グリーンウッドワーク協会、はじめてのキャンプに挑戦!

グリーンウッドワークでよく使う道具のひとつ、『モーラナイフ』をつくる海外の企業では
モーラナイフアドベンチャーというキャンプを毎年開催されています。
https://morakniv.se/produkt/morakniv-adventure-2017/ふと見渡すと、スタッフのほとんどがキャンプ経験者!
なんで今まで気づかなかったんでしょう。こんな楽しそうなこと、やるしかないじゃないですか。
<<2017年6月3日(土)~4日(日)の2日間をかけて、「五感で味わうスプーンづくりキャンプ」を開催しました。>>
今回の講師は、当協会でスプーンを作らせると右に出る者はいない、堀江宏喜さんが担当しました。

この造形美!
右端の4本と、左下で横になっている1本は他所の木工作家さんの作品ですが、並べても引けを取りません!

2日間たっぷりあるので、もちろん樹を切るところから。

参加者の皆さんが交代交代で1本の木を伐採。
現役のキコリさん(参加者さんです)がまずはお手本。

樹を搬出します。



ここまではおなじみ、加工の工程です。
これからが新しい試み。

時間がたっぷりあるので、理想のスプーンの型紙を作りました。
講師のスプーンや本を参考に、そして今割った材のどの部分を使いたいか考えながら、
自分のためのスプーンのかたちを想像していきます。

お昼ごはんは、もちろん木のスプーンで!

講師のスプーンや、様々な木のスプーンを実際に使って食べてみて、
「薄い方が食べやすいね」
「口に入る角度は?」「柄の持ちやすさ」など
理想のスプーンのイメージをさらに膨らませていきます。

イメージを膨らませ、おなかも膨らませたところで、
午後から削り始めます!

ときどきアドバイスを伝えながら、

自分と、自分のためのスプーンだけの時間。

理想通りになるでしょうか。わくわくします。

陽が落ちる前にテントを張って、今日の作業は終了。

夜は、参加者のみなさん同士で
ものづくりの話し、ものづくりとは関係ない話し(生き方とか、北海道とか、北海道とか。)で盛り上がりました。

こんなゆっくりした時間がとれるのも、キャンプスタイルならではですね。
- 2017/06/08(木) 10:11:32|
- ┗ スプーンづくり
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