コロナで教室が中断して完成までもうちょいだった籠たちが、ボチボチ出来上がっています。
☆ 差し六つ目の茶碗籠です。
ヘタウマでOK
!ということで。
新婚の娘にプレゼントします。

ξ しっかりしてます。喜んでもらえたでしょうね。
アップです。

☆ ござ目編みのゴミ入れ籠です。
鵜飼に使う吐け籠と同じ構成なんで、ミニ吐け籠です。
縁の仕上げが大切だとよくわかりました。
脚の火曲げがこんなに大変と思ってなかったです。

ξ 吐け籠より縦竹が4本少ないだけでずいぶん印象が違うもんですね。
アップです。

ゴミ入れには勿体ないような。
☆ 網代編みの買い物籠です。
楽しかったのは編むときだけで、ヒゴ作りは大変で歩止まりが悪すぎました。
形は何とかなったと思うので、もう一回り小さいのも作りたいです。

ξ 大きな籠ですねぇ。何kgまで耐えられるかな?
アップです。

脚を入れたので長持ちしそうですが、様子を見ながら使いましょね。
ではまた次回をお楽しみに。
(キト)
- 2022/04/24(日) 09:34:26|
- 竹細工の技術継承
-
-
2022年前期の森工塾(もっこうじゅく)のチラシができました。
ろうきん森の学校では、「森の恵みを暮らしに生かす」をテーマに
グリーンウッドワークや竹細工、森や里山の暮らしにまつわる講座を開催しています。
みなさまのご参加をお待ちしております。
グリーンウッドワーク協会及びオンラインストアは水曜日定休です。お客様から頂いたメールには、2営業日以内にご返信を差し上げるよう心がけていますが、土日祝日など講座に出かけている場合、いただいたメッセージへの返信、商品の発送等を行うことは出来ませんので、お申し込みから返信まで数日いただくことがあります。
予めご了承ください(*^^*)
お急ぎの場合で、ご注文・お問い合わせ頂いたにも関わらず返信がない場合は、チラシのお問合せ先をご確認のうえ代表までお電話にてご確認ください。
NPO法人グリーンウッドワーク協会
理事長 小野敦
事務局オンラインストア担当 椿ゆかり
- 2022/04/21(木) 15:21:28|
- 年間スケジュール
-
-
/
ろうきん森の学校 森工塾
森のめぐみを味わう♪
森カフェ・春・山菜編
\
この日は柳沢先生をお呼びしての山菜講座。

私は山菜ランチを担当しました。

春の山菜は毒出しといわれ
新陳代謝を高める成分がいっぱい。
この季節しか味わえない自然の恵みを
ちょっとずついろいろご用意してみました。
アクの強いものは前日までに仕込み済み。
それ以外は柳沢先生のガイドで
古城山ふれあいの森を散策しながら
参加者の方が採ってきたものを加えます。

《本日のメニューと使った野草など》

◉天ぷら
・コシアブラ(漉油)

・タンポポ(蒲公英)
・オオバコ(大葉子)

・アカメガシワ(赤芽槲)
・イタドリ(虎杖)
・ゼンマイ(薇)
・タラノキの芽(楤木)
・柿の葉
・藤の花

◉山菜ちらし寿司

・オオバタネツケバナ(大葉種漬花)
・セントウソウ(仙洞草)
・タチツボスミレ(立坪菫)
・シハイスミレ(紫背菫)
・ワラビ(蕨)
・コシアブラ
・タケノコ
・椿の甘酢で漬けた蓮根
◉チヂミ

・タンポポ
・ニラ
・コシアブラ
◉ 古城山舞茸のオイル漬けと菜の花の炒め物
◉わらびとさつま揚げの煮物
◉わさび(山葵)の醤油和えと絹豆腐

◉わらびのたたき味噌
◉お吸い物
・ワラビ
・コシアブラ
・タケノコ
・カラスノエンドウ(烏野豌豆)
・イワガラミ(岩絡み)
◉デザート
・イタドリジャム

・パンナコッタ 桜のジャムを添えて

・たんぽぽ蜜

・ローズヒップティー
ひとつひとつ調べると
抗酸化作用や健胃作用、胃もたれ改善
咳止め、解熱、利尿作用、消化促進
糖尿病予防、整腸作用などそれぞれに効能が。
私は専門ではないですが、今回参考にした資料にも
身体を冷やすものに温めるものを足していたり
昔の人の知恵ってなるほどというものが多くて
深く調べたら面白いと思います。(ここにも沼が!)
柳沢先生によると
野草の中でも特に美味しいものが「山菜」と呼ばれ
標準和名とは別の呼び名がついているのは
それだけ人の暮らしに馴染みがあるから。
名前がついていない、知られていないのは
食べられるけど食べても美味しくないからだとか。
そんな野草の中でも
調理方法を工夫したり、採取する時期を選べば
美味しく食べられるものがあります。
今日の講座で、山には食べられるものが
こんなにいっぱいあるんだと知ってもらえたら
と、お話がありました。

毎回森カフェではなるべく新しいレシピを考えるので
今回の野草の調理法も初出のものが多くて
先生自身も楽しんでもらえたみたいです。
参加者の方からは
・普段山に入ることもあるが、もうちょっと楽しみつついろいろ見ながら、
目的を違うところに向けてゆったりできる時間を見つけたい。
・今日は生徒側で森の中でゆっくり過ごして、楽だなと思った。
こんな会がいろんなところで開催されるといいなと思った。
・こんなに山の話が聞ける会と知らず参加した。
いっぱい発見できた。
・次山に行ったとき違った視点で見られる。
・植物の話がたくさん聞けて、美味しい食事があって大満足。
・山や森に行ってみたいと思っていたが、
最初の一歩が踏み出せなかったので、
すごく楽しく過ごせた。
充実していた。
・貴重な体験。
ストレスの多い世の中、こういう時間が広がっていけばいい。
趣味の登山も違った目線になる。
こんど行くときは山頂つくまでに時間がかかりそう。
・山奥に住んでいるけど普段はこういう体験はしない。
身近な散歩コースにあるものが食べられることがわかった。
たんぽぽ蜜もつくってみたい。
・今日は家族で参加した。
子どもを産んでから、人は自然や土と離れて生きていけないと感じるようになった。
驚きや発見を子どもと一緒に楽しみたい。
フィールド、講義、食と盛りだくさん。
こういうことを伝える側になって子どもとやっていきたい。
・普段山が近くにあるので、子どもを連れて入りたい。
いつもと違う景色、充実した一日でした。
と、うれしい言葉がたくさん聞かれました。
みなさん、たくさん歩いて
盛りだくさんの一日だったと思いますが
途中降り出した小雨にもめげず楽しんでくださって
私に何度も「美味しかった」と声をかけていただき
今日に向けて仕込みをしてきた甲斐がありました♪

次の森カフェは10月2日の舞茸連続講座の最終回です。
舞茸連続講座もホダ木の伏込みと収穫の残りあと2回ですが
次回6月19日はなんと、舞茸のホダ木を森の畑に埋めたあと
きのこリウムをつくります。(その日は森カフェはありませんが・・・)
おうちに森をつくってきのこが育つのを愛でるのは
とっても楽しいですよ〜。
残り2回ですが、まだお申込み受付していますのでぜひぜひ♪
↓マイタケ原木栽培連続講座のお申込みはこちら
申し込みサイトへ(ばきちゃん)
- 2022/04/18(月) 16:40:45|
- ┗ ろうきん森の学校
-
-
第18回川と山のぎふ自然体験活動の集い
〜みんなで集まってまあるくなろう!〜
豊かな川と山を舞台に
自然体験、エコツアー、アウトドア、音楽、アート、農、パーマカルチャー、食、
歴史、伝統、地域活性、暮らし、コミュニティビジネスなどなど、
県内を主な舞台に様々な切り口で活動する人たちが
集い交流しながら いろんなものを生み出してきた「川と山のぎふ」
今年のテーマは『 ま る 』

ということで「まる」をテーマに多種多様な現場やフィールドから人が集い、
分科会を通して交流したり、互いの技術やアイデアを交換したり、
はたまたライブで混ぜ合わせたりと、みんなで「まあるく」集いました。
NPO法人グリーンウッドワーク協会は
足踏みろくろを使った「まあるい」木の指輪づくりで出展。

朝イチの思いつきで急遽山から竹を伐り出して、ろくろにセッティングしました。
長ーい竹のしなりを利用して、ろくろを回します。

今日使う材は、数日前にろうきんの森でリョウブの幹を一本いただきました。

切ってみると切断面から水が溢れ出し、枝先には美味しそうな若葉。


葉っぱを生で食べてみましたが、思った通りもしゃもしゃしてまずいw
昔の人はよくこんなものをリョウブ飯にして食べたモンだとほんと不思議です。

今回はたくさんの人にろくろを楽しんでもらえるように、材料の仕込みの下準備も万端です。

瑞々しさを保つため真空パック!
一本のリョウブの命の大切さを伝えながら指輪づくりを楽しんでもらおうと思います。

直径5cmほどの切ったばかりのリョウブ枝を輪切りにして穴をあけたものを軸に通し
足踏みろくろで回転させながら削ると、どんどん薄くなっていきます。

機械を使わないので小さなお子さんでも安心して楽しめます。


親子でたくさん挑戦してくれて、下は3歳から、上は60代まで
リョウブの生木をシュルシュル削る体験を楽しんでいただけました😊

さっきまで森で生きていたみずみずしい木はとってもやわらかく、
さわるとまだしっとり&ひんやりして水分がたくさんなのがわかります。
刃の角度が上手く当たるとシュルシュルーっと削れて気持ちい!
思わず「おー!楽しい!!」と笑顔になっちゃいます!

削り終えたあと、紙やすりで磨いただけでも白っぽくてきれいなのですが
最後に削り屑を押し当てて磨くと艶がでてピッカピカに輝きます。

出来上がった指輪には、焼きペンを使って絵を描きます。


みなさん指輪の小さなスペースに思い思いの模様を描いて
とても素敵に仕上がっていました✨










朝イチで午前午後の予約が完売となってしまいお断りしたみなさま、ごめんなさい💦
次の機会があれば、整理券配布のアナウンスをわかりやすくしますね。
またどこかで見かけたらぜひぜひご参加ください♪

詳しいイベントレポートは
morinosのJIRIさんの活動報告も見てね!
https://morinos.net/report/5751/文責:ばきちゃん
- 2022/04/12(火) 11:36:52|
- ┗ その他イベント等
-
-
令和4年度
今年度最初のろうきん森の学校森工塾(もっこうじゅく)は、
毎度好評いただいている「足踏みろくろで木の器づくり」
今回の参加者は、
銘木屋さんで乾燥材を買って普段からスプーンをつくっている人。
サーフィンが趣味で海岸のゴミを見て脱プラスチックにシフトしたいと思っている人。
家で使うものは自然に沿ったものを増やしたいという人。
図書館でグリーンウッドワークの本を見つけて、これは楽しいぞと思って参加された人。
機械を使った木工はスピードが早くてつまらないという人。
こんな5人が集結しました。

足踏みろくろは初めてという方も多く、慣れないろくろの作業に手こずりながらも、
終始和やかな雰囲気であっという間の一日でした。

この日の材はヤマザクラ

完成の集合写真は満開の🌸をバックにみんないい笑顔😊です。

皆さんの感想は
・やったことがないことに挑戦するのは楽しい。
職場の小学校の廊下に並べて子どもたちに見てもらう。
・木でつくったものを高いと思わないようにしたい!
つくる人が違うとみんな違うものが出来上がる。
興味深い一日だった。
知り合いの陶芸家に自慢したい。
・人に伝えるための言葉をいっぱい学ぶことができた。
・もうちょっと簡単なのかと舐めていた。
まわっているものに刃物を当てるのは難しかったけど楽しかった。
漆を塗りたい。
出来上がった器は乾燥させて塗装した後に、
長く使ってもらえると嬉しいです。
(おの)
- 2022/04/04(月) 12:02:26|
- ┗ 器づくり
-
-