新年があけてすぐの森工塾は、
お正月らしく?竹のプログラムで、スタートです!
<<2017年1月6日(土)~7日(日) 森工塾「竹テントワークショップ」>>
美濃市では2回目となる、竹テントづくりワークショップです。
今回は少なめの参加者3名で開催しました。
美濃市内の番屋2号館にて竹テントの部材や構造について説明をした後、
まずは、グリーンウッドワーク協会・竹部会が普段整備している淡竹の竹林へ。
美しい。。。!整備しているからこそですね。
竹テントに適した太さを確認しながら、必要な数だけ竹を伐採します。
「樹と違って、竹は簡単に切り倒せるから楽しい!」との声も。
確かに、倒れる時も樹よりも断然危なくないですし、搬出も元を持ってズルズル運べるので楽ちんですよね。
道まで搬出した竹は、必要な長さに切りそろえて枝払い。
竹テント一張り分の材料が確保できました!(+予備もとりますよ)
昼食を済ませたら、午後からは古城山で竹の油抜き。
竹の油が抜けるまで、根気のいる作業。。。のはずですが、
焚火を囲んでいると話に花が咲くのはなぜなんでしょうね!
マシュマロとか、焼きリンゴとか持ってこればよかったー!と話しながら油抜き作業をしました。(盲点でした。。。!次回は!!)
2日目は、番屋にて竹テントの組み立てです。
少し長めに切ってあった竹を寸法通りに切ってやすり掛けをして
金具をつけていきます
仕上げの連結作業は、立ててみて全体のバランスを見ながら!
竹は、太さや節の位置などが個体によってバラバラなので、後半の作業は目検討になります。
きっちりした「竹テントのレシピ」はないんです。このさじ加減を見るのも楽しい作業です。
作業の合間には、前回竹テントを教えに来てくださったNPO法人トージバさんの竹テントの作り方のDVDも鑑賞
テントっぽくなってきた!
竹テント完成!
<参加者の感想>
・難しそうと思ったけど、意外と単純な構造だった。自分でも作れたらいいなぁ
・竹の油抜きの方法など、勉強になった。自分でもいろいろと調べてみたい!
・竹のことを知っているつもりでいたけど、何も知らなかった
・竹を切るのがとても楽しかった
・今回使った工具は初めて使うものばかりだったけど、道具があればいろんなことができるようになるんだということが分かって嬉しい発見だった!
番外編
予備として取って来ていた余った部材を使って
壊れた竹テントの修繕も行いました。
竹テントは、竹細工にも使えない細い材を有効利用できるので
グリーンウッドワーク協会・竹部会にとってもこの上ないプログラム!
でも、まだまだ美濃市はもとより、岐阜県内でもほとんど普及していません。。。
竹テントを作る=構造が分かると、
設営の際の組み立てはもちろん、修繕も自分の手で行えるようになる!というところがワークショップの魅力ですね。
今回は、まだまだ参加者さんは少なかったですが
これにめげずに?地道にワークショップで行うことの意味も伝えながら、普及活動していきますよ!
- 2018/01/18(木) 21:30:34|
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