古城山イベント2021 第1弾
「森づくりのためのはじめてのチェーンソー体験」
を開催しました。
私たちがろうきん森の学校を運営している古城山ふれあいの森では、
市民の方々と一緒に実のなる木を植えて収穫できる森をつくっています。
今回はその一環として木の伐採技術を学ぶ講習会を開催しました。
ここからは、当日スタッフとして参加された名和さんからの報告です。
参加者はこんな方々です。
・美濃市在住のご夫婦
山があるので整備したいそうです。
・小さいチェーンソーを持参したご夫婦
竹林の整備をされているそうです。
・親子での参加。
中国の大平野のご出身だそうです。
・お婆ちゃん、お父さん、中学生の親子3代でのご参加。
まずは準備から。
ヘルメットの顎紐も最初はうまく調整できない方もいらっしゃいました。
チャップスにもいろいろな種類があるのでなかなか難しいものです。
「なんでこんなものが必要なの?」という質問もうけたので、
納得のいくように丁寧に説明させていただきました。
なかなか初心者には伐倒体験をしていただくことは無いのですが、
今回はご自身でチェーンソーを使って木を倒していただきます。
最初に受け口、追い口の入れ方を実演し、2組に分かれて実践。
ヒノキの木の頭をはねた2mほどの立ち木を事前に準備して、、
そこにに受け口を何か所か入れて最後に追い口をいれて伐倒しました。

受け口を思う場所には入れれなくて何度も入れなおす方もいれば、
一発できれいに決まる方もいろいろ。

作業場所は2か所に限定し、2~3名のスタッフがついて、危ない行動はすぐに止めて注意。
皆様無事に伐倒されました。
お昼は恒例のまきで炊いたご飯と豚汁
豚汁のダシを取ったカツオに味付けして、
おかかの様に入ってて、これも絶品。
午後からはもう少しチェーンソーを使いたいとのご要望もあり、
直径12cmぐらいのヒノキの玉伐りを実施。
薄く玉切りすして樹皮をはいだらコースターになるよと話したら、
断然やる気がでたのか、皆さんどんどん薄く伐れるようになり、
何枚も何枚も伐っておられました。
通常はロープを引っ張るぐらいか、玉伐りしかさせられませんが、
頭をはねた立木でも実際に伐倒できたので、
チェーンソーや立木の伐倒の危険性も少しは理解いただけたと思います。
次回11月は里山の恵みを利用した防災キャンプを開催します。
(写真:澤村)
- 2021/10/21(木) 12:55:23|
- ┗ その他イベント等
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とよた森のたまごに帰ってきました!

前回は予定時間を少しオーバーしてしまったため、
今回は樹種を変更。
ヒサカキとソヨゴの小径木を伐採しました。

この二つの樹種、
きれいにパカンと割れてくれて、
作業効率が格段にアップ!

ヒサカキのピンク
ソヨゴの白が
非常にきれいです。

この木は森の中にたくさん自生していて、
そんな木が気軽に使えるようになれば最高ですね。

今回は子どもたちに色えんぴつづくりも楽しんでもらいました。
普段からナイフを使っている子たちは、
機用に銑も使いこなしていました。

本日の作品たち

<皆さんの感想です>
新しい発見だった!
いろんな便利な道具があった
はまりそうです。
気持ちよかった。
上手くいかないんだけど、ちょこちょこやって変わってくのが楽しい。
いつも遊んでいるところから伐った木でこんな風にできるなんてすごく嬉しい。
集中して自分だけのスプーンが出来てとっても嬉しいし楽しかった。
久しぶりにお山で気持ちよく楽しい一日だった。
(おの)
- 2021/10/14(木) 07:43:04|
- ┗ スプーンづくり
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ろうきん森の学校 森工塾
「舞茸原木栽培」連続講座
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2021年の日程
①2月11日(木・祝) 13:30-16:00 《原木の伐採、玉伐り》②2月13日(土) 6:00-16:00 《原木の煮沸殺菌と草木染め》③2月14日(日) 10:00-16:00 《舞茸菌接種と草木染め・舞茸ランチ付き》④7月11日(日) 10:00-12:00 《舞茸ばたけづくりと培養したホダ木の伏せ込み》⑤10月3日(日) 10:00-16:00 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》
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⑤ 《舞茸の収穫と森のキノコ観察会・舞茸ランチ付き》
まず最初は舞茸の収穫について、
こちらはパワーポイントを使って現状の報告をさせていただきました。

なんせまだ、このブログを書いている本日(10月11日現在)
ポコポコと舞茸が発生しまくっている状況なので、
2021年の最終報告はまた、別のブログにて。
私たちが森に出かけている間に、調理担当のバキちゃんが舞茸三昧のランチを準備してくれています。
ここで、実況は現場のバキちゃんにバトンタッチです。
・・・・・・・・・・
今日のランチは
舞茸をこれでもかってくらい
贅沢につかいます。
なにせ、舞茸連続講座ですから。
というか、本来なら収穫してもらった舞茸を
参加者のみなさんと一緒に
掃除したり下拵えして、お昼にいただくのですが
残念ながら今年は先週が収穫のピーク😭
ほとんど見ていただけなかったのです。
毎年予測して予定をたてるのですが
なかなかうまくいきません。
こればっかりは菌次第でどうしようもないので
採れた舞茸を干したり冷凍して保存しておいて
ここでどどーんと大放出😁
炊き込みご飯は
まずは塩麹で漬け込んでから蒸した鶏肉と野菜を
干し舞茸と昆布でとった合わせ出汁で煮てから
羽釜で炊きました。

お吸い物は
干し舞茸と生舞茸をダブルで投入。
野菜からもいい出汁が出るので
味付けはお塩だけで十分です。

野菜のホイル蒸しは
舞茸、カボチャ、サツマイモ、オクラ、エンドウ
大根、にんじん、玉ねぎ、豆腐、鮭を
ひとつずつ蒸してから合わせて
舞茸のお出汁をお酒、塩麹で整えたものをかけて
食べる直前にさっと蒸しなおしました。

炒め物には
オリーブオイルとニンニク醤油で
舞茸とブロッコリーをサッと炒めたものを。
揚げ物は
天ぷらをやめて、今年は舞茸の唐揚げに。
片栗粉と味つけタレをあわせてカラッと揚げました。
箸休めは
切り干し大根とらツナをあわせて
酢とごま油少々、白だしで味付け。
最後はサツマイモが大きくて半分余ったので
秋のおやつといえば鬼まんじゅうって思って
何年かぶりにつくりました。
早く帰っちゃった人には間に合わずごめんなさい。
お芋と粉とアーモンドミルクしかなかったので
すっごい素朴な味だったけど美味しかった。
それだけだとちょっとさみしくて
カボスの砂糖漬けを添えてみたけどどうだったかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ばきちゃん、美味しいランチをありがとう!
これだけで大満足ですが、
やっぱり森林文化アカデミーの津田先生のお話しも大変魅力的です。

まずは、少ないながらも育てた舞茸の収穫
(これは去年植菌した舞茸です)

そして図鑑を持って森に入りました。

ここ数日乾燥した日が続き、見つけたきのこはちょっと少なめ。
でも、津田さんの詳しい解説を聞きながら楽しく散策できました。
カバイロツルタケの幼菌はどんぐりにそっくり。

参加者の一人が「きのこの森発見!」
なるほどまさしく。
エリマキツチグリは、
まさしくエリマキトカゲのような襟巻付き

にょろにょろ三兄弟(勝手に名付けました)

まん中は猛毒のカエンタケ
左のヒョロヒョロはベニナギナタタケ
右はマンネンタケ、漢方として価値があるそうです!
間違わないように気をつけましょう。
この日採れたきのこは全部で26種類。
見分け方などマニアックなお話をたくさん聞くことができました。

きのこ三昧で美味しく楽しい一日を堪能していただきました。

(おの)
- 2021/10/13(水) 08:00:01|
- ┗ 舞茸連続講座
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9月23日秋分の日
久々の屋外でのスプーンづくり講座です。
呼んでいただいたのは愛知県豊田市の
「
野外保育とよた 森のたまご」さん
豊田市の里山をフィールドとして森のようちえんを運営されています。
このプログラムは「
とよたつながる博」と連携して開催されました。

まずは森から材料調達。
林内にはアラカシやコナラ、ヒノキ、外国産の大きなマツなど様々な木が生えています。
そんな中からちょうど手ごろなサカキを二本いただきました。

子どもたちが元気に遊ぶ中で、大人たちがじっくり木と向き合う時間。

あっという間に講座の終了時間がやってきて、
時間延長してまでもスプーンづくりを楽しんでくださいました。

この講座、10月と11月にあと2回開催されます。
次はどんな出会いが生まれるか、楽しみです。

(おの)
- 2021/10/12(火) 08:04:11|
- ┗ スプーンづくり
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山口県長門市にて
グリーンウッドワーク協会初の出張講座のご案内です。
nagatoものづくりカレッジ
グリーンウッドワーク基礎講座日時:令和3年10月30日(土)と31日(日)の二日間
タイムスケジュール:
10月30日(土)
9:00~12:00 木のお箸づくり(ナイフワークの練習をします)
12:00~13:00 ランチミーティング(地元食材のお弁当をつくったお箸で食べてみます)
13:00~16:00 スプーンづくり(前半) 斧とナイフを使って木のスプーンをつくります
10月31日(日)
9:00~12:00 スプーンづくり(後半) 昨日荒削りしたスプーンをナイフで仕上げます
12:00~13:00 ランチミーティング(つくったスプーンでカレーを食べます)
会場:山口県長門市日置上 千畳敷の森
※雨天時は日置農村環境改善センター2階 農事研修室
参加費:10,000円(一般) 長門市民5,000円
※昼食ランチ2食付き!
対象:18歳以上(定員10名)
主催:NPO法人 人と木
講師:NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野敦
申込みは
下記申込用紙をプリントアウトしてFAX
FAX:0837-27-0388
または
hitotoki.2016@gmail.com
までメールしてください。
詳しくはチラシをお読みください。

申込みはこちら
- 2021/10/11(月) 15:41:25|
- 森工塾・講座のご案内
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冬の森のガイドハイクと
クリスマスツリーづくり
\ネイチャーガイドのふくちゃんと一緒に冬の森を歩いて、それまで見えなかった世界に感動。一味違った森の楽しみ方を教えてもらいます。午後からは削り馬と銑(せん)で伐ったばかりのみずみずしい木を削って、素敵なクリスマスツリーをつくります。
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開催概要
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12/5(日) 10:00~16:00
場 所 古城山ふれあいの森
定 員 10名
対 象 どなたでも(中学生以上は大人料金となります)
受講料 大人5,000円・子ども2,000円
講 師 福島計一(共育工房IPPO)
講 師 小野 敦(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
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お申し込みについて
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受付期間は、各講座開催日の2ヶ月前から1週間前(先着順)です。
参加費の入金をもって受付とします。
オンラインストアの
専用ページからお申し込みください。
- オンラインストアからお申し込みください。参加費の入金をもって受付とします。
- クレジットカード決済、コンビニ決済、翌月後払い、PayPal、銀行振込、キャリア決済、楽天ペイがご利用頂けます。

申込期間:2021/10/05 00:00 〜 2021/11/28 23:59
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キャンセルポリシー
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申し込み後、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。キャンセルのご連絡日により、下記の通りキャンセル料を申し受けます。
①講座開催日15日前までのキャンセル
⇒ キャンセル料は発生いたしません。(決済手数料・口座振込手数料はお客様負担とさせていただきます)
②講座開催日14日前~3日前までのキャンセル
⇒お振込み額より、キャンセル料として受講料の半額+決済手数料・振込手数料を差し引いてご返金いたします。
③講座開催日前日~当日のキャンセル(連絡なしの不参加含む)
⇒ 受講料の100%のキャンセル料が発生いたします。
恐れ入りますが、お席を確保し、準備を整えてお待ちしておりますので、予めご了承ください。
※返金にかかる決済手数料・口座振込手数料はお客様負担とさせていただきます。
※当法人の都合での講座中止に関しては、受講料金は全額返金いたします。
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注意事項
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▶ 子ども料金は小学生以下を対象とします。(乳児は無料)
▶ 申込が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。
▶ 開催日の1週間程前に詳細のご案内をメールにてお送りします。
持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶ 開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。
▶ 動きやすい服装でお越しください。(サンダルスカート等はご遠慮ください)
▶ 参加費には保険代金を含みます。
▶ 傷害保険に加入しておりますが怪我等には十分ご注意ください。
- 2021/10/05(火) 00:00:00|
- 森工塾・講座のご案内
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