グリーンウッドワーク協会が取り組んでいる「ろうきん森の学校岐阜地区」。
このフィールドである「古城山ふれあいの森」は、岐阜県の環境保全モデル林第一号に指定されています。
同じく環境保全モデル林である、可児市の「我田の森(わがたのもり)」で、
里山づくり後継者養成講座が6月17日(土)に開催されました。

他地域のフィールド視察もかねて、スタッフ数名で参加してきました。
午前中は、
NPO法人森のなりわい研究所 代表の伊藤さん、
自然育児・こどもの庭 代表の園田さんから
それぞれ、里山の安全管理や、活動内容についてのお話しを聞きました。


伊藤さんの『「現代」の里山づくり』論、
こどもの庭さんの「森で子どもを育てるわけ」や「フィールド探しの苦労」。
聞き入ってしまう、参考になるお話しばかりでした。
午後からは我田の森のフィールドへ!
トンボの舞う小川

森の工房と、見晴らしウッドデッキ

沢水を引いてきた水場

きのこの森

田んぼに畑

絵本に出てきそうな、それはもうかわいい農機具小屋

森の中にレストラン!?

炭窯を、穴が開いたのでピザ釜に転用しているそうです。
大きいピザが焼けそうです!

写真を撮り忘れましたが、この近くには森のステージもありました。
音楽会などをやっているそうです。
もちろん、森もあります。
ちょっと登ると、この絶景。

見晴らし岩

ナツハゼの実がなっていました。これはもう果実酒にするしかない。
黒く熟すのがいまから楽しみですね。

子どもが遊ぶ森も。

写真は、森のようちえんの子ども達が、「おさるの檻」に見立てて遊んでいるという木で遊ぶ大人です
ササユリも、育成中!

最近、グリーンウッドワーク協会理事長の小野が探している「ガマ」もあるじゃないですか。
目ざとく見つける理事長。

我田の森を管理している「里山クラブ可児」さんに質問攻め。
森のようちえんの子ども達と一緒に、ザリガニ釣りもできちゃいます。

アメリカザリガニですけどね。だからリリース厳禁です!
最近、森のようちえんの子ども達が30匹くらい釣っていったらしいです。子どものパワーはすごいですね。
里山クラブさんの理想をぜーんぶ形にしたような、
夢がたくさん、それこそ「てんこもり」に詰まった森でした。

我田の森は、地域の数名の方の個人の山をお借りして整備している森だそうです。
はじめは田んぼには雑木が生え、森に戻りかけていた場所だったのを
里山クラブのみなさんでここまで整備したとのこと!驚嘆です。
後継者について心配しておられましたが、
こんなに素敵な森を維持するためなら、後継者はすぐに現れそうですね。
美濃のろうきんの森も、ワクワクする楽しい森にできるといいなぁ。
- 2017/06/20(火) 06:51:39|
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