今回は2ヶ月分なんで、報告がちょっと多いです。良い傾向ですね。
では報告を。
☆ 差し六つ目編みの長円の茶碗籠の大小です。
小さいのは立ち上げや縁で苦労しました。
最初の丸型よりはうまく出来たと思います。使い勝手がよさそうです。

ξ 確かに長円の方が使い勝手は良いと小生も思います。
☆ ござ目編みの深笊です。(三つ目の課題の)
作る前は底の球面をどうやって作るのか不思議だったけど、こんな風にやるのかと、何となく分かりました。

ξ 底の歪みは、たくさん作れば何とかなっていくでしょう。上縁の柾割りを何本も作り直したようにね。
☆ ハイジの籠(舟形籠ともいう)です。
テイネイに作って、自分でもうまくいったと思います。
六つ目編みはだいぶ慣れてきました。

ξ 娘さんからもリクエストがあったそうで良かったですね。
☆ 六つ目編みのパン籠です。(課題1個目)
初めて竹籠を作って楽しかったです。
かわいく仕上がってうれしいです。
縁づくり(上縁、外縁)は大変でした。

ξ 短期間できれいに出来てますよ。
☆ 透かし網代編みの手提げ籠です。
ヒゴを薄く仕上げるのが怖くてどうしても厚くなってしまいました。
幅広の当て縁は、厚さを均等に出来なくて苦労しました。

ξ ヒゴは厚かったけど、全体的に良い形にまとまりましたね。
☆ ござ目編みの桃の収穫籠です。
やっと出来ました。左は見本で右が今回作ったものです。(見りゃわかりますね)
知り合いから修理を頼まれたものだけど、結構破損がひどいので作り直すことにしました。
材料の種類が多くて工程も多いので大変でした。その大変さに大分慣れてきました。
立ち上がりが膨らんで、見本より大きくなりました。

ξ 桃の収穫籠というので、あれこれ色々考えましたよね。
実用一点張り、頑丈そのものです。こういうのは良いですね
☆ 八つ目編みの籠です。
竹細工をやった、という充実感がありました。
上縁の柾割りをちゃんとやったのは初めて、当て縁の火曲げも初めてで難しかったです。
八つ目編みは思ってたより分かりやすかったです。

ξ 八つ目編みは見た目ほどは難しくないですよね。
おまけ
干し笊の修理を頼まれたんで報告します。
編み方が、細いヒゴの網代だけでなく、ござ目にしたり、幅広のヒゴを差したりで凝ったことがしてあります。
写真では解り難いですが、上縁と外縁が折れて縁全体が本体から外れています。
梱包用のヒモや針金で縛って、何とか繋がっています。
さてどうするか。

縁を外した状態。元はよく見かける樹脂製のテープで大和結びをしてあったらしく、テープの破片が残ってました。

おばあさんが使ってたものだから、出来れば修理して使いたいとのことだったんで、折れた外縁と上縁だけを新しく作って取り替えました。
樹脂テープの大和結びではなく、銅線で縛りました。この方が修理も簡単ですし強いですから。

全体的にしっかりしたものになったと思いますが、本体のヒゴがだいぶ劣化してるんで、あと何年もつかは分かりませんがうまく付き合っていただけると嬉しいですね。
(キト)
- 2023/05/30(火) 14:17:05|
- 竹細工の技術継承
-
-
子どもと自然を楽しめる大人になるための
「環境教育・木育」講座を開催しました!

みの木工工房FUKUBEの教室で
はじめての本格的な木育の授業。

ふくちゃんの木育概論は、木育が目指すことを知るだけでなく、
その根っこにあることに気づかせてくれて、そのために何を大切にしていくか、
自分のあり方そのものを見つめ直し、その先の行動につなげるところまで学べるんです。

午後からは長瀬の町に出て野遊びウォーク。

木育のアプローチを意識しながら実際に体験することで、
自然体験プログラムの組み立て方を学びます。
ふくちゃんからお散歩前のリスクマネジメントとして危険生物や植物のお話と、
五感を使った見方を聞きます。

お散歩のはじめはクワの実がお迎えしてくれました。

他にもノビルやスイバなどを発見。まずは味覚をカギに自然を体験します。
キーワードは道草。

「みなさんにも原体験があるはず」と、お父さんやお母さんに教わった草花遊びをアレンジ。
昔のアイデアを掘り起こして工夫すれば新たな遊びになることを見せてくれました。
「自然を生かした遊びは、つくり込まないのが長続きする。大人も惹きつけることができる。」とのこと。
「めであるく」を意識して自然をじっくり見ながら歩き、当たり前の景色を「観る」目を養う。
絵本をヒントに見方を教えてもらうと、
途端に今まで見ていたけど観えていなかったものに目がいきます。

こんな見方ができるんだね!って。
発見できるたびに楽しい!面白い!って、みんな夢中に。
大人側が楽しさを感じることが大切で、そのことを伝える。
それが木育の第一歩に。
さあ、歩きながら、?や!マークがどれだけついたかな…。
途中で休憩と絵本の読み聞かせをはさんでからの「草染めおえかき」では、
やり方は教えずに塗り絵を配りました。

ヒントは「ヨモギもみもみ」
2チームに分かれて、まわりの植物を見つけてはモミモミしてからイラストを塗っていきます。

塗りながらも、香りや触感、色の出方や水分の感じを共有していくと、
参加者同志のコミニュケーションも深まります。
同世代の参加者とは、ローカルな草花遊びの話や、
育った環境による原体験の違いの話で盛り上がりました。

「草染めおえかき~」のねらいとしては
●「色」に興味を持つ
●「自然を観る目」を養う
●自然の楽しみ方を身につける
●工夫して遊ぶ力を身につける
●身近な自然に興味を持つ
●自然への興味を深める
などを事前に聞いていましたが、ふくちゃんは「意図を持たないことも意図。」と言います。
子どもたちから何が生まれるか、意図を持たずにを見守ることも大切。
と聞いて、森のようちえんの子どもたちとの時間を思い出しました。
いまの幼稚園保育園は子どもたちの取り組みは充実しているけど、
よく聞くのが、「大人にこそやってもらいたい」ということ。
忙しい時代だけど、子どもの自然体験を大人も一緒にやることで、大人の心も育まれます。
そうして、子どもと分かち合える大人が増えてほしい。
最後に福ちゃんからは
『センスオブワンダーは和訳すると「身近な自然にふれて深く感動するちから。」
いつも見ているものに感動する感性を育み、見る目を養うことで、未来を観る目を養う。
木育というけれど、日常のどこかにはつながること。だからこそ、
指導者向けだけでなく、お父さんお母さんに参加してほしい。』
とふりかえりのお話がありました。

何度聞いても、言葉のひとつひとつが深くて、
福ちゃんの自然との関わり方やまなざしのあたたかさに感動します。
また機会をつくって続けていきたい講座でした。
今回いろんなイベントが重なってしまって、参加できなかった方が多かったので、
また別の機会に続きをやりたいです!
(ばきちゃん)
- 2023/05/29(月) 17:02:07|
- ┗ ろうきん森の学校
-
-
/
森の中でグリーンウッドワーク三昧の3泊4日
ゴッホの椅子づくり合宿 in佐久市(大自然のひろば)
\

今年のゴールデンウイークは、ククサづくり連続講座の修了生やUPI表参道で開催されているグリーンウッドワークのためのコミュニティスペース「UPI Spoon Club」の参加者さんたちが集まって、長野県佐久市の高原にある山荘で4日間の合宿をしてゴッホの椅子づくりをしました。



これまで4期開催してきたククサづくり連続講座の中で「次は椅子づくりがしたい!」という声があがり、3期生のシゲさんが主体となって「ゴッホの椅子づくりin佐久市」の開催が決まりました。

会場は「NPO大自然のひろば」が長野県佐久市に所有する広大なフィールド。周りには動物と野鳥しかいない、とても素晴らしい環境です。

標高1050mの唐松林にログハウス・ホール(40畳ロフト付き)・キャビン・木工作業小屋・倉庫などがあり、とてもセルフビルドとは思えない立派な建物。

各施設には薪ストーブも設置してあるので、ゆったりと時間がながれるなか思う存分グリーンウッドワークに没頭できました。

今回つくるのは、画家のゴッホが描いたことから、日本で「ゴッホの椅子」と呼ばれるようになった素朴な椅子。


多くの工芸家や芸術家を魅了してきたすべての椅子の原型とも言える椅子です。


スペインのグアディスという町でつくられてきた伝統的な椅子を当時の手法のままにつくります。
材料は事前に大自然のひろばの唐松をシゲさんと相棒のNPO理事の尾方さんが伐ってくれました。

椅子づくりのほかにも夜の懇親会や、日帰り温泉、グリーンウッドワークのビデオ鑑賞、森の散策...

4種類の薪割りなども楽しみました。

最終日の朝にはみなさん椅子のフレームが組み上がりました。美しい!

座編みはペーパーコードやイグサで編みました。


一本の唐松から9脚のゴッホの椅子が完成。苦労が報われる瞬間です!

最後は伐った唐松が立っていた場所にならんで記念撮影。

切り株の横で輪になって、感想シェアタイムです。

今回の食事や運営はすべて3期生の「NPO大自然のひろば」代表高森シゲさんが担ってくださいました。



《シゲさんのメッセージ》
私の担当した食事と運営については皆さんから感謝の言葉を頂いて、11月からの準備が実ったと感じています。宿泊型のもの作りは楽しく、参加した人たちが満足してくれたことに感謝しています。講師の小野ちゃん、ばきちゃんとも昨年秋から現地の下見やZoom会議などで内容を確認して、作り上げてきたので、安心して運営できました。
終了後にホールの清掃や片付けなど皆さんに協力いただき感謝します。私は6日夜まで後片付けをして、7日早朝に松田町の家まで帰り、8日の午前中に横浜に帰り着きました。
また、夏合宿や新しいイベントを提案していただいていますので、「大自然のひろば」を活用して、みなさんと楽しみたいと考えています。 sige

《参加者の皆さんから届いた感想》
僕は楽しい思いさせてもらい良かったけど高森さんはお忙しい日を一人でご苦労様でした。高森さんの企画力に期待しております。皆さん素敵なイスが完成し、嬉しそうな顔が、何とも言えないね。手作りの楽しさを再確認できました。艫岩の写真も素敵ですね。本当にお疲れさまでした。
朝早くから夜遅くまで... 何から何まで本当にお世話になりました。
写真こんなに撮ってくださって、欲しかった削り台も作って頂いて...そして美味しいご飯も和洋中どれも美味しかったです!!感謝 感激 感動いっぱいの最高のGWでした。ありがとうございました。
私は昨日東京に来て今日は表参道のUPIでスプーン作りのワークショップに参加します。しっかり教えていただいて帰ったらsigeさんの作ってくださった削り台でスプーンを作るのが楽しみです♪
素敵なご縁を繋げていただきました。本当にありがとうございました。どうかコレからも素晴らしい自然の中でグリーンウッドワークの楽しいワークショップを開催してください。楽しみにしています。ありがとうございました。
「ゴッホの椅子づくり」では大変お世話になりました。
素敵な森の中、鳥や動物たちの声、おいしい空気......
木のぬくもりのある建物の中、薪ストーブの暖かさ、炎のやさしさ......
そして何よりも毎度毎度のおいしい食事、シゲさんの心づかい。
最高の環境の中で受講できて、夢のような時間を過ごさせて頂き、感謝感謝です。そしてやっぱり仲間たちとワイワイしながらモノづくりは楽しいですね。また機会があれば是非、佐久に行きたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
長野県の標高1000mでのゴールデンウィークでしたが、天候にも恵まれ、大自然の中心地よく過ごさせていただきました。また、シゲさんのお料理が毎回おいしく、おなかいっぱいで幸せでした。カレーうどんと炊き込みご飯が特に美味しかったです。
GWWのなかまも増えて、とてもうれしいです。植木の手入れの仕事で、杉の丸太が手に入ったので、さっそくゴッホの椅子を作ってみようと思っています。その前にシゲさんからもらったチョッピングブロックに足を付けたいです。できたら写真送りますね。
素晴らしいフィールドをご提供いただき、ありがとうございました。あんなに鳥たちがたくさん鳴いている、自然豊かなところはあまりないと思います。本当に本当に、素晴らしい機会を与えてくださり、心より感謝申し上げます。
中身の濃い3泊4日でした。『ゴッホの椅子』が作りたい一心で参加した合宿でした。
初めての体験で中々慣れなかったのですが必死についていきました。思いもよらない『はつり台』のプレゼントに泣けてきました。ちゃんとしたはつり台が欲しい欲しい...どうしたらいいかと思い悩んでいたところの「はつり台』だったので、こんな嬉しいことはありませんでした。本当にありがとうございました。
ドキドキ、ワクワクしながらのゴッホの椅子の作業でしたが本当に形になった時の満足感は予想以上の喜びでした。
みなさんとも仲良くなれましたし最高の気分でのでお別れになったのでちょっぴり残念な...
4日間の興奮冷めやらずで山梨へ帰路2時間で徐々に現実に戻りました。昨日は一日中☔ なので、教えて頂いた『キャベツのサワークラフト』を作りました♪今日は☀ なので畑の仕事。一段落したら3本ほど頂いた唐松の木で何かを作ります。
又参加できるイベントがありましたら参加したいですね。(キャンプも)本当にお世話になりました。
昨日も送っていただいていて、ありがとうございました!素敵ですねぇ~ うっとりします。明日、チョッピングブロックの脚を削ってみようと思います。組み立てのためにはドリルを買わないといけないかな...
完成までは時間がかかりそうですが楽しみに作っていきたいです。
参加者の方と連絡先交換しなかったのですが、しげさんを通じて連絡取れれば嬉しいです。夏にまた再開できますこと、心待ちにしています。今後ともよろしくお願いします。合宿中、大変お世話になりました。
体調お変わりありませんか。素敵な環境で、大きなバックアップのもと、楽しいばかりのグリーンウットワークに取り組めるという、なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。美味しいご飯が恋しいです。
GWも終わってやっと通常生活のリズム取り戻してきました。今朝は千葉での地震、大丈夫でしたか?唐松の皮剥き早速やってみました!キレイに一皮剥けてツルツル、ピカピカの丸太になりました。後は脚をつけるだけです!写真もたくさん送ってもらえてありがとございます!

また会える日を楽しみにしています。
- 2023/05/20(土) 11:14:56|
- ┗ 椅子づくり
-
-
KIDS GO WILD✖️グリーンウッドワーク協会
火打石採集〜火おこし道具作りまで
\原始vsブッシュクラフト/
サバイバル火熾し術!
ブッシュクラフトやサバイバルに精通する"やっし"こと三浦靖司さんを九州福岡からお招きして、
キャンプや防災に役立つ火熾し術を学ぶ、二日間の講習会を開催しました。
火打石、弓錐式、メタルマッチの火おこしのほか、
ナイフセーフティやロープワークも学べる本格的なブッシュクラフトの講習会です。

2日目は
きのう森で見つけてきた弓錐式の火おこしに使う弓をつくるための木の枝を使った弓づくりから。

ナイフセーフティーや紐結び、ロープ張りなど、ブッシュクラフトの基本技術を学びながら弓をつくります。

3人1チームになって、弓錐式火おこしに必要な火切り板、
火切り棒スピンドル、おさえ板の下処理、麻ひものベットづくりを手分けして行います。

お昼ご飯はカレーライス。明宝ハムや、
季節の8種類の小海野菜をオリジナルブレンドの調味料で丁寧に漬け込んだ八峰漬け、
郡上の小らっきょうで仕込んだお酢を使わない天日発酵のらっきょう漬けなど、
参加者の皆さんからの差し入れも加わって美味しかったー!

おやつは、全日本焼きマシュマロ協会の会長やっしのレクチャーによる、
カリッとろっふわっの3種の食感が味わえる、世界一美味しい焼きマシュマロを堪能♡


午後からの本格的な火おこしに備えます!

2日目午後からは各チームつくった弓を使っての本格的な火おこし!
弓の張り具合や抑え方で一生懸命弓を前後させても力がうまく伝わらないことも。
調整がうまくいっているチームからは歓声が聞こえてきます。

3チームが点火できたところで、
今度は弓錐式の道具をつくるところから、ヨーイドンの火おこしチャレンジ。
出来るはずのことも、焦るとうまくいきませんからね。
チーム内で話し合って役割を決めたら、いざ、スタートです。

1番最初に煙が上がっていたチーム、

弓が緩んで途中だやり直している間に、別の2チームが接戦に!
僅差で火がついて勝負がつきました。
材料は用意してあったとはいえ、10分くらいで道具づくりから火おこしできました。
2日のみなさんの感想は…

一日中外でいろんな火おこし体験出来て楽しかった。
いやぁ、ほんと,楽しかった!いろんな講座参加したけど2番目くらいに楽しかった。
体験出来たことがプライスレス。山梨から来てよかった。
火打石は、石から火が出ると思っていたら火打金から火が出るところに驚いた。
いちばん感動したのは、肉を焼くのに、みんなで一つの目標に向かってやるのが新鮮で、ほんとに感動した。
子どもより自分が楽しくてあっという間。
子どもたちは森のようちえんに通っていて森で遊んでいたけど、
小学校に入ってからは家遊びがほとんどだったので、いい経験ができた。
:::::
みなさん、最後とても良い表情で解散となりました。
2日間にわたる原始の火おこし体験を通して、
火をつける技術以上のことをやっしから学ぶことができたと思います。

やっしありがとう!みなさんもお疲れさまでした!
(おしまい)ばきちゃん
- 2023/05/09(火) 19:20:32|
- ┗ ろうきん森の学校
-
-
KIDS GO WILD✖️グリーンウッドワーク協会
火打石採集〜火おこし道具作りまで
\原始vsブッシュクラフト/
サバイバル火熾し術!
ブッシュクラフトやサバイバルに精通する"やっし"こと三浦靖司さんを九州福岡からお招きして、
キャンプや防災に役立つ火熾し術を学ぶ、二日間の講習会を開催しました。

火打石、弓錐式、メタルマッチの火おこしのほか、
ナイフセーフティやロープワークも学べる本格的なブッシュクラフトの講習会です。

1日目は
『壊れないチャークロスづくり』
チャークロスは綿100%の布を使ってつくる炭。

布を蓋つきの缶に詰めて焚き火にくべ、炭化させることで、
小さな火花もキャッチできる火口(ほくち)になります。

焚き火に入れてしばらくすると細く白い煙が出てきました。

これが出なくなるまで加熱したところで火から外し、
中が燃えてしまわないようにして温度が下がるまで放置します。
完成するとこんなチャークロスができあがります

その間に、参加者のみなさんは火打石と弓を探しに古城山ふれあいの森に出かけます。
行ってらっしゃい!

今日もご飯担当の私。みなさんを見送ったら調理に入ります。
羽釜ご飯はさっそく覚えたての古城山の火打金と佐野さんの火打金で着火!
一発で着けることができました♡
ただの自己満足なんだけど、それだけでご飯炊きがめちゃくちゃ楽しくなるぞ!

しばらくして古城山のチャートを手に戻ってきたみなさん。
いろんな種類の火打金を試させてもらいながらひたすら練習。
うまくいくコツを学んだ後は一気に上達してお昼ご飯の時間を忘れるくらい火花を飛ばし続けました。

6歳から61歳までを夢中にさせる火打金と火打石!
原始の火おこしも、『木を削る』と同じように本能にヒビっと響く気がします。

日頃、古城山で活動していて、チャートをみてもワクワクしないし、
通り過ぎるだけで、いつも植物しか見ないというNさんも、
『石を見てわくわくできた😊参加者が少なそうと聞いてそれならと火おこしに興味なく参加したけど、
やってみたら、こんなに面白いとは!』
って、うれしい感想いただきました。
午後からは
『メタルマッチマスター』
現代の火おこし『メタルマッチ』を使って誰が早く火をつけられるか?
まずは自分のやり方でチャレンジ。うーん。これで良いのかな?

そこでやっしがやってみると…バシュッっとケタ違いの火花が!

ええ!こんなに違うの⁉︎

姿勢、力の強さ、角度、ひとつひとつ丁寧に教えてもらって、あとは一人ひとり練習していきます。
火花を受ける火口もいろんな種類があるんですね。中にはえ?こんなものも?ってものも。

最後はスタッフも加わり全員で
『メタルマッチ選手権』
ルールに乗っ取って
一発着火のサドンデスゲームです!
賞品を見ると急に本気度が増すのが人のサガ。

メタルマッチの状態を整え
ポジションを確認し、リハーサル…さあ、誰が勝ち残るか!

あんなに練習では上手く出来たのに
気持ちが焦ってフライングしたり
火花があらぬ方向に飛んだり。
基本をひとつ疎かにすると
上手く着火しないんです。

焦らず、急がず、正確に!
どんな時も本気の理事長!
なんと2位に(主催者だけど忖度なし)
1位は中学生のトモロウ君でした!
やったね、おめでとう!

1日目が無事終了しました。

講座後の懇親会も盛り上がって
火おこしって楽しい!を共有できて
とにかく楽しかったです。

小さな火花ひとつあれば
着火できることを知った子どもたち
自信につながったかな。
子どもも大人もみんな夢中になる
火おこし講座の楽しさ。
忘れないうちに夏のキャンプで
またやりましょう!
(明日に続く)
- 2023/05/09(火) 18:48:24|
- ┗ ろうきん森の学校
-
-
/
2023前期 ろうきん森の学校 森工塾 (もっこうじゅく)
竹ひごからつくる 竹細工講座「六つ目編みの舟形かご」
\
青竹を油抜きをせず生のまま加工する「青物」と呼ばれる竹細工の基本を学びます。竹ひごづくり、竹編みなど、竹細工の基本を3日間かけて学びます。
7月は丸竹を割って鉈(なた)や切り出し小刀を使って竹ひごをつくり、「六つ目編み」 で編んで縁や持ち手を取付け「舟形かご」をつくります。


━━━━━━━━━
開催概要
━━━━━━━━━
日にち 2023年7月5日(水) 12日(水) 19日 (水) 【計3日間】
時 間 9:30〜17:00
場 所 番屋2号館 (美濃市広岡町 2632-1)
定 員 10名
対 象 大人(原則として中学生以上)
受講料 15,000円
講 師 安藤千寿香(NPO法人グリーンウッドワーク協会)
━━━━━━━━━
お申し込みについて
━━━━━━━━━
受付期間は、各講座開催日の2ヶ月前から1週間前(先着順)です。
参加費の入金をもって受付とします。
オンラインストアの
専用ページからお申し込みください。

《お申し込み受付期間》2023/05/05 00:00 〜 2023/06/27 23:59
▶ 全日程参加できる方に限ります。振替受講はありません。
▶ 申込が定員の半数に満たないときは開催できない場合があります。(1週間前に連絡)
▶ 開催日の1週間前に持ち物や駐車場の場所等のご案内をメールにてお送りします。詳細はそちらでご確認ください。
《お問い合わせ先》gww.take@gmail.com(竹部会専用アドレス)
━━━━━━━━━
キャンセルポリシー
━━━━━━━━━
申し込み後、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は事務局までご連絡ください。
キャンセルのご連絡日により、下記の通りキャンセル料を申し受けます。
① 8日前まで…キャンセル料は発生しません。
②7日前から3日前まで…受講料の50%
③2日前から当日…受講料の100%(連絡なしの不参加含む)
お席を確保し事前の準備を整えてお待ちしておりますので、予めご了承ください。
※返金にかかる決済手数料・口座振込手数料はお客様負担とさせていただきます。
※返金方法はご入金時の決済手段や時期によって異なりますのでその都度ご連絡いたします。
※当法人の都合での講座中止に関しては全額返金いたします。
━━━━━
注意事項
━━━━━
▶ こちらの講座は対象が大人(中学生以上)です。お子さまの同伴参加はできません。
▶ 開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。
▶ 動きやすい服装でお越しください。(サンダルスカート等はご遠慮ください)
▶ 参加費には保険代金を含みます。
▶ 傷害保険に加入しておりますが怪我等には十分ご注意ください。
- 2023/05/05(金) 00:00:00|
- 森工塾・講座のご案内
-
-