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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

12月12日 長野市でククサづくりの2日間!(2日目)


森を楽しむ グリーンウッドワーク教室
長野市でククサづくりの2日間!
2日目


予報どおり朝目覚めると雪!
会場の窓の外には白樺についたヤドリギが見えて
実の黄色がいっそう目立ちます。
ヤドリギ

北欧には冬の到来で寒さに凍えた妖精達が
真冬でも葉をつけたまま耐えているヤドリギを頼って
その枝に移り住むという伝承があったり
北欧神話にも重要な役割で登場するヤドリギ。
縁起が良い木としても知られていて
花言葉は「困難に打ち克つ」 なんですよ。
そんなヤドリギに見守られて2日目がスタート。
みなさんのククサが無事完成しますように!

今日はひたすらナイフワークで仕上げます。
ナイフ

ここにきて
「もっと最初に斧で大胆にハツっておけばよかった〜」
って声も。ですよね〜。
とはいえ、カップを彫ってしまったので
あまり衝撃を与えると割れてしまう危険も。
ノコギリを入れたり斧で慎重にハツったりして
それぞれのペースで仕上げていきます。
メロン帽子

雪が降りしきる中、静かに削る音だけが響き
みなさん黙々と集中して削って
午後のお茶の時間にはだいたいの形が出来ました。
ひたすらナイフ

今回全員同じ型紙を作ったはずなのに
完成したククサのバリエーションの豊かさにびっくり。
なんだか良い感じに自由なカタチに遊んでくれたのは
グリーンウッドワークはじめての大学生さん。
縄文土器

聞けば中学生の頃から盆栽が趣味だとか。
美濃でやっているククサづくり連続講座4期生の方も
大胆なアシンメトリーに仕上げていて
縄文土器のようなユニークなククサになりました。
こういう感性、ほんとに羨ましいです。
いろいろな形

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みなさんの感想は…
振り返り
はじめはそんなに大変じゃないだろうなと思っていたけど、やってみると終わりがない。
隣の芝生が青く見えたり、やろうと思ったら際限がない。
どこまで追求できるかわからないけど、楽しかったです。

凸凹になったりしたけど、楽しかった。

何年もやりたかった念願のグリーンウッドワークができた。
家族を巻き込んで参加できて途中子どもが飽きちゃうこともあったけど、楽しかった。
完成2

長野市のグリーンウッドワークの講座に3回とも参加して、ようやくちゃんと形になった。
自分なりにはよくできたと思う。納得できた。
自分との戦いと思っていたけど、戦いじゃなかった。
自分でどこまでできるか追求していきたい。
これからのライフワークになると思う。

木を削ったのは初めて。
最初の木のかたまりを置いた時のゴトって重い音が、
削っていくうちにだんだん高い音に変わっていって、それが心地よかった。

200キロ走って来て参加してよかった。
同じテーブルの隣で芸術が爆発していた。笑

前回の椅子講座から参加。ククサは最初からつまづいて難しかった。
割れたりしたけど、形を整えるのは集中してできて楽しかった。

とても楽しかったです。
グリーンウッドワークは生の木で、電動工具無しでできるのがすごい。
また来年もぜひ長野市でやってほしい。
紐巻いた

こういう講習会は初で、みなさんが予想以上に出来ていてびっくりした。
はじめてなのでうまくできたところもあったし、下手だったりもしたけど、
誰かにプレゼントするっていう考えやあげたい人がいることが素敵だと思った。

斧が苦手でかなり分厚いところからナイフワークだったので、
みなさん上手で驚いた。
お箸の漆塗りを仕事にしているので、ククサに漆塗りたいかたはぜひ。

遠くから参加できて感謝。
夕張メロンククサを戻ったらつくりたい。
北海道でもククサ講座をやります!

グリーンウッドワークはつくるのも楽しいけど、
全国から集まった皆さんと一緒にできるのがやっぱり楽しい。
みんなが自分のと違う形になっていくのが楽しかった。

ものづくりをするという同じ目的で集まった人達と一緒できたのがよかった。
ククサは誰かにプレゼントすると幸せになるというのが素敵。
わたしも未来の孫にプレゼントしたい。

3回参加してみて、グリーンウッドワークは高価な機械使わなくても誰でも作れるし、
つくったものを自分が生活の道具に使えるのが良い。
材料も身近な里山にあるもので良くて、貴重な体験ができた。
小野先生の教え方も上手なので凄く良かった。
完成しました
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感想にもあったように、ククサって終わりがなくて
自分で「ここまで」と決めるのは難しいですが
削ることそのものをじっくり楽しめるところが良いので
まだ少し削るところが残っている方も
この冬の楽しみとして自分のペースでぼちぼち削って
ゆったりと仕上げてくださいね。
集合写真
(ばきちゃん)
  1. 2023/02/07(火) 06:05:11|
  2. 講座の実施報告