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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続きの続きの・・・~

令和2年最初の報告です。

☆ 麻の葉つぶし の平笊です。
  途中の編みは難しかったけど、出来上がりには満足してます。高価そうに見えるし。
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ξ ひごが薄かったからか、全体的に柔らかくなりましたね。

☆ 鉄線 の平笊です。
  編みが楽しめるようになりました。 
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ξ 鉄線編みが楽しめるとはすごいですね。

☆ 茶碗籠(課題の2個目) です。
  ひご作りも編みも楽しかったです。
  ひご作りは均一にならず、難しかったです。
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ξ いい形にまとまりましたね。

☆ 網代編み の手提げ籠です。
  大体こんな感じの籠にしたい、といって作り始めたけど試行錯誤の連続で四苦八苦しました。
  これから中の袋を色々変えて楽しみます。
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ξ 持ち手を工夫したり中の袋も自作したりで、楽しんでますねぇ。

☆ 網代編み の弁当箱です。
  いやぁ長かった。
  編みの規則性が分からないし、火曲げに慣れてないので寸法が決まらなくて・・・
  竹細工っぽいんで、出来上がったことは満足してます。
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ξ 縁の火曲げは難しいです。でもお子さんのために良いものが出来ましたね。
  長く使ってくれることを願ってます。

☆ 小熊手 です。
  爪の火曲げは、寸法を揃えるのが難しかったです。
  用途によって形を変えて作るのは面白かった。
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ξ 生活の中の夫々の場所で使いやすい形に拵えて、昔の人はすごいと思います。

☆ 網代編み の子供の弁当箱です。
  編みは少しずつ慣れてきてると思うけど、立ち上がりの角は何度やっても難しいです。
  でも、出来上がればうれしいですね。
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ξ やっぱり数をこなすことですね。

☆ 雪洞 (ひな壇の手前の白い球) です。
  ひいなさまの雪洞です。雪洞を作ろうと思いついてから出来上がるまで、ものすごく時間がかかったしいろいろ考えました。何とか出来たけど、なんかいまいち。
  また来年考えます。
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ξ こういうものは何でもありで、工夫するのは面白いですよね。

花粉の季節だし、コロナのこともあるし、どうすりゃいいんだろうと思いますが、出来ることをやって何とか乗り切るしかないですね。
ではまた次の成果報告をお楽しみに。

                  (キト)
  1. 2020/02/29(土) 14:14:41|
  2. 竹細工の技術継承
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第16回川と山のぎふ「まざりば」開催しました(2月27日)

今年で16回目を迎える川と山のぎふ自然体験活動の集い
今年からは装いも新たに「まざりば」と名称を変えて、
岐阜県立森林文化アカデミーを会場に開催されました。

ちょうどこの前の日に岐阜県内で初の新型コロナウィルスによる感染者が報告され、
イベントの開催中には首相より小中学、高等学校の休校要請が出される中、
参加者や講師の中には欠席という勇気ある判断をされる方もいらっしゃいました。

そんな中、私たちは自然体験活動の指導者として、
今この時を自ら選んでどう行動するか考える機会ととらえました。
そして、今できうる対策を取ったうえで開催に踏み切りました。

今年のテーマは「リペア」
イベント全体の報告は、JIRIさんのアカデミーブログをご覧ください。
>>>森林文化アカデミーブログ

実行委員である私の担当は、
森林たくみ塾 佃正壽さんによる
「木のモノのリペア」を考える分科会のコーディネートでした。
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まずは参加者のみなさんに木のかけらをプレゼント
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この中からお気に入りの木を一つ選んでいただきます。
木の名前なんて気にしなくていいんです。
色、重さなどそれぞれの違い。
「漆の木は樹脂が固まってしまえばカブレないんですよ。」
なんて樹種の特性なども教えていただきました。

今日のテーマはリペア
Repairの頭文字「R」さがしからお話が始まります。

3Rといえば
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Reduuce リデュース:減らす
Reuse リユース:繰り返し使う
Recycle リサイクル:再資源化する
この三つは法制化されています。

更にRを探してみると、ちょっと聞き慣れない
Refuse リフューズ
これはゴミになるものを拒否すること
レジ袋の拒否なんて言うのがこれに当たります。
しかし使ってもいいんです。
意識することが大切なんだとおっしゃっていました。

そしてもう一つのR(5R)が
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Repair リペア
壊れても直せるものは修理して使うことをいいます。

ここで、佃さん愛用の漆塗りのお椀の登場です。
大切に使っていたお椀が割れてしまいました。
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これってどうしたらいい?
・エポキシ系の接着剤で埋める。
・削り取ってお皿にする。
・燃やす。
・削って別の木を埋める。
・和紙を張って柿渋を塗る・・・etc

そもそもこれって壊れてるの?
キャンディを入れるにはちょうどいいと佃さんはおっしゃいます。

木の製品は、少しでも傷があると流通に乗りません。
でも本当にダメなの?というしつこさが大切です。

ジョージ・ナカシマは自然の形をそのまま取り入れた家具を発表しました。
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木に対する見方を変えてくれた一人です。

割れたお椀も小刀一本で修理できます。
みなさんが持っている技術を使えば誰でもできる。
木のモノはそれに応えられる素質を持っているのです。

また、腐朽菌の入ったスポルテッド材は欧米では大変価値のある材として扱われています。
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菌が活動した痕跡を杢として残し、積極的にいいでしょうとアピールすること、
規格から外れたものを受け入れる(受容する)こと、
それを認める(寛容する)こと。
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自然とかいて「じねん」と読みます。
あるがまま
自ずから然り、自然体がいいのです。

ここでもう一度皆さんに、
木のかけらを選んでもらいました。
どんな材を選んだんでしょうか?

最後に6つ目のRをご紹介いただきました。
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Renovation 
古いお家のリノベーション(修理・改装)として使われますが、
革新・元気回復という意味も持っています。

「森を元気にしたい」そのために
自然の材料に付加価値を与える。
もうちょっと面白がれないかな?
そうすると森に対する見方が変わる。
これこそリノベーションです。

そういう価値観を分かち合える小さな経済圏で勝負する。
まさしくグリーンウッドワークかなとも思いました。

参加者からの
「森に対する価値観を変えるためには、どんな教育が必要か?」
との問いに、
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「木工の敷居を下げること」
「昔はどの家にもあった大工道具。日曜大工から始めましょう。」
と締めくくられました。

(おの)
  1. 2020/02/28(金) 16:28:38|
  2. ┗ その他イベント等
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森工塾「舞茸原木栽培」連続講座はじまりました(2月24日)

これまで4年に渡って続けてきた原木マイタケ栽培。
今年からはほだ木づくりから収穫まで、
連続講座として開催することとなりました。

まずは原木の採取から。
昨年の12月伐り倒した木の太い幹は、
1月の古城山イベント薪づくりに使用
細い枝は先日のシイタケほだ木づくりに、
枝葉はチッパーに掛けて管理棟の前に敷きました。
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しかし、直径10cmくらいで曲がってシイタケのほだ木に使えないような木は、
山の中に放置されていました。
そんな材を有効利用できるのがマイタケなんです。
曲がりくねった枝たちを山から救出。
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長さ15cmに切断して、原木として使います。
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原木をドラム缶の中に並べてこの日の作業は終了。
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参加者の女性は、
森林や環境教育に興味を持たれているとのこと。
シイタケは好きじゃないけどマイタケが好きなので参加した。
とおっしゃってくださいました。
嬉しいですね。
また、先週日曜日の古城山イベント「シイタケほだ木づくり」にご参加いただいた方が、
お孫さんもご一緒に舞茸栽培にお申込みくださいました。
まさにきのこがつないだご縁。
さあ、きのこの森づくりが始まりす。
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つづく(おの)

  1. 2020/02/28(金) 14:16:12|
  2. ┗ 舞茸連続講座
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【ろうきん森の学校】森工塾「椅子キャンプ」のご案内

※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、この講座を中止いたします。

今年のゴールデンウィークはろうきんの森で椅子づくり!
生木の丸太を割るところから始めて、
本格的な椅子づくりに挑戦しませんか?
はじめての方にもご参加いただけます。
椅子の形は、
日程や技量に合わせて三つのタイプからお選びいただけます。
宿泊は、
森でキャンプも良し、
近くの民宿やホテルをご予約いただくも良し、
お近くの方は日帰り参加もOKです。
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ろうきん森の学校
森工塾(もっこうじゅく)

「椅子キャンプ」

以下の三つのタイプからお選びください
①ラダーバックチェア・・・55,000円(計6日間)
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②背板一枚の椅子・・・45,000円(計5日間以上)
※通常5日間くらい掛かりますが、6日間かけてじっくり作られてもOKです。
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③背もたれのないスツール・・・35,000円(計4日間以上)
※通常4日間くらい掛かりますが、5日や6日間かけてじっくり作られてもOKです。
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日程:
4月25日(土)・26日(日)※この二日間は必ずご参加ください。
5月2日(土)~5月5日(火)※この4日間の中から出られる日をお選びください。
6日間とも9:00~17:00

宿泊形態:
①森の中でキャンプ(テント持参)
②森の中でキャンプ(テント無料レンタル)
③各自で宿泊施設をご予約いただく
④毎日日帰りで通う
⑤その他(申し込み時に備考欄にご記入ください)
※食事の提供はありません
※水道・トイレはありますが、お風呂はありません。車で20分くらいの所に温泉があります。

場所:
古城山ふれあいの森(岐阜県美濃市吉川町地内・県立武儀高校の東側)

定員:
10脚分 (1脚の椅子をお二人で作っていただくことも可能です)

講師:
小野敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

申込:
>>森工塾「椅子キャンプ」(google フォーム)
上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・携帯番号・椅子の種類・参加できる日程・宿泊形態』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
  1. 2020/02/25(火) 20:24:02|
  2. 森工塾・講座のご案内
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2019年度古城山イベントが終了しました(シイタケほだ木づくり体験2月23日)

2019年度の古城山イベントは
10月ロープワーク
11月昔遊び
12月伐採体験
1月薪づくり体験

そして最終回2月は
シイタケほだ木づくりでした。

まずは伐採から。
普段森林管理のお仕事をしている塩田さんが木の伐採について解説。
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参加者のみなさん総出で、ロープを引っ張り木を倒しました。
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しかし、この木は使いません。
シイタケのほだ木に使用する木は、
葉っぱが黄色くなって散る間際の晩秋に伐採した木がいいそうです。

昨年の12月に伐採した原木を、
山からおろして軽トラに積んでもらいます。
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菌打ちの説明は、
中濃森林組合の伊藤さん。
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今回も手回しドリルを使って穴をあけてもらいます。
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木を押さえる人
ドリルを保持する人
頑張って回す人
みんなで協力してほだ木をつくります。
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小雨が降ったり、晴れ間から日が差したりと、
不安定な天候でしたが、
ろうきんデッキの屋根の下で、
みんなでワイワイ楽しくほだ木をつくりました。

お昼ご飯はおなじみバルエストの島田さん。
ろうきんのカマドを使って羽釜のご飯でハヤシライス
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きのこたっぷり森のハヤシライス。
最高に幸せな時間でした。
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出来上がったほだ木は参加者のみなさんにお持ち帰りいただきました。
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来年度は、森の整備と実の生る木の植樹、
モデル林マップ作りなど
またまた楽しい取り組みをj検討中。
皆様も一緒に古城山で楽しい時間を過ごしましょう!
(おの)
  1. 2020/02/25(火) 08:29:08|
  2. ┗ その他イベント等
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令和2年度(前期)森工塾のご案内

ろうきん森の学校では、
「森の恵みを暮らしに生かす」をテーマに
グリーンウッドワークや竹細工、
森や里山の暮らしにまつわる講座を開催しています。

令和2年度4月~9月までの森工塾(もっこうじゅく)のスケジュールをご案内します。

チラシ表面
(画像をクリックすると大きくなります)
森工塾2020前期オモテ最小-1

チラシ裏面
(画像をクリックすると大きくなります)
森工塾2020前期ウラ最小-1

みなさまのご参加をお待ちしております。
  1. 2020/02/24(月) 10:35:14|
  2. 森工塾・講座のご案内
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morinosの椅子づくり(2月4日・後半)

morinosの椅子づくり
後半の部を開催しました。

1月16日の前半の部から3週間弱

制作するスツールの横の部材(貫)はしっかりと乾かして、
縦の部材(脚)は乾燥しないようにビニール袋に詰めておきました。
そうしたら、脚が・・・
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元々腐食が始まっていた材ではありましたが、
密封していたことにより、更に腐食が進んでしまいました。
乾かさないにも限度がありますね。
さあこれが吉と出るか凶と出るか!

前回は森の中での椅子づくり。
今回は工房の中でと思いましたが、エアコンがメンテナンス中で使用不可。
外の方があったかいんじゃないかということで、
引き続き野外での椅子づくりとなりました。
この方がやっぱり気持ちがいい。
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しっかり乾燥させた貫の重量を量ってみます。
174gのコナラの貫が乾燥後は110g
乾燥して重さが63%になりました。
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コナラの計測実績はこれまでありませんが、
クリにほぼ近い数字が出ました。

161gのヒノキはなんと62g
39%という驚異的な変化。
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白太(辺材)の部分は非常に水分が多いので、
その水が抜けたことにより
乾燥率が大きくなったのだと思われます。

それではヒノキの心材(赤身)を調べてみましょう
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まず乾燥前の重さはなんと64g
同じ一本の木なのに白太の161gの半分にも満たない重量です。
貫の長さは同じです。
一本一本の加工精度により体積が違ってくるため、
一概にここで比較はできませんが、
随分差があることに驚かされます。
そして乾燥後の重量が54gと更に驚きです。
乾燥率は84%
赤身は元々水分が少ないため乾燥率も大幅に小さいのです。

コナラ    174g→110g 63%
ヒノキ(辺材)161g→62g 39%
ヒノキ(心材) 64g→54g 84%

これぞ生木を扱う醍醐味!
勉強になりますね。

暦もちょうど立春
森のようちえんのお母さんたちと
おしゃべりしながら楽しく南京がんなタイム。
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節分の鬼を退治した子どもたちも加わって、
椅子づくり会場は森のようちえんと化しました。
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こんなに長い削りくずが出たよと誇らしげ。
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すっかり時間も押してしまい、
だんだん日が沈んできました。
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それでも日暮れ前には5脚のフレームが組み上がりました。
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腐朽菌の入った脚は素敵な「スポルテッド」模様の椅子となりました。
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海外ではこの模様が珍重されるそうです。

日もとっぷり暮れましたがここでは終わりませんよ。
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室内に移動して座編みの開始です。
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アクリルテープの椅子が一番早く編み上がりました。
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ヒノキとコナラでそれぞれ1脚ずつ編んで、椅子の重量差を比較してもらいます。

その他、真田紐、ペーパーコード、イ草ロープなど
いろいろな素材で編み上げました。
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この椅子は現物見本としてmorinosで使ってもらう予定です。

現役学生、OB・OG、ドイツからの留学生、教職員、カメラマン、
その他大勢のみなさんの協力でできあがった椅子。
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みんなでつくる森の椅子。
morinosの定番プログラムになってもらえると嬉しいです。
(おの)

  1. 2020/02/21(金) 08:16:20|
  2. ┗ 椅子づくり
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森工塾「森の恵みを味わう~春・山菜編~のご案内

※新型コロナウィルス感染症予防のため、この講座は中止とさせていただきます。

令和2年度
この春最初のろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)は、
毎年恒例となりました「山菜」です!
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森林文化アカデミーの柳沢先生を講師に迎えて、
森の中で食べられる植物、食べられない植物を見分ける方法を学びます。
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採れた山菜は天ぷらにして食べましょう。
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定番のコシアブラ、タラノメ以外にも、食べられる植物がいっぱいあります。
春の森を楽しみましょう!

- - - - - - <イベント概要> - - - - - -

ろうきん森の学校・森工塾
森の恵みを味わう
~春・山菜編~

■日 程  令和2年4月18日(土)10時~15時

■会 場  古城山ふれあいの森

■参加費  大人2000円 子ども(小学生以下)500円

■定 員  20名

■講 師 柳沢直(岐阜県立森林文化アカデミー)

■申 込
>>森の恵みを味わう~春・山菜編~(google フォーム)
上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com
  1. 2020/02/20(木) 17:44:58|
  2. 森工塾・講座のご案内
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森工塾「足踏みろくろで木の器づくり」を開催しました(2月2日)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「足踏みろくろで木の器づくり」(2月)が開催されました。
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参加者は、岐阜、愛知、長野、福井から
自分へのエッセンスを求めて来た小学校教師
昔からグリーンウッドワークをやりたくて、やっとスタート地点に立った林業家
ろくろをつくりたいと思っている人
いろいろな木工教室に参加しながらここにたどり着いた人
今回4回目のリピーターさん

FUKUBEの工房にギコギコシュッシュと木を削る音が響き渡ります。
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そして本日はじめてグリーンウッドワークを体験された方が、
これまで最速の14時に器を挽き上げました。
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「木の臭いを久しぶりに嗅いだ。癒される。」
「シュって削れた時が快感。」
「童心に返るっていいな。」
「家の中でできる場所を見つけたい。」
「音、臭い、感覚が肌で感じられた。」
「皆さんと出会えたのが収穫。」
「この歳になって楽しいことを見つけた。」
「これから少しずつ食事に使う器を木の器に変えていきたい。」
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今回も募集開始後まもなく定員が埋まってしまった器づくり講座ですが、
これからも定期的に開催していきます。
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(おの)

  1. 2020/02/20(木) 08:18:20|
  2. ┗ 器づくり
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古城山イベント「薪づくり体験」を開催しました(1月19日)

美濃市古城山環境保全モデル林(古城山ふれあいの森)で、
薪づくりの体験会が行われました。

「よいしょ、よいしょ」
「うわー」

ロープで木を引き倒しました。

岐阜県が指定する環境保全モデル林とは、
人の暮らしから離れ荒廃した里山林を、
森林資源の活用などを通して再生を目指すものです。

美濃市古城山環境保全モデル林連絡協議会が、
森の環境保持と人々に木材を活用してもらう為に
毎年行っています。

今年は県内外から14人が参加し、
薪にするための木材を軽トラックに積み込んだり、
ロープを使って木材を運ぶ方法を体験したりします。
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続いて斧や薪割り木を使って薪割りに挑戦します。
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斧だけで薪を割るのは難しい為、
今回は二人一組になって、
木材に載せた斧を木槌で押し込むようにして
使っていきました。
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参加者は・・・
「意外と重くて大変だった。楽しいです。また来たいと思いました。」
「伐ってこういう風にするって人が少ないから、
だからボサボサの山になってしまうっていうのがあるんで、
どんどん広がっていって行けばいいんじゃないかな。」

薪割りした薪は参加者が持ち帰ることができ、
自宅の薪ストーブなどで使うそうです。

(写真:名和さん、文章:地元ケーブルテレビ CCNエリアトピックスより引用)

  1. 2020/02/19(水) 15:30:46|
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里山暮らしコース 「森と暮らしをつなぐものづくり」実施レポート(2月8日)

愛知県瀬戸市の あいち海上の森センターでありました、
海上の森アカデミー 里山暮らしコース
「森と暮らしをつなぐものづくり」の連続講座で、
加藤がグリーンウッドワークの回を担当させていただきました。
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ナイフワークで箸づくりというテーマで、
受講生の方に8種類のナイフワークを駆使し
箸づくりに挑戦していただきました。
初めての人にはなかなか難しい部分もありましたが、
グリーンウッドワーク協会愛知メンバーのサポートもあり
無事に終えることができました。
集中して木を削る時間「もくもくタイム」も
楽しんで頂けたようで良かったです。
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生木でのモノづくりを通して、里山の持つ可能性について感じて頂けたようでした。

文:加藤慎輔
  1. 2020/02/18(火) 08:41:15|
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4日間の椅子づくり@きのき 完成しました(1月26日・26日 後半)

丸太から4日間で作る椅子つくり
.
栗の丸太は、見事に椅子になりました💓
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.
年齢はもちろん
暮らす環境も
仕事もさまざま
ただひとつの共通点、グリーンウッドワークが
つないでくれたご縁で集まったみなさん😊
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.
それぞれに さまざまの
思いの込められた椅子が完成しました✨
.
森や自然に寄り添い
仲間に心に寄り添い
ふれあいながら作られた椅子たち...
これからの暮らしに
それぞれに合ったかたちで
寄り添ってくれますように😌
.
この度の講習会も
優しい心のふれあいがいっぱいでした✨
自然からの贈り物
広がる世界は本当に無限です~💓
ご参加くださった皆さま
ありがとうございました❗
.
今年の夏にも!
奈良でキハダの椅子つくりが開催されます🌳
漢方薬(漢方薬には皮が必要)のための伐採、その材を生かす椅子つくりです😊
詳細は奈良山添村の松村さんのブログからご確認ください🌳
.
#グリーンウッドワーク
#生木を使って暮らしに必要なものを作ります
#兵庫の栗の木#支障木をいかす#椅子つくり
#自然と共存
#丁寧な暮らし
#木と人ともっとつながる暮らしへ
#キハダ
#greenwoodworks
#withgreen
#withnature
#sustainable

文:tomomi tachibana
  1. 2020/02/17(月) 08:43:12|
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Green Woodworker養成講座③スツール制作後半(1月18日・19日)

サンデンフォレスト
Green Woodworker養成講座スツールづくり
>>>前半の様子

この一か月余りの間に、
強制乾燥を掛けた貫の重さを量ってみました。
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写真左の「乾燥」の下の数字
左側が先月の生木の状態
右が強制乾燥後の講座当日の重さ。
ばらつきはありますが、6~7割程度乾燥してくれたようです。

ほぞの直径は、生木の状態で5/8インチ≒15.9㎜でした。
樹種別に
①クリ(直径25cm程度、伐採してから数か月経過)
14.6~15.1㎜
②ヤマザクラ(直径15~2cm程度、台風で傾いた風倒木)
13.7~15.0㎜
③クリ(直径15cm程度、サンデンフォレスト構内の植栽木)
13.8~14.5㎜

①と③は同じクリですが、③の方が収縮率の数字が大きく出ました。
原因として
成長速度(光環境が良く生長が早い)
伐採時期(伐った翌日にホゾを取っているので非常に瑞々しい)
樹齢が若い(白太が多く)
などが考えられます。

ほぞ穴の大きさは、収縮したホゾの直径の小さい数字に合わせて決めます。
例えば①番のクリのほぞ穴は14.5㎜のドリルビットを使います。

この一ヶ月の間に、
グリーンウッドワーカーのみなさんは
自宅でいろいろなものを制作していました。

スチームベンディングのハンガー
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整備した林から出たイヌシデを使ってスツールの復習
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Myチョッピングブロック!
脚がなまめかしい。
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素敵な造形美のマレット
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先日アカデミーで開催されたナンキンフェスで購入した杉田さんの南京がんなも
皆さんに使ってもらいました。
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4日間のスツールづくりは案外余裕だと踏んでいたのですが、
いやいや滅相もありません。
南京がんな削りが楽しすぎて、楽しすぎて
ピカピカに!
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やっぱり残業になってしまいました。

たくさん削ってたくさん飲む!
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これがサンデンフォレスト流のグリーンウッドワーク講座。
削る時間より飲んでる時間の方が長いんです。

この日のメニューは私のわがままリクエストにお応えいただき、
バーベキューインストラクターのスペシャルコース。
杉板に載せ蒸し焼きにしたスモークサーモン
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オレオのベーコン巻は、勝手に名付けて「俺のベーコン!?」
絶品です。
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それでもずっと飲んだくれているわけではありません。
イギリスの古い椅子づくりの映像を見ながらお勉強。
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翌日のお昼ご飯は
サンデンフォレスト伝統?のだまこ汁
あったまる~
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そんなこんなで
2日目もあっという間に時間が過ぎていき、
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全3回計8日間の日程がすべて終了しました。
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振り返ってみれば非常に濃い8日間でした。

「グリーンウッドワークが生活の一部になった」
「これからいろんな木を試したい」
「念願の椅子がつくれて満足。これから道具を揃えたい」
「仲間に伝えたい」
「こんなに丁寧に素材に向き合ったのは初めて」
「椅子ができて感無量。もう一脚つくりたい」
「一つ一つ手づくりすることで、それぞれ見え方も違えば思いも違ってくる」
「サンデンフォレストの今後の事業展開に生かしていきたい」
「素直に割れる木割れない木、みんな性格が違って親近感が湧く。削った木は必ず体が覚えている」
「手間や時間を掛けることの大切さを伝えていきたい」
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群馬に集結したグリーンウッドワーカーの皆さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう。
(おの)
  1. 2020/02/16(日) 08:24:41|
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morinosの椅子づくり(1月16日・前半)

岐阜県立森林文化アカデミーの敷地内に建設中の
森林総合教育センター愛称「morinosモリノス」
アカデミーに建設中のmorinos

来年度開館予定のこの施設で使う椅子を関係者で手づくりしようという取り組みが
1月16日に行われました。

関係者約10人で2日間掛けて5脚の椅子づくりを目指します。
材料は森のようちえん「森のだんごむし」さんが拠点に使っている森の中に置かれています。
そこには西暦2000年アカデミーの一期生が約20年前に建てた自力建設「四寸傘」があります。

さあ材料をみんなで担いで山から下ろしてこようか?
それなら、割る道具を持って、山で小さく割ってから持って降りたほうが早いんじゃない?
今年は暖冬でこの日もポカポカ陽気。
森の中での作業も気持ちいいだろうということで、
斧とマンリキをもって山登り。

四寸傘の会場でグリーンウッドワークが始まりました。
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使う材は台風の被害で傾いたコナラ。
「コナラは硬い!」と覚悟して立ち向かったのですが、
これが案外割りやすい。
というのも、台風で倒れたのには理由があったのです。
材の中に無数にあいた小さな穴。
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カシノナガキクイムシに食害を受け、既に弱った木だったようです。
菌も入っていて材が少し腐食しているところもありました。

ガシガシ割って、午前中にコナラはほぼ小割にすることができました。
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さあ午後からどうしよう?
気持ちがいいから、いっそここで続きをやろう!
というナバさん(アカデミーの先生)の一言により、
「森の椅子づくり」と相成りました。

削り馬を持って山に登ります。
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イギリスの森の中で椅子の部材を削っていた「ボッジャー」
日本でも山の中に小屋を建てて器を削っていた「木地師」たち
「何故森で作業をするの?」と聞かれたら「そこに木があるから!」と答えるでしょう。

ああ楽しい。
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焚き火でカステラ焼いてたべました。
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morinosのプログラム運営を委託されたホールアース研究所のウォーリー(写真右)は
アカデミーの1期生。
この四寸傘の建設にも携わっています。
私自身もアカデミーのOBとして、
まさかこの山の中でグリーンウッドワークなんて思ってもみなかったことで、
非常に感慨深いものがあります。

コナラだけでは足りないので、演習林内で伐採されたヒノキも使います。
なんと、ここで作業するためにわざわざ別の場所から山の上までヒノキを担ぎ上げたナバさん。
やっぱり変態です!

生木をガシガシ削っていく快感と木の臭いに癒される時間。
樹種による硬さや香りの違いを楽しむのもいいですね。
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県職員のスージーは
「削りやすいヒノキも好きだけど、削りたてのしっとりツヤッとした
コナラの芯材部の手触りと香りが忘れられません。」
とのこと。
こうやってダイレクトに木の質感を味わえるのが
グリーンウッドワークの魅力ですね。

集中して削り続けているとシーンとして、山の中に木を削る音だけがします。
そして時折響き渡るの笑い声。
あっという間に5時を過ぎ、辺りは真っ暗。
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軽くなった脚と貫をみんなで持って山を降りました。

それでもこの日はここでは終われません。
次回、最終日を迎える前に接合部のほぞ取りまで終えなければなりません。
普段私たちは椅子づくりで直径5/8インチ(約15.9mm)のホゾを取るのですが、
腐食の入ったコナラと強度の不安なヒノキを使うことから、ワンサイズアップの
3/4インチ(約19㎜)のテノンカッター(ホゾ取り器)を使うことにしました。
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続きは森の工房。
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アカデミーは何時まで残業してもOK!?
ということで、夜8時までかけて本日の作業終了。
またたくさんの人をグリーンウッドワークの虜にしちゃいましたよ。
このまま約1ヶ月、貫(横向きの部材)を乾燥させます。

つづく
(おの)
  1. 2020/02/15(土) 08:00:37|
  2. ┗ 椅子づくり
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森林文化アカデミーの学生さんが来てくれました(1月15日)

ろうきん森の学校岐阜地区の敷地に隣接する森林文化アカデミー
ここは森と木のスペシャリストを育成する2年生の専門学校で、
2つの学科があります。

「森と木のエンジニア科」は、高校卒業程度の方を対象とし、
林業や木材加工の現場で働く技術者を育成します。
「森と木のクリエーター科」は、大学卒業程度または実務経験を持つ方を対象とし、
林業、森林環境教育、木工、木造建築などの分野で指導的な役割を担う専門家を育成します。

森林文化アカデミーHPより抜粋

1月15日(水)森林文化アカデミー森と木のクリエーター科1年生と教員合わせて18名が、
授業の一環でろうきん森の学校に来てくれました。
講義のテーマは「里山利活用実習」
まずは、管理棟に集まってもらい、
これまで5年間にわたるろうきん森の学校の取組みと、
今後の展望についてお話しさせていただきました。
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クリエーター科の学生さんは、大学新卒から社会人経験者まで、
さまざまな経歴をお持ちの方がおられます。
そんな私も脱サラしてアカデミーの門を叩いた一人。
こんなことやってる面白いOBがいるんだなと思っていただければ幸いです。

このあと、林から3種類の木を伐採しました。
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材齢45年のサカキ
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ピンク色でとてもきれいです。
年輪の幅の変化がこの林の歴史を刻んでいます。

材齢29年のアオハダ
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アオハダと言っても材は白いんです。
樹皮の下(内皮)が緑でとてもきれいです。

材齢22年のコシアブラ
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この木は乾くと光沢があって非常にきれいです。

柳沢教授から木の特徴を説明してもらいました。
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このサカキはぱっと見「ヒサカキ」と間違うくらい葉っぱが小さい。
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林縁部など日当たりが良い場所に育つ木は、
葉っぱの柵状組織(光合成をする組織)が2層に増え、
葉を小さくなることにより、より効率的に光合成できるんだそうです。

伐採した木をアカデミーまで持ち帰ります。
午後からは材の利用。
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グリーンウッドワークで加工します。
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グリーンウッドワークを授業に取り入れている学校なんて
アカデミー以外に聞いたことがないですね。
(もしかしたら私が知らないだけでもう既にあったりして)
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使える「樹種見本兼鍋敷き」の出来上がり。
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今後もアカデミーと連携しながら活動を続けてい蹴ると嬉しいです。
(おの)
  1. 2020/02/13(木) 14:15:07|
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ぎなんプレ―パークで削り馬体験会が開催されました(1月13日)

岐阜県岐南町で活動するぎなんプレ―パーク

ここでは昨年度2018年7月に削り馬づくりワークショップが開催されています。
>>>2018年7月に開催された削り馬づくりワークショップのようす

この削り馬たちをしっかり有効に利用していくために、
ぎなんプレ―パークでは、
昨年度に引き続き岐阜県の「清流の国ぎふ 森林・環境税」を財源とする
地域活動支援事業の補助金を申請し、受理されました。
申請内容は削り馬体験会の開催です。

午前中はまずスタッフ研修から。
色えんぴつづくりの準備に、子どもたちもお手伝い。
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削り馬の不具合も自分たちの手でメンテナンスします。
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しっかり手順を覚えながら色えんぴつづくり。
それでも型とらわれない様々な形が出来上がります。
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皮を途中まで削ってとめる「ケズリカケ」
ちょうど小正月の「ものつくり」に昔から使われる技法です。
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自由な発想で模様を削り出していきます。
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子どもたちはアーティストですね!
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いえいえ、大人たちも負けてはいませんよ。
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いよいよ午後からは一般の参加者を迎えて体験会の開始です。
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やっぱり大人が夢中になって削り続けていました。
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そして出来上がった作品たち。
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こうやって子どもたち(昔の子どもたちも含む)が
グリーンウッドワークを楽しめる場所を増やしてもらえると嬉しいです。
さあ削り馬をもって外に出かけましょう!
(おの)

  1. 2020/02/13(木) 08:00:00|
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森工塾「木彫りの器づくり」を開催しました(1月11日)

令和2年最初の講座は
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)「木彫りの器づくり」

グリーンウッドワーク協会の会員さんが山から調達したコシアブラを使いました。
パカンときれいに割れました。
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今年の運勢も「吉」と出たようです!

まずは斧と銑で上下を平らに削ります。
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どんな形に削りましょうか?
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形は人それぞれ自由です。
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しっぽがついてる?
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木の塊をひたすら削って形をつくり上げます。
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縄文の昔から脈々と伝わるものづくりのDNAがビンビン刺激されます。
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彫刻刀やフックナイフを使って器の内部を仕上げます。
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更に外側も削って出来上がり。
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あー楽しかった。

削りながらどんどん形が変わっていく人。
楽しすぎて削りすぎちゃった人。
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瑞々しい生木を削るグリーンウッドワークの中毒者をまた増やしてしまいました。
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今年もたくさん削りましょう!
(おの)
  1. 2020/02/12(水) 16:35:40|
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【古城山イベント】しいたけのホダ木づくり体験

古城山イベント
今年度最後は人気講座「しいたけのホダ木づくり」です。
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出来上がったほだ木はお持ち帰りいただけます。
お子さまにはミニホダ木をプレゼント
お昼は薪で炊いたご飯とプロのシェフが作る一品をご賞味ください。

しいたけのホダ木づくり体験
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とき/2月23日(日)午前10時から午後2時まで

ところ/古城山ふれあいの森(美濃市吉川町地内)
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定員/先着20名

参加料/大人1000円 こども200円

持ち物/軍手、タオル、飲み物など

申込み/美濃市産業課まで
住所・氏名・年齢・電話番号・携帯番号・同伴者の氏名・年齢を記入の上
FAX 0575-31-0052
または
Email  sangyou_280@city.mino.lg.jp

主催/古城山環境保全モデル林連絡協議会

  1. 2020/02/11(火) 00:09:39|
  2. 森工塾・講座のご案内
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