12月17日(土)ぎふ羽島ボランティア協会かみなり村の工房「もっくる」において、
スツールづくり講座が開催され、障がいを持つお子さんとその家族が参加されました。
前回までに座面と脚が完成しており、今回はいよいよ組み立てです。
>>>前回の講座はこちらをクリックまずは脚のホゾにクサビ用のノコ目を入れます。
なかなか木を木目に沿って縦方向にノコを入れるのは一苦労ですが、
みんな集中して、上手に切れました。

スツールづくり1回目の座面作りの講師をしていただいた木村さんも、
サポートスタッフとしてお手伝いしてくれました。
お子さんが頑張ってノコギリで切っている間に、お母さんは動力の
バンドソーで切断です!(笑)

かみなり村のスタッフも万全のバックアップで安心です。
脚ができたら、次は座面に穴を開けます。
簡単に同じ角度に穴が開けられるように、こんな治具を用意しました。

手回しドリルで頑張ってクスノキの座面に24mmの穴を開けました。

電動ドリルでも正確に開けることができました。
お母さんはもちろん電動です!(笑)

座面の穴あけが終わったら、脚のホゾを差し込みます。
そして最初に入れたノコ目に、クサビを打ち込みます。

接着剤が乾いたところで、座面から出た脚の上部を切り落とします。

押さえ挽きノコを使うときれいに切り落とすことができます。

仕上げでノミがうまく使えない子には南京がんなを使ってもらいました。


紙やすりで仕上げたら、最後にクルミオイルを塗って出来上がり。

こんなにかわいい椅子が出来上がりました。

みんな満足の笑顔です。




計3日間のプログラムで、完成しました。
障がいを持つ子にも安心してできるものづくりのレパートリーが、また一つ増えました。
皆さん、お疲れ様でした。

(小野)
- 2011/12/18(日) 20:26:14|
- 講座の実施報告
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0