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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

4/25《グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり連続講座》①ジャムスプーン|ろうきん森の学校 森工塾

連続講座ブログ用


ろうきん森の学校
「グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり」連続講座
始まりました。



この講座は、基本となるナイフワークからはじめ、写真のような、木のカトラリーやキッチンツールをつくりながら、順番にスキルアップしていき最終回はククサをつくります。

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グリーンウッドワークでつかう本格的な道具がセットになった全6回の連続講座となっています。
つくるだけでなく道具の使い方やお手入れ方法も学べて、これからグリーンウッドワークを本格的に始めたい方、グリーンウッドワークの技術をもっと学びたい人におすすめの講座です。

6回連続にしたのには理由があります。

最近とても問い合わせの多い「ククサづくり」
講座として企画する前に、協会の会員さんにモニターをお願いしてやってみたのですが、これが斧やナイフを使えるスタッフでも1日で仕上げるのがとても難しい。

連続06

そこで、ストレートナイフだけでつくるジャムスプーンからはじめ、ステップアップしながら、段階的に斧などの道具にも慣れていって、最終的にククサが作れるだけの技術が身につくような講座を企画しました。

連続01

グリーンウッドワークの講座を単発で受けてくださっていた方たちからの要望もあって企画したこの講座。
毎回道具が手に入ることもあり、なんと告知から2日で満席になってしまいました。
追加枠を増やしたあともさらにキャンセル待ちの申込みが止まず、最近のグリーンウッドワークへの関心の高さにも驚きました。

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グリーンウッドワークでできるものや、今回つくるものを展示。
こんなものも作れるの?かわいい!と好評でした。
最終回のククサだけつくりたいとお申し込みいただいた方は、残念ながら今回はお断りすることになってしまいましたので、またあらためてククサが作れるような講座を企画したいと思います。

連続講座02ブログ用

この講座には、昨年わたしがグリーンウッドワークをはじめたときに困ったこと、知りたかったことがぎゅーっと詰まっています。

なにせ、「シノギが〇〇」とか、「そこ逆目になってるから」と言われてもさっぱりわからない。
というより『何がわからないかもわからない状態』笑。

そこで、初回は午前中いっぱい使って、クリの木を割って斧でハツり、斧に慣れることからはじめ、基本のナイフワークでは削りやすいスギをつかって、スウェーデン流のナイフの持ち方、削り方を10種類ほどひとつひとつ丁寧に練習しました。
恒例の?「ナイフワークでやっては危険な行為」のショートコントもやりましたよ。

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ここまで丁寧にナイフや斧の練習をする講座はこれまでなかったと思います。

スウェーデン流ナイフワークの元になっているヨゲさんのリンクあげておきます。動画は3ページ目にあります。
【保存版】ナイフの達人に教わるグリーンウッドワークの基礎技術
https://www.goodspress.jp/howto/173122/

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今年はグリーンウッドワークをやる宣言をしていた常連のたかっしーからは、朝つくってきたという鬼饅頭をいただきました。
黒糖のやさしい甘さがお芋と合って美味しい!
いつも遊びに来てくれる時には手作りおやつを差し入れしてくれるので、実はちょっと期待してました。
参加者のみなさんも毎回期待しちゃいますよー。笑

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参加者のみなさんからもお土産をいただいたので、ドリンクバーコーナーに設置。
みなさんありがとうございました!

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講座では毎回、「いつ誰が何を何のためにつくるか」によって、材料を検討して決めています。
なるべく生の状態でつかうために講座の直前に早朝の森に入って材を伐るのですが、講師の小野ちゃんの頭の中には森の地図があって必要な樹までサクッと案内してくれます。
暮らしと森がつながっていたころは誰もがそんな感じで山に入って木を伐っていたのではないでしょうか。

今では勝手に木を切ったりできる身近な森がなくなってしまいましたが、私が子どもの頃はスウェーデンの自然享受権のように、地域の山に入っていろいろ採って良い慣習があって、そこは地域の人たちが共同で手入れをしていました。

以前山菜講座でも「人を森や山へ目を向かせるためには、理屈ではなくて欲望!まずは欲望を開花させる!そして、自然に目を向かせることも大事。」というお話がありましたが、グリーンウッドワークをきっかけに地域の森への関心も高まると良いなと思います。

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余談が長くなりました。今回はコシアブラを1本伐りました。
小径木とはいえかなりの高さと太さ。何年もかけて育った1本のいのちをいただくので毎回やっぱり緊張します。
ふと見上げてみるとこんなに葉が重なりあっていました。
先日の山菜講座からほんの数日で一気に芽吹きがすすんでいて、この季節の成長の速さを感じます。
葉っぱはギリギリ天ぷらでいけるかな。

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コシアブラによく似たタカノツメとの見分け方は、小枝を斜めに切ってみると良く分かるよ。
これは芯に階段みたいになっているね。コシアブラは隔壁髄だけどタカノツメにはないからこれはコシアブラって見分けられるんだよ。
樹脂液を漉した油(漉し油)を塗料にしたからコシアブラ。別名ゴンゼツ(金漆)とも言うよ。
ちなみにタカノツメはここが鷹の爪っぽいからタカノツメだね。
そんな樹種のお話もまじえながら、みずみずしくてやわらかいコシアブラを観察。割ってみると良い香りがします。

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たっぷり斧とナイフワークを練習したので、午後2時をまわってようやくジャムスプーンづくり。
ジャムスプーンのカタチってどんなものがいいのかな。どんな手順でつくるの?
つくる過程もデモンストレーションを交えながら丁寧に説明します。
みなさん動画を撮ったりメモしながら聞いていました。

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まずはコシアブラを割ってジャムスプーンより少し大きい直方体を準備します。
午前中にクリで練習したので、それぞれ自分の材は自分で木取り。
斧の向きなども安全を考えてできていますね。

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いくつか用意したジャムスプーンから、これと決めたものを参考にラインを書いていきます。

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たっぷり練習したナイフワークを適材適所つかいながら削っていきます。
削った時の白くてなめらかなコシアブラのやわらかさ、感じてもらえたでしょうか。

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この日は時間を延長してジャムスプーンをつくり、最後はマーマレードとイタドリでつくったジャムで、実際にジャムスプーンを使ってみて、形を再検討しました。続きはおうちに帰ってからマイナイフで仕上げます。

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はじめてのジャムスプーン。並べてみました。いろんな形があってどれもかわいいですね。
スプーンは乾いたら仕上げるので、次回持ってきてもらってもいいし、ご自宅でオイルなどで仕上げてもOKです。
ここから半年間、このメンバーが同期生です。よろしくお願いします!

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必ず自分の道具があること。
講座が終わったあとも家で再現&練習できること。
今回できなくても次回へ学びを重ねていけること。
ともに学びあう仲間がいること。
できあがりのバリエーションが見られることetc...
道具つき講座のメリットをたくさん感じた一日でした。

- - - - - - <今後の予定> - - - - - -

ろうきん森の学校・森工塾
グリーンウッドワークで暮らしの雑貨づくり連続講座(全6回)


①4/25(日) ジャムスプーン+ストレートカービングナイフ
②5/23(日) スプーン+フックナイフ
③6/20(日) レードル+ドローナイフ(銑)
④7/25(日) プレート+カーブドガウジ(スプーン用彫刻刀)
⑤8/22(日) キッチンツールスタンド+スポークシェイブ(南京がんな)
⑥9/26(日) ククサ+フックナイフダブルエッジ
満席のため募集は終了しています。

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グリーンウッドワーク協会 ばきちゃん
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  1. 2021/06/09(水) 00:00:00|
  2. 講座の実施報告
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