森林文化アカデミーの授業として、12/3、12/10の二日間で六つ目の盛り籠(波縁盛り籠とも)作り講座を行いました。
エンジニア科の2名、クリエーター科の3名、共に2年生の5名が受講してくれました。
今回作ったのはこれ。

白髪のじいさんがエラそうに講釈を垂れている、訳ではなく、材料となるヒゴの説明をしているだけでして。

折角なんでヒゴ作りから始めようってんで丸竹を切る所から。
材木を切るのとは、ちょと勝手が違います。

丸竹を割る前に、ハカマを削ります。
鉈の当て方や持ち方に皆さん手こずってます。

丸竹の割り。
鉈で割を入れた後は竹の端材を突っ込んで割ります。
なかなか割れないし、大きな音は出るしで結構恐ろしいんですよね。

竹を細かく割っている。
見てる方が怖い。

何だか危なっかしいなぁ。

割って、幅引きをして、薄く仕上げて、ちゃんと出来ているか調べているところ。
きれいに丸くなっている。 よし!

編んで・・・

完成
!
完成
!!
完成
!!!
完成
!!!!
完成
!!!!!
全員完成。

今回の盛り籠は、二日間でヒゴ作りから編みまですべて自分で作りました。
自分たちで竹林から伐り出した竹だけを使って作ったのです。
自分が使うものを自分で作る。カッコいいと思います。
(キト)
- 2015/12/31(木) 20:18:37|
- 竹細工の技術継承
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0