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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

キハダの椅子づくり~4日目背板の曲げ木(7月4日)

キハダのラダーバックチェアづくり4日目
昨日割った背板を銑と南京がんなで薄く削ります。
目標厚は6mm!
作業前にキハダでスプーンを削ってみました。
生のうちは柔らかくて非常に削りやすい材でした。
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午後からいよいよ曲げ木の作業です。
約15分ほど蒸し器に入れます。
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素早く取り出して曲げ型の溝に差し込みます。
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型をひっくり返します。
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作業台に押し当てながら、
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素早く丁寧に曲げていきます。
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最後にクランプで固定して曲げの作業は終了。
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この四日間でチームワークはばっちり!
長期間の椅子づくり講座の楽しみは、参加者のみなさんとの交流です。
残念ながら、いつものような夜の交流会はできませんが、
参加者同士の一体感が生まれて、
本当に素晴らしい講座だと自負します。

スタッフのユニホームはもちろん黄色!
街を歩いていたら24時間テレビと間違われてしまいました(笑)
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スタッフのバキちゃんがキハダで染めてTシャツも用意してくれました。
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次回9月の講座の黄色率が楽しみです。
(おの)
  1. 2021/08/31(火) 08:22:28|
  2. ┗ 椅子づくり

竹細工 ~竹細工教室  成果の巻 の続きの続きの・・・

残暑お見舞い申します。それにしても暑いですね。アツィ...
報告です。

☆六つ目編みの照明器?です。
 友人に頼まれたもの。
 和紙を通したやさしい光で情緒がありますね。
 最初は六つ目を丸くしようと思ったけど、平たいままの方が気に入ってくれたみたい。
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ξ ホントに和紙を通した光は柔らかくて楽しくなりますね。
  この和紙は落水紙といって美濃ではよく見られるものです。色んなものがあるので試してみると良いですよ。

☆ 六つ目編みの籠です。
  昔、別の場所で作った中途半端な籠を手直ししたら、しっかりしたものになりました。
  雑に扱っても大丈夫な頼りになる籠です。
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ξ 壊れたところ、気に入らないところを自分で手直しできるのも竹細工のいいところですね。

☆ 四ツ目編みのセベ(ミニ)、野菜乾しです。
  何を作っても難しいです。でも、火曲げは、少し上手くなったような、気がします。
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ξ 小形でしっかりしたものになりましたね。これくらいの大きさも良いですね。

☆ 網代編みの弁当箱です。
  ヒゴの本数が多く、編み目を詰めるのも大変でした。
  縁の火曲げは、やる度に前に曲げたのが気に入らなくなってきます。
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ξ 確かに全部のヒゴの本数はすごいですね。お疲れさまでした。

  蓋を開けたところです。
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☆ ござ目編みの、ちょっとお出かけのための手提げ籠です。
  茶碗籠を予定してたけど全く違う形になったんで、ちょっとお出かけの手提げ籠として使います。
  節の位置が影響して、縁が歪んでしまいました。
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ξ 本体のござ目編みはきれいに仕上がりましたね。縁は個数ですよ。

☆ 木目ござ目編みの手提げ籠です。
  胴の形を決めるのは大変で、何度もやり直しましたけど、楽しかったです。
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ξ 木目ござ目は編み目がずれやすそうですね。手提げ籠というにはちょっと大きすぎるようですが、ま、使ってみて。

またまたまた緊急事態宣言がでて、竹細工教室も出来なくなってしまいました。
いつ再開できるか分からないけれど、次はあんなの作りたいとか、こんなのは出来んやろかとか、色々妄想してみるのも良いんじゃござんせんか?
                            (キト)
  1. 2021/08/30(月) 11:29:58|
  2. 竹細工の技術継承

キハダの椅子づくり~3日目(7月3日)

先週につづき
山添村のキハダでラダーバックチェア講座
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2週目(3日目)は先週削った後脚に
背板のホゾの溝をノミで欠きとり
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南京鉋で八角形を円形に整え終わったら
丸太を割って背板を木取ります。
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蒸し暑さにやられそうですが
みなさんいちばん楽しい南京鉋の時間は
気持ちいい!これ楽しい!と
夢中になって削りました😊

曲げ木の治具でへこんでしまったところは、
アイロンで補修
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木の繊維が潰されたところが奇麗に復活しました!
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(ばきちゃん)
  1. 2021/08/30(月) 08:34:22|
  2. ┗ 椅子づくり

キハダの椅子づくり~2日目曲げ木(6月27日)

山添村キハダのラダーバック講座2日目
夜中のどしゃぶりに天気を心配しましたが
明け方には小ぶりになりひと安心。

講座は9時半スタートのはずが、
8時半にはひとりふたりと現れ
後脚の続きを削りだす熱心な参加者のみなさん。
湯を沸かして蒸し器を用意しているうちに
いつの間にか作業がはじまっていました。

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ラダーバックチェアには欠かせない曲木。
背もたれや脚を曲げるのに
削った木を蒸し器で熱して柔らかくしてから
型にはめて曲げます。
以前飛騨の家具メーカーで働いていた時だったか
その後web制作会社で木工連のサイトをつくった時
飛騨の家具メーカー各社を見学してまわったのですが
曲げと言えば大規模な設備だったので
はじめてラダーバックをつくったときは
こんな箱と鍋とカセットコンロの簡易な設備で
本格的な曲木ができるのかと衝撃でした。
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今回の講座は前半の2日間で後脚を仕上げます。
キハダが素直な材なのでそんなに不安はないのですが
講座としては初なので、祈る気持ちで蒸し器に投入。
一回で6本、3脚分の後脚を蒸します。
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蒸し時間を測りながら足し湯を沸かし続け
蒸し器のガスやお湯の管理をしながら
作業台の3箇所で型を入れかえながら曲げるので
余裕がなくて参加者さんのフォローにまわれず
写真がほとんど撮れていません💦

テストで予備の脚を入れ50分ほど蒸してから
曲げ型に上端を差し込んでゆっくりと押し曲げます。
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型に沿ってしっかり曲がったら
脚の下端をPPバンドで仮止めして
クランプで浮いたところをしっかり固定します。
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よかった!やわらかくて難なく曲がりました。
キハダは曲木にも最高ですね。
さっそくできた人から蒸していき
順番に3人ひと組で
PPバンドで仮止めするひと
クランプで固定するひと
曲げるひと(脚をつくったひと)になり
作業台にバイスで固定した曲げ型をつかって
後脚を曲げていきます。
型をひっくり返すと2本目を固定できます。
2本終わってしばらく冷ましたところで
クランプをPPバンドにかえて2本しっかり固定したら
そのまま9月までしっかり乾燥させます。
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曲げが落ち着いたところで前脚にとりかかります。
銑で削ると鮮やかな黄色。
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この色がどんな変化をするのか楽しみです。
初日が後脚だったので、その半分ほどの長さの前脚に
参加者さんから「すっごい楽!」「簡単!」の声が。
途中おのちゃんが銑研ぎコーナーをはじめたので
みなさんピカピカに研いだ銑で「ぜんぜん違う✨」と
さらに心地好く削れていました。

お茶の時間のあとは貫を削ります。
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さらに短くやり易いうえ、南京鉋の登場で
「これ楽しい!」「気持ちいい!」と
グリーンウッドワークの楽しさを
たっぷり感じてくださった参加者のみなさん。
今回は貫一脚10本×12脚分の120本+αを
マツトモさんがあらかじめ用意してくださったので
とりあえず1本削って、鉛筆削りの親分みたいな
テノンカッターを使って丸ホゾを削るところで終了。
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あっという間の二日間でした。
講座の参加者のみなさん
ご協力くださったキハダ農家の方や
キハダの利活用を考えつながるみなさん
食事や宿を提供くださった
山添村で活躍する関係者のみなさん
主催のマツトモさんをはじめ
助っ人に来てくれた森の木人のみなさん
ほんとに気持ちの良い人ばかりで
とっても楽しかったです。
ありがとうございました!
(ばきちゃん)
  1. 2021/08/29(日) 08:14:17|
  2. ┗ 椅子づくり

キハダの椅子づくり~1日目ひたすら削る(6月26日)

山添村でのラダーバックチェア講座はじまりました。
9月まで2日ずつ、6日間かけて
キハダの木でラダーバックチェアをつくります。
今回主催されたマツトモさんが以前山添村でやった
ラダーバックチェア講座で
キハダでラダーバックをつくってみて
クリに近い感触だったということで
黄檗をとるための皮むきするこの季節に合わせて
講座を開催する運びとなりました。

涼しい風が吹くなか気持ちよく講座がスタート。
まずはキハダのコーラの試飲から。
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ノンカフェインで、香りはまさにコーラ。
ジンジャエールのようなスパイシーさもあって
美味しかったです。
マツトモさんから椅子づくりにキハダを使う経緯についてのお話しがあり
みんなで皮をむくのところも体験。
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材を伐りだすところからのラダーバックチェアづくりははじめてで
グリーンウッドワークの醍醐味を感じます。
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外で材を割って削りはじめたところで
局地的なゲリラ豪雨に💦
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室内に避難して、初日は後脚を八角形まで削ります。
マツトモさんが「黄色いクリ」と例えていましたが
たしかにパカンと真っ直ぐに割れ
削ればシュルシュルと気持ちよく、クリに似ています。
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部屋中に柑橘系に似たキハダ独特の香りが充満して
心だけでなく身体にも良さそう😊
形成層の下には目に鮮やかな黄色の部分もあって
この樹皮も燻製や染色に使えそうです。
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10人の参加者と5人のサポートスタッフで
ガシガシ削って1日目が終了。
足元の削りくずの山✨を集めたら1人1袋はありました。
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これも利活用できたら良いですね。
私も持ち帰って染めてみようと思います。

夜は宿泊するメンバーと村にある大三食堂さんで
地域素材を使った夕食をいただきました。
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いまはコロナ禍で期間限定での運営ですが
古民家改修の素敵な空間にコワーキングスペースもあり
ここに滞在しながらの講座ができたら楽しそうです。
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さて明日は後脚を仕上げて蒸し曲げまでやります。
はじめてなので折れないかちょっと不安もあるけど
どんな感じなのか楽しみです♪
(ばきちゃん)
  1. 2021/08/28(土) 08:04:39|
  2. ┗ 椅子づくり

キハダの椅子づくり~黄檗の採取(6月25日)

今日はこれをむきに来てます!
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めちゃくちゃ気持ちよくむけた!
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むけにくいのもあります。
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ペロッと外皮も内皮も手でむけるものもあれば
こそげとらないと難しいのもあって
おじさんたちは自作の道具を駆使してます。
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これいいなぁ!
最初の筋彫りも皮むきも外皮はぎも出来ちゃう鎌✨
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黄檗はシラカバ樹皮と同様に
水をよく吸い上げたこの時期がむきどきなので
植えてから20〜30年目の木の内皮を
6月下旬から7月中旬ごろまでむいて
二、三日天日干しをしてから出荷されます。
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山添村では戦後の減反政策で
農地などにキハダを植えることを推奨されましたが
30年の時を経てその意図が次の世代に伝わらないまま
放置されてきました。
原発事故以来、東北の黄檗がとれなくなったので
輸入に頼る中、関西の黄檗が注目されるようになり
当時植えられたキハダがいま出荷されています。
今回伐採と皮むき体験させてくださった農家さんは
もう80歳を越えられていて
いま植樹しても自分は収穫できないので
これから伐採する次の世代に価値を継いでいきたいと
若い世代と一緒に収穫後に植樹もしています。

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現在は黄檗を漢方薬にするだけでなく、
葉っぱをお茶、実をキハダコーラや香辛料と
使い道が増えていますが
黄檗をとったあとの木は使われず、
山の中にそのまま放置されていたそうです。
それでは植樹もしづらく山も荒れるので
材を使いませんかということで
マツトモさんに声がかかったそうです。

ところで、
今日イチ収穫だったのは
ウメノキゴケがどのキハダにもびっしりで取り放題。
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というか、木の負担になるから取った方がいいって。
外皮と枝とウメノキゴケは捨ててしまうというので
染色の実験用にもらってきました。
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ちゃんと染まることを証明できたら
キハダは内皮だけでなく葉っぱも実も材も枝もコケも
ぜんぶ利用できるよ。
(ばきちゃん)
  1. 2021/08/27(金) 08:18:05|
  2. ┗ 椅子づくり

チョッピングブロックとマレットづくり体験【神奈川県西丹沢】のご報告(5月29日)

5月29日(土)
丹沢湖のほとり、鹿島山北高校の敷地をお借りして、
NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク主催の
チョッピングブロックとマレットづくり体験が開催されました。
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>>NPO法人足柄丹沢の郷ネットワークのHPより

今回使用した材は、お隣山梨県の道志村や、近くの雑木林から伐りだされた木を使いました。
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グリーンウッドワークに興味を持って下さったいういろいろな分野の方からの参加があり、
足柄丹沢の郷ネットワークさんがここで長く続けてきた成果が実を結びつつあることを実感しました。
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マレットづくりは、
柄の細い部分を斧で割るときに、
本体まで割ってしまうという方がチラホラ。
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まだまだ改良の余地がありそうです。
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木の形をそのまま利用した有機的な形。
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パソコン用のデスクとして利用するそうです。

せっかく道具を揃えたので、つぎはこれを使ってスプーンづくり講座!
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どんどんグリーンウッドワークの輪が広がってくれて嬉しいです。

(小野)

  1. 2021/08/26(木) 08:05:26|
  2. ┗ その他イベント等

ニッセの森の木でつくる子どもスツール【千葉】のご報告(5月1日・2日)

森から森へ
渡り鳥のように
旅しながらのグリーンウッドワーク
本日はニッセの森の木でつくる
子どもスツールワークショップ

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爽やかな風吹くニッセの森で
山武杉とクリを割って
小さなスツールの脚を木取りました。
不思議な育ちでちょっとクセのある山武杉。

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割ってみると美しくてびっくり。
山武杉の芯はまるでブラックウォールナット。
表情豊かで大好きになりました。

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これでスプーンやヘラつくりたい!

クリは相変わらず素直にパカンと割れます。

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親子でヨイショ!もちつきみたいだね。

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割れた割れた。
今回は2日かけて
のんびりゆったりのスケジュール。

さぁみなさん削るよ〜♪

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親子でタンデム削り♪

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夢中で長いこと削り続けたり

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飽きたらシーソーで遊んだり。

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ときおりシジュウカラやホトトギスがやってきて
新しい巣箱からこちらをのぞいています。

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森のあちこちにクラフトが馴染んでいて
こんな風にグリーンウッドワークが似合う
ニッセのフィールドに憧れます。

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一日目は夕方から天候が急変。
雷が鳴りはじめたので作業を中断して避難しました。
雨が小降りになってから
テントの下で脚の仕上げまでして終了。
あけて二日目の今朝は
また爽やかな青空が広がりました。

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この森はどこで撮ってもいい画が撮れますね。

きのう削った脚を八角形から円に整えます。

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午前中にはみなさんホゾ穴をあけて

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組み立てに入りました。

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のんびりゆったりの予定が
雨雲レーダーをチェックしたら15時から雨。
さて、どうしようか。
いろんなパターンを想定して環境を整えつつ
よし、15時までに完成できるように
予定変更でいこう。
通常参加者同士2組ペアになってもらって
穴あけと座枠の組み立てをするのを
2つのテーブルにわけて
3組ずつテンポよく同時進行して時短。

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小さなお友だちは
ママがんばれ!パパがんばれ!
あめふるまでにがんばって!と
ずっと声援を送ってくれました✨

ご家族ごとそれぞれ自然と役割分担して
15時までに座編みも終了。
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子どもたち、集中してとても良い顔✨

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赤ちゃんも二日間いっしょにがんばったね。
家族でひとつのスツールをつくるって
思っていた以上にイイですね😊💕
わたしも子どもたちとやりたくなりました。

雨が降り出す前に完成✨
先に記念撮影をすませてひと安心。
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ニッセの森から伐り出した山武杉が
二日間でスツールになって
それぞれのおうちに。

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ワイルドな枝をそのまま脚にしたご家族
つくっているときは苦労したけど
なんだか森をそのまま家に持って行けるみたいで
素敵でした。
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最後は大雨の中ふりかえり。
「ずっと一生削っていたい。」
「むずかしかったけど、たのしかった!」
「親子で木が椅子になる全部を体験できてよかった。」
みなさんの感想、うれしかったです。
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森と人、人と人をつなぐきっかけに
グリーンウッドワークって素晴らしいと
再確認した二日間でした☺️
全国の森から森へ、どこまでも行きたい。笑
ぜひみなさんの森にも呼んでください♪

文責:ばきちゃん
  1. 2021/08/25(水) 08:12:52|
  2. ┗ 椅子づくり

森工塾 足踏みろくろで器づくりのご報告(7月24日)

\ろうきん森の学校・岐阜地区/
足踏みろくろで木の器づくり講座

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5人の参加者のみなさんが
1日中ろくろをふみつづけて
桜の木で素敵な器をつくりました。

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多くを語らなくても
完成した器を持って
感想をシェアしているときの
満たされた空気とか達成感が
写真から伝わってきますね。

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次回の足踏みろくろ講座は9月25日です。

>>>9月25日ろうきん森の学校森工塾足踏みろくろで木の器づくり
残席残り僅か!

(文責:ばきちゃん)
  1. 2021/08/24(火) 08:50:40|
  2. ┗ 器づくり

森工塾 足踏みろくろで器づくりのご報告(5月30日)

毎回告知するとすぐに満席になる人気の講座
\足踏みろくろで木の器づくり講座/
今日の材は桜です。

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削りはじめたら工房が桜の香りで満ちて
春の桜並木を歩いているみたいです。

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クリよりかたいので時間がかかりましたが
みなさんそれぞれ思い思いのカタチに削りました。

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なんともいえない木目の美しさに感激。

文責:ばきちゃん
  1. 2021/08/23(月) 07:14:03|
  2. ┗ 器づくり

竹細工教室 新規生徒募集のお知らせ

竹細工教室 新規生徒募集のお知らせ

青竹を割って、ひごを作るところからはじめる本格的な竹細工の教室です。
日々の暮らしを愉しく豊かにしてくれる竹のざるやかごを手づくりしてみませんか。

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対象 : 
これまでに「竹ひごからつくる竹細工講座」に参加したことがある方
(参加経験のない方はまずは、「竹ひごからつくる竹細工講座」にご参加ください。
現在予定が決まっている対象講座は以下のとおりです。)

2021/10/13・20 竹細工講座・パンかごづくり(ろうきん森の学校)
2021/10/5・12・19・26・11/2 ・9 各務原市西ライフデザインセンター竹細工講座
2022/2/2・9 竹細工講座・そばざるづくり(ろうきん森の学校) ←詳細は2ヶ月前に当ブログに掲載予定

内容: 
ひご作りに欠かせない、竹の「割り」や「剥ぎ(へぎ)」などの基本的な技術を学びます。
「パンかご」「茶碗かご」「深ざる」「四ツ目かご」を順に自分のペースで作りながら、
編み方の基本(六ツ目編み、ござ目編み、四つ目編み、網代編みなど)を学びます。
また、刃物(切り出し小刀)の研ぎ方や、竹林整備(自由参加)についても学びます。
所要期間は、10ヶ月~ 1 年半程度(各人の作業ペースにより異なります。)
修了後は、竹細工工房利用会員として自由制作に取り組んでいただくことが可能です。

日程  2021年10月~ 月2回(以下のどちらかのコースをお選びください。日程は随時お知らせいたします。)
    ・金よう日コース
    ・日よう日コース
時間  10:00 ~ 16:00(作業時間は約5 時間)
場所  美濃市番屋2号館(女性商工会館)1 階(美濃市広岡町2632-1)
料金  月額7,000 円(1 日3,500 円2 日分、保険代込み)
    ※材料費と道具購入費(鉈、伐り出し小刀)が別途必要になります。
    ※やむを得ず欠席される場合は、欠席料として1 日1,000 円をいただきます。
募集人数  各コース2名ずつ
持ち物 昼食、筆記用具、座布団、厚手の布またはエプロン 
主催  NPO 法人グリーンウッドワーク協会竹部会
お申込み、お問合せはメールにて。E-mail:gww.take@gmail.com
  1. 2021/08/22(日) 14:16:45|
  2. 森工塾・講座のご案内

各務原市西ライフデザインセンター竹細工講座のお知らせ

各務原市西ライフデザインセンターにて竹細工の出張講座を行います。
抽選申込の受付は、8月25日(水)~31日(火)です。
詳細はこちらをご確認ください。

竹細工 六つ目編みの盛りかごづくり

鵜飼に用いられる鵜籠作りの継承者に丸竹を割るところから始める本格的な竹細工を学びます。
六つ目編みをマスターして、秋の恵みを飾っても良し、冬支度の小物を入れるのも良しの重宝なかごを作ります。

【開催日】 令和3年10月5日(火) 、12日(火) 、19日(火) 、26日(火) 、11月2日(火) 、9日(火)
【開催時間】 午後1時~4時(全6回)
【場所】 西ライフデザインセンター
【対象】 成人
【申し込み】 事前申し込みが必要です。申込みはこちらから
【費用】 受講料:1,800円/道具貸出料:3,000円/材料費:1,500円
【定員】 10人
【持ち物】 マスク、筆記用具、水分補給用飲料、必要に応じ老眼鏡、大きめの座布団、作業しやすい服装
       (道具は講師より毎回貸出し)
【講師】 ⿁頭伸一、安藤千寿香

【備考】
受講希望者が6人未満のときは開講しません。
受講決定者以外の同伴、入室、見学はできません。
講座申込に際し、いただいた個人情報は講座運営のためのみに使用し、目的以外には一切使用しません。
新型コロナウイルス感染症や天候、講師の都合などにより、中止または日時・会場を変更することがあります。
また受講の際は、来館前に検温や体調チェック、マスク着用をお願いします。
詳細については申込時、当選者費用支払い時に説明します。

各務原市西ライフデザインセンター

  1. 2021/08/22(日) 13:08:31|
  2. 森工塾・講座のご案内

7/25《グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり連続講座》④プレート|ろうきん森の学校 森工塾


グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり
連続講座④プレート+彫刻刀


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ここまで3回の連続講座で
①ストレートナイフで平面のナイフワーク
②フックナイフで曲面のナイフワーク
③銑で大きな面を整える技術
とひとつひとつ丁寧に
グリーンウッドワークの道具の使い方を
学んできました。

4回目の今日はプレート+彫刻刀。
ククサづくりに向けて彫る技術を学びます。
それぞれの道具の他にも、基本の技術として
丸太から木取りするために
斧やマンリキなども毎回使っています。

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先日の森の工房ワークショップで
へぎ板を200枚つくったグループの加藤伸子ちゃん
もはやへぎ板職人です。
プレートのための薄い板を難なく木取りしてました。

ほかの皆さんも慣れたもの。
相談しながら気負いなく板に割っていきます。

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もう忘れちゃったかもしれないけど
最初に比べたら出来ること、ちゃんと増えてますよ。

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銑でつくりたい大きさの板に削る工程もスムーズで
裏表平行に整えるのも、とても上手でした。

みなさんは無意識だと思いますが、
回を重ねるごとに、刃物が切れる感覚、シノギの角度
逆目やフシのまわりの木目の変化に気づいて
うまくいかないで四苦八苦する前に
調整している姿がありました。

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プレートの彫りも、はじめてとは思えないくらい
まっすぐで丁寧。
ランダムにするのもリズムがあってきれいです。

彫り終わったら鉄媒染とアンモニア処理、オイルから
好きな仕上げを選んでやってもらいました。

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アンモニアは落ち着いた煤竹色のような茶に。

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鉄媒染の反応もよくて
黒というより濃紺に近い素敵な色になりました。

次回はシュリンクポット。
南京鉋でピカピカなキッチンツールスタンドを
つくります。お楽しみに!
(文責:ばきちゃん)
  1. 2021/08/22(日) 07:11:02|
  2. ┗ ろうきん森の学校

6/20《グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり連続講座》③レードル|ろうきん森の学校 森工塾


グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり
連続講座③ レードル+ドローナイフ(銑)
今回も無事終わりました。


この講座は、グリーンウッドワークで
暮らしの道具をつくるだけでなく、
毎回道具がひとつ手に入り
それぞれの道具の使い方を学びながら
グリーンウッドワークを長く続けていけるだけの
基礎的な力をつけるのが目的です。

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はじめに、今日つかう材料のおはなし。
やわらかく加工しやすいコシアブラを選びました。

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太宰府天満宮をはじめとする全国の天満宮で
鷽替え神事などに用いられる木うそ(木鷽、きうそ)や
山形県米沢市に伝わる笹野一刀彫のお鷹ぽっぽにも
コシアブラの生木が使われています。
こんな細かい細工が出来るんですね。

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それから、銑があると出来ることとして
民藝続きでアイヌのイナウやセワポロロなどの
削りかけを紹介。
グリーンウッドワークのイベントなどで人気の
色えんぴつや小さなおうちも銑と削り馬があれば
つくれます。
12月に予定しているクリスマスツリーも
講座終わりにデモンストレーションで
見ていただきました。

これまで、丸太から斧で削り出していた形を
銑で同じようにやってみる一期生のみなさん。

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気持ちいい!楽しい!と柔らかくて削りやすい
コシアブラを堪能していただけました。

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削りくずの山もきれいですね。
さわるとまだしっとりしています。

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持ってきてくださったお玉やレードル。
こちらもいろんな形があります。

恒例の「道具を味わうおやつタイム」は
冷やし甘酒のフルーツポンチにしました。

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「すくう」とか「まぜる」を意識しながら
レードルを使ってもらいます。

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今回もカフェコーナーは
手づくりのおやつやお土産が盛りだくさん💕

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米粉の焼きドーナツ
米粉のクッキー

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ハーブティー

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ブルーベリーやビワ
パッケージデザインがかわいいチョコレート
おやつだけでお腹いっぱいになりそう💖
いつも美味しいおやつ、ありがとうございます😊

飲む点滴でエネルギー補給したあとは
午後からも続きの作業です。

レードルの柄から削ります。

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スプーンのときと同じで
四角い箱型にしたら、少しずつ面を取っていって
多角形からだんだん三次曲面にしていくのですが
この順番がパズルみたいなんです。

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今回もボスと2人で試作しながら
どの順で削ったら銑で無理なく出来るか
検討を重ねました。
これ、別の道具を使えば楽な場面もあるのだけど
銑の回は銑でやる縛りなので
そこが難しいけど楽しいところなんですよね。
人によって得意な道具、好きな道具もあるので
これが正しいって言うやり方はないけど
6回連続講座が全部終わったら
持っている道具を駆使して
どうしたら安全に楽につくりたい形ができるか
見通しがつくようになると思います。

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今日のみなさんの感想は…
・コシアブラは削りやすくていい練習になると思う。
・銑は慣れているけど幅の広い材料は難しい。
・ノコギリが難しくて、切る角度を間違えちゃったけど、フォローしてもらったことで良くなったのでうれしかった。
・削り馬でどこを挟んでやると良いか難しかったです。
・固定するのが、見るとやるので違って難しかった。
・削り馬が初めてで、材料をうまくはさめなくて、動いちゃうところが苦労した。
・全身使って心地よい疲労です。
・やっと家にある削り馬を使える日が来た!
・銑が思ったより楽しかったです。
・シャーっと削れた時のうれしさ♪ふしや枝を裂けたら歪んでそこが最後まで影響したので苦労した。なんとか完成させたい。
・はじめて銑をつかった。削りやすかった。
・銑で削るのが楽しすぎて攻めすぎたら折れちゃったので、心も折れたけど、またやりたいです。
・図面を見て寸法を材料に書き写すとき、なかなか理解できなくて難しかったです。
・小野ちゃんの銑だと簡単に出来ちゃって、なんか別の道具みたいでした。

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作業を見ながら、みなさんの苦労する様子が
一年前の自分を見てるようでした。
やればやっただけできるようになるから
安心していっぱい失敗しながら楽しんで
続けてもらえるとうれしいですね😊
(文責:ばきちゃん)
  1. 2021/08/21(土) 08:44:25|
  2. ┗ ろうきん森の学校

森の工房ワークショップ2021 ウッドデッキと壁張りのご報告(7月23日)

クマゼミの鳴き声が響いて
ザ・夏!って感じのヘビーなお天気のろうきんの森で
ウッドデッキと倉庫をつくるワークショップです✨

クリやスギを割ってへぎ板をつくるチーム。
壁板にひたすら柿渋を塗るチーム。
デッキの床や倉庫の壁を切ってはるチーム。
参加者&スタッフが3つのチームにわかれて
作業をすすめます。

こんなに大きな栗の木も
クサビとハンマーで割ります!

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床や壁板は丸鋸も使います。

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床板や壁板には柿渋を塗ります。

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参加者からの差し入れのピクルス!こんな暑い日にぴったり。美味しい〜💕

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本日のメニューは鶏のココナッツカレー、コールスローサラダ、ピクルス、甘酒フルーツポンチです。

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みなさん手際良すぎ!どんどん出来上がっていきます。

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屋根をふくためのへぎ板。600枚いる計算なのでマンリキとマレットでどんどん割ります!

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ピカピカで土足で上がるのに躊躇するデッキと
居心地良すぎて物置にするのがもったいない倉庫。笑

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これ、カフェ出来るんじゃない?
サウナにしてもいいねー。
このままハンモック吊るして泊まりたい。
いや、ほんと素敵すぎて✨夢がふくらみます💕

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本日の主役のみなさんが桧舞台に集合!お疲れさまでした!
(文責:ばきちゃん)
  1. 2021/08/20(金) 08:50:18|
  2. ┗ ろうきん森の学校

森工塾「夏の親子キャンプ2021」のご報告(7月31日・8月1日)


森工塾
ネイチャーガイドと一緒に
夏の親子キャンプと虫探し


今年もはじまりました!
毎年人気の
ネイチャーガイドふくちゃんの
森と虫ガイドつき夏キャンプ♪

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サマーキャンプはさまざまありまますが
近くに川のないろうきんの森。
暑くても水遊びはしません!できません!
このキャンプのメインは虫!とにかく虫!

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昼も夜も早朝も虫探しに森や草っ原に出かけます!

午前中はグリーンウッドワークとして
竹のお箸づくりとナイフワーク。

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安全にナイフを使えるようになれば
箸や焼き串をつくったり
森の小枝などを使って工作したりと
キャンプの楽しみ方も増えそうです。
出来上がったら流さないそうめんをいただきます。
流しそうめんじゃないと物足りなくて残念感が😓
この状況が続くことを思うと
何か別のメニュー考えないとですね。

午後はわな(トラップ)づくりからスタート。

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ぐるりと森をまわってしかけてきます。

夕食後は自由時間。
お風呂に行ったりして日が暮れるのを待ちます。
20時半をまわったころから
灯火採集(光に集まる虫探し)とナイトハイク。

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昼間仕掛けたトラップには何がいるでしょうか。
毎年飼育(ほぼ放置ですが)しているカブトムシも
120匹ほど幼虫がかえっていて
少し前に巣立っていったので森で出会えたらいいな。

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真っ暗な森をライトを消して歩く体験は
子どもたちにとってどんな思い出になるかな😊

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2日目の朝はヒグラシの声が目覚まし。
美濃電の始発より早い4時半に一斉に鳴きだし
それを機にヒヨドリや他のセミも鳴きだすから
あんまり賑やかなので起きちゃいました。

早朝も森に出かけて仕掛けたトラップをチェック。
たくさんカブトムシが捕れたみたいで
朝ごはんをつくっていたら窓から「見て見て!」って
虫カゴを見せてくれた年中さんの男の子。

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とてもいい顔していてこっちまでうれしくなります。

会員さんが届けてくれた差し入れのブドウ💖は
朝ごはんのデザートに。あまくて美味しかった〜✨

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朝ごはんを食べ終わったら最後の虫探し。
田圃や野原で森と違う虫を見つけます。
給水ポイントで待っていたら
タモを持った子ども(大人も?)たちが
遠くの畦道に見え隠れして
自分の子どもの頃を思い出しました。

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このキャンプは親子キャンプなので
大人もいっしょに講師のお話を聞くうちに
最初は虫が苦手と言ってたお母さんが
昆虫を見つけるとテンションがあがってたり
お父さんの方が夢中になって探していたり
カブトムシやクワガタに一喜一憂して
親子21人+スタッフ2人みんな子どもみたい。笑

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最後はふくちゃんの良い声の読み聞かせと振り返りで
今年も無事キャンプを終えることができました。

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虫キャンプは年間通していちばん過酷な講座。
エアコンが効いた日常からはなれて
森や虫たちとの時間を楽しんだ参加者さんからは
「温泉がこんなにいいと思ったのははじめて」
とか
「谷を吹きぬける風がほんとに心地いいですね」
とか
「キンキンのアイスコーヒーがめちゃくちゃ美味い!」
「雨のあとの涼しさがうれしいねー」
って、暑いからこその喜びの声もありました。

このキャンプにあわせてスタッフ総出で
工房まわりをきれいにして
あんなに積んであった丸太もなくなりスッキリ。

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かまど周りもきちんと整えて
シャワー室(仮)もできたし

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前回のワークショップで参加者さんや
会員の皆さんがつくった新しいデッキのおかげで
テントが5張り並んでも広々してます。

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簡易水シャワーは結局スタッフしか使ってないけど
スタッフは温泉まで出かけられないから
水でも浴びられるだけめちゃくちゃありがたくて😭
このキャンプにむけ、みなさんのチカラをお借りして
使いやすくて心地よいフィールドになりました❣️

ろうきん森の学校の活動を
より広く社会につなげていくためにも
会員さんが気軽にサポートに入りやすいように
これからも環境を整えていきたいです。

キャンプスタッフが2人なので
配膳や片づけまで講師のふくちゃんが手伝ってくれて
なんとかまわってますが、
流石にこの暑さはアラフィフ3人にはキツイ🥵
来年のキャンプはサポート参加お待ちしてます😁✨
今回は引っ越しが間に合わなくて
倉庫の方を簡易シャワーにしたけど
ここに扉ができて屋根が張れたら倉庫のお引越し。

それが終わったら次はかまどのまわりに
配膳スペースをつくれるといいなぁ。
こういうのってずーっと完成しないのが楽しいですね。

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次回は8/21に屋根工事と柿渋塗装のワークショップ。
参加予定のみなさんも暑さ対策をしっかりして
いっしょに楽しみましょう!
(文責:ばきちゃん)
  1. 2021/08/19(木) 14:59:41|
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10/13・20《竹細工講座・パンかごづくり》のご案内|ろうきん森の学校

※この講座は受付終了しました。


bread baskets


竹ひごからつくる竹細工講座
2021年度後期の1回目は「パンかごづくり」です。


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ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
竹ひごからつくる竹細工講座
六ツ目編みのパンかごづくり
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身近にある竹を使い、丸竹を割るところからはじめて、暮らしの道具を手づくりする竹細工講座。
初日は竹割り鉈(なた)や切り出し小刀を使って丸竹を割り、竹を剥(へ)いでひごを作ります。
二日目に六ツ目編みという竹細工の基本的な編み方で本体を編み、縁を取り付けてかごをつくります。

今回は、ランチに似合う六ツ目編みの「パンかご」をつくります。
パンだけでなく菓子、果物、野菜、花等を盛るなど、いろいろな用途があります。
少人数制で人気の講座のため、募集開始後すぐに満席となることがあります。

■日 時:令和3年10月13日(水)・20日(水)の2日間 9:30 ~ 17:00
     ※作業の進捗状況により終了時刻が遅延する場合があります。

■場 所:美濃市番屋2号館(婦人商工会館)1階/美濃市広岡町2632-1

■定 員:8名(先着順)※2日間参加できる方に限ります。

■参加費:10,000円(材料費、保険代込み)

■講師:安藤 千寿香(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込 



上記フォームがご利用いただけない方は、
①参加希望講座名
②氏名(よみがな)
③年齢
④性別
⑤住所
⑥当日連絡がつく電話番号
を添えて下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com

=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶2日間参加できる方に限ります。お子様連れ、小学生以下の参加はご遠慮ください。
▶申込が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。その際は個別にご連絡いたします。
▶受付期間は、各講座開催日の2ヶ月前から1週間前(先着順)です。
▶開催日の一週間ほど前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。(開催場所は指定の駐車場から徒歩5分程度かかります。)
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はご遠慮ください)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
  1. 2021/08/17(火) 12:08:21|
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