前日の大型台風19号の影響で、
開催予定地はがけ崩れ等により開催不能となり、
急遽宿泊地の民宿「箒沢荘」に併設する
バーベキュー場をお借りすることになりました。
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すぐ近くには推定樹齢2000年の箒杉が見守ってくれています。
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2日間でスツールを完成させるには、
貫(横の部材)は事前に乾燥させておかなければなりません。
今回は工程優先ということで、既製品の丸棒を使いました。

ということで、削る部材は脚四本。
パカンときれいに割れた材を、
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削って削って、
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一日目には八角形まで。
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夜はワールドカップの日本代表戦に盛り上がり、
ONE TEAMで2日目の作業!

南京がんなで削りくずを集めますが、
これは別の講座用にとっておいて、
既に乾燥させた削りくずを座面に使います。
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こんな三分間椅子づくりも有りです!

座編み用にカラフルなテープの中から
好きな色を選んでいただきました。
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出来上がった七色のハイスツールたち
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「10種類のテープで10脚の椅子をつくりたい」
「ここまでできるとは思わなかった。嬉しかった」
「節の周りも南京がんなでピカピカに仕上がった。やっぱ道具ですね!」
「写真で見ても分からないことが、やってみて納得した」
4日や6日で募集するとなかなか集まらない椅子づくり講座も、
こうやって二日間で完成できると、また更に参加者層の幅が広がりますね。

次回、グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座は、
令和2年3月22日(日)足踏みろくろで器づくりの予定です。
(おの)
  1. 2019/12/30(月) 11:26:26|
  2. ┗ 椅子づくり
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指導者養成講座・中級編「器づくり」@ほとり・ポトリ開催しました(11月23日・24日)

滋賀県近江舞子
ほとり・ポトリで開催しているグリーンウッドワーク指導者養成講座・中級編
第2回目は「足踏みろくろで器づくり」です。

まずは足踏みろくろの組み立てから。
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これまでずっとカフェの片隅でオブジェになっていたろくろが、
久しぶりに日の目を見ました。

使う樹種は様々
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ネムノキは楔をなかなか受け付けませんが、
いったん食い込むとパリッと割れてくれる。
少しきつい銀杏臭がします。
その他に、イチョウ、ソメイヨシノ、ホオノキ、
和歌山、京都、滋賀県内など様々な場所から集められました。

器用の刃物(フック)は福島の井丸さんから
届いたばかりの新しい刃を使用。
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ハンドルを仕込んでここで初めて使ってみました。

これが、刃の角度がピタッと当たると気持ちいいこと!
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この日も前回同様、日が暮れるまでしっかりと時間が掛かりましたが、
じっくり取り組んでいい器が挽けました。
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一仕事終えた後のビールは格別です。
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この日の夜は温かいきりたんぽ鍋をつつきながら、
グリーンウッドワーク談議に花を咲かせました。
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翌日は一般参加者を迎えての実践形式です。
前日の復習も兼ねて、指導者側に回ります。
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余裕のある人はもう一つの器を挽いて、
納得の形にこの笑顔。
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今後続けていくために、
軸になるマンドレルをつくったり、
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刃物のメンテナンスも学んでいただきました。
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全2回の指導者養成講座を終えて、
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「しっかり時間をとって学べたので達成感があった」
「足踏みろくろにはいろいろな技術が詰まっている」
「ここでGWWを続けていきたい」
「木によって表情が変わるのに感動した」
「いろいろなつながりが出来て嬉しい」
などの感想をいただきました。

今回の講座が随分自信につながったと思います。
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これからもみなさん自分なりの進め方で
グリーンウッドワークを続けていっていただければ嬉しいです。
(おの)

  1. 2019/12/29(日) 08:26:38|
  2. ┗ 器づくり
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Green Woodworker養成講座③スツール制作開始(12月7日・8日)

群馬のサンデンフォレストで開催中の
Green woodworker養成講座2019
第3弾はスツール制作

4日間かけてポストアンドラングスツールをを制作します。
最近、背板のある椅子を4日間でつくってみたり、
スツールを2日間でつくってみたりと、
講座運営に様々な工夫をされているところがありますが、
サンデンフォレストの養成講座は、しっかり4日間かけて制作します。

9月のシュリンクポットから3か月ぶりの再会
養成講座でつくったもの以外に、
自主製作された作品がどんどん増えてきました。
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グリーンウッドワーク研究所の斧が品薄な中、
ネットショップやオークションで落札したり、
古道具屋で買い求めたり、
さまざまな形の斧が顔を揃えます。
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みんな立派なグリーンウッドワーカーです。

さあ、スツール制作開始です。
まずは植栽された樹木の中から、
使えそうな木を選びます。
工場敷地内の森林資源の有効利用を図ります。
どんな木が使えそうか皆さんに考えていただきました。
そんな中からまっすぐ伸びた素性の良さそうなクリの木を伐倒しました。
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葉っぱはいつもの如く、山羊さんのおなかの中に。
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その他にも、秋の台風で倒れたヤマザクラも貫に使いました。

この講座での学びのポイントの一つは「割りのコントロール」
歩留まりを高めることにより削る量を減らします。
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ひたすら割ります。
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ひたすら丸棒を削りました。
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「銑の修行になった」
「久しぶりに筋肉痛になった」
「かなり体に来ている」
「段々慣れてきて早く削れるようになった」
と、皆さんそれぞれの感想をいただきました。

日中ただ黙々と削った分、夜はずいぶん盛り上がりました。
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みなさんの背景の話。
今後どうしていきたいか?
などなど
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大きなドングリを肴(?)に楽しい夜は更けていき、
気が付けば削っていた時間と変わらないくらい飲み続け、
これでいいのか、、、いいんです!
この時間が大切なんです。

最後に貫のホゾを取って、二日間の工程が終了しました。
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続きは来年の一月。
一ヶ月間貫を乾燥させます。
乾燥収縮も大切な学びのポイントです。
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令和2年もグリーンウッドワークで楽しみましょう!
(おの)
  1. 2019/12/28(土) 08:34:06|
  2. ┗ 椅子づくり
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4日間の椅子づくり@きのき 始まりました(12月14日・15日 前半)

神戸と奈良で一年毎に場所を変えて開催される椅子づくり。
今年度は神戸です。

題して
「丸太から4日間でつくる椅子 ポスト&ラングチェア」
背板が一枚の丸棒を組み合わせてつくる椅子。
これが四日間でつくってしまおうという無謀なスケジュール。
その為に、貫は事前に主催者側で荒加工していただきました。
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会場の「きのき」
今年もさらにバージョンアップ。
床板が敷き詰められ棚が増設されていました!
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使う材はクリ
業者にお願いしたところ適当な量を確保できなかったため、
急遽、参加者の藤田さんの知り合いにご紹介いただき、
台風で傾いた支障木を伐らせていただきました。
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非常に素性の良い材で、まっすぐにパカンと割れてくれました。
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まずは後ろ脚の加工から。
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参加者は10人満員御礼。
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常連さんと初参加の方、そして何より
関西の別の団体や個人でGWWに取り組んでいる方に
ご参加いただいたのも嬉しい限りです。
きのきの橘さんや奈良の松村さんが長く続けてきた活動が、
着実に実を結びつつあるんだと思います。

自作の削り馬や自前の道具を持参される方も多く、
岐阜からの荷物が少なくて随分と助かりました。
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講座の合間には替え刃式鋸の目立ての講習や
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ドイツの伝統的なろくろによるクリスマスツリーづくりの実演など
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皆さんから多才な技術をご披露いただきました。

きのきの楽しみはともちゃんお手製のお昼ご飯
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美味しくて
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美味しくて
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講座の日数が減ったことが残念でなりません(笑)

そしてもう一つの楽しみはおやつの時間
参加者のみなさんから全国各地のお土産が集結!
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削り続ける緊張感と休憩時間の絶妙なバランス。
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居心地が良すぎて休憩室についつい長居をしてしまいます。

そして曲げ木の準備は万端。
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今回は蒸し器2台を駆使して後ろ脚を曲げ切りました。
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背板と前脚も揃って、無事に2日間の工程を終えることができました。
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続きは来年に持ち越しです。
1月の後半戦も楽しみです。
(おの)




  1. 2019/12/27(金) 12:18:57|
  2. ┗ 椅子づくり
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世界にたった一つのMy斧づくり開催しました(12月21日)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「斧の柄とカバーづくり」を開催しました。

使用するのは森林文化アカデミーとグリーンウッドワーク研究所が共同で開発した、
女性にも使いやすいと評判の軽量の斧で、
今回特別に斧身と木の柄を組み立てる前の部材をご用意いただきました。
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当初の企画段階ではろうきんの森で乾燥した薪を割って削って・・・と考えていましたが、
それではなかなか一日では難しいとの判断から、
形のほぼ出来上がった半既製品の柄を削るというプランに変更し、
結果、一日かけてじっくり取り組めるいい講座となりました。

参考としてもらう斧がこちら
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右から土佐打刃物・西山商会枝打斧 約11600円(長い柄を少し切り落としてあります)
次にスウェーデン製グレンスフォッシュのワイルドライフ 約17000円
その隣が今回使うグリーンウッドワーク研究所の斧 完成品16800円
その左隣が一世代前の研究所の斧
そしてスウェーデン製ハスクバーナのキャンプ用斧 約6500円(こちらも柄を落としています)
左の二本は研究所から斧身11400円のみ購入して自分で柄をすげたもの

まずは、いろいろな斧を使って握り加減を確かめてもらいます。
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柄をすげる(仕込む)前にナイフワーク講座
胸当て引き削り中指添え!
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自分の掌にしっくりなじむ太さにカスタマイズします。

南京がんなを使って表面を滑らかに仕上げます。
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その他に、紐を通す穴をあけたり、焼きペンで名前を書いたり、
楽しすぎて時間があっという間に過ぎていきました。

午後からは革細工
講師はただいまダイエット中の澤村さん。
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革の種類、部位や目の方向、
専門的な道具の話など参加者の皆さん興味津々。
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午前中は無心になってただひたすら削る時間でしたが、
午後の革細工は見る見るうちに形が変化していく、
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これもまた創造意欲をかきたてる楽しい時間です。
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刻印を打つのもおしゃれですね。
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ワンポイントに黄色い革を挟んでみたり、
色付きの糸を使ってみたり、
世界に一つ、自分だけの革カバーづくりを楽しんでもらいました。
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革細工と並行して、柄の仕込み
木のクサビをエポキシの接着剤で固めます。
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慎重に打ち込んで
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接着剤が固まったらのこぎりで切断して出来上がり。
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みんなそれぞれ思いのこもったMy斧の完成です。
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「とにかく楽しかった」
「キャンプでバーベキューコンロの横にぶら下げたい」
「スプーンキャンプに出掛けたい」
「しっかり使い込みたい」
「仲間に見せてやりたい」
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この講座を企画した自分自身、本当に楽しく充実した講座だと実感しました。
値段が値段なので、なかなか大勢集まることがないとは思いますが、
それだけの価値は絶対ある講座だと自負しています。
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また機会があったら実施したい講座のひとつです。
(おの)
  1. 2019/12/26(木) 22:00:46|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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竹細工  ~六つ目籠(小)づくり~

今年度も、県立森林文化アカデミーの授業で竹細工を行いました。(12/11、12)
クリエーター科の2名が六つ目籠(小)づくりに挑戦してくれました。

今回も籠の材料は全部自分で作るってことで進めましたんで、先ずは竹切りから。
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竹割り。割れた瞬間です。
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竹を細かく割った後、薄くへいでいます。
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へぎは難しい。ゆっくりゆっくり。
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へいだ竹の幅を決めているところ。
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ひごを仕上げたら、底編みから立ち上げて胴編みへ・・
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完成です。(縦竹の仕舞いや縁の取り付けなど、途中の作業は手一杯で撮影できず、スミマセン)
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今迄の別のW.Sでやった六つ目籠よりはひと回り小さい籠ですが、しっかりしてて使いやすそうです。
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学生さんの声です。
・竹を割るのもへぐのも力加減が分からない。(ごもっとも。小生は今でもよく失敗してます)
・もっと時間をかけて竹細工をやってみたい。(是非遊びに来てください)

今回は人数は少なかったですがその分じっくり竹細工に取り組めたと思います。
これを機会に竹細工に親しんでもらえたら良いですね。

                      (キト)

  1. 2019/12/14(土) 16:16:45|
  2. 竹細工の技術継承
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身近な竹の道具・熊手づくり

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく) 身近な竹の道具・熊手づくり を行いました(12/7)ので報告します。
今迄と違って今回は編み物ではありませんが、たまにはこんなのも良いかなと思いましてね。

いつも通り、竹を使うときは先ず切って割って・・・
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それからへいで・・・
熊手の爪を作ってるんですけど、先を曲げるために薄くへいでおきます。
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爪の先を曲げるために、カセットコンロで炙ってます。
植木鉢の底の穴を少し大きくして、少しでも熱が集まるようにしてるつもり。
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熱風器という、ドライヤーの強力なやつで炙ってます。
カセットコンロとどっちっが良いんだろう?
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爪を作るためのジグにセットしています。
曲げるための型であり、曲げた後に乾して固めるための型でもあります。
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12本/組で、2組分をセット。
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出来た爪を、しゅろ紐で竿に固定します。
固定の仕方は色々ありますが、今回はしゅろ紐を使いました。
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*追記 竿は関市の廃業した味噌屋さんから頂いた、カラッカラに乾いた真竹を使いました。軽くて良いです。

完成しました。
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参加者の声です。
・実用的なものが作れてよかった。
・竹をもっと利用したい。次は編み物をやりたい。

今回は参加者が少なかったんですが、おかげでじっくり作れたと思います。

                 (キト)

  1. 2019/12/14(土) 14:56:12|
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晩秋の古城山でクリスマスの準備をしました(11月30日)

11月30日、晩秋の古城山は紅葉がまだまだ楽しめる気持ちの良い青空が広がっていました。
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募集時の講座名は「初冬のガイドハイクとクリスマスツリーづくり」
今年は冬の到来が少し遅いようです。

それでも屋根の下は少し冷え込んで、お日様が恋しいですね。
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まずは講師のふくちゃんのパネルシアター。
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森の中の大きなモミの木に小人さんたちが住んでいます・・・
小人さんたちが逃げないように・・・

さあ森に出かけましょう。
ここは生き物たちのお家。
みんなで「おじゃまします」
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獰猛なスズメバチもすっかり弱っています
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バッタ見つけたよ!
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クビキリギスは越冬するんだそうです。

大きなエビフライ
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この森にはリスさんが住んでいます。

大人も負けずに大きな歓声を上げていました。
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更にリアルに、おがくずの衣がついたエビフライ
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福ちゃんのガイドは、絵本インタープリテーション
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葉っぱがキラキラ輝いていました。
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森を十分満喫した後は、美味しいお昼ご飯。
管理棟の中は薪ストーブであたたか。
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秋に冷凍した原木舞茸を薪ストーブで解凍しました。

メニューは舞茸入りハヤシライスとサラダ。
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おなかいっぱい幸せ気分。
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午後からは削り馬にまたがってクリスマスツリーづくりです。
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昨年のリピーターの子は、サクサク削っていきました。
頼もしい。

それとは反面、去年はうまく削れたのに今年は、あれっ?
という人も。
この向上心がまた来年のチャレンジにつながります!
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今年も時間いっぱいまで楽しんでいただきました。
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最後に振り返り。
小人さんたちがずっと居てくれるように、
家族で楽しいクリスマスを過ごしましょう!
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男の子が帰りがけに
「楽しかった、自慢する!」
って言ってくれたのが最高のプレゼントでした。
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メリークリスマス
(おの)




  1. 2019/12/09(月) 23:31:44|
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【古城山イベント】「親子で伐採体験と森のご飯会」のご案内

私たちグリーンウッドワーク協会が活動している古城山ふれあいの森では、
地域の団体や行政と一緒に森づくり活動を行っています。

イベントのご案内です。
親子で伐採体験と森のご飯会
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手ノコを使って親子で協力して木を伐採し、
薪で炊いたご飯とお汁を味わいます。
大人だけの参加も大歓迎。
自分で伐った木はもちろんお持ち帰りできます。
生木が手に入りますよ!

とき 令和元年12月15日(日)午前10時~午後2時(少雨決行)
ところ 古城山ふれあいの森(美濃市吉川町武義高校東)
定員 先着20名
参加料 大人500円 子ども200円
持ち物 軍手、タオル、飲み物等
申込 住所、氏名、年齢、電話番号を記載の上、
美濃市産業課へfax又はメールでお申し込みください。
FAX 0575-31-0052
e-MAIL sangyou_280@city.mino.lg.jp
詳しくは美濃市産業課
0575-33-1122
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  1. 2019/12/02(月) 22:24:38|
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【ろうきん森の学校】「足踏みろくろで木の器づくり(2/2)」のご案内

足踏みろくろで生木を削って器をつくります。
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何しろ一日中、ろくろを踏み続けます。
体力勝負の作業ですが、刃物を当てる角度がピタリと合うとシュル―っと細長い削りくずが出て、気持ちよく削れます。
少人数制の講座のため、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。
※定員に達しました(キャンセル待ちのみ受け付けます)

ろうきん森の学校
森工塾(もっこうじゅく)
足踏みろくろで木の器づくり

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■日程:令和2年2月2日(日)9:00~17:00

■場所:みの木工工房FUKUBE(岐阜県美濃市長瀬)
公共交通機関がありませんのでお車でお越しください。

■定員:5名(先着順)
※定員に達しました(キャンセル待ちのみ受け付けます)

■参加費:6,000円

■講師:大村裕茂(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込
>>「木の器づくり」申し込みフォーム
上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・利き手』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com


=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はNG)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
  1. 2019/12/02(月) 18:35:11|
  2. 森工塾・講座のご案内
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【ろうきん森の学校】森工塾 「竹ひごからつくる竹細工講座・そばざるづくり」のご案内

令和2年2月の森工塾のご案内です。

丸竹を割るところからはじめる竹細工講座を開催します。
竹の種類や竹細工に適した竹の見分け方など、竹細工の基礎知識を学びながらの本格講座です。
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講師はグリーンウッドワーク協会竹部会の鬼頭伸一さん。

竹割ナタや切り出し小刀を使って、2日間かけてゴザ目編みのそばざる(直径約24cm)を編みます。
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1日目は、ひたすら竹ひごをつくり、2日目に一気に編み上げます!
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蕎麦や素麺はもちろん、
ペーパーを引いて天ぷらや焼き魚を盛りつけたり、和食との相性は抜群。
和菓子などにも広く使えて、食卓を華やかにしてくれます。

竹製品のお手入れ方法についてもしっかりレクチャーします。
ぜひご参加ください。

- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校 森工塾
竹ひごからつくる竹細工講座
そばざるづくり

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■日時: 令和2年2月1日(土)・2日(日)
      10:00~17:30
      ※2日間の講座です。

■場所: 美濃市番屋2号館
      (岐阜県美濃市2632−1)
      ※会場は長良川鉄道 美濃市駅より片道徒歩6分です

■定員: 8名

■参加費: 10,000円

■講師: 鬼頭伸一(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申込
ご参加される方は、下記リンク先の申込フォームにて送信してください。
>>森工塾「竹ひごからつくる竹細工講座・そばざるづくり」申込フォーム(google フォーム)

上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所から指定の駐車場まで少し距離があります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はご遠慮ください)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
▶応募が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。
  1. 2019/12/02(月) 18:12:36|
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