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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。これからの講座の予定はメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

1月22日 海上の森でスツールづくり②

グリーンウッドワーク講座
海上の森【里山の木でつくる暮らしの道具】のスツールづくり

2日目は座枠と貫の仕上げです。
貫と座枠

ホゾはテノンカッターというえんぴつ削りのような大きいカッターで削るので、
テノンカッターに入るサイズまで銑で削ります。
tenon.jpg

できた人からどんどんローテーションして、
ホゾを削ったら、銑でおおまかに整え、
南京鉋を使ってなめらかな曲線になるまで削ります。
nuki.jpg

シュルシュルと細いバネのような削くずが出てきて気持ちいい!
こんなに楽しいことはない。
無心になってピカピカの面ができるまで削っていきます。

早い人は午前中にはほぼ脚と貫、座枠がそれぞれ4本ずつ仕上がりました。
まだの人にはちょっと焦らせてしまったので、
みなさんお昼ご飯を早めに切り上げ続きの作業に入っていました。
削る削る

それぞれの部材が仕上がったところでいよいよ組立です。
グリーンウッドワークの特徴として、
前もって乾燥させた座枠と貫のホゾを生木の脚に打ち込むことで、
脚の乾燥がすすむにつれホゾ穴が収縮して丈夫になります。
ohanasi.jpg

みなさん真剣に頷きながら説明を聞いて、
2人ひと組になって組立をしました。
kumitate.jpg

グリーンウッドワーク海上の森のスタッフと学生ボランティアさんのサポートあって、
無事全員組み上がりました。
穴あけ

昨日まで森に立っていたヒノキがとうとうスツールのカタチになりました。
みなさんフレームが出来上がってひと安心といった様子。
来週はカラフルなアクリルテープで座面を編みます。
akuriru.jpg

小野と椿は今回までで、次回の講師はグリーンウッドワークラボの加藤慎輔さんです。
完成した椅子が見られないのは残念ですが、
参加者のみなさんの喜びの輪が広がって、
愛知のグリーンウッドワークの新しいベースになっていくのが楽しみです。
(ばきちゃん)

一週間後完成しました!
こちらが完成写真です
参加者

↓グリーンウッドワーク海上の森のブログ
こちらをクリック
  1. 2023/02/15(水) 06:28:37|
  2. ┗ 椅子づくり

1月21日 海上の森でスツールづくり①

グリーンウッドワーク講座
海上の森【里山の木でつくる暮らしの道具】のスツールづくり (3日間)がはじまりました。

先ずは近くの山に出かけてヒノキを伐採するところから。
伐採

チェーンソーで伐倒したあと、スツールの大きさに玉伐りします。
年輪を数えてみたら68才。
数えてみたら

参加者のみなさんが生まれる前からこの森を見つめてきたヒノキが3日間かけてスツールに生まれ変わります。
koubounimoddotte.jpg

工作室に戻りマンリキや斧で割ってみると、スパーンと真っ直ぐに割れてくれます。
一日中削って削って、脚4本を先細りの八角形まで仕上げました。
削り馬

脚四本
翌日に続く(ばきちゃん)
  1. 2023/02/14(火) 05:48:21|
  2. ┗ 椅子づくり

1月15日 VISONでスプーンづくり

1月15日は、三重県多気町のVISONにあるkiondさんで木のスプーンづくり講座でした。
玄関

はじめてのグリーンウッドワークや、
斧が苦手な方におすすめの削り馬のスプーンづくり。
削り馬で

桜の小径木を割るところからはじめて、
3時間ほどでスプーンを削りました。
ウワミズザクラ

匙面

フックナイフ

ナライ目逆目

完成
(ばきちゃん)


  1. 2023/02/13(月) 06:06:41|
  2. ┗ スプーンづくり

1月9日 足踏みろくろで器の挽き始め

みの木工工房FUKUBEでの
今年最初のろうきん森の学校 森工塾の講座は
足踏みろくろで器づくり

埼玉、大阪、長野、愛知、岐阜と
5県から集まった参加者のみなさんが
一日中足踏みろくろと向き合い
ちいさな木のボウルをつくりました。
説明聞いてる

うまく刃物があたり
シュルシュル~っと細長い削り屑が出るまでは
ひたすら耐える時間ですが
削れたときの気持ちよさは格別です。
人力だけで器を挽き上げるので
これを苦行ととるか
堪らない心地よさにハマるかは
初挑戦のその日にはわからないかもしれませんが
ろくろの楽しさを知って
またやりたいという方が増えたら何よりです。
utuwakannsei.jpg

わたしをはじめ足踏みろくろ好きな仲間の
聖地巡礼のようになっている福島の井丸さん。
毎回足踏みろくろ講座では
わたしの井丸さんコレクションを並べては
足踏みろくろの器づくりの先にある
超絶技巧の世界を垣間見ていただくのですが
今日はその聖地に足繁く通われている
中津川の原さんが遊びにきてくださって
お手製の五平餅を振る舞ってくださいました。
五平餅

お互いのお休みのタイミングが合わず
なかなかお会いすることが叶わなかったので
器づくり講座の日にお会いできたことや
井丸さんのところで学んできたことを
原さんと共有できるのがうれしくて
暗くなるまで引き留めてしまいました。
harasann.jpg
次回はぜひ原さんのところにお邪魔します!
美味しい五平餅をありがとうございました!
(ばきちゃん)
  1. 2023/02/12(日) 06:24:15|
  2. ┗ 器づくり

1月8日 生木を削って我谷盆づくりで事始めin西丹沢

前日の横浜市旭区の川井緑地での講座が終わった後、
神奈川県西部の西丹沢に移動しました。

1月8日(日)
NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク主催のグリーンウッドワーク講座
「生木を削って我谷盆づくりて事始め!2023」が開催されました。
会場は丹沢湖のほとり、旧山北小学校の食堂をお借りしました。
丹沢湖と富士山

丹沢湖といえばダム湖。
そう、我谷盆もかつてダムに沈む前の我谷村(わがたにむら)で作られていた木のお盆です。
本日一日で完成を目指すために、今回もクリを予め製材して真空パックした材を用意しました。
真空パック

あえて節のある材を選んでくださったり、
勢いよくノミを入れすぎて欠けてしまったりと
個性溢れる十人十色の我谷盆が出来上がりました。
kannsei 2

〈参加者の皆さんの感想です〉
一日があっという間に終わってしまった。

体験する前はあまりいい意味でなく素朴だなと、
スタイリッシュじゃないなと思っていたけど、
自分でやってみて木目が波を打つように美しく、
綺麗なんだなって我谷盆というものを見直した。

道具を使うのが難しい。

見本みたいにノミ跡が真っ直ぐできなくてヤキモキしたけど、
出来上がると味があっていい。
鑿で溝

縁が割れてしまったけど、
そのお陰で緊張感があっていい感じに仕上がった。
達磨

ノミを使うグリーンウッドワークは初めてで、やることの幅が広がった。

お盆として使える大きな我谷盆が作りたい。

最後のかんながけが楽しくてはまってしまった。
カンナは楽し

ストレス解消になった。

ノミやカンナを使って大工さんみたいだったけど、
完成したものはアートになった。
完成

〈作った我谷盆を何に使いますか?〉
携帯置き
メガネ置き
自分のお店を持ったらお会計のお皿にしたい
私もカルトン(会計のお皿のことをそう呼ぶそうです!)
万年筆置き
グリーンウッドワークで制作したものを飾りたい
コーヒーカップを乗せたい

・・・・・・
家でもっともっと作りたいと、ノミを購入してくださる方も!
我谷盆はやっぱりみんなを虜にしますね。
2023年もここ西丹沢でグリーンウッドワークの暮らしの道具づくり講座が開催される予定です。
皆さん、またお会いしましょう。
集合写真
(おの)
  1. 2023/02/11(土) 05:48:10|
  2. ┗ その他イベント等

2023年1月7日 NORAの次世代人材育成事業

2023年1月7日(土)
今年最初の出張講座は横浜
途中、雄大な富士山が出迎えてくれました。
富士

到着したのが横浜市川井緑地
NPO法人よこはま里山研究所-NORA-が拠点にしている里山です。
昨年に引き続き、二度目の訪問となりました。
今回はNPO法人足柄丹沢の郷ネットワークの協力のもと、
次世代を担う人材育成事業として、
グリーンウッドワークの基本とヘラづくり、
途中、スプーンづくりの実演、
見本

早く終わった方にはマイマレットづくりにも取り組んでいただきました。
marett.jpg

マレットできた

1月とは思えない暖かさで、
材料調達から木工作業まで全て森の中で活動ができる最高の環境となりました。
生木

使った木はこの森の代表的な樹種のシラカシとムクノキ。
板を割る

早速皆さんに割ってもらいましたが、
カシは素直に割れてくれましたが、
樫はパリんと

ムクは繊維が絡まってなかなか手強いことこの上ない!
ムクはぼそぼそ

削ってみると、
カシは逆目がめくれて上手く南京ガンナがかからなかったりと、
樹種の特性を感じ取ってもらえたのかなと思います。
南京がんな

お昼休みの雑談の中で参加者の方から、
「グリーンウッドワークを伝える立場になりたい。」
「会社をリタイヤした男性たちの居場所としてグリーンウッドワークはいいのでは」
「ボランティアの活動として取り入れられないか」
「自分はグリーンウッドワーク講座を長野の森で主催しようとしているが、
冬は雪で閉ざされてしまうので、今回の活動に参加した。」

スタッフ側としてはこんなコメントを頂けたらしめしめといった展開ですね。
「今回は、そんな人のための講座です。是非一緒に活動しましょう!」

穴を開けて、紐を通して出来上がり。
穴あけ

昨年のワークショップで作ったクリのヘラを第一線で使ってます!
なんていう報告も嬉しかぎりです。
新旧ヘラ

〈参加者の皆さんの感想です〉
穏やかで暖かく楽しくできた。
森の空気は気持ち良い。
鳥の声が聞こえて贅沢な時間。
雨の予報もあったが、屋外でできて良かった。
丸太からこんなものができるのが素晴らしい。
楽しく気持ち良い一日が過ごせたのが良かった。
南京ガンナのコツがまだまだわからない。
もう少しやってみたい。
うまく作ることができず、
ずっと何をやっているのかわからない気持ちだった。。。機会があればまた挑戦したい。
ヘラ完成写真

〈NORAスタッフの感想です〉
ここ川井緑地の木が使えるのが良い。
いろいろ知らなかったことを教わることができた。
スタッフなのに自分が一番楽しんだかも。
ヘラづくりは二回目だが、
今回は妻からのリクエストに応えて左利き用を作った。
木を相手にするということで
、樹種の特性による違いや、
南京ガンナでも荒削り用と仕上げ用で違ったり面白かった。
途中でみんな無言の時間があった、集中する時間がいい。
マレット完成写真
・・・・・
この後、毎月このメンバーを中心に
定期的にグリーンウッドワークの活動日を設けて、
次回6月3日に報告会を開催する予定です。

この川井緑地でグリーンウッドワークの活動が根付いていくのを楽しみにしています。
集合写真
(おの)
  1. 2023/02/10(金) 06:17:51|
  2. ┗ その他イベント等

12月24日 ククサづくり連続講座 ② ナイフワーク基本編

《2022年後期 ろうきん森の学校 森工塾 》
 ククサづくり連続講座 ②12月24日 (土)
 ナイフワーク基本編
 道具:ストレートナイフ

ホワイトクリスマスとなった
ククサづくり連続講座の2回目。
ホワイトクリスマス

大雪にも負けず集まってくださったみなさま
ありがとうございます。
朝からほんとにお疲れさまでした!

2回目の今回は
安全で効果的にナイフを使うための基本となる
13のナイフワークを身につけていただきます。
まずは斧で割ったヤマザクラで
様々なナイフワークを練習します。
胸当て引き削り

グリーンウッドワークのみならず
ナイフを使うなら覚えておくと損はない!
使い方によっては斧と変わらないくらい
ガシガシ削れちゃいます。

ひととおりのナイフワークを練習したあとは
バターナイフを削ってもらいました。
親指てこ削り

削る場所に合わせて削り方を変えるのですが
やってみるとなんだっけ?
さっきやったばかりなのに???となります。
わたしもこれまで参加したみなさんもそうでした〜😆
習うより慣れるのがいちばん♪
胸開き削り

はじめは覚えられなくても
やっているうちにだんだん身についてきますよ。

おやつタイムには恒例の「道具を味わう」
実際にバターナイフを使う時どうやっていたかな。
どんな形だと使いやすい?
実際に塗ってみる

暮らしの道具ってふだんはそんなに意識することなく
使っているのですが
観察してみるといろんな発見があります。
bata-naihuwoajiwau.jpg

スプーンやターナー、おたま、しゃもじなど
暮らしの道具をつくる側になったとき
美しさだけでなく機能的な使いやすさが
わかっているって、とっても大切なのです。
次回のスプーンにむけて、ふだん家で使っている
使いやすいスプーンの観察を宿題にしました。

今回のヤマザクラはつるんと樹皮が剥けたので
おまけのプチワークショップとして
モーラ106ナイフのシースづくり。
シースづくり

グリーンウッドワークをやっていると
同じナイフの方が多いので
自分だけの鞘をつくるのも楽しいんです。
1日で完成しないので講座としてはやらないのですが
わたしや小野ちゃんが使っている
〇〇〇ナイフ(イワナイフ、バナナイフなど)の
木のナイフシースづくりもいつかやりたいですね。
シースの材料

1時間押しでのスタートでしたが
みなさんとても上手くナイフを使えていて
それぞれ普段使いのマイバターナイフと
素敵なヤマザクラのシースが完成しました。
ナイフシースとバターナイフ

感想は…
・実際に使って食べてつくっていくのが楽しかった。
・我が家初のバターナイフになりました。
・今日も楽しくつくらせてもらった。細かいところができない。
・できないところがわかってくる。
・楽しかったです。木を削って、はじめて一つの道具をつくった経験になった。
・この間よりナイフがうまくつかえた。
・やっと実用できるものができたのがうれしかった。
完成2

年内の森工塾の講座はこれで最後。
みなさん、良いお年をお迎えください。

(ばきちゃん)
  1. 2023/02/09(木) 06:25:40|
  2. ┗ ろうきん森の学校

12月14日 足踏みろくろで器挽き(平日開催)

水曜日のろくろ挽き
ろうきん森の学校 森工塾「足踏みろくろで器づくり」講座
12月14日(水曜日)
平日にもかかわらず、東京、大阪、京都からも、
仕事の都合をつけて5名の方が参加して下さいました。
穴あけ

午後の昼下がり、シュルシュルとろくろを挽く音だけが会場に響きます。
kezuru.jpg

長く削り屑がシューっと
ああ、幸せの時。
シュルる

やっぱり足踏みろくろって楽しい!
utigawa_202302031428083bb.jpg

しかし、ヤマザクラは手強かった!
5時ギリギリでろくろを挽き終えることが出来ました。
滅茶苦茶体力を使いましたが、みなさん揃って満足な笑顔😊
できた!!

感想は、、、
思った以上に繊細な作業だった

体力も使うが、感覚的なところも使う。
何度も何度もトライして、継続してやっていきたい。

初めてやってみて、午前中は踏むのも刃の角度も考えることがいっぱい。
それでも午後から一瞬感覚が掴めた。
これからも、いろんな形の器を作ってみたい、

頭も体も使った体験だった
最初のカツカツ刃が当たる音は、
鉄橋を渡る電車に揺られる音のようで心地良い。
そのあとシュルシュルと削れる音が気持ち良かった。

この器に何を入れますか?
・ちょっと底が薄くなっちゃったので、サラダボールとして使いたい
・豚汁
・抹茶茶碗
・芋の煮っころがし
・どんぶり飯
utuwatati.jpg

とっても心地よい一日でした。
参加者の皆さんありがとうございました。
(おの)
  1. 2023/02/08(水) 06:18:05|
  2. ┗ 器づくり

12月12日 長野市でククサづくりの2日間!(2日目)


森を楽しむ グリーンウッドワーク教室
長野市でククサづくりの2日間!
2日目


予報どおり朝目覚めると雪!
会場の窓の外には白樺についたヤドリギが見えて
実の黄色がいっそう目立ちます。
ヤドリギ

北欧には冬の到来で寒さに凍えた妖精達が
真冬でも葉をつけたまま耐えているヤドリギを頼って
その枝に移り住むという伝承があったり
北欧神話にも重要な役割で登場するヤドリギ。
縁起が良い木としても知られていて
花言葉は「困難に打ち克つ」 なんですよ。
そんなヤドリギに見守られて2日目がスタート。
みなさんのククサが無事完成しますように!

今日はひたすらナイフワークで仕上げます。
ナイフ

ここにきて
「もっと最初に斧で大胆にハツっておけばよかった〜」
って声も。ですよね〜。
とはいえ、カップを彫ってしまったので
あまり衝撃を与えると割れてしまう危険も。
ノコギリを入れたり斧で慎重にハツったりして
それぞれのペースで仕上げていきます。
メロン帽子

雪が降りしきる中、静かに削る音だけが響き
みなさん黙々と集中して削って
午後のお茶の時間にはだいたいの形が出来ました。
ひたすらナイフ

今回全員同じ型紙を作ったはずなのに
完成したククサのバリエーションの豊かさにびっくり。
なんだか良い感じに自由なカタチに遊んでくれたのは
グリーンウッドワークはじめての大学生さん。
縄文土器

聞けば中学生の頃から盆栽が趣味だとか。
美濃でやっているククサづくり連続講座4期生の方も
大胆なアシンメトリーに仕上げていて
縄文土器のようなユニークなククサになりました。
こういう感性、ほんとに羨ましいです。
いろいろな形

━━━━━━━━━━━━
みなさんの感想は…
振り返り
はじめはそんなに大変じゃないだろうなと思っていたけど、やってみると終わりがない。
隣の芝生が青く見えたり、やろうと思ったら際限がない。
どこまで追求できるかわからないけど、楽しかったです。

凸凹になったりしたけど、楽しかった。

何年もやりたかった念願のグリーンウッドワークができた。
家族を巻き込んで参加できて途中子どもが飽きちゃうこともあったけど、楽しかった。
完成2

長野市のグリーンウッドワークの講座に3回とも参加して、ようやくちゃんと形になった。
自分なりにはよくできたと思う。納得できた。
自分との戦いと思っていたけど、戦いじゃなかった。
自分でどこまでできるか追求していきたい。
これからのライフワークになると思う。

木を削ったのは初めて。
最初の木のかたまりを置いた時のゴトって重い音が、
削っていくうちにだんだん高い音に変わっていって、それが心地よかった。

200キロ走って来て参加してよかった。
同じテーブルの隣で芸術が爆発していた。笑

前回の椅子講座から参加。ククサは最初からつまづいて難しかった。
割れたりしたけど、形を整えるのは集中してできて楽しかった。

とても楽しかったです。
グリーンウッドワークは生の木で、電動工具無しでできるのがすごい。
また来年もぜひ長野市でやってほしい。
紐巻いた

こういう講習会は初で、みなさんが予想以上に出来ていてびっくりした。
はじめてなのでうまくできたところもあったし、下手だったりもしたけど、
誰かにプレゼントするっていう考えやあげたい人がいることが素敵だと思った。

斧が苦手でかなり分厚いところからナイフワークだったので、
みなさん上手で驚いた。
お箸の漆塗りを仕事にしているので、ククサに漆塗りたいかたはぜひ。

遠くから参加できて感謝。
夕張メロンククサを戻ったらつくりたい。
北海道でもククサ講座をやります!

グリーンウッドワークはつくるのも楽しいけど、
全国から集まった皆さんと一緒にできるのがやっぱり楽しい。
みんなが自分のと違う形になっていくのが楽しかった。

ものづくりをするという同じ目的で集まった人達と一緒できたのがよかった。
ククサは誰かにプレゼントすると幸せになるというのが素敵。
わたしも未来の孫にプレゼントしたい。

3回参加してみて、グリーンウッドワークは高価な機械使わなくても誰でも作れるし、
つくったものを自分が生活の道具に使えるのが良い。
材料も身近な里山にあるもので良くて、貴重な体験ができた。
小野先生の教え方も上手なので凄く良かった。
完成しました
━━━━━━━━━━━━
感想にもあったように、ククサって終わりがなくて
自分で「ここまで」と決めるのは難しいですが
削ることそのものをじっくり楽しめるところが良いので
まだ少し削るところが残っている方も
この冬の楽しみとして自分のペースでぼちぼち削って
ゆったりと仕上げてくださいね。
集合写真
(ばきちゃん)
  1. 2023/02/07(火) 06:05:11|
  2. 講座の実施報告

12月11日 長野市でククサづくりの2日間!(1日目)


森を楽しむ グリーンウッドワーク教室
長野市でククサづくりの2日間!
1日目


長野市が森林への理解と関心を育むため
森林環境譲与税を活用した
森林とふれあい体験事業の一環として
グリーンウッドワーク教室を開催。
10月のスプーンと指輪づくり
11月のイグサのスツールづくりに続いて
先週土日に行われた3回目はククサづくり。
森林環境譲与税のおかげで2日間で4000円と
通常よりかなりお値打ちにご参加いただけたので
募集人数の15人を上回る18人の参加となりました。
説明

ふだんの講座は多くても12人くらいなので
この人数でのグリーンウッドワークは壮観です。
初日はみなさんに型から作っていただきます。
前回長野市で伐採して頂いた桜は美濃に持ち帰って
製材して真空パックにして来ました。
材料に型を写しとったら持ち手の際にノコ目を入れて
斧で割ってからカップをノミで彫ります。
型から

ここでの衝撃がのちのちに響くので
斧をしっかりキープして慎重に割ります。
みなさん彫る作業は早かったのですが
ノコ目が深すぎたり位置がズレていたりで
後からハツるのが大変そうです。
これは型を修正しなくてはダメですね。
外形はほぼアックスワークです。
アックスワーク

ククサは持ち手の形を凝ったり穴を開けたりと
型通りでなく案外自由にできるのも楽しいです。
ナイフで

木工やグリーンウッドワーク経験がある方は
1日目で完成されていました。
itinitime.jpg

講座はゆっくりの方のペースに合わせて進みます。
全体の形を大まかにハツったところで初日は終了。
会場は今回も飯綱高原のアソビーバナガノパークさん。
食事も出来て泊まれる環境で心置きなく
グリーンウッドワークが出来るってありがたいですね。
なにより一日中削ってすぐ温泉に行けるのは最高です。
遠く北海道や東京、岐阜からもリピーターの方が参加
久しぶりの再会もあって楽しい1日目でした。

(ばきちゃん)二日目に続く
  1. 2023/02/06(月) 06:02:19|
  2. 講座の実施報告
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