時折風花が舞い散る郡上市明宝にて
森のスツールづくり研修二日目
座面に使ったのは樹齢300年の善兵衛桜。
一昨年不朽によって落下した太枝を製材した板がストックされていました。
まずは、乾燥したサクラの板に手回しドリルで穴を開けるのは一苦労。
お母さんの必死の形相をじっと見つめるお子さん。
「なんだかいつものお母さんと違う!」

ほとんど筋トレ状態で、息を切らしながらも、
午前中までに全員穴あけを完了しました。
午後からは脚の抜け防止のクサビづくり。
お母さんは生まれて初めて鉋を使ってるよってお子さんに語り掛けながら作業するお母さんも。

先週はおしゃべりしながらゆったりと作業できましたが、
本日は皆さん必死になって取り組んで(ここは反省点ですね!)、
少し時間が押しましたがどうにか全員完成まで漕ぎ着けました。

皆さんの感想は
・思い出の善兵衛桜で椅子ができた
・椅子に命を感じる

・道具の知恵がすごい
・脚の差す位置を色々試していい形になった
・思ったより大変だった
・木に触れるワクワクを思い出した
地域の方々が集う「ななしんぼ」の工房
若い人たちが集まってこれからどんどん楽しいことが始まりそうです。

(おの)
- 2023/02/21(火) 06:17:14|
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