ちずさんの3個目の鵜籠(よつざし)完成でございます。
でもね、今までの鵜籠とはチョと違う。
この写真だけで何が違うか解る人はとってもエライです。

答え。
それぞれの箍の上を皮、下を身で編んでるってことなんでございます。
こうすると何が良いかというと、滑りにくくなるんだそうで。
縦竹に挟んで編んでいくと、箍はどうしても上の方へ滑ってしまって、指定寸法通りに編めないのですよ。
こうすると滑り難い(ような気がする)けれど、身は柔いので折れ易い。
師匠の鵜籠は皮のみだけど、師匠の父上のは皮と身。どちらが良うございましょうか。

拡大の図。

作業場(番屋2号館)ではこんな風に展示し(晒し)てございますのでお立ち寄りの節はご笑覧あれ。

師匠に違いを聞いても良く解らなかったんだけれども、ちずさんは試しに作ってみてそれなりの効果を確認してくれました。(小生は試す気にもならなかったけど)
さて次は4個目、ではなくて、4月の講座(パン籠作り)の準備とチェリーバスケットの試作と続きます。
忙しくなってまいりました。
(キト)
- 2014/03/21(金) 22:45:33|
- 竹細工の技術継承
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