研修二日目は道具の講習
七輪と炭を使って刃物打ちです。

みな真剣に取り組んでいました。

今回講師の井丸さんのほかに、グリーンウッドワーク協会の会員が5名伺いました。
この湯ノ岳山荘の周りにはクヌギの木がたくさん自生しており、いわきの森に親しむ会の方々はこの木の活用法を模索されていました。
そこで私たちからの提案で、この木を使ったスツールをつくってみようということになりました。
実は、私たちが活動している岐阜県美濃市周辺にはクヌギは自生しておらず、今までクヌギを使ったことはありませんでした。
これは、我々にとっても新しい挑戦でした。
まずは丸太を割ります。
これがなかなか堅く手ごわいのですが、意外とまっすぐ割れてくれました。

馬にまたがって削っていきます。
樹皮が非常に堅く、銑の刃がこぼれそうです。
しかし、皮を剥いでしまえばジョリジョリ気持ちよく削れてくれました。

グリーンウッドワーク協会会員が荒削りの状態まで削ったスツールの脚と貫
このあと、いわきの方々に組み立ててもらう予定です。
出来上がりが楽しみですね。

今後は、すぐお隣の古殿町に工房を構える井丸さんと連携をとりながらグリーンウッドワークの技術を更に深めて行ってくれることでしょう。
いわきの森に親しむ会の方々の活躍を期待しています!

つづく (小野)
- 2012/04/04(水) 20:00:00|
- 講座の実施報告
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